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防災ラジオ

防災ラジオの機能別の価格の目安を出す無料電卓。AM/FMのみ・ライト付き・太陽光/手回し+USB充電の3区分で、本体価格の中心的な水準を表示します。

最終更新:2026-05-06/監修:計算ツールズ編集部

防災ラジオツール

計算式と前提

本体価格 = 機能区分ごとの中心価格

本ツールは、機能の組み合わせごとに市販品の中心的な価格帯を返します。AM/FMを受けるだけの単純な機種を1,500円、ライトを備えた機種を3,500円、太陽電池と手回し発電に加えてスマートフォンへのUSB出力まで備えた機種を7,000円としています。既定値は最上位の「+太陽光・手回し+USB充電」なので、表示される費用は7,000円です。選択を「+ライト」に変えると3,500円、「AM/FMのみ」に変えると1,500円になります。乾電池・充電ケーブル・防水ケースといった付随費用は含みません。

機能区分と電源方式の早見表

選択する機能本ツールの表示主に増える部品向く使い方
AM/FMのみ1,500円受信部とスピーカーのみ枕元・避難袋に複数台置く
+ライト3,500円LEDライト・やや大きい電池室停電時の移動と情報収集を1台で
+太陽光・手回し+USB充電7,000円手回し発電機・太陽電池・内蔵蓄電池・USB出力電池が尽きた後も最低限を確保したい
(参考)自治体が配る戸別受信機対象外防災行政無線または緊急告知FMの専用受信部自治体の告知を自動で受け取りたい
電源方式連続動作の目安長期保管への強さ注意点
乾電池(単三2〜4本)30〜60時間程度強い(電池を抜いて保管)入れっぱなしは液漏れの原因になる
内蔵リチウム蓄電池10〜20時間程度弱い(数年で容量が低下)高温の場所に置くと劣化が早まる
手回し発電1分回して数十秒〜数分強い長時間の情報収集は賄えない
太陽電池晴天の屋外で補助的に充電強い室内の照明ではほとんど充電できない
USB充電(外部電源から)電源しだい停電中は別のバッテリーが要る

※参考計算です。製品仕様や販売時期によって価格は変わるため、購入前に実物の表示と最新の情報を確認してください。

防災ラジオ選びの詳しい解説

防災ラジオの価格差は、受信部ではなく電源部と付加機能で決まります。AMとFMを受けるだけの回路は量産部品で構成でき、乾電池数本で動く最も単純な機種は1,500円前後に収まります。ここにライトを足すと3,500円前後、手回し発電機と太陽電池、内蔵の蓄電池、スマートフォンへのUSB出力まで載せると7,000円前後まで上がります。増えているのは電気を作って貯める機構と、その分の筐体と重量です。受信性能そのものが価格に比例して上がるわけではなく、同じ価格帯でも感度やスピーカーの聞き取りやすさには差が出ます。

判断が分かれるのは、手回しと乾電池のどちらを主電源に据えるかです。手回し発電は電池が尽きても動く安心感がありますが、1分回して聴ける時間は数十秒から数分程度で、何時間も情報を追う用途を賄う設計ではありません。乾電池式は保管中に電池を抜いておけば長期間そのまま待機でき、必要なときに新品を入れれば所定の時間動きます。一方で内蔵リチウム蓄電池は数年で容量が落ち、高温になる車内や物置に置くと劣化が早まります。手回しは最後の手段、日常の主電源は乾電池、という組み方が扱いやすい構成です。

見落とされやすいのがワイドFM(FM補完放送)への対応です。中波の送信設備は維持の負担が重く、FMへ移す動きが続いています。90.1〜94.9MHzを受けられない古い機種では、将来その局の放送を受け取れなくなる可能性があります。もう一つは自治体の制度で、防災行政無線の戸別受信機や緊急告知FMラジオを、無償貸与または数千円の自己負担で配布している自治体があります。市販品を買う前に、住んでいる市区町村の窓口で確認する価値があります。

住まいと地域でも最適解は変わります。鉄筋コンクリートの建物や高層階では室内でAMが入りにくく、FMのほうが安定します。山間部や離島ではコミュニティFMの電波が届かず、県域局の中波に頼る場面が残ります。世帯人数が多い家庭では、避難所へ持ち出す1台と自宅に残す1台を分けたほうが実用的で、そのぶん安価な区分を複数買う判断も成り立ちます。

本ツールが示すのは機能区分ごとの本体価格の目安だけで、予備の乾電池、充電用のケーブル、防水ケースといった付随費用は含みません。単三電池を年に1回入れ替えるだけでも、数年で本体価格に近い額になります。総額で比べるときは、本体価格に電池の交換分を足したうえで、何台をどこに置くかまで決めてから判断してください。

よくある間違い・注意点

  • 本体価格だけで比べる — 予備電池や交換の手間を入れると、安い機種を複数持つほうが高くつく場合があります。
  • 手回し充電を主電源として当てにする — 1分回して聴ける時間は数十秒から数分程度で、長時間の情報収集には向きません。
  • ワイドFM非対応の機種を選ぶ — 中波からFMへの移行が進むと、受け取れる放送が減る可能性があります。
  • 自治体の配布制度を確認せずに買う — 戸別受信機や緊急告知FMラジオを無償または低額で配る自治体があります。
  • 乾電池を入れたまま数年放置する — 液漏れで端子が傷み、いざというときに動かなくなります。

関連する規格・公的資料

※本ツールは市販品の価格帯に基づく参考計算です。避難や医療に関わる判断は、自治体の指示および専門家の判断に従ってください。

よくある質問(FAQ)

防災ラジオはスマートフォンで代用できますか?

短時間なら代用できますが、通信と画面表示で電池の減りが早く、基地局が停電すればアプリでの受信も止まります。乾電池で長時間動く受信機を1台持っておくと、通信網に依存せずに情報を取れます。

ワイドFM対応かどうかは、どう確かめますか?

FMの受信範囲に90.1〜94.9MHzが含まれているかを仕様欄で確認します。「FM76.0〜108.0MHz」と書かれていれば対応、「76.0〜90.0MHz」までなら非対応です。

手回し充電はどのくらい聴けますか?

1分回して数十秒から数分というのが一般的な水準です。数時間の情報収集を賄う仕組みではないため、乾電池や外部バッテリーと併用する前提で考えてください。

乾電池は入れたまま保管してよいですか?

長期保管では抜いておくことをおすすめします。入れたままだと液漏れで端子が傷み、必要なときに動かない原因になります。半年ごとに残量と使用期限を見る日を決めておくと管理が続きます。

自治体が配っている防災ラジオはありますか?

防災行政無線の戸別受信機や緊急告知FMラジオを、無償貸与または数千円の自己負担で配布している自治体があります。制度の有無と対象は市区町村ごとに違うため、購入前に窓口で確認してください。

災害時はどの放送を聴けばよいですか?

公共放送の県域局と、地域のコミュニティFMが基本になります。コミュニティFMは避難所や給水の情報など、より細かい生活情報を流すことがあります。周波数を紙に書いて本体に貼っておくと、暗い場所でも合わせやすくなります。

電波が届きにくい場所ではどうしますか?

鉄筋の建物では窓際に寄せる、外付けのアンテナ線を伸ばすといった対処が有効です。山間部や離島で県域局も入りにくい場合は、短波や衛星を受けられる機種を検討することになりますが、価格帯は本ツールの想定を超えます。

予備の乾電池はどれくらい用意すればよいですか?

1日8時間聴く想定なら、単三2本で3〜5日分が目安です。1週間分を見込むなら予備を1〜2組そろえておくと安心です。ライトを併用する機種では消費が増えるため、多めに見積もってください。