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AI音楽生成 料金比較・コスト計算ツール|Suno・Udio・Mubertの月額と商用ライセンス

Suno・Udio・Mubertなど主要AI音楽生成サービスの月額料金、月間クレジット/生成曲数、商用利用可否、著作権JASRAC/NexTone対応、モデル世代(V4/V4.5)による品質差を横断比較。YouTube収益化・広告BGM・ゲームサウンド・企業VP用途で発生する実運用コストを、無料版と有料版の切替コスト込みで算出します。

最終更新:2026-08-05/監修:計算ツールズ編集部

AI音楽生成 月額コスト計算機

料金計算式と単位

基本の月額

月額コスト = プラン基本料 + 追加クレジット購入額 − 年間払い割引

AI音楽生成サービスは月額サブスク型が主流です。プラン基本料に、月間のクレジット(生成回数)上限が紐づき、上限超過時は追加クレジット購入(1曲$0.05〜0.30程度)またはプランアップグレードが必要になります。年間払い(annual)を選ぶと概ね16〜20%引きになります。

1曲あたり実質単価

1曲単価 = 月額 ÷ 月間生成上限曲数

Suno Proでは月2,500クレジット(約500曲)で$10なので、1曲あたり$0.02。Udio Standardは月1,200曲で$10、1曲$0.008。単価では現状Udioが優位です。ただし1曲の長さ(Suno V4は最長4分、Udio最長15分)を単位長で割り戻すと差が縮まる点に注意が必要です。

米ドル→円換算

月額円 = 月額$ × 為替レート(例: 155円/$なら$10 = 1,550円)

クレジットカード請求では為替手数料1.6〜3.0%が上乗せされます。法人契約でインボイス対応が必要な場合はSuno公式はStripe経由の英語インボイスのみ、日本代理店はほぼ存在せず、経費計上時は「消費税リバースチャージ方式」の判定が必要になります。

主要3サービス料金一覧(2026-08時点)

Suno、Udio、Mubertの公表プランを比較します。料金は各社公式サイト掲載の月額(USD)、機能は公式ドキュメントに基づく整理です。

サービス無料入門プランプロプラン商用可主なモデル
Suno50クレジット/日(約10曲)Pro $10/月・2,500クレジットPremier $30/月・10,000クレジットPro以上で可V3.5 / V4 / V4.5
Udio月100曲(標準品質)Standard $10/月・1,200曲Pro $30/月・4,800曲Standard以上で可Udio-32 / Udio-130
Mubert月25分・非商用Creator $14/月・500トラックPro $39/月・無制限Creator以上で可Mubert Text-to-Music
Stable Audio月45秒×20回Pro $12/月・500トラックEnterprise 要問合せPro以上で可Stable Audio 2.0
Soundraw試聴のみCreator ¥2,180/月・無制限DLArtist ¥16,500/月Creator以上で可Soundraw Engine

料金は変動しやすく、キャンペーン適用や年払い割引で実質額が変わります。契約前に必ず公式サイトの最新プランを確認してください。

プラン別詳細と月間上限

Suno(V4.5搭載)

プラン月額(USD)月間クレジット推定生成曲数商用
Basic(無料)$050/日リセット約10曲/日不可
Pro$102,500約500曲可(Suno所有)
Premier$3010,000約2,000曲可(Suno所有)

Suno V4.5では歌詞理解・楽曲構成・和声進行が大幅に改善され、J-POP・演歌・アニソン風の生成品質も実用レベルに到達しました。ProプランではCommercial License(商用ライセンス)が付与され、生成物の所有権はユーザーに帰属します(2026年6月改定利用規約Section 4.a)。

Udio(Udio-130搭載)

プラン月額(USD)月間曲数音声時間上限商用
Free$0100曲各60秒不可
Standard$101,200曲各60秒×拡張可
Pro$304,800曲フル(最長15分)

Udioは楽曲拡張(Extend)機能で30秒→15分まで連結可能。Udio-130モデルは高音質(48kHz stereo)出力に対応し、映画音楽・オーケストラ調の生成に強みがあります。

Mubert(API連携型)

MubertはStudio(GUI編集)とMubert API($99/月〜)の二本立て。API経由でリアルタイムBGMを生成でき、ゲーム・フィットネスアプリ・ライブ配信での動的BGM挿入に強みがあります。API呼び出しは月10,000リクエストで$99、上位はエンタープライズ相談。

モデル世代と品質差

AI音楽生成モデルは半年〜1年ごとに世代交代しており、生成品質(音質・楽曲構成・歌詞理解)が急速に改善しています。同じサービス内でも旧モデル/新モデル選択が可能なケースが多く、コスト影響を理解しておく必要があります。

モデルリリース特徴クレジット消費
Suno V3.52025-06実用レベルの初期モデル。J-POP弱め1曲=5クレジット
Suno V42025-11ボーカル明瞭化・和声安定1曲=5クレジット
Suno V4.52026-04楽器分離・J-POP自然化・15秒間奏対応1曲=10クレジット
Udio-322025-0832kHz mono。BGM向け1曲=1カウント
Udio-1302026-0348kHz stereo。マスタリング品質1曲=4カウント

Suno V4.5はV4に比べて1曲あたり2倍のクレジットを消費するため、Pro($10/2,500クレジット)での実質生成曲数は500曲→250曲に減少します。案件用途で品質を最優先する場合はPremier($30)への切り替えが合理的です。

商用ライセンスと著作権

AI生成音楽の商用利用可否は、サービスの利用規約(ToS)とプラン種別に規定されます。必ずToS本文を確認してから収益化・広告用途で使用してください。

Suno Pro/Premier

ユーザーが「Full ownership(完全所有権)」を得ます(規約Section 4)。YouTube収益化、Spotify配信、企業BGM、広告使用すべて可。ただし他人の楽曲を意図的に模倣した生成物は既存著作権を侵害するリスクがあり、免責事項でSuno社は責任を負わないと明記されています。

Udio Standard/Pro

プラン加入者に商用ライセンスを付与。SpotifyやApple Music配信、TVCM・ゲーム音楽利用可。ただしUdioもアーティスト名指定生成を禁止しており、規約違反時はアカウント停止と生成物の使用差止が及ぶ場合があります。

Mubert Creator/Pro

個人YouTuber・ライブ配信・アプリBGMまで対応。放送局・大規模広告用途にはBusinessプラン(要問合せ)が必要。Mubertはコンテンツ提供元アーティストへのロイヤリティ還元の仕組みを持ち、法的グレーゾーンが比較的少ないと評価されています。

JASRAC/NexToneへの登録

AI生成楽曲を著作物としてJASRAC・NexToneに信託する場合、日本音楽著作権協会は「著作物性」の判断を個別に行います(2025年ガイドライン)。プロンプト提供のみでは著作物と認められないケースがあり、大幅な人間による編集・アレンジが求められる可能性があります。

YouTubeでのアップロード

Content IDの誤検知回避のため、Suno・Udioのメタデータ(AI-generated tag)を保持してアップロードすることが推奨されます。2025年11月以降、YouTubeは「AI生成コンテンツの開示」義務を導入しており、動画説明欄・アップロード時のチェックボックスで宣言が必要です。

Spotify/Apple Musicへの配信

2026年以降、Spotifyは「AI音楽の質の低い大量配信」を規約違反として除去する方針を明示。DistroKid・TuneCore経由でも独自審査が入るため、曲ごとに人間の編集意図を担保することが実務上重要です。

用途別コストシミュレーション

YouTube週2本のBGM制作

週2本×4週=月8本、1本あたり試作10曲=月80曲。Suno Pro($10)で500曲まで生成可のため1プランで十分。年払いで$96(約14,880円)、動画1本あたり約155円のBGMコスト。

広告代理店の案件対応

月10案件×試作50曲=月500曲。Suno Premier($30)または Udio Pro($30)推奨。年間$360(約55,800円)で1案件$3=約465円。人件費比では圧倒的に低コスト。

ゲーム開発・アプリBGM

常時変化するBGMが必要。Mubert API($99/月)で動的生成が最適。月10,000呼び出しまで対応。ネイティブSDK提供もあり、Unity/Unreal統合が容易。

個人配信者・VTuber

月10曲以内ならSuno無料(50クレジット/日)で足りるケースが多い。ただし収益化する場合はProプラン($10)が必須。Twitchの音楽検知(Twitch DMCA guard)にも配慮が必要。

企業VP・展示会音楽

月4本の企業VP用オリジナルBGMなら、Suno Pro($10/月)で試作50〜100曲から選定可能。ジンバル映像・カメラワークに合わせた尺調整はUdio(最長15分)が有利。年間$120で放送品質のBGMを保有。

音楽教育・作曲学習

作曲学習の題材として月100曲生成し、コード進行・アレンジパターンを研究。Suno無料枠+Udio Standard($10)で学生でも手軽に活用可能。楽典学習の実験ツールとしても有効。

個人と法人の使い分け

個人用途では月$10前後のPro/Standardプランで十分ですが、法人案件を継続的に受注する場合はPremier/Pro($30)への切替がクレジット余裕・優先処理の観点で有利。エージェンシー・制作会社は10席以上のSuno Studio(Enterprise)を交渉することで、席単価を$20〜25に抑える契約も可能です。

今後の動向(2026年後半〜2027年)

AI音楽生成分野は半年ごとに新モデル・新機能が発表され、料金・機能競争が激化しています。2026年後半から2027年にかけて予想される変化を整理します。

モデル世代の交代

Suno V5、Udio-256、Stable Audio 3.0の登場が予想されます。48kHz stereoから96kHz対応、楽曲構成の理解度向上、10分超の長尺楽曲対応が進行中。1曲あたりクレジット消費は2〜3倍に増加する見通しで、既存プランの実質生成上限は減少します。

著作権規制の整備

米国著作権局(USCO)、EU AI Act、日本の文化庁AI著作権ガイドラインが2026-2027年に本格運用開始。AI生成物の著作物性判定基準が明確化され、商用利用可否がプラットフォーム別に変わる可能性があります。

料金トレンド

「初期は低価格で顧客獲得→安定期に値上げ」のSaaS標準ライフサイクルで、Suno・Udioも年10〜30%の値上げを続けています。長期利用予定者は年間払いでの値上げ回避が有効。企業一括契約は3年契約で単価固定の交渉が可能です。

実務ワークフロー例(YouTube週2本)

個人YouTuberが週2本の動画BGMを制作する典型的なフローを示します。

ステップ作業内容使用ツール所要時間
1. 企画動画の雰囲気に合うジャンル・BPM決定手動5分
2. プロンプト作成「明るいポップス、120BPM、女性ボーカル」等Suno Pro3分
3. 生成・試聴10曲生成し、動画に合うものを選定Suno V4.510分
4. 尺調整Extend機能で必要な長さに調整Suno/Udio5分
5. マスタリング音量正規化・EQ調整Audacity/iZotope10分
6. 動画統合DaVinci ResolveやPremiereで動画に配置編集ソフト5分
合計約40分

従来の音源探し(音源サイト巡回・試聴・ライセンス確認で60〜120分)に比べ50〜70%の時短。かつオリジナル楽曲のため他YouTuberとの音源被りも発生しません。

よくある間違い・注意点

  • 無料プランで商用利用 — Suno・Udioの無料プランは非商用限定。収益化YouTubeやSNS広告に使うと規約違反で、生成物の権利主張ができません。有料プラン加入日以降に生成した楽曲のみ商用可となる点に注意。
  • アーティスト名を直接指定 — 「〇〇風」プロンプトは規約で禁止されており、生成物が没収されアカウント停止のリスクがあります。ジャンル・楽器・BPM指定に留めましょう。
  • V4.5のクレジット消費増を見落とす — Suno V4→V4.5で1曲あたり消費クレジットが2倍。同じProプランでも生成曲数が半減するため、案件量が多い場合はPremier移行の判断が必要。
  • 年間払いで途中解約不可 — Suno・Udio・Mubertはいずれも年間払いの中途解約で日割り返金なし。プラン変更頻度が高い場合は月額払いが安全。
  • 為替リスク — USD建て請求のため、為替が円安に振れると月額円コストが上昇します。為替手数料込みで実質20%超の上乗せもあり得ます。
  • Content IDの誤検知 — 生成楽曲がYouTube上で第三者のContent IDに誤マッチするケースあり。異議申立で解除可ですが、収益化が一時停止する期間発生。
  • Spotifyの大量配信フィルタ — 2026年以降、AI楽曲の質の低い量産配信は除去対象。ISRC・アーティスト名を戦略的に管理し、まとめて月100曲以上の配信は避けるべきです。

関連する規約・法令

  • Suno Terms of Service ― Section 4「Ownership of Content」でPro以上のユーザーに完全所有権を付与。無料プランは非商用限定。
  • Udio Terms of Use ― Standardプラン以上でCommercial License付与。アーティスト名指定・実在音源模倣を禁止。
  • Mubert License Agreement ― Creator以上で個人商用可、Business以上で放送・大規模広告可。ロイヤリティ還元制度あり。
  • 著作権法(日本)第30条の4 ― AI学習における著作物利用は原則自由(情報解析目的)。ただし生成物が既存著作物と類似する場合は依拠性・類似性で侵害判断。
  • 文化庁「AIと著作権に関する考え方について」(2024) ― AI生成物の著作物性は「人間の創作的寄与」の程度で判断。プロンプトのみでは原則否定。
  • JASRAC 音楽AI利用ガイドライン(2025) ― AI生成楽曲のJASRAC信託は個別審査。人間による編集・アレンジ量が判定基準。
  • YouTube AI開示ポリシー(2025-11) ― AI生成音声/音楽を含む動画は投稿時のチェックボックスで開示義務。違反時は動画削除。
  • 米国著作権局「Copyright and AI」(2025) ― AIのみで生成された音楽・画像は著作権登録不可。人間の創作的関与が必要。

参考文献・公的資料

AI音楽生成の著作権・料金・技術動向は変化が激しいため、以下の一次資料で最新情報を確認してください。

※本ページの料金・機能情報は執筆時点(2026-08-05)の各社公式サイトに基づく概要です。プラン変更・値上げ・機能改廃は頻繁に発生するため、契約前に必ず公式サイトの最新プラン・利用規約を確認してください。商用利用・配信・放送等の判断は法務専門家(弁護士・弁理士)への相談を推奨します。

よくある質問(FAQ)

品質はプロレベルに達しているか?

Suno V4.5・Udio-130で人間ミュージシャン級の楽曲生成が可能です。J-POP・アニソン・BGM用途では実用レベルを超え、広告代理店・ゲーム会社の一次案として採用される事例が2026年以降急増しました。ただしマスタリング・ミックス品質は専門家の追加編集が必要な場面もあります。

商用利用に必要な最低プランは?

Suno Pro($10/月)、Udio Standard($10/月)、Mubert Creator($14/月)がそれぞれの最低ライン。YouTube収益化、Spotify配信、企業広告、ゲームBGMまで対応します。無料プランは非商用限定で、規約違反時に生成物の権利が剥奪される可能性があります。

日本語ボーカルは自然か?

Suno V4.5以降は日本語・ローマ字・カタカナいずれでもプロンプト入力可能で、J-POP・演歌・アニソン風の生成品質が実用水準に達しました。UdioはUdio-130で日本語対応強化。Mubertはボーカルなしのインストゥルメンタル特化のため、日本語ボーカル生成は非対応です。

YouTube収益化で使ってもいい?

Pro以上の有料プラン加入日以降に生成した楽曲はYouTube収益化で使用可。ただしYouTube側のAI開示義務(2025-11導入)により、動画投稿時にAI生成コンテンツを含む旨を宣言する必要があります。宣言なしの投稿は動画削除リスクがあります。

JASRACに信託できるか?

2025年ガイドラインではAI生成のみの楽曲は著作物性が否定される可能性が高く、JASRAC信託は困難。ただし、AI生成後に大幅な人間による編集(メロディ変更・歌詞書き換え・アレンジ)を加えた場合、著作物性が認められる可能性があります。個別審査となります。

Content IDに引っかかったら?

AI生成楽曲が他アーティストのContent IDに誤検知されるケースが少数発生しています。YouTube Studio「著作権」→「異議申立」で「自分で作成」と申立可能。Suno・Udioは生成証明(タイムスタンプ付き)を発行しており、これを添付すれば通常1〜7日で解除されます。

年払いと月払いどちらがお得?

年払いは月払いより16〜20%引き(Suno Pro月$10→年$96で約20%引き)。ただし途中解約で日割り返金なし。プラン変更・退会の可能性がある場合は月払いが柔軟。長期利用が確定している法人契約なら年払い一択です。

1曲あたりのコストはいくら?

Suno Pro($10/月、500曲生成可)で1曲$0.02(約3円)、Udio Standard($10/月、1,200曲)で1曲$0.008(約1.2円)。人間作曲家への発注(1曲5万円〜)に比べ、桁違いのコストダウンが可能です。

企業利用でインボイス対応は?

Suno・Udio・Mubertいずれも米国法人からのStripe請求で、日本の適格請求書発行事業者ではありません。消費税リバースチャージ方式(基準期間の課税売上高5,000万円以下は特定課税仕入れに該当しない特例あり)の判定が必要。税理士への確認を推奨します。

Sunoの「Cover Song」機能は使える?

Suno V4.5搭載のCover機能は既存楽曲のリマスタリング・ボーカル差替えが可能。ただし既存楽曲の著作権クリアランスはユーザー責任。オリジナル権利者の許諾なしにアップロードすると著作権侵害となります。パブリックドメイン楽曲やクリエイティブ・コモンズ楽曲での使用が安全です。

APIを使ってアプリに組み込みたい

Mubert API($99/月〜)がリアルタイム生成に最適。UdioはAPI提供予定(2026年内)、Sunoは非公式ラッパーのみで公式APIは未提供。ゲーム・フィットネスアプリ・ライブ配信での動的BGM挿入用途では、Mubert APIが現状の実質的一択です。

音源データはどこに保存される?

各社のクラウドストレージに保存され、MP3/WAVでダウンロード可能。SunoはS3ベースで最大10GB、UdioはCloudflare R2で無制限。アカウント削除で生成音源も消えるため、重要素材はローカルバックアップ必須。企業案件では制作記録として3年以上の保管が推奨されます。