遺品整理 立米数とトラック台数計算
間取り・居住年数・家財の量から荷物の体積を推計し、必要なトラックの台数と作業の人日を出します。基本料金と追加費用を分けた総額の目安まで確認できます。
遺品整理 立米数とトラック台数計算ツール
既定値では、2LDKの基準16立方メートルに、居住20年の係数1.15と家財の量の係数1.0をかけて体積は18.4立方メートルです。2トントラック1台で約7立方メートル積めるため3台、1人日あたり5立方メートルで割ると3.7人日になります。基本料金は1立方メートル8,000円で147,200円、2階からの階段作業14,720円と貴重品の捜索22,000円で追加は36,720円、総額は183,920円です。買取で相殺できる額は1立方メートル1,800円で33,120円と見込みます。
間取り別の体積と費用の目安
| 間取り | 基準の体積 | トラック | 基本料金 |
|---|---|---|---|
| 1R・1K | 6立方メートル | 1台 | 48,000円 |
| 1LDK | 10立方メートル | 2台 | 80,000円 |
| 2LDK | 16立方メートル | 3台 | 128,000円 |
| 3LDK | 24立方メートル | 4台 | 192,000円 |
| 4LDK以上 | 35立方メートル | 5台 | 280,000円 |
費用を押し上げる要因
| 要因 | 影響 |
|---|---|
| 居住年数が長い | 体積が最大1.5倍まで増える |
| エレベーターがない | 階数に応じて階段作業費が加算 |
| 貴重品の捜索を依頼 | 2万円前後の追加 |
| 事前に自分で仕分ける | 体積が約15%減る |
※参考計算です。手数料や料金は自治体・事業者ごとに異なり改定もあるため、最新の案内を確認してください。
遺品整理 立米数とトラック台数計算の詳しい解説
遺品整理の見積りは、荷物の体積を表す立方メートル数を基準に組み立てられます。同じ間取りでも住んでいた年数が長いほど物が蓄積し、押し入れや物置、天井裏まで含めると想定の1.5倍近くになることがあります。既定値の2LDKで20年居住という条件では、基準の16立方メートルに年数の係数がかかって18.4立方メートルとなり、2トントラックで3台分に相当します。訪問見積りで金額が跳ね上がるのは、この蓄積分が電話口の申告に反映されていないためで、収納の中身まで含めて伝えることが差を縮めます。
実務で判断が分かれるのは、事前にどこまで自分で仕分けるかです。貴重品や思い出の品だけを抜き出しておけば作業は速くなりますが、分別まで自分で進めると体積が1割から2割減り、その分だけ基本料金が下がります。ただし仕分けには時間がかかり、遠方に住んでいる場合は交通費と宿泊費が発生します。既定値の条件で仕分けを行うと体積が15%減って基本料金は約2万円下がる計算になるため、そのために何日通えるかという現実的な比較になります。
見落とされやすいのは、搬出経路と作業人数の関係です。エレベーターのない建物では階段を使って一つずつ運ぶため、階数に応じた加算が体積に比例してかかります。作業員を増やせば日数は短くなりますが、人件費は日数ではなく人日で積算されるため総額はあまり変わらず、標準的な人数を大きく超える場合は割増になることもあります。加えて、貴重品や通帳、権利証の捜索を依頼する場合は専用の作業として別料金が設定されるのが一般的です。
状況による違いも大きく、家財のなかに買取可能な品があれば費用と相殺できます。年式の新しい家電、状態のよい家具、貴金属や古銭などが対象になりやすく、既定値では総額の2割弱に相当します。一方、消火器や塗料、灯油といった処理に許可が必要な品は別扱いとなり追加費用の対象です。相続の手続きが済んでいない段階で家財を処分すると、後に相続人の間で問題になることがあるため、着手の前に関係者の合意を取っておくのが安全です。判断に迷う場合は専門家に相談してください。
業界・現場での使い方
遺品整理の見積り確認
提示された金額が体積の水準に見合っているかを自分で検算します。
親族間の費用分担
総額の目安を共有して、誰がいくら負担するかの話し合いの材料にします。
賃貸の明け渡し準備
退去期限までに必要な作業日数とトラック台数を把握します。
空き家の売却前の整理
引き渡しまでに家財を出し切るための日程と費用を計画します。
よくある間違い・注意点
- 部屋の見た目だけで量を判断する — 収納の中身や天井裏まで含めると、想定の1.5倍になることがあります。
- 相続の合意前に処分を始める — 後から相続人の間で問題になることがあり、着手前の確認が必要です。
- 作業員を増やせば安くなると考える — 人件費は人日で積算されるため、増員しても総額はあまり下がりません。
- 買取分を見込まずに予算を立てる — 家財の一部は買取の対象になり、総額を1割から2割下げられる場合があります。
- 危険物や特殊な品を伝えない — 灯油や消火器などは別扱いで、当日に追加費用が発生します。
関連する規格・公的資料
- 環境省 — 廃棄物・リサイクル制度
- 経済産業省 — 製品リサイクル・資源循環
- 消費者庁 — 特定商取引・消費者契約
- 国民生活センター — 消費生活相談
- 総務省 — 電気通信・地方税
- 一般財団法人 家電製品協会 — 家電リサイクル券
- 一般社団法人 パソコン3R推進協会 — パソコンの回収
- 一般社団法人 日本自動車タイヤ協会 — タイヤの適正処理
- 公益社団法人 全国軽自動車協会連合会 — 軽二輪・原付の届出
- 公益社団法人 全国産業資源循環連合会 — 産業廃棄物の処理
※本ツールは公的基準に基づく参考計算です。医療・法務・税務の判断は最新の告示・規格および専門家の判断に従ってください。
よくある質問(FAQ)
既定値では体積はどのくらいですか?
2LDKで20年居住の条件で18.4立方メートルと推計されます。
トラックは何台必要ですか?
2トントラック換算で3台です。
総額の目安はいくらですか?
基本料金147,200円と追加36,720円で183,920円です。
買取でどのくらい相殺できますか?
既定値では33,120円と見込んでいます。
自分で仕分けると安くなりますか?
体積が15%程度減るため、基本料金がその分下がります。
作業は何日で終わりますか?
既定値では3.7人日で、4人なら1日での完了が目安です。
立会いは必要ですか?
貴重品の確認があるため、少なくとも開始時と終了時の立会いが推奨されます。
見積りが業者ごとに大きく違うのはなぜですか?
体積の見立てと追加作業の範囲が異なるため、内訳を揃えて比べる必要があります。