留学費用 計算|国別・期間別の総額と奨学金活用後の自己負担額
渡航先(アメリカ・イギリス・カナダ・オーストラリア・ニュージーランド・フィリピン・マルタ・アイルランド)と留学種別(語学・大学・大学院・専門学校・交換留学)を選ぶだけで、学費・生活費・渡航費・ビザ・保険料を含む留学総額と、奨学金活用後の自己負担額を瞬時に算出。JASSO海外留学支援制度・トビタテ留学JAPAN・Fulbrightなど主要奨学金の給付額、現地都市レベル(大都市・中都市・地方)による生活費の差、大学ランキングと出願要件、留学エージェントの選び方まで、日本学生支援機構(JASSO)・文部科学省・在日各国大使館の公表データに基づく完全無料ツールです。
留学費用 計算ツール
国別・期間別の留学費用相場(年間)
各国政府観光局・在日大使館・JASSO海外留学情報の公表値および大手留学エージェント(EF・ISS・EIC・ラストリゾート等)の実勢データを集計しました。
| 国 | 語学留学 | 大学留学 | 大学院 |
|---|---|---|---|
| アメリカ | 300-400万 | 600-1,000万 | 700-1,200万 |
| イギリス | 250-350万 | 500-800万 | 600-900万 |
| カナダ | 200-300万 | 400-600万 | 450-700万 |
| オーストラリア | 250-350万 | 500-700万 | 600-800万 |
| ニュージーランド | 200-300万 | 350-500万 | 400-600万 |
| フィリピン(セブ等) | 80-150万 | 150-300万 | 200-400万 |
| マルタ | 150-250万 | — | — |
| アイルランド | 220-320万 | 400-600万 | 500-700万 |
主要国の大学ランキング目安(QS/THE 2025)
| 国 | トップ大学例 | QS世界ランク |
|---|---|---|
| 米国 | MIT・Stanford・Harvard・Yale・Princeton | 1〜20位 |
| 英国 | Oxford・Cambridge・Imperial・UCL・LSE | 3〜10位 |
| カナダ | Toronto・McGill・UBC・Alberta | 21〜40位 |
| 豪州 | Melbourne・ANU・Sydney・UNSW | 15〜50位 |
| NZ | Auckland・Otago | 65〜200位 |
| フィリピン | UP Diliman・Ateneo | 400〜700位 |
| アイルランド | Trinity College Dublin・UCD | 80〜130位 |
QS World University Rankings、THE(Times Higher Education)Rankingsが二大権威指標。就職・研究面での評価に直結するため、留学先選定時に必ず確認しておきたい情報です。
TOEFL/IELTS必要スコア(学部・大学院別)
| 進学先 | TOEFL iBT | IELTS |
|---|---|---|
| 米国トップ大学院(Ivy League等) | 100-110 | 7.0-7.5 |
| 米国大学院 一般 | 80-100 | 6.5-7.0 |
| 米国州立大学 学部 | 61-80 | 6.0-6.5 |
| 英国大学院(Russell Group) | 92-100 | 6.5-7.0 |
| 英国大学 学部 | 72-90 | 6.0-6.5 |
| カナダ大学 学部 | 80-90 | 6.5 |
| 豪州大学 学部 | 78-90 | 6.0-6.5 |
| 豪州大学院 | 88-100 | 6.5-7.0 |
主要奨学金一覧と給付額
JASSO 海外留学支援制度(給付型)
日本学生支援機構が運営する日本人向けの代表的奨学金。給付型で月6〜10万円+渡航費支給。学部・大学院・短期留学まで幅広く対象。所得制限あり。日本の大学に在籍中の学生が主対象。
トビタテ!留学JAPAN(給付型)
文部科学省と民間企業が共同で運営。地域別に月12〜20万円+渡航費最大10万円+授業料最大60万円/年を支給。合計で最大230万円/年の給付。書類選考+面接あり、留学計画のオリジナリティが評価される。
Fulbright Program(米国政府奨学金)
米国政府が運営する国際奨学金の最高峰。大学院・研究留学が対象で授業料全額+生活費+渡航費+医療保険を支給。競争率は極めて高いが給付額は年間500〜800万円相当と最大級。
Chevening Scholarships(英国政府奨学金)
英国外務省による大学院修士課程向け奨学金。授業料全額+月額生活費+渡航費+医療保険が給付。日本人向けは年20〜30名程度で、リーダーシップ経験が評価される。
各大学独自のフェローシップ・TA/RA
米国大学院で最も多く活用される「学費+生活費」の実質無料留学ルート。Teaching Assistant(TA)・Research Assistant(RA)として研究室に所属し、授業料免除+月額給与20〜30万円相当を受給。理工系博士課程では標準的な制度。
民間財団・自治体奨学金
柳井正財団(月20万円+授業料+渡航費)、伊藤国際教育交流財団、ロータリー財団、各都道府県の海外派遣奨学金など多数あり。応募資格・給付額・対象国が異なるため、目的に合った制度を早期に情報収集。
留学準備の学習時間目安(TOEFL/IELTS)
| 現在レベル | 目標 | 目安時間 | 1日2時間ペース |
|---|---|---|---|
| TOEIC 500(B1手前) | TOEFL iBT 80 | 700-900時間 | 約12ヶ月 |
| TOEIC 700(B1後半) | TOEFL iBT 90 | 500-700時間 | 約8ヶ月 |
| 英検2級(B1) | IELTS 6.5 | 600-800時間 | 約10ヶ月 |
| 英検準1級(B2) | IELTS 7.0 | 300-500時間 | 約6ヶ月 |
| TOEFL 80 | TOEFL 100 | 500-800時間 | 約9ヶ月 |
| IELTS 6.5 | IELTS 7.5 | 400-600時間 | 約7ヶ月 |
こんなときに使える
留学計画の初期リサーチ
「アメリカ留学したいけど何百万円かかる?」の疑問に一発回答。国と期間と留学種別を変えながら、予算感を把握。フィリピン語学留学→米国大学院という段階的ルートの検討にも活用。
親への留学プレゼン資料作成
「4年間で総額いくらか」「奨学金でどこまで自己負担が減るか」を可視化。数値化することで家族の理解を得やすくなり、留学決断のプロセスが円滑に進む。
奨学金応募時の予算計画書作成
JASSO・トビタテ・民間財団への応募時に必要な「留学予算計画書」の下書きに活用。学費・生活費・渡航費・その他経費の内訳を根拠付けて記述できる。
都市選びの費用シミュレーション
「ニューヨーク留学とテキサス留学で生活費どれくらい違う?」という比較を大都市・中都市・地方の3段階で試算。都市部の家賃と地方の物価差を可視化して、コスパの良い留学先を絞り込み。
ワーホリと語学留学の比較
豪州・カナダ・NZワーキングホリデーとの費用比較。ワーホリは働きながらのため実質負担が語学留学の1/3〜1/2に。目的(英語習得・海外生活体験・キャリア形成)で使い分け。
MBA留学の総額試算
米国トップMBA(2年)の学費+生活費で3,000〜4,500万円という高額な投資判断に。企業派遣・奨学金・自己資金の割合設計、卒業後の年収UP(年収+800〜1,500万円)との回収期間を試算。
よくある間違い・注意点
- 学費だけで留学費用を見積もる — 実際は生活費が学費とほぼ同額かかります。米国大学院で学費500万+生活費300万+その他100万 = 総額900万円/年というのが実勢。学費だけで判断すると資金計画が破綻します。
- 為替リスクを無視 — 米国留学2年間で為替が1ドル100円→150円になれば、想定より数百万円多くかかります。留学中の為替変動リスクを見越して、必要総額の15〜20%のバッファを持った資金計画を推奨。
- ビザ・留学保険の見落とし — 米国F-1ビザ申請料$185+SEVIS費$350、健康保険は年60〜200万円(大学指定保険は高額)。ビザ・保険で30〜100万円の追加コストが発生します。
- 「フィリピン留学は安いから最初にすべき」の単純化 — フィリピン留学(月10〜25万円)は英会話の絶対量確保に最適ですが、アカデミック英語・ライティング指導は弱い。大学院進学準備には別途TOEFL/IELTS対策が必要です。
- 現地アルバイトで生活費をまかなえると誤解 — 米国F-1ビザは校内アルバイト週20時間のみ、時給の相場は15〜20ドル。月10〜15万円程度で、家賃だけで消えるレベル。生活費全額を稼ぐのは非現実的です。
- 大学院と学部留学の混同 — 学部(Undergraduate)は4年制で年600〜1,000万円、大学院(Graduate)は1〜2年で年700〜1,200万円。修士は短期集中で総額を抑えやすいですが、博士課程は5〜6年かかることも念頭に。
- 奨学金の給付・貸与の混同 — JASSOには給付型(返済不要)と貸与型(要返済)があります。「奨学金もらった」と思ったら実は借金だった、というケースも。応募時に必ず給付・貸与の区別を確認してください。
関連制度・法令
- 独立行政法人日本学生支援機構法 ― JASSO運営の根拠法。海外留学奨学金制度の枠組み。
- 大学設置基準(文部科学省令) ― 単位互換制度・海外留学の単位認定ルール。交換留学の基礎。
- 教育資金の一括贈与に係る贈与税の非課税措置 ― 祖父母から孫への1,500万円までの教育資金贈与が非課税。海外留学費用も対象。
- 海外留学生の医療保険(各国規定) ― 米国J-1・F-1ビザは大学規定の医療保険加入が義務。英国NHS医療サーチャージ、豪州OSHC等。
- 各国学生ビザ規定 ― F-1(米国)、Student Route(英国)、Study Permit(カナダ)、Student Visa Subclass 500(豪州)等。
- ワーキングホリデー制度 ― 日本と26カ国・地域が二国間協定。18〜30歳が最大1〜2年間就労可能。
- 大学入学共通テスト英語外部検定 ― TOEFL・IELTSスコアが国内大学入試でも活用される制度。
参考文献・公的資料
留学制度・奨学金・ビザ・大学ランキングの詳細は、以下の公的機関・信頼できる情報源の一次資料を参照してください。
- 文部科学省 ― 「トビタテ!留学JAPAN」を運営。日本人の海外留学促進政策の一次情報源。
- 独立行政法人 大学入試センター ― 大学入学共通テストの英語外部検定活用ルールを公表。
- 日本教育心理学会 ― 留学生の異文化適応・第二言語習得に関する学術研究の一次資料。
- 河合塾 ― 海外大学進学対策コース。TOEFL/IELTS対策と海外大学出願支援。
- ベネッセコーポレーション ― Route H・海外大学進学支援プログラムを運営。留学トレンド調査。
- 駿台予備学校 ― 駿台グローバル教育・海外大進学コース。TOEFL/IELTS対策と出願指導。
- 公益財団法人 教科書研究センター ― 国際教育交流の資料と海外教育制度の比較研究。
- 学習指導要領(文科省) ― 高校の外国語科と留学準備の関連ドキュメント。
- 公益財団法人 大学基準協会 ― 大学の質保証機関。国際単位互換・海外連携プログラムの評価。
- 日本語能力試験(JLPT) ― 海外の日本人日本語教員・海外日系企業向け情報の参考データ。
よくある質問(FAQ)
1年留学の現実的な総額はいくら?
米国大学は700〜1,000万円、英国・豪州で500〜700万円、カナダで400〜600万円、フィリピン語学留学なら半年で50万円から可能です。米国トップ大学院はさらに高く年900〜1,200万円。私立大学・大都市(NY・San Francisco・London)は表示額の1.2〜1.4倍、州立大学・地方都市は0.7〜0.8倍が実勢です。フィリピン語学留学は英語圏留学の1/5以下のコストで、英会話量を確保する最初のステップとして最適です。
奨学金の種類と応募方法は?
主要な奨学金は(1) JASSO海外留学支援制度(給付型 月6〜10万円+渡航費)、(2) トビタテ!留学JAPAN(最大230万円/年)、(3) 各大学独自奨学金(フェローシップ・TA/RA)、(4) 米国Fulbright Program(授業料全額+生活費)、(5) 英国Chevening Scholarships(授業料+生活費)、(6) 民間財団(柳井正財団・伊藤国際教育交流財団)、(7) 各都道府県の海外派遣制度。給付型を複数併給できれば実質無料留学も可能。応募締切は留学開始の12〜18ヶ月前が多いので、早期の情報収集が必須です。
留学先の選び方のポイントは?
(1) 目的の明確化(学位取得・キャリアアップ・語学習得・異文化体験)、(2) 予算とROI、(3) 志望大学・研究室の質、(4) 気候・治安・生活しやすさ、(5) ビザ・卒業後の就労条件、(6) 日本人比率と現地コミュニティ、(7) 卒業後の帰国後キャリアパス。米国はキャリア最大化と多様性、英国は伝統と1年修士の効率性、豪州・NZは労働ビザの取りやすさ、フィリピンは英語量重視、と戦略的な選択が必要です。
現地でのアルバイトはいくら稼げる?
米国学生ビザF-1はキャンパス内のみ週20時間で時給15〜20ドル、月10〜15万円が上限。英国・豪州・NZは学期中週20時間・休暇中フルタイム可能で月20〜30万円稼ぐ人も。ただし学業優先が原則で、生活費の20〜30%カバー目安に留めるのが安全。労働ビザの規定違反はビザ取消・強制送還のリスクがあるため、必ず各国の最新規定を確認してください。
留学エージェントは利用すべき?
初回・語学留学なら利用推奨。無料エージェント(EF・ISS・EIC・ラストリゾート等)は大学からの紹介料で運営され、初心者向けサポートを無料で提供。有料エージェント(進路コンサルティング・出願書類添削含む)は年間20〜50万円で個別対応。大学院・トップ校出願なら有料エージェントの費用対効果が高いです。「無料エージェントで情報収集→自分で出願」というハイブリッド戦略もコスパ最高です。
米国MBA留学の総額はいくら?
米国トップMBA(Harvard・Stanford・Wharton等)の2年間で学費約2,000万円+生活費約1,000〜1,500万円 = 総額3,000〜4,500万円が実勢。企業派遣(会社負担)が多く、自費組は奨学金・企業スポンサー・キャリアローン(オリコ・SMBC等)で資金調達。卒業後の年収UP(+800〜1,500万円)を考えれば5〜7年で回収可能。ただし機会損失(勤務中の給与)も考慮すると、慎重な判断が必要です。
ワーキングホリデーと語学留学の違いは?
ワーキングホリデー(WH)は18〜30歳限定・最大1〜2年間・就労可能のビザ制度。日本と豪州・カナダ・NZ・英国・アイルランド・台湾・韓国等26カ国が協定を結んでいます。語学留学と比べて働きながら生活費を稼げるため、実質負担が1/3〜1/2程度。ただし語学学校の受講は3〜6ヶ月程度に制限され、学位取得はできません。「海外生活体験+語学習得+就労経験」を目的とするなら最強のコスパ選択肢。
TOEFLとIELTSはどちらを受けるべき?
米国大学院志望ならTOEFL iBT、英国・豪州・NZ・カナダならIELTS Academicが主流。ただし多くの大学が両方受け入れているので、得意な形式を選ぶのが賢明。TOEFLは全てPC受験(タイピング)、IELTSは筆記+対面スピーキング(対人)。TOEFLは講義聴解・小論文中心のアカデミック英語、IELTSはより日常的な話題を含みます。同じB2レベルでTOEFL 80〜94・IELTS 6.0〜6.5が対応します。
子どもを高校から留学させる場合の費用は?
高校留学(3〜4年)の総額目安は、米国私立高校で2,000〜3,500万円(ボーディングスクール)、公立交換留学で年200〜300万円、カナダ・NZの公立高校で年300〜500万円。日本の中高一貫→米国大学というルートより、米国高校→米国大学のほうが総費用は高くなりますが、英語力とネットワーキング面で圧倒的優位に立てます。トビタテ高校生コースなどの奨学金も活用可能です。
大学院留学のGPA要件は?
米国大学院はGPA 3.0/4.0以上が最低ライン、トップ校は3.5以上が目安。日本の大学のGPAが低くても、「GRE高得点」「研究業績」「推薦状の質」「志望動機書(SOP)の説得力」で挽回可能です。米国大学院出願は総合評価(Holistic Review)が原則で、単一指標だけで判断されません。日本の大学の成績が悪くても、社会人経験や研究成果で逆転する例は多数あります。
留学中の医療費はどうなる?
米国は特に医療費が高額で、盲腸手術で200〜300万円という事例も。留学保険(AIU・東京海上・ジェイアイ等)は年20〜60万円が相場で、大学指定保険は年100〜200万円と高額。ただし賠償責任・盗難・帰国搬送も含む包括的補償があり、加入は事実上必須。英国はNHSサーチャージ(年470ポンド)で公的医療がカバーされ、豪州はOSHC加入義務、カナダは州の医療保険制度が使えるなど、国により制度が大きく異なります。
留学経験は日本での就職に有利?
近年は明確に有利。大手商社・外資系金融・コンサルティング会社・グローバル製造業では留学経験者を積極採用しており、給与テーブルも国内組より年50〜200万円高い傾向。ただし「留学したから即高年収」ではなく、留学中に得た専門性・語学力・グローバル思考が実務で発揮されて初めて評価されます。留学前後のキャリアプランを明確にした戦略的留学が、投資回収の鍵です。