PEGレシオ計算機|成長率を加味した割安度判定
PEGレシオを計算する無料電卓。株価・EPS・予想成長率から、PERでは見えない成長性込みの割安/割高を瞬時判定。
PEGレシオツール
PEGレシオとは
PEGレシオ(Price/Earnings to Growth)は伝説の投資家ピーター・リンチが普及させた割安度指標。PERをEPS年成長率(%)で割ることで、「成長性を考慮したPER」を求めます。高PERでも高成長なら割安、低PERでも成長なしなら割高、という判定が可能。成長株投資の必須指標です。
計算式と考え方
PEGレシオ = PER ÷ EPS年成長率(%)
= (株価 ÷ EPS) ÷ 成長率%
例:PER30倍・成長率20%なら、PEG=30÷20=1.5。1.0が中立、1.0未満で割安、1.0超で割高と判定。リンチは「PEG=0.5以下なら絶好の買い場」と提唱。
計算例
- 株価2500・EPS150・成長15% → PER=16.67、PEG=1.11 適正
- 株価10000・EPS200・成長40% → PER=50、PEG=1.25 適正(高成長)
- 株価1500・EPS100・成長5% → PER=15、PEG=3.0 非常に割高(低成長)
早見表・基準値
| PEG | 評価 | 投資判断 |
|---|---|---|
| <0.5 | 非常に割安 | リンチの「絶好の買い場」 |
| 0.5〜1.0 | 割安 | 長期投資の好機 |
| 1.0〜1.5 | 適正 | 標準的な評価 |
| 1.5〜2.0 | 割高 | 慎重判断 |
| >2.0 | 非常に割高 | 売却検討・空売り候補 |
注意点・落とし穴
- 成長率予測は外れる。アナリストコンセンサスの精度に左右される。
- 赤字企業・成長率マイナスでは計算不能(分母0以下)。
- 業界平均との比較が重要。テック業界はPEG高め、公益は低め。
- 過去成長率と将来成長率の使い分け注意。一般には3年予想を使用。
関連用語
- PER
- 株価収益率。株価÷EPS
- EPS
- 1株当たり純利益
- PER予想
- 来期予想EPSベースのPER
- PEG-Y
- 配当を加えた拡張版PEG
よくある質問(FAQ)
PEG=1の意味は?
PERと成長率が等しい状態。「成長と評価のバランスが取れている」とリンチは定義。
低PEGの落とし穴は?
成長率が一時的な可能性。トレンド安定性を別途確認。
高PEG=売り?
必ずしも売り推奨ではない。市場が将来の超成長を織り込んでいる場合あり。
PEG計算で配当はどう扱う?
標準PEGには含めない。PEG-Y(配当込み)を使う場合あり。
成長率の数値は何を使う?
一般に3〜5年の年率予想。短期の異常値を除外する目的。
日本株でも有効?
有効。但し成熟企業多くPEG高くなりがち。新興・グロース株向き。
PER15倍・成長0%なら?
PEG計算不能(分母0)。低成長・無成長企業はDCF・PBRで評価。