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TOEFL iBT・IELTS・SAT・APの受験料の目安を試算します。主催団体が公表している定価をもとに、日本から受験する場合の円換算額を表示します。

最終更新:2026-05-06/監修:計算ツールズ編集部

国際試験ツール

計算式と前提

円建ての試験(IELTS)= 主催団体が公表する税込価格をそのまま表示

ドル建ての試験(TOEFL iBT・SAT・AP)= 公表されている米ドル価格 × 159円 を百円単位に丸めた額

ドル建ての受験料は、日本銀行「外国為替市況」の2026年8月19日17時時点のドル/円レート(159.17〜159.19円)を用いて円に直しています。既定のTOEFL iBTは日本会場の受験料が195米ドルなので、195×159=31,005円を丸めて31,000円と表示します。実際の請求額は決済日のレートとカード会社の手数料で上下しますので、出願前に主催団体の公式サイトで最新の価格を確認してください。

4試験の受験料早見表

計算機で選べる4つの試験について、根拠と表示額を並べたものです。同じ選択肢を選ぶと同じ金額が出ます。

試験主催団体が公表する価格本ツールの表示額価格の建て方
TOEFL iBT(日本会場)195米ドル31,000円受験国ごとにドル建てで設定
IELTS コンピューター版(日本)29,700円(税込)29,700円日本の実施団体が円建てで設定
SAT(米国外で受験)68米ドル+国際受験料43米ドル=111米ドル17,600円基本料に地域加算
AP(米国外で受験)129米ドル20,500円米国内は99米ドル

IELTSは2026年8月31日までの申込分は27,500円で、9月1日以降の申込分から29,700円に改定されます。本ツールは改定後の価格を表示しています。SATは会場によって24米ドルの会場手数料が加わることがあり、その場合は135米ドル相当になります。

受験料以外にかかる費用

出願を変更したり、スコアを追加で送ったりすると別の料金が発生します。いずれも主催団体が公表している金額です。

試験項目金額
TOEFL iBT試験日7日以内の駆け込み申込49米ドル
TOEFL iBT試験日の変更69米ドル
TOEFL iBTスコアの追加送付(1機関につき)29米ドル
TOEFL iBTスピーキングまたはライティングの採点見直し80米ドル(両方なら160米ドル)
IELTS受験申込のキャンセル料(1人1回)6,300円
IELTS申込内容の変更(2回目以降)6,300円
IELTS追加成績証明書の送料国内700円/海外4,000円
SAT締切後の申込(レイト登録)38米ドル
SATキャンセル34米ドル(締切後は44米ドル)
SATスコアレポートの追加(1通)15米ドル
AP期限後の申込・未受験のキャンセル1科目につき40米ドル

TOEFLの試験日変更69米ドルは、円に直すと1万円を超えます。受験料そのものより、日程を動かしたときの費用のほうが家計に効くことがあります。

受験料が動く仕組みを詳しく理解する

4つの試験で価格の決まり方が違うことが、比較を難しくしています。TOEFL iBTは受験する国ごとにドル建ての価格が設定されており、日本は195米ドルです。SATは基本の登録料68米ドルに、米国外で受験する場合の国際受験料43米ドルが上乗せされます。APは米国内が99米ドル、米国外が129米ドルと、受験地で30米ドルの差がつきます。これに対してIELTSは日本の実施団体が円建てで税込価格を決めていますので、為替が動いても申込時の表示額は変わりません。ドル建ての3試験だけが為替の影響を受けるという構造を押さえておくと、値上がりの理由を取り違えずに済みます。

そのため、円換算額は前提を書かずに比べても意味がありません。本ツールは日本銀行が公表する2026年8月19日のドル/円レート159円で換算しています。仮に140円なら195米ドルは27,300円、170円なら33,150円で、同じ試験でも6,000円近い幅が出ます。

判断が分かれるのは、どの試験を何回受けるかです。スコアは提出先の要件を満たせばよいので、1回で届けば追加費用はかかりません。一方、目標に届かず複数回受けることを前提に予算を組む考え方もあります。受験料だけで比べればSATが最も安く見えますが、SATは年に決まった回数しか実施されず、日程を逃すと次まで数か月空きます。IELTSやTOEFLは実施回数が多いぶん受け直しやすく、費用は高くても総所要期間は短くなることがあります。金額と日程のどちらを優先するかで、合理的な選択は変わります。

見落とされやすいのは、受験料以外の支出です。試験日の変更に69米ドル、スコアの追加送付に1機関あたり29米ドルというように、手続きのたびに料金が発生します。IELTSはキャンセル料が6,300円、申込内容の2回目以降の変更も6,300円です。出願先が複数ある場合、スコアの送付先が増えるだけで数十ドル単位の追加になります。さらに会場までの交通費、地方在住なら前泊費、対策教材や講座の費用が別に必要です。

条件による違いも大きく出ます。留学の出願要件は学校ごとに違い、指定された試験しか受け付けない場合もあります。高校在学中に受けるAPは学校を通じた申込が原則で、期限を過ぎると1科目40米ドルの追加が発生します。受験地によっては会場手数料が加わり、SATでは24米ドルが上乗せされることがあります。受験料の安さだけで試験を選ぶと、出願先の要件に合わずに受け直しになりかねません。まず提出先の要件を確認し、そのうえで費用を比べる順番が安全です。

よくある間違い・注意点

  • 円建ての受験料を固定額だと思い込む:TOEFL iBT・SAT・APはドル建てです。表示している円額は2026年8月19日のレート159円で換算したもので、決済時のレートとカード会社の手数料で変わります。
  • 米国内の価格を日本の価格として読む:APは米国内99米ドル、米国外129米ドルです。米国向けの案内をそのまま参照すると2割強も安く見積もってしまいます。
  • 受験料だけで総額を見積もる:日程変更、スコアの追加送付、キャンセル料は別料金です。TOEFLの日程変更は69米ドル、IELTSのキャンセルは6,300円かかります。
  • 受け直しの回数を織り込まない:目標スコアに一度で届く保証はありません。想定回数を決めて予算を組み、日程が詰まっている場合は実施回数の多い試験を選ぶ判断もあります。
  • 出願先の要件を確認せずに試験を選ぶ:受け付ける試験、有効期間、必要スコアは提出先ごとに異なります。費用の比較より先に要件を確認してください。

出典・参考資料

よくある質問(FAQ)

表示される金額は実際に請求される額と同じですか。

IELTSは日本の実施団体が円建てで価格を決めているため、公表されている税込価格と同じです。TOEFL iBT・SAT・APはドル建てのため、決済日のレートとカード会社が上乗せする事務手数料によって請求額が変わります。本ツールの表示は2026年8月19日のドル/円レート159円で換算した目安です。

IELTSの受験料が案内と違います。

2026年9月1日以降の申込分から29,700円に改定されました。8月31日までに申し込んだ分は27,500円です。試験日ではなく申込日で適用価格が決まります。UKVI向けやライフスキルズなど、種類によっても価格が異なります。

APの受験料が米国の案内より高いのはなぜですか。

APは米国内・米国領・カナダなどで受験する場合が99米ドル、それ以外の国で受験する場合が129米ドルと定められているためです。日本で受験する場合は後者にあたります。

SATの費用は登録料だけですか。

米国外で受験する場合、基本の登録料68米ドルに国際受験料43米ドルが加わって111米ドルになります。会場によってはさらに24米ドルの会場手数料がかかります。締切後の申込は38米ドル、キャンセルは34米ドル(締切後は44米ドル)です。

日程を変更したいときの費用はどれくらいですか。

TOEFL iBTの試験日変更は69米ドル、試験日7日以内の駆け込み申込は49米ドルです。IELTSは申込内容の変更が初回無料、2回目以降は1回につき6,300円、キャンセルは6,300円です。

スコアの提出先が増えると追加費用はかかりますか。

TOEFL iBTは1機関につき29米ドルの追加送付料がかかります。SATは1通15米ドルです。IELTSは試験結果開示日から30日以内かつ5通までは無料で、それを超えると1通1,200円、追跡番号付き郵便を選ぶと国内700円・海外4,000円が別途必要です。

受験料の総額はどう見積もればよいですか。

受験料に想定受験回数を掛け、そこにスコア送付料、会場までの交通費(地方在住なら前泊費)、教材や講座の費用を足してください。日程変更やキャンセルの可能性がある場合は、その料金も予備費として見込んでおくと安全です。

どの試験を受けるべきか迷っています。

まず出願先が受け付ける試験と必要スコア、スコアの有効期間を確認してください。要件を満たす試験が複数あるときに、受験料・実施回数・会場の場所・自分の得意分野で選ぶ順番になります。学校ごとの要件は募集要項の記載が最終的な根拠になりますので、進学先や留学の担当窓口にご確認ください。