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勤続年数別賃金退職金相場勤続プレミアム厚労省転職判断

勤続年数別賃金 計算ツール

勤続年数+現月給+企業規模から昇給カーブ・累計賃金・退職金相場を即算出。厚労省 賃金構造基本統計 勤続別データ+退職金相場に基づく参考値。転職判断・キャリア設計・退職金試算に対応。

最終更新:2026-05-06/監修:計算ツールズ編集部

勤続年数別賃金 計算ツールツール

勤続別 賃金プレミアムの計算

勤続プレミアム = (勤続別月給 ÷ 新卒(0-2年)月給) − 100%

累計賃金 = Σ (勤続階級別月給 × (12+賞与月数) × 該当年数)

退職金(自己都合) ≒ 現月給 × 勤続年数 × 0.4

退職金(定年) ≒ 現月給 × 勤続年数 × 1.0

勤続年数と賃金の関係は日本型雇用の特徴で、新卒から30年で約2倍まで上昇。企業規模で1.15倍(大企業)〜0.85倍(小企業)の差があり、退職金は勤続年数×月給の関数で概算します。

勤続年数別 平均月給 (中規模企業基準)

勤続月給 万円新卒比推定退職金(月給30万想定)
0-2年24.3100%自己都合 24万
3-4年27.5113%自己都合 48万
5-9年30.2124%自己都合 96万
10-14年34.5142%自己都合 156万
15-19年38.2157%自己都合 216万
20-24年41.5171%自己都合 276万
25-29年44.0181%自己都合 336万
30年以上46.5191%定年 1050万

※本ツールは厚生労働省・国税庁等の公表統計に基づく参考値です。実際の賃金は企業・業績・地域・個別労働条件で大きく変動します。給与交渉・転職判断は最新の一次統計と労務専門家(社労士等)への確認を推奨します。

勤続年数別賃金 計算ツールの詳しい解説

「勤続年数別賃金」は、日本型雇用の特徴である長期勤続プレミアムを数値化した最重要指標です。新卒0-2年24万円 → 勤続30年46万円と約2倍差があり、この差が「転職の壁」と「終身雇用の価値」の根源です。

長期勤続プレミアムの正体

勤続年数と賃金の相関は、①定期昇給制度、②年功給、③勤続年数給、④昇進(役職手当)、⑤特定企業特殊技能の熟成、の複合結果。転職で会社を変わると①-④がリセットされるため、同じ職務でも年収が下がる「転職の壁」が発生します。近年はジョブ型移行でプレミアム縮小傾向ですが、依然として長期勤続の経済的メリットは大きい状態です。

企業規模別の勤続プレミアム差

大企業(1000人以上)のプレミアムは中小より約15%高く、これは①退職金水準の差、②昇進機会の多さ、③昇給テーブルの明確化、④企業年金加算の効果です。中小企業では業績変動が大きく、勤続年数が長くても給与が横ばいのケースもあります。

退職金の実態

退職金相場の目安は大企業定年で2000-2500万円、中小企業で1000-1500万円。自己都合退職は定年の40-50%減額が一般的で、勤続20年未満だと大幅減額。転職検討時は退職金の逸失利益込みでの意思決定が必要です。

転職の損益分岐点

転職で年収+50-100万円の場合、退職金逸失+勤続プレミアム喪失を回収するには通常5-7年かかります。40代後半以降の転職は経済合理性より、①ミッション、②役職、③スキル拡張の3要素で判断すべきです。

退職金税制の理解

退職所得は退職所得控除(勤続20年まで年40万・20年超は年70万)+課税所得の1/2で計算されるため、税負担が極めて軽い所得区分。勤続25年で退職金2000万円なら実質税負担は数十万円程度で、通常給与所得の1/10以下です。

業界・現場での使い方

転職エージェント

転職検討者への機会損失試算、退職金の年収相当額換算、キャリア軌道別収入見込み。

FP・ライフプランナー

退職金前提のリタイア設計、勤続別収入変動を織り込んだ生涯資金計画、住宅ローン適正額判定。

社労士・労務コンサル

退職金規程の妥当性審査、勤続給テーブル設計、退職一時金vs企業年金の比較設計。

人事・報酬担当

定期昇給幅の妥当性判定、勤続長期化のインセンティブ設計、退職給付会計の実態把握。

個人のキャリア設計

転職判断の経済合理性、退職金逸失リスクの評価、副業・独立の準備時期決定。

よくある間違い・注意点

  • 退職金を単純に月給×年数で計算 — 自己都合と定年で係数が全く異なる(40% vs 100%)。制度確認が必須。
  • 20年未満の退職金税制優遇を見落とす — 退職所得控除は勤続20年未満は年40万、20年超は年70万で加速増加。
  • 企業規模差を無視 — 大企業と小企業で1.4倍の差(退職金)。同じ勤続年数でも実額大差。
  • 転職で長期勤続分が全リセット — 前職の勤続年数は新職に持ち越せない。通算しての退職金優遇はない。
  • 企業年金の存在を忘れる — 大企業では退職一時金+企業年金(DB/DC)で総額+30-50%。退職金だけ見ると過小評価。

関連する規格・公的資料

※本ツールは公的基準に基づく参考計算です。医療・法務・税務の判断は最新の告示・規格および専門家の判断に従ってください。

よくある質問(FAQ)

大企業の平均退職金は?

定年で2000-2500万円(大企業・大卒事務系)。厚労省 就労条件総合調査の全体平均。

自己都合退職の退職金は?

定年の40-50%が一般的。勤続10年で100-200万円、勤続20年で500-800万円が中規模企業の目安。

勤続何年で退職金が有利になる?

勤続20年超から退職所得控除の年70万加算+定年係数1.0でメリット急拡大。

転職で退職金は通算される?

通常はされない。前職の勤続年数はリセットされ、新職の勤続0年から起算。

中小企業の退職金は?

大企業の50-60%程度。中小企業退職金共済(中退共)加入企業なら勤続20年で400-700万円。

勤続プレミアムはどれくらい?

新卒→勤続30年で約2倍(月給24万→46万)。企業規模で1.15倍(大)〜0.85倍(小)の差あり。

若手の給与が上がりにくいのは?

年功要素の残存で、勤続10年までは緩やかな上昇。近年はジョブ型移行で若手抜擢増加中。

退職金にかかる税金は?

退職所得控除後の1/2に累進課税。勤続25年・退職金2000万円で実質税負担は数十万円と軽い。