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通訳時給

通訳の形態と分野から、必要な人数と費用を試算します。

最終更新:2026-05-06/監修:計算ツールズ編集部

通訳時給ツール

計算式と考え方

時間単価は、通訳の形態と分野に応じた係数を基本単価に掛けて求めます。逐次通訳の一般ビジネスであれば係数は1.0で、基本12,000円がそのまま時間単価になります。6時間の拘束で1名なら通訳者の費用は72,000円、事前準備30,000円と交通費15,000円を加えて総額117,000円です。これが同時通訳の医療分野になると、係数1.8と1.5を掛けて時間単価は32,400円、さらに2名体制が必要となるため、同じ6時間でも通訳者の費用は約38.9万円まで上がります。逐次通訳では発言を区切って訳すため、同じ内容でも所要時間が約2倍になる点を進行の設計に織り込む必要があります。

形態による違い

逐次通訳発言を区切って訳す。所要時間が2倍になるが機材が不要
同時通訳発言と並行して訳す。専用の機材と複数名の体制が必要
ウィスパリング少人数向けに小声で同時に訳す。機材なしで実施できる
アテンド通訳移動や商談への同行。拘束時間での算定が一般的

通訳時給の詳しい解説

通訳の費用は、形態、分野、時間によって決まります。最も費用が高くなるのが同時通訳で、発言と並行して訳すという高度な処理を要するため、単価が高く、また複数名の体制が必要になります。この形態では、集中力の消耗が激しいため、15分から20分ごとに交代することが標準的な運用です。1名で長時間対応させることは、品質の低下と通訳者の負担の両面から適切ではありません。逐次通訳は、話者が区切って話し、その間に訳す形態です。専用の機材が不要で、少人数の会議や商談に適しています。ただし、同じ内容を伝えるのに約2倍の時間がかかるため、進行の設計にこの点を織り込む必要があります。予定した議題が時間内に収まらないという事態は、この特性を考慮しなかった結果として生じます。分野による単価の差は、必要な専門知識を反映しています。医療や法務の分野では、専門用語の正確な理解に加えて、誤訳が重大な結果を招く可能性があるため、高い専門性が求められます。技術分野も同様で、業界特有の用語と概念の理解が前提になります。これらの分野では、対応できる通訳者の数も限られるため、早期の手配が必要です。事前の準備が品質を大きく左右します。会議の資料、用語集、参加者の情報、想定される議題を事前に共有することで、通訳の精度が上がります。特に専門的な内容では、この準備の有無が結果を決定づけます。準備には相応の時間がかかるため、その費用が別途請求されることが一般的です。この費用を惜しむと、当日の品質が下がることになります。機材についても理解が必要です。同時通訳では、通訳者用のブース、送信機、聴衆用の受信機が必要になります。会場の規模と参加人数に応じた台数を用意し、設置と運用の要員も配置されます。近年は、遠隔での通訳に対応した仕組みも普及し、通訳者が現地にいなくても対応できるようになりました。この場合、通信環境の安定性が品質を左右します。手配にあたっては、単価だけでなく、その分野での経験、対応可能な言語の組み合わせ、事前準備への姿勢を確認することが、良い結果につながります。

業界・現場での使い方

予算の見積

形態と時間から必要な費用を算出します。

体制の検討

必要な通訳者の人数を確認します。

進行の設計

形態による所要時間の違いを踏まえて計画します。

よくある間違い・注意点

  • 同時通訳を1名で依頼する — 集中力の消耗が大きく品質が保てません。1言語あたり2名以上が標準です。
  • 逐次通訳の所要時間を考えない — 約2倍の時間がかかります。議題が時間内に収まらない原因になります。
  • 事前資料を共有しない — 品質が大きく下がります。特に専門分野では準備の有無が結果を決めます。

関連する規格・法規

  • 業界団体
  • 消費者庁

※本ツールは公的基準に基づく参考計算です。実際の設計・施工・法令適用は最新の告示・規格および所轄官庁の判断に従ってください。

よくある質問(FAQ)

同時通訳に何名必要ですか?

1言語あたり2名以上が標準です。15〜20分ごとの交代が品質の維持に必要になります。

逐次と同時のどちらを選びますか?

時間の制約と参加人数によります。逐次は機材が不要ですが所要時間が2倍になります。

事前準備の費用は必要ですか?

品質に直結します。資料の読み込みと用語の確認に時間を要するため、別途請求が一般的です。