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家庭教師 費用計算ツール|学生・プロ講師の時給と月額・年間総額を交通費込みで即算出

家庭教師の月額・年間総額を、学生講師・プロ講師・派遣型・個人契約・オンライン別に試算。基本時給に加えて、交通費・教材費・入会金・月会費・成績保証コース・短期集中講習・きょうだい同時指導割まで含めた実質支出を可視化。特定商取引法(特定継続的役務提供)のクーリングオフ・中途解約ルール、消費税、公的機関の相場データもあわせて解説します。

最終更新:2026-08-05/監修:計算ツールズ編集部

家庭教師 費用計算機(月額・年間総額)

計算式と時給根拠

基本式

授業料月額 = 時給 × 週授業時間 × 4.3週

合計月額 = 授業料 + 月会費 + 交通費(回数×単価)

年間総額 = 合計月額 × 12 + 入会金

1か月の授業回数は「週授業時間×4.3週」(1年52週÷12か月)で計算。交通費は「週回数×4.3週×1回単価」で算出します。

講師レベル別時給の根拠

大手派遣センター(トライ・学研・家庭教師のあすなろ・ノーバス等)の公開料金と、マッチングサイト(マナリンク・スマートレーダー・イエティー)の直接契約相場、オンライン家庭教師(ネッティー・メガスタ等)の公表単価をもとに、下記の基準を採用しています:
・学生(一般):2,500〜3,500円
・学生(難関大在学):3,500〜5,000円
・セミプロ:4,500〜6,500円
・プロ:6,000〜10,000円
・医学部・東大特化:10,000〜18,000円

派遣センター経由 vs 個人契約の価格差

派遣センターは講師時給に加えて管理費・サポート費・仲介マージンが乗るため、同レベル講師でも実効時給は個人契約より1.3〜1.8倍。ただし講師交代・トラブル対応・教材提供などのサポートがあるため、初めての家庭教師利用では派遣型のほうが安心という側面もあります。

派遣センター・個人契約・オンラインの比較

契約形態時給相場特徴
大手派遣センター(学生)3,000〜5,000円入会金2〜3万円・月会費3,000円前後・教材提案あり
大手派遣センター(プロ)6,000〜10,000円プロ講師登録・成績保証コース・志望校別コース
プロ専門派遣センター8,000〜18,000円医学部・東大受験特化・元大手予備校講師登録
個人契約(マッチングサイト)2,000〜6,000円入会金なし・サイト仲介手数料のみ・講師と直交渉
個人契約(知人紹介)2,000〜5,000円手数料完全ゼロ・トラブル時の第三者不在
オンライン家庭教師(学生)2,500〜4,500円交通費不要・地方在住有利・録画復習可
オンライン家庭教師(プロ)5,000〜12,000円難関大・医学部特化・全国から講師選択
オンライン映像+質問(スタディコーチ等)月額2〜4万円時給換算1,500〜3,000円・自己管理必須

個人契約は事務局が介在しないため、日程調整・振替・支払いは家庭と講師の直接やり取りになります。無断欠席や急な辞退のリスクを念頭に、初回契約書(口頭でも可)で条件を明文化することを推奨します。

講師レベル別 時給・月額早見表

週2時間(月8.6時間)ベースで計算した目安です。時給は派遣センター経由の表示単価をベースにしています。

講師レベル時給週2時間×月4.3週の授業料年間授業料
学生(一般)3,000円25,800円約31万円
学生(難関大)4,000円34,400円約41万円
セミプロ5,500円47,300円約57万円
プロ講師8,000円68,800円約83万円
プロ講師(医学部)12,000円103,200円約124万円
プロ講師(東大特化)15,000円129,000円約155万円

週4時間・週6時間へ増やすと、時間比例+短期集中割(10〜15%引き)が適用されるケースが多く、単純2倍・3倍にはなりません。

見落としがちな追加コスト

入会金・保証金

大手派遣センターは入会金2〜3万円が標準。個人契約は原則不要。年度途中退会の場合、入会金は返金不可のケースがほとんどなので、契約前に「特定商取引法上の中途解約規定」を確認。

月会費・サポート費

大手派遣センターの月会費(管理費・サポート費)は月2,000〜5,000円。学生講師の実質時給を1,000〜2,000円押し上げる要因になります。プロ講師コースでは月8,000〜15,000円のケースも。

教材費・オリジナルテキスト代

派遣センター独自教材は年10〜30万円(強制購入型)と契約時にセットになるケース多数。既存の学校教材・市販参考書で足りるなら「教材購入なし」プランを選ぶと年10万円以上節約可能。

交通費

講師の自宅から生徒宅までの往復実費が原則。都市部で500〜1,500円/回、郊外で1,500〜3,000円/回。週2回・年52週なら年5〜16万円の負担に。オンラインなら交通費ゼロ。

季節講習・短期集中コース

夏期・冬期・春期の集中コースは1回3〜10万円。受験学年は「志望校別直前特訓」で+15〜30万円が加算されるケース多数。年間予算に必ず織り込んでください。

成績保証コースの割増

「テスト20点UP保証」等の成績保証コースは通常コース比1.3〜1.5倍の月額。保証条件(規定回数受講・宿題完遂・模試提出等)が厳しく、実質保証発動事例は少ないケースもあるため、事前に返金規定・過去実績を確認。

受験学年別 標準予算

学年・志望校難易度別に、家庭教師で必要な標準予算をまとめました。「塾との併用」を前提とした値です。

ケース推奨レベル週時間年間目安
小学生の学習習慣づけ学生一般週1〜2h15〜30万円
中学受験(塾フォロー)難関大生・セミプロ週2〜4h40〜100万円
公立中学の内申点対策学生一般週2h30〜45万円
高校受験(志望校特化)難関大生・セミプロ週2〜3h50〜80万円
不登校の学び直しプロ(発達支援経験)週2〜3h60〜120万円
大学受験(一般私大)難関大生・セミプロ週2〜4h60〜120万円
大学受験(旧帝大・早慶)プロ・東大生週3〜5h80〜180万円
大学受験(医学部)プロ医学部特化週4〜8h150〜400万円
大学院受験(英語・専門)プロ(大学院卒)週2〜4h40〜100万円

こんな家庭の使い方

塾との併用(週1回だけ)

集団塾で理解が追いつかない科目のみ家庭教師で補強。週1×90分×学生講師で月2〜3万円が目安。塾代15万円/月+家庭教師3万円/月=18万円で総合支援体制を構築できます。

不登校・持病のある子の学習継続

通塾困難な場合の主要選択肢。オンライン家庭教師や発達支援経験のあるプロ講師で、無理のないペース設計。教育資金一括贈与非課税制度で祖父母から資金支援を受ける家庭も。

きょうだい同時指導

2人同時1回で「1.5倍料金」等の割引プランあり。1回2時間で兄1時間・弟1時間の順で指導すれば、通常の合計より30〜40%節約。ただし集中力持続に注意。

高校受験・大学受験の直前期対策

塾のカリキュラムから外れた志望校特化対策を家庭教師で補完。過去問徹底演習+添削で、直前3か月×週4時間×プロ講師=総額20〜40万円のスポット契約で結果を出す家庭多数。

地方在住・オンライン活用

地元にプロ講師がいない場合、オンライン家庭教師で全国から講師選択。医学部・東大合格実績のあるプロ講師でも、時給8,000〜12,000円で受講可能。移動時間ゼロで学習効率も向上。

共働き世帯の子どもの見守り+学習支援

放課後の学習時間を家庭教師枠にすることで、親不在時の宿題フォロー+見守りを兼ねる。週2回・学生講師で月2〜3万円、送迎不要で親負担も最小限。

よくある間違い・注意点

  • 「時給表示だけ」で費用比較 — 派遣センターの表示時給は講師報酬で、家庭が支払う月額には管理費・サポート費が上乗せされます。実効時給は表示の1.3〜1.8倍になるので、必ず月額総額で比較を。
  • 教材の強制購入を見落とす — 大手派遣センターの一部は「入会時に年間教材30万円分の一括購入」が実質必須のケース多数。契約前に「教材購入は任意か」を口頭でも文書でも確認してください。
  • クーリングオフ期間を過ぎてしまう — 家庭教師は特定商取引法の「特定継続的役務提供」に該当し、契約書面受領日から8日以内ならクーリングオフで全額返金。契約書の受領日を必ず控えておきましょう。
  • 中途解約時の違約金上限を知らない — 特定商取引法では「役務対価の20%または5万円のいずれか低い額」が違約金上限。過大な違約金請求は無効で、消費生活センター(188)で交渉可能。
  • 個人契約のトラブル時の相談先を用意しない — マッチングサイトの一部は「取引後は当事者間で解決」規約。急な講師辞退・報酬未払い等のリスクに備え、契約時に条件を文書化しておくことを推奨。
  • 成績保証を安易に信じる — 「20点UP保証」等の宣伝は、保証条件(週N時間受講・宿題完遂率・模試提出等)が厳しく、実質発動しないケース多数。返金額も限定的なので過信は禁物。
  • 相性が悪い講師を我慢して続ける — 派遣センターは講師交代を無料で受けられるケースが多数。「担当変更希望」を明確に伝え、3か月以内に相性の合う講師にたどり着けなければサービスを見直す判断を。

関連する制度・法令

  • 特定商取引法(特定継続的役務提供) ― 家庭教師派遣は「2か月超・5万円超」の契約でクーリングオフ8日間・中途解約時の違約金上限規制。契約書面の交付が事業者義務。
  • 消費者契約法 ― 不当な違約金・返金拒否条項は無効。判例上、家庭教師契約でも消費者保護規定が幅広く適用される。
  • 特定商取引法施行規則 第31条 ― 家庭教師契約の違約金上限は「役務対価×20%または5万円のいずれか低い額」。過大な違約金は無効。
  • 租税特別措置法 第70条の2の2 ― 教育資金一括贈与非課税制度(1,500万円)。家庭教師料も対象。
  • 個人情報保護法 ― 家庭教師派遣事業者は生徒・家族情報の目的外利用禁止・第三者提供制限が適用。
  • 消費税法 ― 家庭教師サービスは課税取引(消費税10%)。個人契約も年売上1,000万円超で講師側にインボイス登録義務が発生。
  • 景品表示法 ― 「成績保証」「合格実績」等の広告表示は消費者庁の監視対象。誇大表示には措置命令。

参考文献・公的資料

家庭教師の相場・契約ルールは公的機関の一次情報で確認してください。

※本ページの家庭教師料金は主要派遣センター・マッチングサイトの公開情報をもとにした概算です。地域・講師・契約プラン・教材購入有無で大幅に変動します。特に医学部受験・不登校対応・発達支援等の特殊ケースはさらに高額になる傾向があります。契約前は必ず契約書・約款を全ページ確認し、クーリングオフ期間内での再検討を検討してください。トラブル時は消費生活センター(電話番号188)に相談を。

よくある質問(FAQ)

交通費は誰が負担する?

家庭教師の交通費は生徒側の家庭が実費負担するのが一般的な慣行。往復1回500〜3,000円、月4〜16回で月2,000〜48,000円の追加負担になります。オンライン家庭教師なら交通費ゼロ。契約時に「実費支給か定額か」「上限額があるか」を明確化してください。

短期集中コースは通常より高い?

短期集中(1〜3か月)は時給ベースで通常より+30〜50%割高。ただし夏期・冬期・志望校直前期など、成果が出やすい時期にピンポイントで集中投下できるメリットあり。総額20〜40万円のスポット契約が主流。

成績保証コースは信頼できる?

「20点UP保証」「志望校合格保証」等の保証条件は、規定回数受講・宿題完遂・模試連続受験など複数条件を全て満たす必要があり、実質発動事例は少数派。返金額も月謝の一部(10〜50%)に限定されることが多いため、保証だけで契約判断せず講師の質と過去実績で選ぶことを推奨。

プロ講師と学生講師、どちらを選ぶべき?

目的で使い分けます。学生講師は学習習慣づけ・内申点対策・宿題フォローに向き、時給2,500〜4,000円。プロ講師は難関校受験・特殊事情対応(不登校・発達支援)・医学部受験に向き、時給6,000〜18,000円。中間の「セミプロ」(時給4,500〜6,500円)も選択肢に。

個人契約のメリット・デメリットは?

メリット:仲介手数料ゼロで実効時給が派遣より30〜40%安い、講師と直接条件交渉可能。デメリット:講師交代不可、支払・日程調整トラブル時に第三者不在、契約書面交付が任意で法的保護が弱い。マッチングサイト経由なら仲介手数料10〜20%で最低限のサポートあり。

オンライン家庭教師の効果は?

大学教育センター等の比較研究では、対面とほぼ同等の学習効果が確認されています(画面越しでも講師の説明力・質問対応力が同じであれば)。ただし低学年(小学低学年)は集中力持続が課題で、対面のほうが向いています。中高生以上はオンラインでも十分な成果あり。

入会金はいつ・いくらかかる?

大手派遣センターは契約時に一括2〜3万円が典型。年度途中でも同額。個人契約・オンライン家庭教師は入会金なしのケースが多数。入会金は原則返金不可なので、体験授業を必ず利用し、講師との相性を確認してから契約を。

途中解約はできる?違約金は?

特定商取引法により中途解約可能。違約金上限は役務対価の20%または5万円のいずれか低い額と法定されており、これを超える請求は無効。既払い分の未提供期間分は返金請求可能。トラブル時は消費生活センター(188)へ。

教材費は別途どれくらいかかる?

派遣センター独自教材を推奨されると年10〜30万円の別途負担が発生。学校教材・市販参考書で足りるなら「教材購入なし」プランを選ぶことで年10万円以上節約可能。プロ講師は市販参考書+オリジナルプリントで対応するケースが多く、教材費は年1〜3万円程度。

家庭教師と個別指導塾、どちらがコスパ良い?

「移動時間節約+きょうだい同時+兄弟割」なら家庭教師、「自習室利用+教材完備+振替柔軟」なら個別指導塾が有利。時給ベースでは家庭教師(学生)3,000円 vs 個別塾(1対2)3,500〜4,000円と家庭教師のほうが安価。移動時間・親の送迎負担も考慮に。

きょうだい同時指導は割引ある?

大手派遣センターの多くで「きょうだい同時受講で2人目の授業料30〜50%OFF」の割引プランあり。個人契約なら1回2時間で兄・弟を交互指導すると通常の合計より30〜40%節約可能。ただし集中力持続と兄弟間の理解度差に注意。

家庭教師料に消費税はかかる?

派遣センター経由の家庭教師サービスは課税取引(消費税10%)。表示価格が税込か税抜かは要確認。個人契約でも講師側の年売上1,000万円超なら消費税課税事業者になり、インボイス制度対応が必要です(多くの個人講師は非課税事業者)。