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AI音声合成料金

AI音声合成料金をAI音声合成料金を計算する無料電卓。

最終更新:2026-05-06/監修:計算ツールズ編集部

AI音声合成料金ツール

計算式と前提

月額(ドル) = 1時間あたりの単価 × 月の合成時間(分) ÷ 60

既定値の「標準的なクラウド型(1時間あたり5ドル)」で月60分を合成する場合、5×60÷60=5.00ドルになります。1分あたりに直すと、3ドルの水準で0.05ドル、5ドルで約0.083ドル、8ドルで約0.133ドルです。表示は小数点以下2桁で、桁区切りは付きません。純粋な従量課金として概算する式なので、定額プランの基本料や、無料枠、年契約の割引は含みません。合成した音声をやり直した分も課金対象になる点に注意してください。

月の合成時間と料金水準別の月額(ドル)

月の合成時間3ドル/時5ドル/時(既定)8ドル/時
30分1.502.504.00
60分(既定)3.005.008.00
120分6.0010.0016.00
300分15.0025.0040.00
600分30.0050.0080.00
1,000分(入力の上限)50.0083.33133.33

いずれも計算機に同じ値を入力したときの表示と一致します。画面の表示は桁区切りを付けない形式です。

他人の声を合成する前に確認すること

確認する点関係する制度実務での対応
声の主の同意個人情報の保護に関する法律発声の際の声帯の振動などは施行令第1条の個人識別符号にあたり、扱いは個人情報になります
読み上げる原稿の権利著作権法他人の文章や歌詞を読み上げる場合は、原稿そのものの権利処理が別に必要です
実演としての録音の利用著作権法(著作隣接権)学習や生成に使う音源が実演・レコードにあたる場合の扱いは、文化庁の考え方で今後の検討課題とされています
公表するときの表示AI事業者ガイドライン生成物であることを利用者が分かる形で示すなど、透明性の確保が求められています
なりすましへの利用刑法・不正競争防止法など本人になりすまして信用を害する使い方は、別の法律で責任を問われる可能性があります

制度の適用は事案ごとに異なります。具体的な可否の判断は弁護士など専門家に確認してください。

詳しい解説

音声合成の課金は、生成した音声の長さか、読み上げた文字数のどちらかを基準にするのが一般的です。この計算機は前者にそろえ、1時間あたりの単価を分数で割って月額を出します。単価に幅があるのは、合成の品質だけでなく、特定の話者の声を再現する機能や商用利用の許諾がどこまで含まれるかで階層が分かれているからです。同じ分数でも階層を一段上げると月額は1.6倍から2.7倍に変わるため、必要な機能を先に決めてから分数を見積もるほうが判断を誤りません。

実務で判断が分かれるのは、従量で見積もるか定額で見積もるかです。多くのサービスは月額の基本料に一定の合成枠を含め、超えた分を従量で課金する形をとっています。使用量が少ないうちは基本料のぶん割高になり、枠を超えると従量の単価が効いてきます。この計算機は純粋な従量として概算するので、定額プランと比べるときは基本料と無料枠を別に足し引きし、年契約の割引も月額に均してください。

見落とされやすいのは、やり直しの回数です。合成した音声は一度で採用できるとは限らず、読み間違いやイントネーションの不自然さを直すたびに再生成が必要で、そのぶんも課金されます。日本語は同じ漢字でも読みが分かれ、固有名詞や数字の読み上げでずれが出やすいため、他の言語より試行回数が増える傾向があります。見積もりでは完成尺の1.5倍から2倍の合成時間を見込むと実績に近づきます。表示がドル建てである点も忘れがちです。

権利の確認はコストの計算より重要です。声そのものは著作物ではありませんが、発声の際の声帯の振動、声門の開閉、声道の形状とその変化は、個人情報の保護に関する法律施行令第1条で個人識別符号として挙げられており、これに当たる情報の取り扱いは個人情報の取り扱いになります。文化庁が令和6年3月にまとめた「AIと著作権に関する考え方について」では、俳優や声優等の声を含んだ実演やレコードの利用とAIの関係について、今後検討すべき論点として整理が続いています。読み上げる原稿が他人の著作物であれば、その利用許諾は音声合成の料金とは別に必要です。

運用面では、本人の同意を書面で残し、用途と期間と公開範囲を限定しておくことが基本になります。総務省と経済産業省がまとめたAI事業者ガイドラインは、生成物であることが分かるようにするなど透明性の確保を求めており、公開する制作物では表示の方針を先に決めておくと後から揉めません。本人になりすまして信用を害するような使い方は、著作権とは別の法律で責任を問われる可能性があります。具体的な事案で許されるかどうかの判断は、弁護士など専門家に確認してください。

よくある間違い・注意点

  • 完成尺の分数だけで見積もる — 読み間違いやイントネーションの修正で再生成した分も課金されます。完成尺の1.5倍から2倍を見込んでおくと実績に近づきます。
  • 定額プランと同じ土俵で比べる — この計算機は純粋な従量として概算します。基本料と無料枠のあるプランと比べるときは、その分を別に足し引きしてください。
  • 声は著作物ではないから自由だと考える — 声そのものは著作物ではありませんが、個人情報保護法施行令が挙げる個人識別符号に当たる情報の扱いになります。本人の同意なしに扱うべきではありません。
  • 原稿の権利処理を忘れる — 読み上げる文章や歌詞が他人の著作物なら、その利用許諾が別に必要です。音声合成の料金に含まれるものではありません。
  • ドル表示のまま予算を組む — 表示はドル建てです。円換算の額は為替で毎月変わるため、社内の予算では基準レートを決めて換算してください。

参考文献・公的資料

よくある質問(FAQ)

料金はどう計算していますか

1時間あたりの単価に、月の合成時間(分)を60で割った値を掛けています。既定値の1時間5ドル・月60分なら5.00ドルです。

無料枠や基本料は含まれますか

含まれません。純粋な従量課金として概算しています。定額プランと比べるときは、基本料と無料枠を別に足し引きしてください。

やり直した分も課金されますか

一般に課金されます。読み間違いやイントネーションの修正で再生成するたびに合成時間が積み上がるため、完成尺の1.5倍から2倍を見込んで見積もると実績に近づきます。

日本語でも同じ単価ですか

サービスによりますが、時間で課金する場合は言語で単価が変わらないことが多いようです。ただし日本語は読みの分かれる語が多く、試行回数が増えやすい点は費用に効いてきます。

他人の声を合成するときに必要な手続きは何ですか

本人の同意を書面で残し、用途・期間・公開範囲を限定するのが基本です。発声にかかわる特徴は個人情報保護法施行令が挙げる個人識別符号にあたるため、個人情報として扱う必要があります。

読み上げる原稿の権利はどうなりますか

音声合成の料金とは別に、原稿そのものの権利処理が必要です。他人の文章や歌詞を読み上げて公開する場合は、著作権者の許諾を得てください。

生成した音声を商用で使えますか

サービスの利用規約で商用利用の可否と条件が定められています。あわせて、声の主の同意の範囲と原稿の権利処理を確認してください。判断に迷う場合は弁護士に相談してください。

円ではいくらになりますか

この計算機はドルで表示します。円換算の額は為替で変わるため、社内の予算では基準レートを決めて換算するのが実務的です。