モルタル配合(1:2, 1:3, 1:4)
用途別モルタル配合(1:2〜1:4)と施工面積・塗厚から必要材料量を即算出。左官工事・タイル下地・防水下地の見積りに。
モルタル配合(1:2, 1:3, 1:4)ツール
モルタル配合(セメント:砂の体積比)
仕上げ 1:2 (高強度・厚薄両対応)
防水 1:2.5 (防水材配合)
一般 1:3 (床・壁下地の定番)
厚塗り 1:4 (経済性重視の下地)
用途別の配合比で、セメント量を増やすほど強度・防水性が上がり、砂を多くすると経済性が上がります。水セメント比40-60%が標準で、これを大きく超えると強度低下・ひび割れの原因になります。
モルタル1m³あたり材料量
| 配合 | セメント | 砂 | 水 |
|---|---|---|---|
| 1:2 仕上げ | 600 kg | 1400 kg | 280 L |
| 1:2.5 防水 | 540 kg | 1450 kg | 250 L |
| 1:3 一般 | 450 kg | 1500 kg | 220 L |
| 1:4 厚塗り | 380 kg | 1550 kg | 190 L |
モルタル配合(1:2, 1:3, 1:4)の詳しい解説
モルタルはセメント+砂+水の3成分で構成される左官材料で、コンクリートと違って砂利(粗骨材)を含まないのが特徴。厚さ5-100mmの塗装用途に使われ、床・壁・タイル下地・防水下地・ブロック目地・段差調整など幅広く適用されます。
実務では「1:3の一般モルタル」が最も使用頻度が高く、床レベル調整・タイル貼り下地・外壁補修の標準配合。強度重視なら1:2、経済性重視なら1:4を選びます。1m³あたりセメント450kg・砂1500kg・水220Lが1:3の標準で、25kg袋なら18袋必要になります。
近年はプレミックスモルタル(既調合モルタル)25kg袋がホームセンター・建材店で普及。1袋で約12-13Lのモルタルが練れて、DIYや小補修工事の主流になっています。単価は300-800円/袋で、少量なら自前調合より経済的。混和材(防水材・凝結遅延剤・繊維)入り製品も充実しています。
業界・現場での使い方
左官工事・タイル下地
床レベル調整・壁下地・外壁補修。左官業者の日常材料計算。
外構・エクステリア
ブロック塀の目地・化粧目地・階段仕上げ。1袋単位で発注可能。
DIY補修
壁の穴埋め・タイル貼替・階段補修。プレミックス製品25kg袋で小規模施工。
よくある間違い・注意点
- 体積比のまま実施工 — バケツ比で混ぜると水量が狂う。質量計算またはメーカー指示に従う。
- 水量を目分量で多く — 水セメント比60%超えでひび割れ・強度低下。指定量を守る。
- 乾燥した下地に塗る — 吸水で水分が奪われて硬化不良。下地散水必須。
関連する規格・法規
- 日本建築学会 左官工事標準仕様書 — モルタル配合基準。
- セメント混和用ポリマーディスパージョン。
- ポルトランドセメント。
※本ツールは公的基準に基づく参考計算です。実際の設計・施工・法令適用は最新の告示・規格および所轄官庁の判断に従ってください。
よくある質問(FAQ)
モルタル1:3の意味は?
セメント1:砂3の体積比。1m³作るのにセメント約450kg・砂1500kg必要。
プレミックスと自前調合、どちらが得?
10袋以下ならプレミックス。それ以上ならセメント+砂の自前調合が経済的(単価半分程度)。
モルタルの塗厚上限は?
1回塗り30mm程度。それ以上は2回塗り(1回目乾燥後2回目)またはメッシュ補強で剥落防止。
防水モルタルの成分は?
1:2.5の高強度配合+防水剤(混和材)。地下ピット・水回り・浴室で使用。
モルタル1袋(25kg)で何m²塗れる?
厚10mmで約1.2m²、厚20mmで0.6m²、厚30mmで0.4m²。