計算ツール
生活整理相場家電

断捨離費用 計算ツール|部屋数・処分量から不用品回収費・買取換算・遺品整理まで即算出

断捨離・不用品処分の総費用を、部屋数・作業員人数・軽トラック台数・粗大ゴミ点数・家電リサイクル対象品の有無から即算出。自治体粗大ゴミ、不用品回収業者、リサイクルショップ買取を統合し、家電4品目(テレビ・冷蔵庫・洗濯機・エアコン)はリサイクル料金+収集運搬料金を反映。遺品整理・生前整理の見積相場も、環境省・家電製品協会の公的データに基づき解説します。

最終更新:2026-08-05/監修:計算ツールズ編集部

断捨離費用 計算機

計算式と算出根拠

基本式

総費用 = 家電リサイクル料 + 粗大ゴミ点数×単価 + 業者作業費(部屋数×人数×日数)− 買取査定額

家電リサイクル料金

家電製品協会公表値を採用。テレビ(液晶)約2,970円、冷蔵庫約3,740〜4,730円、洗濯機約2,530円、エアコン約990円。加えて収集運搬料金1,500〜3,500円/台が必要(家電量販店・郵便局振込方式)。

粗大ゴミ手数料

自治体により異なり、椅子300円、机1,000円、ソファ2,000円、ベッド1,500〜3,000円等が相場。平均1点500〜3,000円で試算。

業者作業費

不用品回収業者の相場は1R2〜3万円、2LDK7〜10万円、4LDK18〜25万円。遺品整理業者は1.5〜2倍の見積となります(一般社団法人遺品整理士認定協会)。

4つの処分ルート比較

断捨離で選べる主要な処分ルートと、それぞれのメリット・デメリットです。

ルート費用手間おすすめ
自治体粗大ゴミ最安(1点500〜3,000円)予約・シール購入・自力搬出少量・時間に余裕あり
不用品回収業者中〜高(数万〜数十万円)電話1本で完了大量・時間がない
リサイクルショップ買取プラス(買取金額を受取)持込or出張査定状態の良い家具・家電
フリマアプリ・オークションプラス(相場に近い額)撮影・出品・梱包・発送時間に余裕・希少品

家電リサイクル法対象品

1998年制定の家電リサイクル法(特定家庭用機器再商品化法)で、テレビ・冷蔵庫/冷凍庫・洗濯機/衣類乾燥機・エアコンの4品目は粗大ゴミとして出せません。以下のリサイクル料金+収集運搬料が必要です。

家電リサイクル料金収集運搬料合計目安
テレビ(液晶15型以下)1,870円1,500〜3,500円3,370〜5,370円
テレビ(液晶16型以上)2,970円1,500〜3,500円4,470〜6,470円
テレビ(ブラウン管小)1,320円1,500〜3,500円2,820〜4,820円
冷蔵庫(170L以下)3,740円1,500〜3,500円5,240〜7,240円
冷蔵庫(171L以上)4,730円1,500〜3,500円6,230〜8,230円
洗濯機・衣類乾燥機2,530円1,500〜3,500円4,030〜6,030円
エアコン990円1,500〜3,500円(取外し別)2,490〜4,490円

方法は、①購入店に引取依頼、②郵便局振込+指定引取場所持込、③家電量販店の下取り、④不用品回収業者への一括依頼、から選べます。エアコンの取外しは電気工事士資格が必要で、別途5,000〜10,000円の工事費がかかります。

粗大ゴミ・自治体料金

1辺30cm以上(自治体により50cm)の家具・家財は粗大ゴミ扱い。事前予約+粗大ゴミ処理券の購入が必要です。以下は主要品目の全国平均料金です。

  • 椅子(一般) — 200〜500円
  • 机(学習机・事務机) — 500〜2,000円
  • ソファ(1人掛け) — 500〜1,500円
  • ソファ(3人掛け) — 1,500〜3,000円
  • ベッド(シングル) — 1,000〜2,500円
  • ベッド(ダブル) — 1,500〜3,500円
  • 本棚・食器棚 — 500〜1,500円
  • タンス(大型) — 1,000〜3,000円
  • 自転車 — 500〜1,000円
  • マットレス — 1,000〜2,000円
  • 電子レンジ・掃除機 — 300〜800円
  • スーツケース — 500〜1,500円

自治体HPで「粗大ゴミ 品目別料金表」を検索すると正確な料金が確認できます。

不用品回収業者の相場

業者依頼は「間取り一括」もしくは「点数・トラック単位」で見積もりが出されます。以下は全国相場です。

1R・1K

2〜4万円、軽トラック1台分。単身者の引越し・断捨離向け。

1DK・1LDK

4〜8万円、軽トラ1〜2台分。カップル・単身赴任向け。

2LDK・3DK

7〜15万円、2tトラック1台分。子育て世帯の縮小・実家整理。

3LDK・4DK

12〜25万円、2tトラック2台分。ファミリー引越し・生前整理。

4LDK・戸建て

18〜35万円、4tトラック1台分。空き家整理・遺品整理。

ゴミ屋敷レベル

30〜100万円、大型車複数台。特殊清掃・害虫駆除込みは200万円超も。

相見積もりは3社以上を推奨。料金体系や作業員数・車両サイズが明確な業者を選びましょう。

遺品整理・生前整理

親族の死去後の遺品整理、または生前に自分で行う生前整理には、通常の不用品回収より繊細な作業が求められます。一般社団法人遺品整理士認定協会の認定事業者に依頼するのが安心です。

遺品整理の相場

1R 5〜10万円、1LDK 10〜20万円、2LDK 20〜30万円、3LDK 30〜60万円、4LDK 40〜80万円。通常の不用品回収の1.5〜2倍が相場。

生前整理の相場

本人立会いで進めるため、遺品整理より2〜3割安い。生前に「残す物」「処分する物」を選別することで、家族への負担を減らせる。

特殊清掃

孤独死・事故現場等の特殊清掃は10〜100万円と幅広い。オプション別料金の場合も多く、事前見積もりが必須。

形見分け・供養

仏壇・仏具・遺品の供養は1回3,000〜30,000円。神社仏閣・供養サービス業者に依頼する形式。

買取・リサイクルショップ活用

状態の良い家具・家電・衣類・書籍は買取に回すことで、処分費を減らせます。

買取先特徴買取相場
大型リサイクル店(セカスト・トレファク)店頭or出張査定。幅広く扱う新品の10〜30%
ブランド専門買取ブランド衣類・時計・バッグに強い新品の20〜60%
書籍・DVD専門(BOOKOFF等)大量処分可能。単価安め1冊5〜300円
フリマアプリ(メルカリ・ラクマ)相場に近い額。手間がかかる相場の40〜80%
ヤフオク・古物商オークション希少品・アンティーク向き相場の50〜120%
アプリ査定(LINE・買取キング等)写真送るだけで即査定相場の30〜50%

こんな家計シーンで役立つ

引越し前の断捨離

引越し先の広さに合わせて処分品を判断。引越し費用の削減にも直結(荷物量が10%減れば費用も5〜10%減)。

親の実家整理

親の住み替え・介護施設入居時の実家整理。遠隔地からの見積り依頼・費用予算を立てられる。

遺品整理

親族死去後の遺品整理を、部屋数と業者見積りから概算。相続放棄前の処分は要注意。

ゴミ屋敷解消

特殊状況の処分費見積り。自治体の福祉相談窓口を併用すると助成金が使える場合も。

単身赴任先の解約

短期滞在後の引き払い費用を試算。会社の補助範囲を確認する目安に。

子どもの独立時

大学卒業・就職での引越しで、実家に残す物と処分する物を仕分け。

よくある間違い・注意点

  • 無許可業者に依頼して不法投棄される — 一般廃棄物収集運搬業許可を持たない業者は法律違反。不法投棄されれば依頼者も責任を問われる可能性があります(廃棄物処理法)。
  • 「無料回収」の街宣車を利用する — 「無料」を謳って回収し後で高額請求する悪徳業者が多数。国民生活センターにも相談事例が多い。
  • 家電4品目を粗大ゴミに出す — 家電リサイクル法対象4品目(テレビ・冷蔵庫・洗濯機・エアコン)は粗大ゴミ扱い不可。専用ルートで処分してください。
  • エアコンを自分で外そうとする — フロン回収の観点から電気工事士資格が必要。無資格取外しは違法かつ危険。
  • 相続放棄前に遺品を処分する — 相続放棄予定の場合、遺品を勝手に処分すると「単純承認」とみなされ相続放棄できなくなる可能性(民法921条)。処分前に弁護士へ相談を。
  • 買取と処分を同じ業者に任せる — 相場より安く買取査定される可能性。買取は買取専門店、処分は回収業者、と分けるのが賢明。
  • 見積書に「一式」しかない業者に依頼 — 詳細不明な見積もりはトラブルの元。品目別・車両別の明細見積もりを提出できる業者を選ぶ。

関連する規格・法令

  • 廃棄物処理法 ― 一般廃棄物の収集・運搬・処分に関する基本法。無許可収集業者への依頼は違法(環境省)。
  • 家電リサイクル法(特定家庭用機器再商品化法) ― テレビ・冷蔵庫・洗濯機・エアコンの4品目のリサイクルを義務付け(経済産業省・環境省)。
  • 資源有効利用促進法 ― 小型家電・パソコン等の資源回収を促進。パソコンはメーカー引取制度あり。
  • フロン排出抑制法 ― エアコン・冷蔵庫の冷媒フロン回収を義務化。取外しは有資格者による。
  • 特定商取引法 ― 訪問販売・訪問購入(押し買い)の規制。飛び込み型の買取業者への注意喚起(消費者庁)。
  • 古物営業法 ― 買取業を営むには古物商許可(都道府県公安委員会)が必要。無許可買取業者に注意。
  • 民法921条(法定単純承認) ― 相続財産の処分による単純承認みなし。相続放棄予定なら遺品処分は慎重に。

参考文献・公的資料

不用品処分・家電リサイクル・相続に関する詳細情報は、以下の公的機関の一次資料を参照してください。

※本ページの費用相場は環境省・家電製品協会・不用品回収業界の公表資料に基づく概算値です。実際の料金は自治体・業者・地域・物量で大きく変動します。相続放棄予定の場合の遺品処分、フロン回収を伴うエアコン取外し等の法令対応は、弁護士・電気工事士等の有資格者に確認してください。

よくある質問(FAQ)

断捨離の総費用の目安は?

1R自治体粗大ゴミなら数千円〜3万円、業者依頼で2〜5万円。3LDK業者依頼で12〜25万円、遺品整理で20〜40万円。ゴミ屋敷レベルは50〜200万円に及ぶことも。買取を組み合わせると実質負担を減らせます。

テレビ・冷蔵庫・洗濯機・エアコンを捨てる料金は?

家電リサイクル法対象4品目はリサイクル料金+収集運搬料金で1点3,370〜8,230円。テレビ液晶(16型以上)4,470〜6,470円、冷蔵庫(171L以上)6,230〜8,230円、洗濯機4,030〜6,030円、エアコン2,490〜4,490円(取外し工事別5,000〜10,000円)。

自治体粗大ゴミの料金は?

自治体・品目により異なりますが1点200〜3,000円。椅子300円、机1,000円、ソファ2,000円、ベッド1,500〜3,000円等。各自治体HPで「粗大ゴミ 品目別料金表」を検索できます。

不用品回収業者の相場は?

1R 2〜4万円、1LDK 4〜8万円、2LDK 7〜15万円、3LDK 12〜25万円、4LDK 18〜35万円が全国相場。3社以上の相見積もりを推奨。「無料回収」を謳う訪問業者は要注意。

遺品整理の相場は?

通常の不用品回収の1.5〜2倍が相場。1R 5〜10万円、2LDK 20〜30万円、4LDK 40〜80万円。遺品整理士認定協会の認定事業者に依頼するのが安心です。生前整理は2〜3割安く済みます。

買取と処分を組み合わせるとどれくらい安くなる?

状態の良い家具・家電・ブランド品を買取に回すと、処分費の10〜30%を相殺できます。5〜10年以内の家電、ブランド衣類、書籍等が対象。買取は買取専門店、処分は回収業者、と分けるのが賢明です。

「無料回収」の街宣車は使っても大丈夫?

使わないでください。無許可業者が多く、①後で高額請求、②不法投棄で依頼者も責任、③個人情報流出、等のトラブルが多発。国民生活センターの相談事例も多数。自治体か許可業者を選びましょう。

相続放棄する予定なら遺品を処分してもいい?

処分してはいけません。民法921条により、相続財産を処分すると「単純承認」とみなされ相続放棄できなくなる可能性があります。相続放棄予定の場合は、家庭裁判所への申立て(相続開始3ヶ月以内)を先に済ませてから、または法律事務所に相談してから進めてください。

エアコンの取外しは自分でできる?

できません。冷媒フロンの回収が「フロン排出抑制法」で義務付けられ、電気工事士資格も必要。無資格取外しは違法かつ危険(感電・室外機の落下)。5,000〜10,000円の工事費で必ず有資格者に依頼してください。

ゴミ屋敷はどうすれば片付けられる?

ゴミ屋敷専門業者に依頼、30〜200万円が相場。害虫駆除・特殊清掃込み。自治体の福祉相談窓口に相談すると、生活困窮者向けの助成金や地域包括支援センターの支援が受けられる場合もあります。

断捨離の物量を減らすコツは?

①1年触ってない物は処分候補、②同じ用途の物は1つに、③迷ったら「メルカリで売れるか」で判断、④家族との共有物は事前相談、⑤思い出品は写真で残して現物処分、が基本原則。近藤麻理恵氏「ときめき片づけ」等の書籍も参考に。

片付けが苦手でも業者に頼めば大丈夫?

はい。「作業員2〜4人が半日〜1日で仕分けから搬出まで代行」のパックサービスがあります。事前見積もりで金額確定、当日は指示だけで完了。生前整理・遺品整理・引越し前整理に活用されています。