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東京地下鉄 1日券・2日券 損益判定ツール|メトロ+都営 24H/48H/72H乗車券のペイライン

東京メトロ・都営地下鉄の1日乗車券・24H/48H/72H券が通常運賃よりお得になるペイラインを瞬時判定。乗車回数・滞在日数・平均運賃から最適な切符種別を提案し、Tokyo Subway Ticket・東京フリーきっぷ・Suica/PASMO併用まで、観光・出張の現場実務に対応します。

最終更新:2026-08-05/監修:計算ツールズ編集部

東京地下鉄パス 損益判定 計算機

計算式とペイライン

基本式

通常運賃合計 = 1日乗車回数 × 平均運賃 × 滞在日数

1日券のお得判定 = 1日券価格 ÷ 平均運賃 = ペイライン(回数)

1日券の価格を1回運賃で割った値が、その日「何回乗ればモト取れるか」の目安になります。メトロ+都営共通1日券 900円 ÷ 平均運賃200円 = 4.5回のため、1日5回以上乗車すれば元が取れるのが標準的な目安です。

ペイライン一覧

切符価格平均運賃180円平均運賃200円平均運賃280円
メトロ24時間券600円3.4回3.0回2.2回
都営1日券(ワンデーパス)700円3.9回3.5回2.5回
メトロ+都営 共通1日券900円5.0回4.5回3.3回
東京フリーきっぷ(バス・都電・JR含む)1,600円8.9回8.0回5.8回

「ペイライン以下でもお得」のケース

1日券は単純比較でモトが取れなくても、乗り換え頻度・支払い動作の削減・思考コストの低下という副次価値があります。観光客・出張者にとっては「毎回運賃を計算しない安心感」が実務上のメリットで、ペイラインぎりぎりでも1日券を選ぶ合理性はあります。

子ども連れ・グループでの計算

子どもは大人料金の半額のため、家族3〜4名で計算するとペイラインが有利に傾きます。共通1日券 大人900円+子ども450円×2=1,800円で4回×平均200円=1,600円の通常運賃と近接、5回乗車すればお得側に。訪日ファミリーはTokyo Subway Ticket 48H(大人1,200円+子ども600円)で更に節約可能です。

混雑・所要時間コストの考え方

切符購入行動には「券売機に並ぶ・ICタッチ・改札トラブル対応」など時間コストが付随します。ビジネス出張で移動を最速化したい場合はモバイルSuica/PASMO+改札スキップが最強。観光では乗換案内アプリで経路確認しつつ1日券を切符ケースで管理するスタイルが実務標準です。

主要切符の価格一覧

2026年8月時点の東京地下鉄関連の主要切符を整理しました。東京メトロ・東京都交通局(都営地下鉄)いずれも公式サイトの最新価格が正となります。

切符名大人子ども有効範囲
東京メトロ 24時間券600円300円メトロ9路線
都営まるごときっぷ(1日券)700円350円都営地下鉄・都バス・都電・日暮里舎人ライナー
都営地下鉄1日券(ワンデーパス)500円250円都営地下鉄4路線
共通1日乗車券(メトロ+都営)900円450円メトロ9路線+都営地下鉄4路線
Tokyo Subway Ticket 24時間800円400円メトロ+都営(訪日外国人・短期滞在者限定)
Tokyo Subway Ticket 48時間1,200円600円同上
Tokyo Subway Ticket 72時間1,500円750円同上
東京フリーきっぷ1,600円800円メトロ+都営+都バス・都電・JR都区内
東京メトロパス(乗車券+特急券セット)路線別東武・京急等私鉄+メトロ

子ども料金は原則大人の半額。切符の販売は駅券売機・定期券発売所・一部コンビニで購入可能です。

Suica/PASMOとの比較

ICカード(Suica・PASMO・モバイルSuica等)と1日券の使い分けを整理します。

項目1日券・24H券Suica/PASMO
運賃定額(乗り放題)都度課金(乗車距離で変動)
ペイライン5回/日程度
他社線乗り換え初乗り運賃再発生ICタッチで通し運賃(私鉄・JR)
バス・電子マネー切符範囲外は不可都営バス・コンビニ利用可
再利用その日のみチャージ残高で継続利用
紛失リスク紙券で再発行不可記名式は残高保証

ビジネスユースはSuica/PASMO+モバイル改札、観光ユースは1日券+Suicaサブの併用が定石です。IC全国相互利用の対象範囲はJR東日本 Suica 相互利用ページに一覧化されています。

訪日外国人向けTokyo Subway Ticket

Tokyo Subway Ticketは訪日外国人・短期滞在者限定の割引切符で、24H券800円/48H券1,200円/72H券1,500円と、日本人向け1日券900円より安価に設定されています。

購入条件と販売場所

  • 購入資格:訪日外国人・国内短期在住者(パスポート提示または渡航証明)
  • 購入場所:成田・羽田空港のカウンター、主要ホテル、大型家電量販店、指定旅行代理店
  • 有効期間:券面の使用開始時刻から24/48/72時間(暦日ではない)
  • 子ども料金:大人の半額

他の訪日パスとの組合せ

Japan Rail Pass(JRパス)を持つ訪日客はJR区間を無料で移動できますが、東京メトロ・都営地下鉄はJRパス対象外のため、Tokyo Subway Ticketとの併用が定番。空港アクセスは京成スカイライナー・京急・成田エクスプレスの選択肢があり、いずれもJRパス/都度支払いで判断します。

都心観光ルート別の推奨

ルート1日想定乗車推奨切符
浅草・上野・秋葉原巡り4〜5回メトロ24時間券 600円
渋谷・原宿・表参道・新宿3〜4回Suica or メトロ24時間券
東京・銀座・築地・お台場6回超東京フリーきっぷ 1,600円(お台場含む)
スカイツリー・浅草・両国3〜4回都営1日券 500円
都内広域(メトロ+都営)5〜7回共通1日券 900円
ディズニー・USJ直行(東京駅発)1〜2回Suica(JR含む)

お台場エリアは「ゆりかもめ」「りんかい線」がメトロ・都営の1日券対象外のため、東京フリーきっぷまたは個別Suica決済で対応。バス移動を含む場合は都営「まるごときっぷ700円」が便利です。

季節・イベント別の使い分け

桜シーズン(3〜4月)は上野・千鳥ヶ淵・目黒川エリアで乗車回数増、共通1日券が有利。花火大会・大晦日(浅草・両国・銀座エリア)は臨時ダイヤ・帰路混雑でSuica混雑を避けたい場合1日券推奨。夏休み・GW・年末年始はTokyo Subway Ticketを利用する訪日客が急増するため、駅券売機に列が発生します。

利用シーン別チェック

1日観光(1都民/近郊)

1日で複数観光地を巡るなら、メトロ24時間券600円が最強コスパ。浅草・上野・銀座・原宿・渋谷・池袋を1日で回るケースで、通常運賃なら1,000円超になるところを400円節約。

2〜3日短期出張

ホテル〜取引先〜ホテルの往復で、1日3回程度乗車なら通常運賃かSuicaが最適。1日5回超・アポイント複数の日は共通1日券900円に切り替えます。

訪日1週間旅行

Tokyo Subway Ticket 72時間券1,500円+Suica併用が鉄板。JRエリア移動はSuica、地下鉄集中日は72H券という組合せで、7日間の交通費を6,000〜10,000円に抑制可能。

受験・入試シーズン

1日で複数大学を回る場合、東京フリーきっぷ1,600円が有効(JR含むため青山学院・慶應等の私鉄アクセスもカバー)。合否発表シーズンの追加受験でも活用可。

ファミリー1日観光

子ども料金が大人の半額のため、家族4人(大人2+子2)なら共通1日券×4=2,700円。通常運賃×2倍で5,000円超になるケースでも節約効果大。

グループ研修・修学旅行

10名以上の団体はメトロ団体割引の対象。事前申込みで団体乗車券が発行され、通常料金の75%程度に。詳細は東京メトロ団体窓口へ。

よくある切符選びの失敗

  • 「東京メトロ24時間券」と「都営1日券」を混同 — 別々の1日券で、共通1日券は900円。メトロ路線と都営路線をまたぐと初乗り運賃が二重発生するため、区別が重要。
  • ゆりかもめ・りんかい線・つくばエクスプレスが乗り放題対象と誤認 — これらは共通1日券・24H券の対象外。お台場・幕張・秋葉原→つくば方面は個別支払いです。
  • Tokyo Subway Ticketを日本人が購入しようとする — 訪日外国人・短期滞在者専用のため、日本人・国内長期在住者は購入不可。パスポート等で資格確認。
  • 24時間券を「暦日」と勘違い — 24H券は使用開始時刻から24時間有効(例:朝10時開始→翌朝10時まで)。「今日と明日の2日間」ではないため、宿泊観光では日跨ぎで有効。
  • 1日券で乗り継ぎ割引が消える誤認 — メトロ・都営間の乗り継ぎ割引は共通1日券使用時は不要(乗り放題のため)。通常運賃時のみ乗継割引70円が適用されます。
  • Suicaと1日券を同じ日に併用して二重課金 — 1日券利用中に誤ってSuicaでタッチすると通常運賃が引かれるケースあり。1日券の日はSuicaを財布内に入れないよう分離しましょう。
  • 子ども料金の計算漏れ — 大人1人+子ども1人で共通1日券なら900+450=1,350円。ファミリー予算計算で子ども半額を忘れると過大見積もりに。

規約・IC共通利用の背景

  • 鉄道営業法・鉄道事業法 ― 鉄道運賃・料金は国土交通大臣認可制。東京メトロ・都営地下鉄いずれも料金改定時は認可申請が必要。
  • 東京地下鉄株式会社法 ― 東京メトロは特殊会社(国・都が株主)として設立、公共交通の使命を負う。
  • 地方公営企業法 ― 東京都交通局(都営地下鉄)は東京都の地方公営企業として運営。
  • IC乗車券全国相互利用サービス(2013年〜) ― Suica・PASMO・ICOCA等10種のICカードが全国相互利用可能。JR各社・大手私鉄・地下鉄で共通利用。
  • チケット払戻手数料規定 ― 1日券は未使用に限り手数料220円で払戻可(使用開始後は不可)。券面約款に明記。
  • 身体障害者割引・介護者割引 ― 手帳所持者は運賃半額。1日券には別途割引証明が必要。

参考文献・公的資料

切符の最新価格・有効範囲・購入場所は、以下の公式サイトが一次資料です。

※本ツールの判定額は2026年8月時点の公表運賃・切符価格に基づく概算値です。運賃改定・切符リニューアル・キャンペーン価格等により、実際の購入価格と差が出る可能性があります。最新の正確な料金は東京メトロ・東京都交通局・Tokyo Subway Ticket各公式サイトの表示を優先してください。乗継割引・子ども料金・団体割引・障害者割引の適用条件はご利用時の駅係員または公式規約でご確認ください。

よくある質問(FAQ)

Tokyo Subway Ticketは日本人でも買える?

いいえ、訪日外国人・短期滞在者限定です。購入時にパスポートまたは短期滞在の資格確認があり、日本人・国内在住者は購入できません。日本人はメトロ24時間券600円・都営1日券500円・共通1日券900円を利用します。

東京メトロと都営地下鉄は別扱い?

運営会社が別です。東京メトロは特殊会社(国・都が株主)、都営地下鉄は東京都の地方公営企業。1日券もメトロ専用・都営専用・共通の3パターンがあり、両方またぐなら共通1日券900円が必要です。

Suicaと1日券、どちらがお得?

1日5回以上乗る日は1日券、それ以下はSuicaが原則。Suicaはチャージ式で乗車距離により運賃変動、乗り継ぎ割引70円が適用可能。1日券は乗り放題・支払い動作不要という時間節約のメリットもあります。

お台場・観光地メインに便利な切符は?

東京フリーきっぷ1,600円が最も柔軟。メトロ+都営+都バス+都電+JR都区内が乗り放題です。ただしゆりかもめ・りんかい線は対象外のため、お台場行きは別途Suica決済が必要になるケースがあります。

ペイラインの計算式は?

1日券価格 ÷ 平均運賃 = ペイライン(回数)。共通1日券900円で平均運賃200円なら4.5回。1日5回以上乗るなら1日券がお得の目安です。ただし乗換回数の削減・思考コストの低下という「見えない価値」もあります。

24時間券は「暦日」と何が違う?

24時間券は使用開始時刻から24時間有効。例:朝10時に開始すれば翌朝10時まで使えます。「今日と明日の2日間」ではありません。宿泊観光では日跨ぎで有効なため、夕方以降のスタートが実用的です。

1日券を紛失したら再発行できる?

紙券の1日券は再発行不可です。財布・カバンから取り出しやすい場所に入れ、なくさないよう管理しましょう。モバイルSuica・PASMOなら記名式で紛失時に残高保証されるため、貴重品として持ち歩くならICカードが安心です。

子ども料金は?

原則大人の半額(小学生6〜11歳)。共通1日券は大人900円→子ども450円、メトロ24時間券600円→子ども300円、Tokyo Subway Ticket 24H券800円→子ども400円。未就学児は無料(付き添い1名まで無料同伴可)です。

ゆりかもめ・りんかい線は乗り放題対象?

対象外です。ゆりかもめ(お台場)・りんかい線(舞浜・大井町)は東京メトロ・都営地下鉄いずれの1日券にも含まれません。お台場方面は東京フリーきっぷ1,600円か個別支払い、TDR方面はJR京葉線+個別支払いが基本です。

私鉄・JR直通運転区間は?

メトロ路線は東急・東武・京急・京王・小田急・西武・つくばエクスプレス等と相互直通運転していますが、直通先の私鉄区間は1日券の対象外。例えば副都心線→東急東横線に乗り換えると、東横線区間は別途運賃が発生します。

1日券は往復・小旅行にも使える?

使えますが、往復2回だけなら通常運賃の方が安い場合が多いです。共通1日券900円がペイするのは1日5回以上の乗車から。往復+観光1〜2箇所なら、Suicaで都度支払いの方がお得なケースが多いです。

払戻手数料は?

未使用に限り手数料220円で払戻可能(使用開始後は不可)。買った駅または他の窓口で対応できます。ネット購入(モバイルSuica等)の場合は各サービスの規約が優先されます。