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バケーションレンタル費用計算ツール|民泊の総額を宿泊料・清掃料・宿泊税込みで試算

民泊予約サイト・バケーションレンタル予約サイトで予約する宿の総額を、宿泊料・清掃料・サービス料(15%目安)・宿泊税・長期滞在割引を反映して即算定。1泊あたり・1人あたり単価も同時算出し、ホテル比較・家族旅行の費用最適化・ワーケーション予算組みに活用できます。日本の住宅宿泊事業法(民泊新法)・特区民泊・旅館業法(簡易宿所)の違い、東京・大阪・京都・ニューヨーク・パリの相場、長期滞在戦略まで実務目線で解説します。

最終更新:2026-08-08/監修:計算ツールズ編集部

バケーションレンタル費用 計算機

料金構造と計算式

民泊予約サイトの標準料金構成

総額 = 宿泊料 × 泊数 × (1 - 長期割引) + 清掃料 + サービス料 + 宿泊税

バケーションレンタルの料金は宿泊料・清掃料・サービス料(プラットフォーム手数料)・宿泊税の4層で構成されます。清掃料は「1泊分相当」が相場で、短期滞在ほど1泊単価に占める割合が上がり、長期滞在ほど有利になる仕組みです。

サービス料

ゲスト側 約14〜16% / ホスト側 3%(分割徴収型の場合)

大手の民泊プラットフォームでは、手数料の徴収方法に「ホスト一括型(ホストが約15%を負担)」と「分割型(ゲスト14%+ホスト3%)」の2種があります。ゲストの表示価格には既にサービス料が含まれています。一軒家・別荘特化型のサイトも同様に14〜15%程度、ポイント経済圏系の宿泊予約サービスや総合宿泊予約サイト経由のバケーションレンタルは10〜15%です。

長期滞在割引

滞在期間典型割引率
3〜6泊0〜10%
7泊以上(週割)10〜20%
28泊以上(月割)20〜50%
90泊以上30〜60%

28日以上の月単位滞在は「ミッドタームレンタル」と呼ばれ、日本国内の住宅宿泊事業法(180日制限)の対象外にできる場合もあります。ワーケーション・出張・引っ越し繋ぎに人気。

都市別の相場感(2ベッドルーム換算・通常期)

都市1泊料金目安清掃料目安特徴
東京(新宿・渋谷・浅草)15,000〜25,000円8,000〜15,000円宿泊税200円/人(1万〜1.5万円/泊)
大阪(難波・梅田)12,000〜20,000円7,000〜12,000円宿泊税100〜300円/人
京都15,000〜25,000円10,000〜15,000円宿泊税200〜1,000円/人(3段階累進)
沖縄(那覇・北谷)10,000〜18,000円6,000〜12,000円マリンレジャー向けが充実
札幌10,000〜15,000円6,000〜10,000円スキー・雪祭り時期は2〜3倍
ニューヨーク(マンハッタン)200〜350ドル100〜200ドル市条例(Local Law 18)で30日未満は原則禁止
パリ150〜300ユーロ50〜100ユーロ市の登録番号必須。年120日制限
バリ島(ウブド・チャング)500,000〜1,500,000ルピア200,000〜500,000ルピアヴィラ物件が充実・長期割引大
ソウル(明洞・弘大)100,000〜200,000ウォン50,000〜80,000ウォン外国人観光都市民泊で合法化

繁忙期(年末年始・GW・お盆・桜シーズン)は通常期の1.5〜3倍、閑散期は0.6〜0.8倍が目安です。

宿泊税・入湯税の実務

日本の主要観光都市では宿泊者に対する宿泊税が別途課税されます。ホテル・民泊ともに対象です。

自治体宿泊税備考
東京都1万円未満:非課税/1〜1.5万円:100円/1.5万円以上:200円(1人1泊)2002年導入・全国初
大阪府7千円未満:非課税/7千〜1.5万:100円/1.5〜2万:200円/2万以上:300円2017年導入
京都市2万未満:200円/2〜5万:500円/5万以上:1,000円2018年導入・非課税なし
金沢市・倶知安町・福岡市など200〜500円程度順次拡大中

温泉地では別途入湯税150円/人(地方税法に基づく)が加算されます。海外でもホテル税(アメリカ7〜15%、ヨーロッパ1〜7ユーロ/泊)は総額から見落としがちな要素なので、事前に必ず確認してください。

利用シーン別のポイント

家族4人・グループ旅行

ホテル2部屋より2BR民泊1軒が経済的な場合多数。キッチンで自炊すると外食3食×人数分の節約。子供連れは洗濯機・ベビーベッド付き物件を選定。人数超過はNG(消防・保険上のリスク)。

ワーケーション・長期出張

28泊以上で月割20〜50%割引が効き、都心1BRでも月10〜20万円。Wi-Fi速度・作業スペース・洗濯設備の写真確認が重要。マンスリーマンション(家具家電付き・月8〜15万円が目安)との比較もセットで。

ハネムーン・記念日

プールヴィラ・眺望物件・貸切一軒家など、ホテルにはない体験価値。バリ島・沖縄・軽井沢が定番。優良ホスト認定・レビュー100件以上を選定基準に。

訪日インバウンド対応

浅草・京都・金沢の町家改装物件、大阪の高層マンション最上階等が外国人観光客に人気。簡易宿所または住宅宿泊事業の合法物件のみを紹介し、消防・避難マニュアルの英語版を用意。

ペット同伴旅行

「ペット可」物件検索フィルタで絞り込み。追加清掃料が発生する場合あり。同伴可の犬種・匹数・室内飼育の条件を事前確認。ケージ・食器・トイレシート持参推奨。

被災時・引っ越し繋ぎ

火災・水漏れ等の急な住み替え、賃貸の入退去期間のホテル代がかさむ場合、月割民泊が有効。会社経費で法人契約できるビジネス向けプランを用意しているプラットフォームもあります。

ホテルとの比較

比較項目バケーションレンタルホテル
1〜2泊の単価清掃料込みで割高朝食付きでコスパ良
7泊以上の単価週割・清掃料按分で有利連泊割引限定的
キッチン・洗濯機ほぼ標準装備アパートメントホテルのみ
広さ・部屋数2BR〜一軒家まで自由ツイン中心・スイート要予算
フロント・コンシェルジュ基本なし(セルフチェックイン)24時間対応
清掃頻度チェックアウト時のみ毎日
朝食自炊または外食ビュッフェ・和洋定食
非常時対応ホスト経由(英語圏はセルフ強め)スタッフ即対応
領収書・請求書プラットフォーム発行(PDF)宛名指定の紙領収書

チェックイン前・後のチェックリスト

予約前チェック

項目確認内容
登録番号住宅宿泊事業届出番号または旅館業許可番号の記載
収容人数予約人数≦最大収容人数(超過は違反)
キャンセルポリシー柔軟/通常/厳格/超厳格のいずれか
チェックイン方法鍵ボックス/スマートロック/対面/セルフ
アクセス最寄駅・空港からの所要時間、深夜到着可否
設備Wi-Fi実速、エアコン、洗濯機、キッチン、ドライヤー
レビュー直近3ヶ月の評価、星4.5以上・50件以上が安心
ホスト対応優良ホスト認定、応答率90%以上、日本語対応

チェックイン時のチェック

  • 既存の傷・汚れを写真撮影して記録(家具・カーペット・壁面)
  • Wi-Fi実速度を回線速度計測サービスで確認
  • ガス・水道・電気・エアコン・給湯器の動作確認
  • 消火器・避難経路・非常灯の位置を確認
  • ゴミ分別ルール・チェックアウト時刻・鍵返却方法をホストに再確認

予約プラットフォームのタイプ別比較

プラットフォームのタイプ特徴手数料(ゲスト側)
世界最大手の民泊専業サイト個人・プロホストの双方が出品。掲載数が最多で日本語対応も強い約14〜16%
一軒家・別荘特化型サイト大手OTAグループ傘下。一軒家・別荘物件が豊富でファミリー向け約14〜15%
総合宿泊予約サイトホテルもバケーションレンタルも一覧比較できる物件により変動(0〜15%)
ポイント経済圏系の宿泊予約サービス共通ポイントと連動。日本国内物件中心で、旅館業許可物件のみ掲載約10〜13%
アジア圏に強い予約サイト東南アジア・韓国の物件が豊富約12〜16%
国内特化の合法民泊サイト日本国内特化。合法民泊のみを掲載約10〜13%
マンスリー型民泊サービス長期滞在専用。家具家電込みの月額型初期費0円モデル
ホステル特化型サイトドミトリー・ホステル特化。バックパッカー向け約10〜12%

ゲスト側手数料はおおむね10〜16%のレンジに収まり、専業の民泊サイトほど高め、国内特化型やポイント連動型ほど低めという傾向です。選ぶ観点は手数料率だけでなく、合法物件のみを掲載しているか・日本語サポートの有無・キャンセルポリシーの段階数・トラブル時の補償制度の4点で比較すると失敗が減ります。

よくあるトラブル・注意点

  • 表示価格だけで比較 — 1泊料金表示に清掃料・サービス料・宿泊税が含まれず、精算画面で30〜50%上乗せされることが多い。必ず「トータル料金」表示で比較。
  • 無許可物件を予約 — 住宅宿泊事業届出番号・旅館業許可番号がない物件は違法営業。当日キャンセル・警察介入のリスク。掲載ページの「登録番号」欄を必ず確認。
  • 人数超過・友人招待 — 予約人数を超える宿泊は消防・保険違反。ペット・パーティー禁止物件でのBBQ・宴会は追加請求または即退去のリスク。
  • チェックイン方法の未確認 — 鍵ボックス・スマートロック・対面等物件により異なる。深夜到着・言語トラブルで入室できないケース多発。
  • キャンセルポリシー無視 — 大手プラットフォームは物件ごとに「柔軟/通常/厳格/超厳格」の4段階を設定できます。厳格ポリシーでは1週間前でも全額請求されるケースあり。
  • 破損・汚損の追加請求 — 家具破損・カーペット汚損などは保証金(デポジット)から差し引かれる。チェックイン時に既存の傷を写真撮影して残す習慣を。
  • Wi-Fi・エアコン不備の泣き寝入り — 「Wi-Fiあり」と記載されていても実速度が遅い、エアコンが古い等の不備はプラットフォームの補償制度で返金交渉が可能。証拠写真を送付します。

関連する法令・規制

  • 住宅宿泊事業法(2018年施行、通称「民泊新法」) ― 年間180日以下の営業上限。届出制。日本国内の民泊の主要根拠法。
  • 旅館業法 ― 簡易宿所・ホテル・旅館の営業許可根拠。玄関帳場・非常照明・避難設備等の要件を規定。
  • 国家戦略特別区域法(特区民泊) ― 大阪市・大田区等一部地域で2泊3日以上の連続宿泊を条件に180日制限を撤廃。
  • 消防法施行令 ― 民泊物件も自動火災報知設備・誘導灯・避難経路の設置が義務化。
  • 個人情報保護法 ― 宿泊者名簿の管理義務。3年間保管が旅館業法で規定。
  • 地方税法・宿泊税条例 ― 東京都・大阪府・京都市等の宿泊税の根拠。
  • 建築基準法 ― 用途変更(住居→ホテル)に伴う建築確認・避難規定。
  • マンション管理規約 ― 分譲マンションでは「専ら住宅として使用」規約で民泊禁止のケース多数。

参考資料・公的情報

民泊制度・宿泊税・海外規制については、以下の公的機関の一次資料を参照してください。

※本ページの費用計算は簡易モデルによる概算です。実際の料金は物件・日程・為替・キャンペーンで変動します。宿泊税・消費税・サービス料の税率は改定される可能性があるため、予約時に必ず精算画面の最終金額を確認してください。無許可民泊の利用は消費者保護の観点で強く非推奨です。海外で予約する場合は現地の民泊規制(ニューヨークの市条例による30日未満の原則禁止、パリの登録番号義務、大手プラットフォームが撤退したエリア等)も事前に確認してください。

よくある質問(FAQ)

民泊とホテルの違いは?

キッチン・洗濯機付きで広い、地元密着の宿泊体験が最大の魅力。ホテルは毎日清掃・24時間フロント・朝食付き等サービスが手厚い。1〜2泊はホテル、3泊以上のグループ旅行はバケーションレンタルが経済的なケースが多い。

日本の民泊規制は?

住宅宿泊事業法(民泊新法)で年間180日以下に営業日制限。大阪市・大田区等の特区民泊は制限なし。マンション管理規約で禁止のケースも多く、無許可物件は違法営業。予約前に届出番号・許可番号を必ず確認。

清掃料はなぜこんなに高い?

1回の清掃業者費用(5,000〜15,000円)を短期滞在1回分の料金から回収する仕組み。1泊で6,000円の清掃料は割高でも、7泊なら1泊あたり857円で無視できるレベル。長期滞在ほど清掃料の影響が下がり有利

サービス料はどのくらい?

民泊専業サイト:ゲスト側 約14〜16%、一軒家・別荘特化型:14〜15%、総合宿泊予約サイト経由:10〜15%、国内特化型・ポイント連動型:10〜13%。表示価格には既にサービス料が含まれています。ホスト側の負担も併せて3〜15%程度。

長期滞在割引はどのくらい?

7泊以上で10〜20%、28泊以上(月割)で20〜50%、90泊以上で30〜60%。ワーケーション・長期出張ではホテル月額より圧倒的に安価。

宿泊税はどこで課税される?

東京都・大阪府・京都市・金沢市・福岡市・倶知安町等で導入。1人1泊100〜1,000円を宿泊者から徴収。旅館業法・住宅宿泊事業法いずれの物件も対象。海外もアメリカ7〜15%、EU 1〜7ユーロ/泊などのホテル税あり。

キャンセルポリシーは?

大手プラットフォームは物件ごとに柔軟/通常/厳格/超厳格の4段階を設定できます。柔軟:24時間前まで全額返金/厳格:7日前まで50%/超厳格:予約時から返金なし。予約時に必ず確認。

ペット同伴は可能?

「ペット可」物件フィルタで検索可能。追加清掃料が発生する場合あり。犬種・匹数・室内飼育の条件を事前確認。ケージ・食器・トイレシートは持参。

子連れ・ベビー連れの選び方は?

ベビーベッド・チャイルドセーフティ・遊び場所付き物件を選定。マンション高層階は転落リスクに注意。夜泣きが心配なら防音壁・戸建てが安心。

会社経費で使える?

主要プラットフォームのビジネス向け法人プランがあります。宛名指定の請求書発行、複数出張者の一括管理、経費レポート出力に対応。個人カード支払でも領収書(PDF)は発行可能です。

海外の民泊で注意すべきこと?

ニューヨークは市条例で30日未満禁止、パリは年120日制限で登録番号必須、バルセロナは新規登録停止など各都市規制が異なる。無許可物件は突然のキャンセルリスクあり。

マンスリーマンションとどっちが得?

マンスリーマンション・ウィークリーマンションは家具家電・光熱費込みで月8〜15万円、民泊の月割は月10〜25万円。長期出張ではマンスリー有利、観光目的の1〜3ヶ月なら民泊のロケーション優位。