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アプリストア手数料

売上規模と手数料率から、アプリストアの手数料負担と手取りを試算します。

最終更新:2026-05-06/監修:計算ツールズ編集部

アプリストア手数料ツール

計算式と考え方

手数料は税抜きの売上に対して計算されます。月間の課金売上3,000万円は、消費税10%を含むため税抜きでは約2,727万円です。手数料率30%をそのまま掛ければ約818万円ですが、サブスクリプションは継続期間が一定を超えると15%に下がるため、その比率が20%(うち4割が継続1年超)なら、ストアでの実効的な手数料率は28.8%になります。さらに売上の20%をウェブ決済(手数料率4%)へ誘導すると、手数料の合計は約650万円まで下がり、手取りは約2,077万円、実効手数料率は23.84%です。ウェブ決済への誘導による削減は月あたり約135万円になります。小規模事業者向けのプログラムの対象となれば手数料率が15%に下がり、負担はさらに軽くなります。

手数料の構造

標準の手数料率30%が長く標準とされてきた
小規模事業者一定の売上以下では15%に軽減される制度がある
サブスクリプション継続期間に応じて手数料率が下がる仕組みがある
外部決済規制の動きにより、外部での決済が認められる方向にある
外部決済に切り替えた場合の料率決済代行の手数料は3〜5%程度が目安。ストアの30%との差は大きいが、決済完了率の低下ぶんを差し引いて評価する
課金以外の収益アプリ内広告による収益にはストア手数料がかからない。課金と広告の比率で実効的な負担は変わる

アプリストア手数料の詳しい解説

アプリ内での課金に対するプラットフォームの手数料は、長く30%が標準とされてきました。この水準は、決済処理、配信、審査、不正対策といったサービスの対価とされる一方、開発者からは高すぎるという批判が続いてきました。特に、他の決済手段が使えず、この手数料を避けられないという点が、競争上の問題として指摘されてきました。この状況に対して、複数の変化が生じています。第一に、小規模な事業者に対する軽減措置が導入され、一定の年間売上以下であれば手数料率が半減する制度が設けられました。これにより、多くの個人開発者や小規模事業者の負担が軽くなりました。第二に、継続課金については、契約が一定期間続いた後の手数料率を下げる仕組みが導入されています。第三に、各国の競争法や新たな規制により、外部の決済手段への誘導や、代替となる配信経路の提供が求められる動きが進んでいます。この規制の動きは、事業者にとって手数料負担を減らす機会になります。自社のウェブサイトで決済を行えば、手数料は決済代行の数%で済みます。ただし、利用者にとっては手続きが増えるため、決済の完了率が下がる可能性があります。手数料の削減と、利用者の利便性の低下による機会損失を比較する必要があります。また、外部決済への誘導が認められる範囲や条件は地域によって異なり、また変化しています。手数料を前提とした事業設計も重要です。売上の3割が差し引かれることを織り込んで、収益の目標や広告への投資額を設定する必要があります。特に、広告費をかけて利用者を獲得する事業では、獲得コストと手数料の両方を差し引いた後に利益が残るかを検証しなければなりません。手数料が実質的な原価として機能するため、この計算を怠ると収益性を大きく見誤ります。税務上の扱いも確認すべき点です。手数料は税抜きの売上に対して計算されるのが一般的で、消費税の扱いは事業者の課税形態によって異なります。国境を越えた取引となるため、消費税の申告における取り扱いを含め、専門家への確認が必要な領域です。

業界・現場での使い方

収益計画

手数料を差し引いた手取り額を把握します。

制度の活用

小規模事業者向けプログラムによる負担の差を確認します。

決済経路の検討

外部決済への誘導による削減効果を試算します。

よくある間違い・注意点

  • 税込みの売上に手数料率を掛ける — 手数料は税抜きの売上に対して計算されます。実際の負担額が変わります。
  • 軽減制度を確認しない — 一定の売上以下では手数料率が半減する制度があります。申請が必要な場合もあります。
  • 外部決済の機会損失を考えない — 手続きが増えて完了率が下がる可能性があります。削減額と比較してください。

関連する規格・法規

  • 日本ゲーム協会
  • JeSU

※本ツールは公的基準に基づく参考計算です。実際の設計・施工・法令適用は最新の告示・規格および所轄官庁の判断に従ってください。

よくある質問(FAQ)

手数料率は何%ですか?

標準は30%ですが、小規模事業者向けの軽減制度やサブスクリプションの継続による軽減があります。

外部での決済は可能ですか?

規制の動きにより認められる方向にありますが、条件と範囲は地域により異なります。

手数料は税込みと税抜きのどちらに対してですか?

税抜きの売上に対して計算されるのが一般的です。