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電気代 計算ツール|家電のW数と使用時間から1時間・1日・月・年間の電気代を一発算出

家電の消費電力(W)と使用時間を入れるだけで、1時間・1日・月・年間の電気代を瞬時に計算。エアコン・冷蔵庫・洗濯乾燥機・食洗機・電子レンジ・IHクッキングヒーターなど主要家電の目安、時間帯別料金・オール電化・従量電灯B/Cの契約プラン比較、10年前の家電から最新省エネモデルへの買替節約効果、太陽光発電と蓄電池の投資回収シミュレーション、待機電力の削減術、そして資源エネルギー庁・経済産業省・東京電力・関西電力など公的機関・大手電力会社の一次資料に基づく実務ノウハウを網羅した完全無料ツールです。

最終更新:2026-07-26/監修:計算ツールズ編集部

電気代 計算ツール

エアコン暖房600〜1500W、冷房500〜800W、冷蔵庫100〜200W、洗濯機500W、ドライヤー1200W、電子レンジ1500W。
冷蔵庫など24時間稼働は24と入力。
2026年現在の標準的な単価は27〜35円/kWh。電力会社・契約プランで変動。

計算式と単位系(W・kWh)

電気代(円) = 消費電力(kW) × 使用時間(h) × 電気単価(円/kWh)
1 kWh = 1000W × 1時間 = 1キロワット時

例:500W × 8h × 30日 × 31円/kWh = 0.5 × 8 × 30 × 31 = 3,720円/月。ここでW(ワット)は瞬間の消費電力Wh(ワットアワー)は電力量=時間積算という区別が重要です。電力会社の請求はkWh単位で行われ、家電カタログのW表示から実使用時間を掛けて初めて電気代が算出されます。エアコンなど可変出力機器は「定格消費電力」と「実使用時の平均消費電力」が異なるため、省エネラベルの「期間消費電力量(kWh/年)」を見ると年間電気代が精度良く算出できます。

電気単価の内訳と2026年動向

電気料金は基本料金+従量料金+燃料費調整額+再エネ賦課金+消費税で構成されます。単純な「◯円/kWh」ではなく、複数の変動要素で毎月変わる点に注意が必要です。

2026年時点の主要電力会社 標準的な従量電灯Bの単価

電力会社基本料金(30A)120kWhまで121-300kWh301kWh〜
東京電力935円30円/kWh36円/kWh40円/kWh
関西電力522円(15A)20円/kWh26円/kWh28円/kWh
中部電力891円21円/kWh26円/kWh29円/kWh
九州電力891円18円/kWh24円/kWh26円/kWh
北海道電力1,111円35円/kWh42円/kWh45円/kWh
東北電力1,057円30円/kWh37円/kWh41円/kWh

※上記は概算目安。燃料費調整(プラマイ±3〜5円/kWh変動)・再エネ賦課金(約3.5円/kWh)が別途加算されます。新電力(楽天でんき・auでんき・東京ガスの電気等)は基本料金や単価構造が異なり、使用量帯によっては大手より1〜3円安くなる場合があります。

主要家電の電気代目安(1時間あたり・31円/kWh基準)

家電消費電力1時間1日目安月間
エアコン暖房(10畳)1,200W37円298円(8h)8,928円
エアコン冷房(10畳)700W22円174円(8h)5,208円
冷蔵庫450L(24h)150W5円112円3,348円
洗濯乾燥機(乾燥1回)1,200W×2h74円/回2,220円(月30回)
食洗機(1回)1,300W×0.7h28円/回840円(月30回)
電気ケトル(1L沸騰)1,200W×5分3円/回90円(月30回)
電子レンジ(10分)1,500W8円/回240円(月30回)
こたつ(弱運転)200W6円50円(8h)1,488円
ホットカーペット(3畳)500W16円124円(8h)3,720円
テレビ50型液晶150W5円23円(5h)698円
PC(デスクトップ)250W8円62円(8h)1,860円
ドライヤー1,200W×10分6円/回186円(月30回)
IHクッキングヒーター2,000W62円62円(1h)1,860円
電気温水器(460L)4,500W×5h140円/h700円21,000円
浴室乾燥機1,300W×3h40円/h121円3,627円

季節別・世帯別の月間電気代平均(総務省家計調査)

世帯年平均夏(冷房期)冬(暖房期)春秋
単身6,800円7,500円9,000円5,500円
2人世帯11,300円12,500円15,500円9,500円
3人世帯13,200円14,800円18,500円11,000円
4人世帯14,500円16,200円20,500円12,000円
5人以上17,000円19,000円24,000円14,000円

※オール電化世帯は上記の1.5〜2倍が目安(給湯・調理の電力使用が加算されるため)。

契約プラン比較(従量電灯・時間帯別・オール電化)

従量電灯B/C(一般的な家庭)

基本料金+使用量に応じた3段階単価。月300kWh超で第3段階の高単価が適用されるため、大家族や在宅時間長い世帯ほど負担増。契約アンペアは30〜60Aが標準で、10A上げるごとに基本料金が約300円上昇。

時間帯別電灯(夜トク・スマートライフ等)

深夜料金(23時〜7時等)が昼間の半額程度になるプラン。食洗機・洗濯乾燥機・電気温水器を深夜運転できる家庭向け。日中電気を使う専業主婦世帯・在宅ワーカーには不向き。切り替え前にスマートメーターでの使用パターン分析を推奨。

オール電化プラン

ガス契約なしで給湯・調理・暖房すべて電気。エコキュート+IH+床暖房が標準構成。深夜料金でお湯を沸かして貯める運用が前提で、昼間の電気代は割高。新築戸建で採用が多く、ガス基本料金1,800円/月がなくなる分だけトータル安くなる場合が多い。

新電力(自由化事業者)

楽天でんき・auでんき・東京ガスの電気・ENEOSでんき等。基本料金0円・単価一律プランが主流で、月300kWh以上使う世帯にメリット。ポイント還元やセット割(ガス・スマホ・光回線)が魅力。2022年の燃料高騰で撤退した新電力もあるため、事業者の財務健全性も確認要。

スマート契約(アンペア変更)

関西・中国・四国・沖縄電力エリアではアンペア制ではなく最低料金制。首都圏・北陸・東北・北海道はアンペア制で、契約アンペアの見直しで基本料金削減が可能。ブレーカーが落ちない範囲で下げれば月300円〜900円削減。

市場連動型プラン(要注意)

JEPXの卸電力市場価格に連動する新電力プラン。市場価格急騰時に月10万円超の請求事例(2021年1月豪雪、2022年ウクライナ危機)があり、素人向きではない。契約時は上限価格キャップの有無を必ず確認。

省エネ買替・エアコン設定・待機電力対策

10年前家電と最新モデルの年間電気代差(省エネ性能カタログ2024)

家電10年前最新モデル年間差額
冷蔵庫450L15,000円8,500円-6,500円
エアコン10畳45,000円27,000円-18,000円
LED照明(家全体)12,000円4,000円-8,000円
テレビ50型6,500円3,800円-2,700円
洗濯乾燥機14,000円9,500円-4,500円

冷蔵庫・エアコン・照明の3点セット買替で年間32,500円節約、10年で32.5万円。本体購入費の半分〜7割を電気代節約でペイできます。

エアコン節約の実務

設定温度を冷房で1℃高く・暖房で1℃低くすると約10%節電。フィルター月2回清掃で5〜10%改善。室外機の直射日光遮蔽で冷房効率10%向上。「つけっぱなし vs こまめにOFF」は、30分以内の外出ならつけっぱなしが有利(起動時電力大)。

待機電力の削減

資源エネルギー庁調査で家庭の年間消費電力量の約5.1%が待機電力(年間約228kWh=7,000円)。テレビ・レコーダー・電子レンジ・便座暖房・給湯器リモコンが主要な待機電力源。スイッチ付きOAタップ導入で年3,000〜5,000円削減可能。

世帯タイプ別の実務ポイント

一人暮らし(学生・単身赴任)

月5,000〜7,000円が標準。エアコン・冷蔵庫・照明の3点で全体の60%。契約アンペアを30A→20Aに下げるだけで基本料金が月300円削減。テレワーク併用なら電気代は月8,000〜10,000円に上昇するので想定より高い。

子育て世帯(乳幼児〜小学生)

在宅時間長で使用量多。エアコン24時間運転(乳児がいる場合の温湿度管理)と洗濯乾燥機フル活用で月15,000〜20,000円。深夜電力プランに変えて食洗機・洗濯乾燥機を深夜運転すれば月2,000円節約可能。

高齢者世帯

暖房費が家計を圧迫(冬20,000円超)。ヒートショック対策で全室暖房が推奨されるため電気代を削れない。エアコン暖房+こたつ+電気毛布の組み合わせが最も安全&コスパ良し。健康リスクを優先し節約は控えめに。

オール電化世帯

月18,000〜30,000円が標準(ガス代0円と相殺で総額はガス併用と同程度)。エコキュート夜間沸き上げ量の最適化で月2,000円削減。冬場の湯切れ対策で昼間沸き増しすると割高になるので、家族の入浴パターンから貯湯量を調整。

共働き・DINKs世帯

日中不在で使用量少なめ(月8,000〜12,000円)。基本料金の比重が大きいため、契約アンペア30A→20A化と新電力の基本料金0円プランへの切替が最も効果大。冷蔵庫・待機電力を除けば実消費量は少ない。

エコ生活志向(再エネ・節電派)

太陽光+蓄電池+V2H(電気自動車連携)で電力自給率70%以上を実現可能。初期投資300万円だが、10〜15年で回収。RE100家庭を目指すなら実質再エネ100%プラン(みんな電力・自然電力等)に切替、電気代は5〜10%割高だが環境価値大。

太陽光発電・蓄電池の投資回収

資源エネルギー庁「令和6年度エネルギー白書」に基づく標準的な戸建て住宅向けシミュレーションです。

システム初期費用年間発電量年間経済効果回収期間
太陽光4kW単独100〜130万円4,500kWh10万円(自家消費+売電)10〜13年
太陽光5kW+蓄電池7kWh230〜280万円5,600kWh15万円15〜18年
太陽光6kW+蓄電池10kWh+V2H400万円6,700kWh22万円(EV充電費削減含む)18〜20年

FIT売電単価は年々下がっており(2024年度16円/kWh)、自家消費比率を高める設計が現代の主流。蓄電池併用で日中発電を夜間使用に回し、電力会社購入を減らすほうが売電より経済効果が高くなっています。停電時のバックアップ電源としての防災価値も加味して判断してください。

よくある間違い・注意点

  • 「W」と「Wh」を混同 — Wは瞬間の消費電力、Whは時間積算の電力量。カタログの1200Wドライヤーを10分使えば200Wh=0.2kWh。電気代は0.2×31円=6円。単位を間違えると60倍の誤差が出ます。
  • 燃料費調整額を無視した単価計算 — 「31円/kWh」は基本料金分だけで、実際は+3〜5円/kWhの燃料調整と+3.5円/kWhの再エネ賦課金が上乗せされます。契約書の単価より実効単価は10〜15%高いのが実態です。
  • エアコン「つけっぱなし」信仰の過剰適用 — 30分以内の外出ならつけっぱなし有利ですが、2時間以上ならOFFのほうが節電。設定温度・室内断熱・季節で損益分岐点が変わります。「つけっぱなしが常に得」ではありません。
  • 契約アンペアの下げすぎでブレーカー落ち — 電子レンジ(1500W)+ドライヤー(1200W)+エアコン(1000W)を同時使用で3700W=37A。30A契約ではブレーカーが落ちます。同時使用パターンを確認せず下げると生活に支障が出ます。
  • 「新電力に切替=必ず安くなる」の誤解 — 月200kWh以下の少量使用世帯は、大手電力の第1段階単価のほうが新電力の基本料金0円プランより安い場合あり。使用量パターン別に比較シミュレーションが必要です。
  • 市場連動型プランのリスク軽視 — 2021年1月の電力需給ひっ迫で市場価格が通常の20倍以上に急騰し、市場連動プラン契約者に月10万円超の請求が発生。上限価格キャップなしのプランは絶対避けるべきです。
  • 省エネ買替の初期費用回収年数を過小評価 — カタログ「年間電気代半減」を10年続ければ本体元が取れる計算でも、実際は5〜7年で新機種が出て買い替え動機発生。実効回収は7〜8年目安で計画しましょう。

参考文献・公的資料

電気料金・省エネ施策・電力自由化の詳細は、以下の公的機関・大手電力会社の一次資料を参照してください。

※本ツールの計算結果および料金データは概算値です。実際の請求額はお住まいの地域・契約プラン・契約アンペア・燃料費調整額・再エネ賦課金・消費税率・季節要因で変動します。正確な金額は電力会社の検針票・マイページまたは各社公式サイトの最新料金表で確認してください。プラン変更・新電力切替・オール電化導入の判断は、契約書と重要事項説明書を熟読し、電力・ガス取引監視等委員会や消費生活センターに事前相談を推奨します。

よくある質問(FAQ)

電気単価27〜35円/kWhの差は何?

2022年からの燃料高騰で平均単価は30円超に上昇。電力会社・契約プラン(従量電灯B、時間帯別、オール電化等)・使用量帯(第1〜3段階)で変動します。新電力(楽天でんき・auでんき・東京ガス電気等)は基本料金0円で単価一律のプランが多く、月300kWh以上使う世帯なら1〜3円安くなる場合があります。ただし燃料費調整額と再エネ賦課金は別途加算されるため、実効単価は表示より10〜15%高いのが実態です。

古いエアコンと新型でどれくらい違う?

10年前の機種と最新省エネ機で消費電力30〜40%減が目安。年間電気代45,000円のエアコンなら、買い替えで年15,000〜20,000円節約。10年使えば15〜20万円の差で本体価格をペイできます。買替時は「畳数目安」ではなく「期間消費電力量(kWh/年)」を比較して選ぶのがコツ。

待機電力はどれくらい発生する?

家電の電源OFF時にも消費される電力。家庭の年間消費電力量の約5.1%が待機電力(資源エネルギー庁調査)で、金額換算で年間約7,000円。テレビ・電子レンジ・PC・便座暖房・給湯器リモコンが主要な待機電力源。スイッチ付きOAタップ導入で年3,000〜5,000円削減可能です。

冷房と暖房どちらが電気代高い?

同じ温度差なら暖房のほうが約2倍電気代が高い。室外との温度差が大きく、ヒートポンプの効率(COP)が下がるため。設定温度を1℃下げる(冷房は1℃上げる)ごとに約10%節電。フィルター清掃と室外機の直射日光遮蔽で追加5〜10%改善可能です。

太陽光発電を入れたら電気代はどれくらい下がる?

4kWパネル設置で年間4,500kWh発電(地域差あり)、自家消費70%+売電30%なら年10万円以上の節約+売電収入。設置費100〜130万円、回収期間10〜13年が目安。蓄電池併用(追加130〜150万円)で日中発電を夜間使用に回せば自給率が上がり、停電対策にもなります。

オール電化とガス併用、どちらが安い?

4人家族の年間光熱費比較で、オール電化28〜35万円、ガス併用25〜32万円と大きな差はありません。オール電化はガス基本料金1,800円/月がゼロですが、電気代が1.5倍。新築で導入するならオール電化がコスパ良し、既存住宅から切替は初期投資(エコキュート80万円・IH20万円)の回収が15年以上かかります。

契約アンペアを下げると本当に電気代が減る?

基本料金が下がるので確実に月300〜900円節約。ただし同時使用電力が契約アンペアを超えるとブレーカーが落ちるので、電子レンジ・ドライヤー・エアコンの同時使用パターンを確認してから決めましょう。関西・中国・四国・沖縄電力エリアは最低料金制なのでアンペア変更の概念がありません。

新電力に乗り換えて後悔しないコツは?

①月間使用量200kWh未満なら大手のほうが安い場合あり、②市場連動型は上限価格キャップの有無を確認、③解約金の有無、④セット割(ガス・スマホ・光回線)の条件、⑤事業者の財務健全性(2022年に多数の新電力が撤退)。電力・ガス取引監視等委員会の登録小売電気事業者一覧で公式確認できます。

「エアコンつけっぱなし」は本当に得?

起動時の電力が最大で消費が大きいため、30分〜1時間以内の外出ならつけっぱなしのほうが節電。ただし2時間以上外出するならOFFが有利。設定温度・断熱性能・季節で損益分岐は変動します。ダイキン工業などメーカーが実測データを公開しているので、自宅環境と比較検討してください。

電気代の値上げに対策する方法は?

①LED照明化(家全体で年8,000円削減)、②冷蔵庫・エアコンの10年超は買替、③契約アンペア見直し、④新電力/セット割検討、⑤太陽光+蓄電池(長期投資)、⑥政府の電気料金激変緩和対策事業(時期により実施)を活用。短期は行動変容、長期は設備投資で組み合わせるのが王道です。

スマートメーターで何が変わる?

2016年以降、全国的にスマートメーター(通信機能付き電力計)への交換が進み、30分単位の使用量が電力会社マイページで見えるようになりました。ピーク時間帯を把握して家電の運転時間をシフトすれば節電可能。時間帯別プランへの切替判断にも活用できます。

個人事業主が電気代を経費計上するには?

自宅を事務所として使う面積割合と使用時間割合の乗算で家事按分して経費計上できます。国税庁の家事按分ルールに準拠し、事務所使用の根拠(間取り図・稼働時間記録)を帳簿と一緒に保管。飲食店・美容室など電気を大量消費する店舗は全額経費計上可能です。