耐火時間 要求区分
階数×部位から要求耐火時間を即参照。耐火建築物設計・鉄骨耐火被覆計画に。
耐火時間 要求区分ツール
耐火時間要求
建築基準法第2条9号の2・施行令107条。階数と部位で最低耐火時間が規定。1時間耐火・2時間耐火・3時間耐火の3段階が基本。
階数・部位別 耐火時間
| 部位 | 4階以下 | 5-14階 | 15階以上 |
|---|---|---|---|
| 柱・梁 | 1時間 | 2時間 | 3時間 |
| 壁 | 1時間 | 2時間 | 2時間 |
| 床 | 1時間 | 2時間 | 2時間 |
| 屋根・階段 | 30分 | 30分 | 30分 |
耐火時間 要求区分の詳しい解説
耐火時間は火災時に建物が倒壊せずに保つべき時間。1時間耐火(4階以下)、2時間耐火(5-14階)、3時間耐火(15階以上)が基本区分。この時間内は消火活動・避難活動を可能にする構造性能を要求します。
実務では鉄骨造の耐火被覆が重要。素の鉄骨は500℃で強度半減するため、耐火時間を満たすには耐火被覆(石膏ボード・ロックウール・耐火塗料等)を巻き付けます。1時間耐火で被覆厚20-30mm、2時間で30-50mm、3時間で50mm超が目安。工事費用は延床m²あたり数千円-2万円のインパクトがあります。
業界・現場での使い方
建築設計
構造計算+耐火設計。
鉄骨工事
耐火被覆材料・工法選定。
リフォーム
用途変更時の耐火性能再検証。
よくある間違い・注意点
- 耐火被覆の劣化見過ごし — 経年で被覆材脱落。定期点検必要。
- 部分的な耐火被覆撤去 — 設備工事で被覆撤去→火災リスク急増。
- 準耐火と耐火の混同 — 準耐火(木造対応)と耐火(RC/耐火被覆鉄骨)は別区分。
関連する規格・法規
- 建築基準法 第2条9号の2
- 建築基準法施行令 第107条・108条
※本ツールは公的基準に基づく参考計算です。実際の設計・施工・法令適用は最新の告示・規格および所轄官庁の判断に従ってください。
よくある質問(FAQ)
5階建て柱の耐火時間は?
2時間耐火。
鉄骨造で耐火時間確保は?
耐火被覆(石膏ボード・耐火塗料等)で2時間耐火性能付与。
準耐火建築物とは?
耐火建築物より緩和された性能。木造3階建で採用可。
耐火被覆の劣化点検は?
法定検査で確認。剥離・欠損は緊急修繕。