カロリー・栄養素計算機
身長・体重・年齢・活動量・目標を選ぶだけで、基礎代謝(BMR)・総消費カロリー(TDEE)・目標摂取カロリーに加え、PFC(タンパク質/脂質/糖質)推奨量・水分・塩分・野菜摂取目標まで11項目を一括算出。減量・増量・維持を目的別に最適化。
カロリー・栄養素計算機ツール
栄養素計算式
基礎代謝量(BMR・Mifflin-St Jeor式):
男性: 10×体重(kg) + 6.25×身長(cm) − 5×年齢 + 5
女性: 10×体重(kg) + 6.25×身長(cm) − 5×年齢 − 161
TDEE = BMR × 活動係数(座位1.2/軽1.375/中1.55/活発1.725/激1.9)
目標カロリー = TDEE + 目標補正(±500-1000 kcal/日)
タンパク質(g) = カロリー × タンパク質% ÷ 4
脂質(g) = カロリー × 脂質% ÷ 9
糖質(g) = カロリー × 糖質% ÷ 4
BMI = 体重(kg) ÷ 身長(m)²
水分 = 体重(kg) × 35 ml
PFCバランスの目安
| 目的 | タンパク質 | 脂質 | 糖質 |
|---|---|---|---|
| 維持(標準) | 15-20% | 25-30% | 50-60% |
| 減量 | 25-30% | 25-30% | 40-50% |
| 筋肥大 | 25-30% | 20-25% | 45-55% |
| ケトジェニック | 25% | 65-70% | 5-10% |
BMI判定基準(日本肥満学会)
| BMI | 判定 |
|---|---|
| <18.5 | 低体重 |
| 18.5-25 | 普通体重 |
| 25-30 | 肥満(1度) |
| 30-35 | 肥満(2度) |
| 35+ | 肥満(3-4度) |
※厚生労働省「日本人の食事摂取基準」・日本肥満学会・WHO推奨に基づく。個別体調は医師相談を。
カロリー・栄養素計算機の詳しい解説
ダイエットや筋トレの成否は「1日の摂取カロリー」と「PFCバランス」の設計で9割決まります。感覚ではなく数値で管理することが最短ルート。
BMR(基礎代謝量)の意味
1日横になっていても消費するカロリー。Mifflin-St Jeor式(1990/2005改訂)が現代の標準で、Harris-Benedictより数%正確。加齢+筋肉量減で低下。40代男性で1,500-1,700 kcal/日が標準。
TDEE(総消費カロリー)
BMR × 活動係数で算出。デスクワーク1.2倍、中程度運動1.55倍、アスリート1.9倍。ここが正確でないと減量成功しない。多くの人が自分の活動量を過大評価する傾向。
減量・増量のペース
1kg減量に7,200 kcalの赤字(脂肪1kg=約7,200kcal)。1週間で1kg減=1日1,000kcal赤字が理想上限。急激な減量は筋肉分解+代謝低下+リバウンドの原因に。週0.5-1kgペースが健全。
タンパク質量の重要性
維持期0.8-1.0g/kg体重、筋肥大期1.6-2.2g/kg、減量期1.8-2.5g/kg(筋肉維持のため)。70kg男性の筋肥大なら1日140g+のタンパク質が必要で、鶏胸肉500g相当。
ケトジェニック等の応用
糖質制限(ケトジェニック)は脂質70%+糖質10%以下でケトーシス状態を狙う。短期減量+てんかん治療で効果あるが持続性+コレステロール上昇リスクの評価が必要。
水分・塩分の管理
水分は体重×35ml(70kgなら2.45L/日)、コーヒー+紅茶含む。塩分はWHO推奨5g/日以下、日本厚労省男性7.5g・女性6.5g/日以下。日本人平均10g超で減塩の余地大。
業界・現場での使い方
ダイエット・トレーニング
目標体重までの計画立案+日々のPFC管理。
栄養士・管理栄養士
クライアントへの栄養指導+献立設計の基準値。
スポーツトレーナー
アスリート・一般客への栄養サポート+パフォーマンス最適化。
医療機関
糖尿病+高血圧+腎臓病等の食事療法の初期試算材料。
よくある間違い・注意点
- 摂取カロリーの過小評価 — 記録アプリを使わず「感覚」で判断は失敗の元。1週間実測を。
- タンパク質不足の減量 — 筋肉減少+代謝低下+リバウンドの3重苦。目標カロリー低くてもタンパク質は維持。
- 急激な減量 — 週1kg超は健康リスク+持続不可能。緩やかペースが結果的に成功。
- 水分・塩分の軽視 — 減塩+適切水分で血圧+腎臓+代謝の改善。
関連する規格・法規
- 厚生労働省「日本人の食事摂取基準」2020年版
- WHO「Diet, nutrition and the prevention of chronic diseases」
- 日本肥満学会「肥満治療ガイドライン」
- Mifflin-St Jeor Study (1990) - 現代標準の基礎代謝算式
※本ツールは公的基準に基づく参考計算です。実際の設計・施工・法令適用は最新の告示・規格および所轄官庁の判断に従ってください。
よくある質問(FAQ)
本当に1日1,500 kcalで痩せる?
TDEE 2,500 kcal超の人は痩せる、TDEE 1,700の人は微妙。個人差大なので自分のTDEE把握が第一歩。
タンパク質どうやって摂る?
鶏胸肉100gで25g、卵1個6g、プロテイン1杯20g、豆腐半丁10g。目標150gなら鶏600g+プロテインなど複合。
ケトジェニックは安全?
短期3-6ヶ月は多く問題ないが、長期は脂質+コレステロール+腎臓リスクの評価要。糖質制限の緩め版もあり。
お酒はダイエット中OK?
1g=7kcal + 食欲増進+脂肪蓄積促進の複合悪影響。可能なら禁酒、無理なら糖質ゼロ+週2回まで。
サプリは必要?
プロテイン+マルチビタミン+ミネラル+オメガ3が基本セット。食事で補いにくい分を補完する程度。