粘度cP⇔Pa·s 計算ツール
粘度cP⇔Pa·sの詳しい解説
粘度は液体の流れにくさを示す量で、SI単位はPa·s(パスカル秒)です。実務では1,000分の1のmPa·s、またはCGS単位系のcP(センチポアズ)が使われ、1cP=1mPa·s=0.001Pa·sの関係が成り立ちます。P(ポアズ)はcPの100倍で0.1Pa·sです。基準となる水の粘度は20℃で約1cPで、これがcPという単位が扱いやすい理由になっています。身近な液体では、牛乳が約3cP、オリーブオイルが約80cP、はちみつが2,000〜10,000cP、ケチャップが約50,000cPです。粘度は温度に強く依存し、油は温めると大幅に下がります。エンジンオイルの規格に「10W-30」といった表記があるのは、低温と高温での粘度特性を示すためです。
このツールの使い方
換算したい粘度の値と単位を選ぶと、cPとPa·sが表示されます。材料の物性表や機器の仕様書を読む際の単位統一にお使いください。粘度は温度で大きく変わるため、値を比較する際は測定温度が同じかどうかを必ず確認してください。
よくある間違い・注意点
- 測定温度を確認しない — 油は温度が10℃上がると粘度が半分近くになることもあります。同じ温度条件で比較してください。
- 動粘度と混同する — 動粘度(mm²/s、cSt)は粘度を密度で割った値です。単位が異なるため、密度を使った換算が必要になります。
よくある質問(FAQ)
cStとcPの違いは?
cStは動粘度、cPは粘度(絶対粘度)です。cP=cSt×密度(g/cm³)で換算できます。
水の粘度はいくつですか?
20℃で約1.0cP(1mPa·s)です。0℃では約1.8cP、100℃では約0.28cPと温度で大きく変わります。
エンジンオイルの10W-30とは?
Wの前が低温時、後ろが高温時の粘度グレードです。数字が大きいほど粘度が高くなります。
※本ツールの計算結果は概算です。税務・医療・法律にかかわる判断は、税理士・医師・弁護士など専門家にご相談ください。