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海外SIM料金 計算ツール|eSIM・現地SIM・ポケットWi-Fi・ローミングを日数×データ量で即比較

海外旅行時の通信手段を、日数・データ量・人数・利用スタイルから比較して最安プランを算出。渡航前に設定できるeSIM、現地キャリアのプリペイドSIM、日本の契約に付く海外ローミング、ポケットWi-Fiレンタルの4手段について、実勢価格に基づく総額を並列表示。総務省の国際ローミング関連資料と、各手段の公表料金レンジを反映しています。

最終更新:2026-08-08/監修:計算ツールズ編集部

海外SIM料金 比較計算ツール

計算式と通信手段の選択

基本式

総費用 = 初期セットアップ + 日数 × 1日単価 × データ量係数 × 人数(共有時は1人分のみ)

通信手段の分類

  • eSIM — 物理SIMなしでスマホに直接ダウンロード。グローバル大手・大容量特化・無制限提供など複数タイプがある。渡航前に設定でき最も便利。
  • 現地SIM — 現地空港・キャリアショップで購入。旅行後半の追加チャージが自由、大容量向き。SIMロック解除が必要。
  • キャリアローミング — 日本のキャリア回線をそのまま海外で利用。段階制プランの月2GBまで無料枠が最もコスパが高い。
  • ポケットWi-Fi — 日本で借りて持参、複数台接続可能。家族・グループ旅行向け。

各手段の1日単価の目安

通信手段1日単価初期費
eSIM 標準(1GB/日)約300円0円
eSIM 大容量(3GB/日相当)約400円0円
現地SIM(7日3GB程度)約230円1,000円
段階制プランの海外ローミング月2GBまで無料/以降1GB 500円0円
オンライン専用プランの海外ローミング月20GBまで追加なし0円(既存契約)
トッピング型の海外データ購入1GB/8日 1,200円等0円
ポケットWi-Fiレンタル約1,500円/日受取返却手数料込
大手キャリア 海外パケ放題2,980円/日0円

eSIMサービス比較

eSIM対応スマホ(おおむね2018年以降に発売されたiOS端末と、2018年以降の主要Android端末)なら、渡航前に自宅でセットアップを完了できる最も便利な選択肢。空港到着後すぐにネット接続できます。

サービスのタイプ特徴相場(7日3GB)
グローバル最大手型200以上の国/地域に対応・在庫と情報が最も豊富約1,800-2,500円
大容量・長期特化型30日以上の長期や地域周遊プランが安い約1,500-2,300円
データ無制限型日数課金で容量無制限のプランを提供約4,500円(無制限)
後発のシンプル料金型プラン数を絞り価格表示が分かりやすい約1,700-2,400円
日本語サポート特化型日本語の問い合わせ窓口・設定案内が手厚い約2,500-3,500円
国内キャリア系列の日本発サービス国内キャリアの系列で決済・サポートが国内完結約2,000-3,000円

1GB/日で足りる旅行なら300円/日相当のグローバル最大手型・シンプル料金型、動画配信メインで3GB/日以上必要なら大容量特化型・無制限型が有利。設定に不安があり日本語サポートを重視するなら、日本語特化型や国内キャリア系列を選ぶと安心です。

現地SIM購入の実勢

国・地域買えるSIMのタイプ相場(7-10日3-5GB)
韓国大手キャリア2社のプリペイド(空港カウンター常設)2,000-3,500円
台湾準国営系+民間大手のプリペイド(日数定額が主流)1,500-2,500円
タイ大手2社の観光客向けパッケージ1,000-2,000円
シンガポール大手2社のツーリストSIM1,500-2,500円
アメリカ全国系キャリアのプリペイド(月単位契約)4,000-6,000円(30日)
ヨーロッパ汎欧州キャリアのEU域内共通プラン3,000-5,000円(EU域内共通)
オーストラリア大手2社のプリペイド2,500-4,000円

アジア圏は現地SIMが最安クラス。空港到着カウンターで購入できるほか、大手通販モールで日本から事前購入して自宅配送してもらう手法もあります。利用にはSIMロック解除が必須で、eSIM対応機種ならデュアルSIM運用で日本の番号と使い分けられます。

キャリア海外ローミング

プランのタイプ対応国コスト
段階制プラン(自社網系)の標準ローミング72カ国/地域月2GBまで無料/以降1GB 500円
オンライン専用プラン(定額型)91カ国/地域月20GBまで追加なし(既存契約)
オンライン専用プラン(トッピング型)50カ国以上1GB/8日 1,200円等
大手キャリアの海外パケット定額(対応国最多)200以上1,980-2,980円/日
大手キャリアの24時間単位定額100以上490円-980円/24h
大手キャリアの1日定額(高額帯)200以上2,980円/日

段階制プランの契約者は月2GBまで無料が最もコスパが高く、7日/1GB程度の一般的な旅行なら追加料金ゼロで済みます。オンライン専用の定額型プランも月20GBまで追加課金なし(国内契約の容量枠の範囲内で海外利用)で非常に有利です。

ポケットWi-Fiレンタル

サービスのタイプ1日料金特徴
対応国最多の総合型1,270-1,970円200以上の国、日本の空港・宅配で受取返却
24時間サポート重視型1,280-2,280円アジア中心・24時間の日本語サポート
空港ロッカー受取の1日型390-1,290円1日単位・無人ロッカーで受取返却
アジア特化の格安型500-1,500円東アジアの回線に強く単価が安い
老舗の低価格型790-1,590円格安路線・長期割引あり

ポケットWi-Fiは複数台接続可能(3-5台)・家族グループ全員でシェア可が最大の強み。1台1日1,500円なら4人で375円/人。ただし持ち運びが必要・充電必須・受け取り返却の手間があるため、eSIM対応スマホがない場合や動画配信を大量に使う場合の選択肢です。

地域別の推奨プラン

韓国・台湾・東南アジア(3-7日)

標準eSIM 1GB/日、または段階制プランの月2GB無料枠が最強。物価の安いエリアの短期旅行なら、月2GB以内でメッセージアプリ・地図アプリ・カード決済に十分対応できます。

ヨーロッパ 周遊(7-14日)

ヨーロッパ域内共通の地域eSIMなら複数国をまたいでも設定変更が不要。大容量特化型のEU 10GB/30日プランは約2,500円と特に安く、複数国周遊に最適です。

アメリカ・カナダ(5-14日)

全国系キャリアのプリペイド現地SIMまたは北米地域向けeSIM。物理SIMは大手キャリア回線で電波が強く、eSIMは30-60GBの大容量プランが割安です。

複数大陸周遊(1ヶ月以上)

全世界対応のグローバルeSIMまたは無制限型eSIM。1ヶ月無制限で1万円前後、複数SIMを切り替える手間がなく動画配信も快適です。

家族・グループ旅行(4人以上)

ポケットWi-Fi 1台シェアが最安。1日1,500円÷4人=375円/人で全員高速回線利用可能。ただし別行動時にはeSIM併用推奨。

出張・仕事利用(動画会議等)

大容量eSIM(5GB/日クラス)またはポケットWi-Fi。Web会議は1時間で1-2GB消費するため、大容量プランが必須です。

データ量目安:何ができるか

「1日1GB」で何ができるかを把握すれば、必要データ量が見えます。以下は主要アプリの1時間あたりデータ消費量の実測値です。

アプリ・用途1時間あたり1GBで可能な時間
メッセージアプリのテキスト・スタンプ5-10MB約100-200時間
メッセージアプリの音声通話30MB約33時間
メッセージアプリのビデオ通話300MB約3時間
地図アプリのナビ500MB約2時間
写真系SNSの閲覧300-500MB約2-3時間
写真系SNSのショート投稿50MB(1本)約20本
動画共有サービス 480p500MB約2時間
動画共有サービス 1080p1.5GB約40分
動画配信サービス 標準画質1GB約1時間
動画配信サービス 高画質3GB約20分
Web会議(ビデオオン)1-2GB約30分-1時間
Web閲覧(画像多め)50-100MB約10-20時間
メール・ビジネスチャット10-30MB約30-100時間
配車アプリの利用30-50MB/日
翻訳アプリ(画像・音声)10-30MB/日
音楽配信サービスのストリーミング150MB約6時間
海外で主流のメッセージアプリ10-20MB約50-100時間

一般的な観光利用(地図+SNS+テキスト連絡+写真投稿)なら1日500MB-1GBで足ります。動画配信を頻繁に見るなら3-5GB/日、Web会議を1時間以上するなら5GB/日以上が現実的な設定です。ホテルWi-Fiを併用するとモバイルデータ消費を大幅に抑えられます。

使いどころ

短期渡航でコスト最小化

段階制プランの契約者なら月2GB無料で追加料金ゼロ。それ以外は標準eSIMの1GB/日 約300円がベストで、1週間3GB程度なら1,800-2,500円で完結します。

大容量ストリーミング

動画配信・動画共有・Web会議など大量にデータを使うなら、無制限型eSIM(1日約450円)または大容量特化型の30GB/月プラン。動画は1時間で1GB消費するため、標準eSIMでは足りません。

SIMロック解除できない機種

物理SIMが差せないなら eSIM 一択、eSIM 非対応なら ポケットWi-Fi 一択。段階制プランやオンライン専用の定額型プランなら、日本のSIMのまま海外で使えるため手間がかかりません。

グループ・家族旅行

ポケットWi-Fi 1台を全員でシェアで実質1人400-500円/日。ただしメンバーが別行動する時間帯があるならeSIM併用が現実的です。

よくある間違い・注意点

  • 「日本のキャリアを何もせず海外で使う」 — 海外ローミング設定を切っていないと、自動でパケットローミングが接続され、1日3,000円以上の高額請求になります。無料枠のあるプラン以外の契約者は、必ず「データローミングOFF」を確認してください。
  • eSIM対応機種の勘違い — おおむね2018年以降のiOS端末と2018年以降の主要Android端末が対応。同じメーカーでも機種・発売地域によって対応差があるため、購入前に必ず端末メーカーの公式情報で対応可否を確認してください。
  • SIMロック解除を忘れる — 現地SIM利用時は必須です。メーカー直販のSIMフリー機以外は解除申請が要ります。大手キャリアで購入した端末は各社のマイページから無料で解除できますが、渡航直前に慌てないよう出発1週間前までに済ませましょう。
  • データ量の見積もり不足 — 地図アプリのナビ1時間0.5GB、写真系SNSの閲覧1時間0.3GB、動画配信1時間1GBが実勢。1日1GBは「地図+メッセージ+写真投稿+数分の動画」程度が上限。動画配信メインなら1日3-5GBは見込みましょう。
  • ポケットWi-Fiを空港受取忘れ — 出発当日は搭乗ゲート近くでバタバタしやすく、受取カウンターを通り過ぎるトラブル多発。前日宅配受取または空港到着後ロッカー受取が確実です。
  • eSIMを渡航前にダウンロードし忘れる — 現地到着後にダウンロードするなら現地Wi-Fi必要(空港無料Wi-Fi・カフェ等)。事前に自宅Wi-Fi環境でダウンロードだけ完了し、現地でアクティベーションが最も安全。
  • 2つのプランを併用して二重課金 — 日本のローミングとeSIMを両方有効にしたままだと、両方に課金される可能性があります。使わない方をオフにするか、eSIMプロファイル自体を削除しましょう。

参考文献・公的資料

※本ページの計算結果および料金データは概算値です。実際の海外SIM料金・ポケットWi-Fi料金・キャリアローミング料金は、キャンペーン・為替・プラン改定により変動します。予約前に必ず各公式サイトで最新価格と対応国を確認してください。データ量目安(1GBでできること等)は使用アプリ・通信環境により変わります。SIMロック解除やeSIM対応機種の確認は必ずご自身で行ってください。

よくある質問(FAQ)

eSIM対応機種は?

おおむね2018年以降に発売されたiOS端末・2018年以降の主要Android端末・一部のタブレットが対応しています。北米向けモデルにはeSIM専用で物理SIMスロットを持たない機種もあります。同じメーカーでも機種・発売地域による差が大きいため、端末メーカーの公式ページで対応可否を必ず確認してください。

現地SIMはどこで買える?

空港到着ロビーのキャリアカウンター・市内のキャリアショップ・コンビニ(一部)・大手通販モールでの事前購入が主な入手経路です。空港カウンターは深夜便でも営業しているケースが多い一方、割高(実勢+20-30%)です。通販で日本発送してもらえば、渡航前に自宅で受け取り、出発時にセットして到着後すぐ使えます。

段階制プランの海外ローミングは本当に無料?

月2GBまで無料というのは本当です。72カ国/地域で追加設定は不要、日本のSIMをそのまま海外で使えます。2GB超過後は速度制限(128kbps)または追加購入(1GB 500円)。7日間旅行で1日約280MB程度の利用なら追加料金ゼロで済むケースが大半です。

オンライン専用の定額型プランの海外ローミングは?

91カ国/地域で月20GBまで追加料金なし(既存の契約容量の枠内)。国内で20GB契約なら、海外で使った分も国内利用分と合算されるだけで追加課金はありません。設定不要で自動接続。1ヶ月以上の長期旅行や動画をよく見る人に最もコスパが良い選択肢です。

eSIMと現地SIM、どちらが得?

短期(3-7日)はeSIM、長期(14日以上)や大容量は現地SIMが実勢。eSIMは事前設定・空港到着後すぐ利用可能な便利さ、現地SIMは大容量プランのコスパで有利。デュアルSIM対応端末なら「日本のSIM+現地eSIM」の併用も一般化しています。

ポケットWi-Fiは何人まで使える?

機種により3-5台まで同時接続可能。家族旅行4人でシェアすれば1台1日1,500円÷4=375円/人。ただし別行動時に無通信になるデメリットあり。子連れ家族の日中一緒行動なら最適、若者グループの夜個別行動には不向きです。

大手キャリアの海外パケ放題(1日2,980円)は損?

短期出張・急な渡航には便利、旅行者は割高。1週間で2万円以上のため、事前準備の時間があるならeSIMやポケットWi-Fiの方が圧倒的にコスパ良。ただし「明日いきなり出張」等の緊急時は設定不要で即使えるため役立ちます。

データ量1日1GBで足りる?

地図アプリ+メッセージアプリ+SNS閲覧+写真投稿+短い動画程度なら十分です。ただし動画配信は1時間で1GB消費するため、動画共有・動画配信を多用するなら1日3-5GB必要。動画はホテルのWi-Fiで事前ダウンロードしておき、eSIMは低容量プランで抑えるのが定石です。

SIMロック解除の手順は?

大手キャリアはいずれも各社のマイページから無料で解除できます。会員向けマイページのSIMロック解除メニューから、IMEI番号(設定→端末情報から確認)を入力するだけで即時解除。店頭申込は手数料がかかる場合があるため、オンラインで渡航1週間前までに済ませておくと安心です。

eSIMのアクティベーションはいつ行う?

プロファイルダウンロードは日本の自宅Wi-Fiで済ませ、アクティベーション(利用開始)は現地到着時が定石。多くのeSIMは「アクティベーション後X日間有効」なので、日本で有効化すると渡航前に期限を消費します。

海外で通話も使いたい

データSIM+メッセージアプリの無料通話が主流です。音声通話付きSIMは料金が高くなるため、家族との連絡はメッセージアプリの無料通話で済ませ、緊急連絡はキャリア専用アプリ(段階制プランでは日本発着の通話が無料になる方式)を活用しましょう。

複数の国を回るときは?

各eSIM事業者が用意する「地域プラン」または「グローバルプラン」が便利です。ヨーロッパ周遊なら欧州30ヶ国共通プラン、東南アジア周遊ならアジア域内共通プラン、世界一周なら全世界対応プランを選べば、1つのeSIMで複数国をカバーできます。国境を越えても切り替え操作が不要です。