湿り空気エンタルピ
乾球温度・相対湿度から湿り空気エンタルピ・絶対湿度・湿球温度を即算出。空調負荷計算の基礎。
湿り空気エンタルピツール
湿り空気エンタルピ
h = 1.006×T + x/1000×(2501 + 1.86×T) kJ/kg(DA)
T:乾球温度(℃)、x:絶対湿度(g/kg)。SI単位系の標準式。外気負荷・空調系統設計の基礎データ。
代表条件のエンタルピ
| 条件 | h kJ/kg |
|---|---|
| 26℃ 50%(室内標準) | 53.5 |
| 33℃ 70%(夏外気) | 85.3 |
| 7℃ 70%(冬外気) | 18.1 |
| 10℃ 30%(冬室内) | 17.6 |
湿り空気エンタルピの詳しい解説
湿り空気エンタルピは「空気の持つ全熱量(顕熱+潜熱)」を表す指標。夏外気33℃70%(85kJ/kg)を室内26℃50%(53.5kJ/kg)に冷却除湿するには31.8kJ/kg差の熱量除去が必要。この値を外気量に掛けたのが外気負荷kWです。
業界・現場での使い方
空調負荷計算
冷房・暖房負荷の詳細計算。
全熱交換器
外気と排気のエンタルピ交換効率。
デシカント除湿
湿度制御プロセス設計。
よくある間違い・注意点
- 湿度考慮せず — 絶対湿度が同じでも温度でエンタルピ大きく変動。
- DA(乾き空気基準)混同 — kJ/kg(乾き空気)基準が標準。
- 高温高湿での飽和到達 — 露点計算と併用要。
関連する規格・法規
- SHASE-S 111 空調計算基準
- ASHRAE Fundamentals
※本ツールは公的基準に基づく参考計算です。実際の設計・施工・法令適用は最新の告示・規格および所轄官庁の判断に従ってください。
よくある質問(FAQ)
26℃50%のエンタルピは?
約53.5 kJ/kg(DA)。
外気負荷計算での使い方は?
外気量×(外気エンタルピ-室内エンタルピ)=負荷kW。
全熱交換器の効率は?
温度70-85%・湿度50-70%と別々。
冬期は暖房+加湿?
外気7℃70%は絶対湿度4.3g/kg、室内20℃50%は7.3g/kgで加湿要。