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BMI体脂肪率肥満度メタボ理想体重基礎代謝BMRTDEE

BMI・体脂肪率・肥満度 総合診断

身長・体重・体脂肪率・腹囲を入力するだけで、BMI(日本基準+WHO国際基準)・理想体重・除脂肪体重・体脂肪量・メタボ腹囲判定・基礎代謝量(BMR)・総消費カロリー(TDEE)まで11項目を一括診断。日本肥満学会の最新ガイドラインに準拠した本格診断ツールです。

最終更新:2026-05-06/監修:計算ツールズ編集部

BMI・体脂肪率・肥満度 総合診断ツール

BMI計算式

BMI = 体重(kg) ÷ 身長(m)² 【WHO+日本肥満学会 標準式】

理想体重 = 22 × 身長(m)² 【最も疾病リスクが低いBMI22基準】

体脂肪率と除脂肪体重(LBM)

体脂肪量(kg) = 体重 × 体脂肪率(%) ÷ 100

除脂肪体重(LBM: Lean Body Mass) = 体重 − 体脂肪量

Deurenberg式(体脂肪率推定): 1.20×BMI + 0.23×年齢 − 10.8×性別(男=1/女=0) − 5.4

基礎代謝量(BMR)・TDEE

Mifflin-St Jeor式(男性): 10×体重 + 6.25×身長 − 5×年齢 + 5

Mifflin-St Jeor式(女性): 10×体重 + 6.25×身長 − 5×年齢 − 161

TDEE = BMR × 活動係数(1.2〜1.9)

メタボリック症候群 腹囲判定(日本基準)

男性 腹囲 ≥ 85cm または 女性 腹囲 ≥ 90cm がメタボ必須条件

BMI判定基準(日本肥満学会 vs WHO)

BMI日本(日本肥満学会)WHO(国際)
16未満低体重Severe thinness
16-17低体重Moderate thinness
17-18.5低体重Mild thinness
18.5-25普通体重Normal
25-30肥満(1度)Overweight (Pre-obese)
30-35肥満(2度)Obese Class I
35-40肥満(3度)Obese Class II
40+肥満(4度)Obese Class III

体脂肪率 標準値(タニタ社基準)

男性判定女性判定
-10%低い(アスリート)-20%低い(アスリート)
10-20%標準20-30%標準
20-25%やや高い30-35%やや高い
25%+高い(肥満)35%+高い(肥満)

身長別 理想体重(BMI22基準)

身長理想体重肥満ライン(BMI25)
150cm49.5kg56.3kg
155cm52.9kg60.1kg
160cm56.3kg64.0kg
165cm59.9kg68.1kg
170cm63.6kg72.3kg
175cm67.4kg76.6kg
180cm71.3kg81.0kg

※日本肥満学会「肥満症診療ガイドライン2022」およびWHO国際基準に基づく。体脂肪率はタニタ社の一般的な標準値です。

BMI・体脂肪率・肥満度 総合診断の詳しい解説

健康管理の起点は「自分の体組成を正確に把握」することから始まります。BMIだけでなく体脂肪率・腹囲・除脂肪体重(筋肉量)を総合評価するのが現代のスタンダードです。

BMIの意義と限界

BMI(Body Mass Index)は1830年代にAdolphe Queteletが提唱した最古の肥満指標で、シンプルで再現性が高いため世界中で使われています。ただし筋肉と脂肪の区別ができないため、アスリートのBMIが高くても肥満とは限りません。BMI + 体脂肪率 + 腹囲の3点セット評価が現代標準です。

BMI22が理想の理由

日本肥満学会はBMI22が最も疾病リスクが低いと定義。1991年の松澤佑次らの研究で、東京都健康長寿医療センターの疫学調査から、糖尿病・高血圧・脂質異常症・虚血性心疾患のいずれもBMI22周辺で最低値を示すことが確認されました。ただし高齢者(65歳+)ではBMI22-27が長寿につながるとも言われ、人生ステージで最適値は異なります。

メタボリック症候群の日本基準

2005年に日本内科学会など8学会が合同で策定した日本メタボ基準では、腹囲(男85cm以上・女90cm以上)を必須条件とし、これに加えて以下3項目のうち2項目該当でメタボと診断:

  • 脂質異常: 中性脂肪150 mg/dL以上 or HDL 40未満
  • 高血圧: 130/85以上
  • 高血糖: 空腹時血糖 110以上

この腹囲基準は国際的にはやや厳しめで、IDF基準(男94cm・女80cm)や米国NCEP基準(男102cm・女88cm)とは異なります。

体脂肪率測定の精度

体脂肪計(タニタ・オムロン)は生体電気インピーダンス法(BIA)で測定し、精度±3-5%程度。時間帯・水分・食事・運動で変動するため、毎朝同時刻・同条件で測定して推移を見るのが正しい使い方。単発値での判断は避けましょう。より高精度なDEXA(二重エネルギーX線吸収法)は病院・スポーツ科学施設で実施。

除脂肪体重(LBM)の重要性

LBM = 体重 − 体脂肪量 = 筋肉+骨+内臓+水分で、この値の維持・向上が健康長寿の要。「体重を減らす」ではなく「体脂肪を減らしLBMを維持する」が正しい減量目標。急激な減量は筋肉分解を招き、リバウンドしやすい体質になります。

基礎代謝量(BMR)の時代変化

基礎代謝の計算式は歴史的に複数あり:

  • Harris-Benedict式(1919): 米国発の最古の式、現代人には過大評価傾向
  • 国立健康・栄養研究所式: 日本人向け、Harris-Benedictより低め
  • Mifflin-St Jeor式(1990/2005改訂): 現代の国際標準・当ツール採用

Mifflin-St Jeor式はハリス・ベネディクトより数%正確とされ、American Dietetic Association(ADA)が推奨する標準式です。

減量の科学的アプローチ

脂肪1kg減量に必要な赤字は約7,200 kcal(体脂肪は水分20%含む・純脂質9.4kcal/g×0.8)。健全な減量ペースは週0.5-1kg(1日500-1,000kcal赤字)。急激な減量は筋肉分解+代謝低下+リバウンドの原因になるため避けましょう。

年齢別の最適BMI

近年の研究で、高齢者ではBMI22-27が長寿と関連することが分かっています(J-CIRCS研究等)。フレイル(虚弱)予防の観点では若干太めが有利で、65歳以上は無理な減量より筋力・タンパク質摂取重視が推奨されます。

業界・現場での使い方

個人・ダイエット

減量目標設定+進捗管理+PFC設計の基準値算出。

管理栄養士・保健指導

特定保健指導+ダイエット指導のカルテ作成。

パーソナルトレーナー

クライアントの体組成評価+運動処方の基準。

医療機関(内科・肥満外来)

肥満症診断+治療計画+経過観察の指標。

健康経営担当

従業員健康診断結果分析+改善プログラム設計。

よくある間違い・注意点

  • BMIだけで判断 — 筋肉質のアスリートはBMI高くても肥満ではない。体脂肪率+腹囲併用を。
  • 体重減少=減量成功と誤解 — 筋肉が減っても体重は減る。除脂肪体重(LBM)維持が真の減量。
  • 急激な減量 — 週1kg超は筋肉分解+代謝低下+リバウンド。0.5-1kg/週が健全。
  • 体脂肪計の単発測定 — 水分・食事で±3%変動。毎朝同時刻・同条件で推移を見る。
  • 高齢者の無理な減量 — 65歳+はフレイル予防の観点でBMI22-27が長寿。無理な減量は禁物。

関連する規格・公的資料

※本ツールは公的基準に基づく参考計算です。医療・法務・税務の判断は最新の告示・規格および専門家の判断に従ってください。

よくある質問(FAQ)

BMIと体脂肪率どっちが大事?

両方見るのが基本。BMI=公衆衛生スクリーニング、体脂肪率=個別評価。アスリートはBMI高くてもLBM主体で健康。

BMI22は誰でも理想?

日本人成人の平均としては最適だが、高齢者(65歳+)はBMI22-27が長寿。年齢+体組成+疾病歴で個別最適化を。

体脂肪計は信頼できる?

BIA法で精度±3-5%。同一時刻・同条件測定なら推移把握に十分。より正確なDEXA検査は病院で。

メタボ腹囲基準は日本だけ厳しい?

日本(男85/女90)、IDF(男94/女80)、米国(男102/女88)と異なる。日本人は内臓脂肪蓄積型が多いため厳しめ。

BMI 25超は絶対減量?

BMI 25-30(肥満1度)で疾病合併なしなら食事+運動で対応。BMI 30超or合併症ありは医療機関相談。

BMR低いと痩せにくい?

YES(TDEEも下がるため)。年齢+筋肉減少で低下。筋トレでLBM維持がBMR維持の最良策。

メタボと肥満は違う?

メタボ=腹囲+2/3項目該当(内臓脂肪型)、肥満=BMI 25+(全身)。両方該当することも多い。

子供のBMI判定は?

子供は成長曲線+ローレル指数or肥満度で判定。BMIは成人向け、小児科の肥満度基準で見る。