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筋トレボリューム

筋トレ ボリューム 計算ツール

筋トレのボリューム(総挙上重量)を、重量・レップ数・セット数・週の実施回数から計算します。1回あたり・週・月の総量と、週ボリュームの水準の目安を表示します。

最終更新:2026-08-18/監修:計算ツールズ編集部

ボリューム 計算機

計算式と前提

1種目・1日ぶんの総挙上重量を出し、それに週の実施回数を掛けて週の総量にします。月は週の4.33倍(1年52週÷12か月)で換算しています。

1回あたりの総挙上重量 = 重量(kg)× レップ数 × セット数
週ボリューム = 1回あたりの総挙上重量 × 週の実施回数
月ボリューム = 週ボリューム × 4.33

既定値の80kg・10回・3セットなら、1回あたりは2,400kgです。これを週2回行うと週ボリュームは4,800kg、月ボリュームは20,784kgとなり、水準の判定は「ライト」と表示されます。判定は週ボリュームの絶対量だけで区切っており、体重・種目・トレーニング歴は考慮していません。同じ種目を同じフォームで続けたときの推移を見る道具として使ってください。

週ボリュームの早見表

本ツールに入力したときの表示値です。月ボリュームは週の4.33倍を四捨五入しています。

入力(重量/レップ/セット/週回数)1回あたり週ボリューム月ボリューム水準
80kg/10回/3セット/週2回(既定値)2,400kg4,800kg20,784kgライト
60kg/12回/4セット/週2回2,880kg5,760kg24,941kg標準
120kg/5回/6セット/週3回3,600kg10,800kg46,764kg標準
80kg/10回/5セット/週4回4,000kg16,000kg69,280kg多め
100kg/10回/6セット/週6回6,000kg36,000kg155,880kg非常に多い

水準の区切り

週ボリューム表示想定される取り組み方
5,000kg未満ライト週1〜2回、健康維持や運動習慣づくりが中心
5,000〜14,999kg標準週2〜3回、部位を分けて計画的に回している段階
15,000〜29,999kg多め週4回以上、回復と栄養の管理が前提になる量
30,000kg以上非常に多い競技志向。休養日の設計と体調の記録が欠かせない量

トレーニングボリュームの詳しい解説

トレーニングボリュームは、重量×レップ数×セット数で求めた総挙上重量です。既定値の80kg×10回×3セットなら2,400kg、これを週2回行えば週4,800kgになります。この指標が使われるのは、筋肥大が筋線維にかかった機械的な張力の総量に反応するという考え方があるためで、重量だけでも回数だけでもなく、両方を掛け合わせた量で負荷の大きさをそろえようという発想です。ただし物理でいう仕事量ではありません。バーベルを動かした距離が式に入っていないため、可動域が半分でも数字は同じになります。この数値の正体は、同じ種目を同じフォームで行った場合の相対的な負荷量であって、それ以上の意味は持ちません。

実務で判断が分かれるのは、週の負荷をトン数で管理するか、セット数で管理するかです。トン数は高重量低回数と低重量高回数を同じ数字にまとめてしまいます。100kg×5回×5セットも50kg×10回×5セットも2,500kgですが、体にかかる刺激は別物です。筋肥大の指標としては、限界近くまで追い込んだセットを週に何セット行ったかのほうが対応が良いとされ、トン数は補助的な位置づけになります。一方で、同じ種目の推移を月単位で追うには扱いやすく、前月より総量が落ちていないか、増やしすぎていないかという確認には向いています。用途を分けて使うのが現実的です。

見落とされやすいのは、数字に入らない要素です。ウォームアップの軽いセットを含めるかどうかで週の総量は1〜2割変わりますが、共通のルールはありません。自分の中で含める・含めないを固定しておかないと、前月との比較そのものが成立しなくなります。種目をまたいだ比較もできません。デッドリフトやスクワットは扱う重量が大きいため、同じ努力でもアームカールの数倍のトン数になります。懸垂や腕立て伏せのように自体重を使う種目は、重量の欄に何を入れるかが定まりません。自体重の何割が動いているかを見積もる必要があり、精度は落ちます。

条件による違いも大きく出ます。同じ週4,800kgでも、体重50kgの人と90kgの人では相対的な負荷が違います。判定は絶対量だけで区切っているため、体格の小さい人は実感より低く出ます。トレーニング歴によっても回復に必要な時間は変わり、始めたばかりの人が上級者と同じ週ボリュームをこなすと回復が追いつきません。増やすときは週あたり1割程度を上限にし、睡眠と食事が確保できているかを見ながら調整してください。関節や腱に痛みが出ている場合は総量を落とし、症状が続くときは整形外科などの医療機関で診てもらうことをおすすめします。

よくある間違い・注意点

  • 種目の違う数字を足して比べる — 下半身の種目は扱う重量が大きく、同じ努力でも腕の種目の数倍のトン数になります。合計値の比較は種目構成が変わった時点で意味を失います。
  • ウォームアップを含めたり含めなかったりする — 数え方が月ごとに変わると、増減が実力の変化なのか集計方法の変化なのか区別できません。どちらかに固定してください。
  • 可動域を削って数字を伸ばす — 挙上距離は式に入らないため、浅くすればトン数だけが増えます。フォームを変えた月は前月と比較できないものと考えてください。
  • トン数だけで週の計画を組む — 同じ総量でも、限界に近いセットが何セット入っているかで刺激は変わります。セット数と主観的な追い込み度合いを併記して記録すると誤読が減ります。
  • 水準の判定を体力の評価だと受け取る — 体重・性別・年齢・種目を一切考慮していない絶対量の区切りです。他人と比べる用途には使えません。

参考資料・公的情報

※本ツールは記録の整理を目的とした参考計算です。持病がある方、痛みや違和感が続く方は、運動量を決める前に医師や理学療法士にご相談ください。

よくある質問(FAQ)

トレーニングボリュームとは何ですか?

重量×レップ数×セット数で求めた総挙上重量です。持ち上げた距離は含まないため、物理でいう仕事量とは別物です。同じ種目を同じフォームで続けたときに、負荷の総量が増えているか減っているかを見るための相対的な指標だと考えてください。

ウォームアップのセットも含めますか?

共通のルールはありません。含めるか含めないかで週の総量は1〜2割変わります。大切なのはどちらかに固定することで、月によって数え方が変わると増減の原因が分からなくなります。本ツールは入力された値をそのまま掛け合わせるだけなので、メインセットだけを入れる使い方が扱いやすくなります。

週ボリュームはどのくらいを目指せばよいですか?

絶対量の正解はありません。体重・種目・トレーニング歴で適量が変わるためです。本ツールの区切りは5,000kg未満がライト、15,000kgまでが標準、30,000kgまでが多め、それ以上が非常に多いという目安にすぎません。まず4週間ぶんを記録し、自分の現在地を出発点にしてください。

種目が違っても数字を足してよいですか?

足すこと自体はできますが、比較には使えません。スクワットやデッドリフトは扱う重量が大きく、同じ努力でも腕や肩の種目より数倍のトン数になります。種目構成を変えた月は総量が動いても実力の変化を意味しません。種目ごとに分けて記録するほうが読み取れる情報は増えます。

懸垂や腕立て伏せはどう入力しますか?

動かしている体重の割合を見積もって重量欄に入れます。懸垂はおおむね自体重の全部、腕立て伏せは自体重の6割程度が目安とされます。ただし体格やフォームで変わる推定値なので、器具を使う種目と同じ精度では扱えません。自体重の種目は回数とセット数で管理するほうが確実です。

ボリュームを増やすペースの目安はありますか?

週あたり1割程度までが無理のない範囲です。週4,800kgなら翌週は5,300kg前後までにとどめる、という増やし方になります。睡眠時間が削られている、関節に張りが残る、前週と同じ重量が挙がらないといった兆候が出たときは、増やさずに一度前の水準へ戻してください。

月ボリュームの4.33倍という数字は何ですか?

1年52週を12か月で割った値です。週を単純に4倍すると年間48週分にしかならず、1か月あたり2〜3日ぶん少なく見積もることになります。本ツールは4.33倍で換算しているため、週4,800kgなら月20,784kgと表示されます。