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木材切断費

木材のカットサービス費用をカット数から計算する無料電卓。定尺の材から何本取れるかの数え方、切りしろの見込み方、自分で切る場合との比較も解説します。

最終更新:2026-05-06/監修:計算ツールズ編集部

木材切断費ツール

計算式と前提

切断費 = カット数 × 50円

既定値は5カットで、5×50=250円と表示されます。1カット50円は本ツールが置いた前提値です。実際の単価は店舗ごとに決められていて、購入した材については一定回数まで無料という店もあれば、直線カット以外は受け付けない店もあります。入力できるカット数は1〜50です。この計算機はカット数だけを掛けているので、斜め切り・長尺材・厚い材の追加料金や、材そのものの代金は含みません。切りしろ(刃の厚みで消える分)も計算に入っていないため、必要な本数を取れるかどうかは下の早見表の考え方で別に確かめてください。

早見表

カット数別の切断費

カット数切断費
1カット50円
3カット150円
5カット(既定値)250円
10カット500円
20カット1,000円
30カット1,500円
50カット(入力の上限)2,500円

※計算機に同じカット数を入れたときの出力と同じ値です。

1,820mmの材から同じ長さの部材を取る(切りしろ3mmを見込んだ場合)

部材の長さ取れる本数カット数この計算機での切断費
200mm8本8カット400円
250mm7本7カット350円
300mm6本6カット300円
400mm4本4カット200円
455mm3本3カット150円
600mm3本3カット150円

※本数は「材長 ÷(部材の長さ+切りしろ3mm)」の整数部で数え、1本につき1カットとしています。切りしろ3mmは本ツールの前提値で、実際は機械と刃で変わります。切断費の欄は計算機に同じカット数を入れたときの出力と同じ値です。455mmの行に注目してください。1,820÷455=4ですが、切りしろを見込むと4本目が足りず3本になります。

カット費用と木取りの考え方

カット料金が「長さいくら」ではなく「1カットいくら」で決まるのは、費用の大半が切っている時間ではなく段取りにあるからです。寸法を出し、材を定盤に固定し、直角を確かめて、切り終えたら次の位置に送る。この一連の手間は、切る長さが300mmでも900mmでもほとんど変わりません。だから料金はカットの回数に比例します。逆にいえば、同じ部材を何本も取るなら、材を積み重ねて一度に切れる店では回数を減らせることがあります。持ち込み材のカットを断る店や、購入材に限って一定回数まで無料にしている店もあるので、単価だけでなく条件を先に確認したほうが総額は読みやすくなります。

判断が分かれるのは、店に頼むか自分で切るかです。50カットでも本ツールの前提では2,500円で、丸のこを一式そろえる費用には遠く及びません。一方で、切る回数が多い作業を継続するなら道具を持つ意味は出てきます。ここで比べるべきは金額だけではありません。木材加工用の丸のこ盤については、労働安全衛生規則が反ぱつ予防装置(第122条)と歯の接触予防装置(第123条)の設置を事業者に義務づけています。これは職場を対象にした規定ですが、危険の種類は家庭でも同じです。丸のこ盤・帯のこ盤・かんな盤などを5台以上持つ事業場では木材加工用機械作業主任者の選任も必要で(労働安全衛生法施行令第6条第6号)、それだけ扱いに知識が要る機械だと制度が扱っていることになります。

見落とされやすいのは切りしろです。刃には厚みがあり、1回切るごとにその分だけ材が消えます。早見表の455mmの行がその例で、1,820mmを455mmで割ると計算上は4本ですが、切りしろを3mm見込むと4本目の長さが足りません。ぴったり割り切れる寸法ほど落とし穴になります。同じ理由で、必要な本数を材の長さから逆算するときは、部材の長さに切りしろを足してから割るのが安全です。仕上がり寸法にも公差があり、切断面が完全な直角になるとは限りません。組み立てで隙間が出ると困る箇所は、現物合わせで最後に切るという段取りにしておくと失敗しにくくなります。

条件による違いもあります。カットできる寸法や材種は設備で決まり、厚い材、幅の広い合板、集成材や無垢材の反りが強いものは断られることがあります。斜め切りや溝加工は対応していない店が多く、対応していても別料金です。含水率が高い材は乾く過程で寸法が動くため、切った直後の精度がそのまま残るわけではありません。屋外で使う材と室内で使う材では、必要な精度も変わります。設計段階で、精度が要る部材と多少ずれても支障のない部材を分けておくと、どこまで店に任せるかの線引きが決めやすくなります。

よくある間違い・注意点

  • 切りしろを見込まずに本数を数える — 1,820mmを455mmで割れば4ですが、刃の厚みの分だけ材が消えるため4本は取れません。部材の長さに切りしろを足してから割ってください。
  • カット数を「切り分けたい本数−1」と数える — 端材を落とす分の1回が抜けます。店の数え方は事前に確認してください。この計算機はカット数をそのまま掛けるだけです。
  • 単価だけで店を選ぶ — 購入材は一定回数まで無料、持ち込み材は不可、斜め切りは別料金など、条件のほうが総額に効くことがあります。
  • この計算機の金額を総額と考える — 1カット50円は本ツールの前提値で、材の代金も追加料金も含みません。実際の単価は店舗の掲示で確認してください。
  • 自分で切る前提で安全を後回しにする — 丸のこ盤には反ぱつ予防装置と歯の接触予防装置の設置が事業者に義務づけられています(労働安全衛生規則第122条・第123条)。家庭で使う場合も、同じ危険があることを前提に扱ってください。

参考資料・根拠

※1カット50円と切りしろ3mmは本ツールの前提値です。実際の単価・対応寸法・数え方は店舗の掲示に従ってください。

よくある質問(FAQ)

1カット50円というのは実際の相場ですか?

本ツールが置いた前提値です。実際の単価は店舗ごとに決められており、購入した材については一定回数まで無料としている店もあります。持ち込み材のカットを受け付けない店もあるので、行く前に条件を確認してください。

カット数はどう数えますか?

この計算機は入力したカット数をそのまま50円に掛けます。端材を落とす分の1回を忘れやすい点に注意してください。1,820mmから300mmを6本取る場合、端材を落とすなら6カットになります。数え方は店舗によって異なることがあります。

切りしろはどのくらい見込めばよいですか?

刃の厚みで消える分で、本ツールの解説では3mmを置いています。実際は機械と刃で変わります。必要な本数を逆算するときは、部材の長さに切りしろを足してから材の長さを割ってください。

1,820mmから455mmを4本取れないのはなぜですか?

割り算では4本ですが、3回切れば切りしろの分だけ材が短くなり、4本目が455mmに届かないためです。ぴったり割り切れる寸法ほど、切りしろの影響が表に出ます。この場合は3本と考えてください。

斜めに切ってもらえますか?

対応していない店が多く、対応している場合も直線カットとは別料金になるのが一般的です。この計算機は直線カットのカット数だけを扱っています。

カットの精度はどのくらいですか?

設備と材の状態で変わるため、一律の数字はありません。含水率が高い材は乾く過程で寸法が動くので、切った直後の精度がそのまま残るわけではありません。隙間が出ると困る箇所は、現物合わせで最後に切るほうが確実です。

自分で切ったほうが安く済みますか?

カット数が少ないうちは店に頼むほうが安く上がります。本ツールの前提では50カットでも2,500円です。継続して使う見込みがあるなら道具を持つ意味は出ますが、丸のこ盤には反ぱつ予防装置と歯の接触予防装置の設置が事業者に義務づけられている(労働安全衛生規則第122条・第123条)ほど扱いに知識が要る機械です。安全対策まで含めて比べてください。