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短期留学

短期留学の総額を、渡航先と週数から見積もります。授業料と滞在費をまとめた週単価に、航空券や手続きの固定費を足した金額が出るので、まず予算の桁を押さえたいときに使えます。

最終更新:2026-05-06/監修:計算ツールズ編集部

短期留学ツール

計算式と前提

総額 = 渡航先ごとの週単価 × 週数 + 200,000円

週単価:米国 150,000円/英国 200,000円/豪州 120,000円/フィリピン 80,000円

既定値の米国・4週間なら150,000×4=600,000円に固定費200,000円を足して800,000円と表示されます。週単価は授業料と滞在費をまとめた本ツールの想定値で、入力では変えられません。固定費の200,000円は往復の航空券・海外旅行保険・査証や手続きに関する費用を一括で置いたもので、週数を変えても増減しません。実際には航空券は時期と行き先で数万円から数十万円の幅があり、フィリピンのように近い行き先ほどこの200,000円は過大になります。

早見表

4週間(約1か月)の場合の渡航先別

渡航先週単価4週間の授業料・滞在費固定費総額
米国(既定値)150,000円600,000円200,000円800,000円
英国200,000円800,000円200,000円1,000,000円
豪州120,000円480,000円200,000円680,000円
フィリピン80,000円320,000円200,000円520,000円

同じ4週間でも、英国とフィリピンでは総額が48万円違います。差の大半は週単価で、固定費は4か国とも同額です。

週数を変えた場合の総額

週数米国英国豪州フィリピン
2週500,000円600,000円440,000円360,000円
4週(既定値)800,000円1,000,000円680,000円520,000円
8週1,400,000円1,800,000円1,160,000円840,000円
12週2,000,000円2,600,000円1,640,000円1,160,000円
24週3,800,000円5,000,000円3,080,000円2,120,000円

4週間の総額に占める固定費の割合は、米国で25%、フィリピンでは38%です。2週間まで縮めると米国で40%、フィリピンでは56%が固定費になります。期間が短いほど固定費の重みが増すため、1週あたりの実質負担は短期ほど高くなります。

週単価より、固定費と滞在の形で総額は動く

この見積もりは週単価×週数と固定費という一次式です。したがって期間を2倍にしても総額は2倍にならず、固定費のぶんだけ伸びが鈍ります。米国の場合、2週間で500,000円、4週間で800,000円ですから、増えたのは300,000円で、1週あたりの実質負担は250,000円から200,000円へ下がります。24週まで延ばすと1週あたりは約158,000円で、週単価150,000円にかなり近づきます。短期ほど割高、長期ほど週単価に収束するというこの形は、渡航先を問わず同じです。1週間や2週間の日程で悩んでいるなら、費用対効果の観点では期間を伸ばすほうが有利に働きます。

実務で判断が分かれるのは、週単価に何を含めるかです。本ツールの週単価は授業料と滞在費をまとめた値ですが、滞在の形によって中身は大きく変わります。ホームステイは食事が含まれることが多く、その代わり食べる場所と時間が決まります。学生寮や共同アパートは自炊が前提で、食費が別に立ち上がります。同じ都市でも、都心と郊外では滞在費が週に1万円以上違うことがあります。授業のコマ数も重要で、週20時間の一般コースと週30時間の集中コースでは授業料が2割から3割違うのが普通です。見積もりを実際の申し込みに近づけるには、まず滞在の形とコマ数を決め、その条件での週単価を学校側に確認することになります。

見落とされやすいのは、固定費200,000円の中身が渡航先で大きく変わる点です。航空券は距離と季節で数万円から数十万円の開きがあり、夏休みや年末年始は通常期の2倍近くになることもあります。査証の要否と費用も国と滞在期間で異なり、一定の週数や授業時間を超えると学生としての許可が必要になる場合があります。海外旅行保険は期間に比例するため、長期になるほど固定費として置いた200,000円からはみ出します。現地での交通費・教材費・通信費・余暇の支出も含まれていないため、週1万円から3万円を別に見込むと実感に近づきます。

条件による違いも整理しておきます。為替の影響は無視できず、円建ての見積もりは相場が動けばそのまま変わります。学費を前払いする場合は支払時点のレート、現地での生活費は滞在中のレートで効くため、同じ日程でも申し込み時期によって総額は数十万円動くことがあります。奨学金や支援制度を使える立場なら、自己負担はここから下がります。学生であれば在学校や公的機関の派遣制度を先に確認する価値があります。査証の要件、滞在中に就労できるかどうか、必要な予防接種といった条件は国ごとに異なり、変更もあります。渡航前には渡航先の大使館・移民当局と外務省の海外安全情報で最新の要件をご確認ください。健康面の準備については医療機関にご相談ください。

よくある間違い・注意点

  • 固定費200,000円をどの行き先でも同じと考える — 航空券は距離と季節で大きく変わります。近い行き先では過大に、繁忙期の遠距離では過小になります。
  • 生活費が含まれていると思う — 週単価は授業料と滞在費のみです。現地の交通費・教材費・通信費・余暇の支出は別で、週1万円から3万円を見込む必要があります。
  • 短期と長期を1週あたりで比べずに総額だけ見る — 固定費の重みが違います。米国2週間は1週あたり250,000円、24週間なら約158,000円で、短期ほど割高です。
  • 為替の変動を織り込まない — 円建ての見積もりは相場で動きます。申し込み時と滞在時でレートが違えば、同じ日程でも総額は変わります。
  • 査証の要件を後回しにする — 滞在期間と週あたりの授業時間によって必要な手続きが変わります。要件は国ごとに異なり変更もあるため、日程を固める前に渡航先の当局でご確認ください。

参考資料

※週単価と固定費200,000円は本ツールが置いた想定値で、特定の学校やあっせん事業者の料金ではありません。生活費・現地交通費・教材費は含みません。査証や入国の要件、必要な予防接種は国ごとに異なり変更もあるため、渡航先の大使館・移民当局と外務省の海外安全情報で最新の内容をご確認ください。健康上の準備は医療機関にご相談ください。

よくある質問(FAQ)

固定費の200,000円には何が含まれていますか?

往復の航空券・海外旅行保険・査証や手続きに関する費用を一括で置いた想定値です。週数を変えても増減しません。航空券は距離と季節で数万円から数十万円の幅があるため、フィリピンのように近い行き先では過大に、繁忙期の遠距離では過小になります。

生活費は含まれていますか?

含まれていません。週単価は授業料と滞在費だけです。現地の交通費・教材費・通信費・余暇の支出は別で、週1万円から3万円程度を見込むと実感に近づきます。

期間を延ばすと1週あたりの負担はどうなりますか?

下がります。米国の場合、2週間の総額500,000円は1週あたり250,000円ですが、4週間で200,000円、24週間では約158,000円まで下がります。固定費200,000円が期間で薄まるためです。

ホームステイと寮では費用は変わりますか?

本ツールの週単価は滞在の形を区別していません。ホームステイは食事が含まれることが多く、寮や共同アパートは自炊が前提で食費が別に立ち上がります。同じ都市でも都心と郊外で週に1万円以上違うことがあるため、滞在の形を決めてから学校側に週単価を確認してください。

授業のコマ数によって費用は変わりますか?

変わります。週20時間の一般コースと週30時間の集中コースでは授業料が2割から3割違うのが一般的です。本ツールの週単価は一般的なコースを想定した1つの値なので、集中コースを選ぶ場合は上振れすると考えてください。

査証(ビザ)は必要ですか?

滞在期間と週あたりの授業時間によって必要な手続きが変わり、国ごとに要件が異なります。短期であれば査証なしで通える場合もあれば、一定の条件を超えると学生としての許可が必要になる場合もあります。要件は変更されることがあるため、日程を固める前に渡航先の大使館・移民当局と外務省の海外安全情報でご確認ください。

奨学金や支援制度は使えますか?

在学中であれば、大学等を通じた派遣制度や公的機関の支援制度を利用できる場合があります。日本学生支援機構が給付型・貸与型の制度をまとめており、応募条件と募集時期が決まっています。自己負担はここから下がるため、見積もりを立てる前に確認する価値があります。