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Patreon月収

支援者数と月額から、継続支援サービスの手取り収入と支援者数の推移を試算します。

最終更新:2026-05-06/監修:計算ツールズ編集部

Patreon月収ツール

計算式と考え方

月間の支援総額は「支援者数 × 平均の月額」で、200人・800円なら16万円です。海外の継続支援プラットフォームの手数料を8%、決済手数料を3.6%とすると、合わせて1万8,560円が差し引かれます。特典の原価が1人あたり120円で2万4,000円かかるため、手取りは11万7,440円になります。税率20%を引いた税引後の月額は約9万3,952円、年間では約112万7,424円です。支援者数の推移は、新規と解約が釣り合う点で決まります。月15人の新規に対して解約率6%であれば、15÷0.06で250人が到達点となり、現在の200人からはまだ増える計算です。

手数料と収入の構造

プラットフォーム手数料5〜12%。決済や配信の仕組みを利用する対価
決済手数料3〜4%。カード会社などに支払う分で、多くは別建て
特典の原価限定コンテンツなら小さいが、物品の送付があると送料込みで重くなる
到達点の人数新規獲得数÷解約率。解約率が半分になれば到達点は倍になる

Patreon月収の詳しい解説

継続支援型の収入は、一回きりの販売と違い、支援者数という残高の増減で決まります。毎月の新規獲得数と解約率が一定であれば、支援者数は無限に増えるのではなく、新規獲得数を解約率で割った水準に収束します。月15人の新規に対して解約率が6%であれば250人、解約率が3%になれば500人が到達点です。この関係が意味するのは、新規獲得に力を注ぐより、解約率を半分にするほうが到達点への影響が大きいということです。継続支援の運営で、新規の告知より既存の支援者への発信を重視すべきだと言われるのは、この構造に基づいています。手数料の構造も理解しておく必要があります。プラットフォームの利用料と決済手数料は別建てになっていることが多く、両方を合わせると支援額の1割以上が差し引かれます。独自の会員制サイトを構築すればプラットフォームの利用料は不要になりますが、決済の仕組みの導入、会員管理、問い合わせ対応を自分で担うことになり、その手間は費用と同じ性質を持ちます。支援者数が数百人の規模では、プラットフォームを使うほうが合理的である場合がほとんどです。実務で判断が分かれるのは、特典の設計です。限定の記事や動画のように、一度作れば人数が増えても原価が変わらない特典であれば、支援者が増えるほど利益率が上がります。一方、物品の送付や個別のやり取りを特典に含めると、1人増えるごとに原価と手間が増え、規模の拡大が負担になります。支援額の高い枠に手厚い特典を置く設計は理にかなっていますが、その枠の人数が増えたときに対応できるかを、事前に考えておく必要があります。特典が負担になって発信そのものが滞れば、解約率の上昇という形で跳ね返ります。見落とされやすいのが、収入の性質と税の扱いです。継続支援による収入は、事業として継続的に行っていれば事業所得、そうでなければ雑所得として扱われるのが一般的で、いずれも給与と合算した総合課税の対象になります。給与所得がある人の場合、副業としての所得が一定額を超えれば確定申告が必要です。また、支援を受ける対価として特典を提供している場合、その取引の性質によって消費税の扱いを検討することになります。判断が難しい領域であるため、収入が一定の規模になった段階で税理士に相談することが安全です。プラットフォームの選択にあたっては、手数料率だけでなく、支援者との連絡手段が自分の手元に残るかという点が重要になります。プラットフォームが方針を変えたりサービスを終了したりした場合、支援者との接点がその中にしかなければ、収入が一度に失われます。別の連絡手段を確保しておくことが、長期の安定につながります。

業界・現場での使い方

収入の把握

手数料と原価を差し引いた実際の手取りを確認します。

目標設計

解約率と新規獲得数から到達点の人数を試算します。

特典の検討

1人あたりの原価が手取りに与える影響を確認します。

よくある間違い・注意点

  • 支援総額を収入と考える — 手数料と特典の原価で1〜3割が減ります。手取りで生活設計をしてください。
  • 新規獲得だけを追う — 到達点は新規獲得数を解約率で割った水準です。継続率の改善のほうが効きます。
  • 人数に比例する特典を置く — 物品や個別対応は規模の拡大が負担になります。原価の増えない特典を主軸にしてください。

関連する規格・法規

  • 電通デジタル調査
  • Influencer Marketing Hub

※本ツールは公的基準に基づく参考計算です。実際の設計・施工・法令適用は最新の告示・規格および所轄官庁の判断に従ってください。

よくある質問(FAQ)

手数料はどのくらいかかりますか?

プラットフォーム利用料が5〜12%、決済手数料が3〜4%です。合計で1割以上が差し引かれます。

支援者数はどこまで増えますか?

新規獲得数を解約率で割った水準に収束します。解約率が半分になれば到達点は倍になります。

確定申告は必要ですか?

給与以外の所得が一定額を超えれば必要です。事業所得か雑所得かの判断を含め、税理士への確認が確実です。