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高速道路ETC交通費

高速料金の計算|出発ICと到着ICから距離・料金を算出、ETC割引に対応

根拠国土交通省 道路局 最終更新:2026-08-24

出発ICと到着ICを選ぶと、区間距離と高速料金が出ます。IC間の距離はNEXCO東日本・中日本・西日本が公表する「高速道路簡易料金表」46本から起こしたもので、公表されている17,172区間の距離と料金に全件突き合わせて作りました。全国1,329のICを収録し、料金表に載っている区間は公表額をそのまま表示します。載っていない区間は経路を公表区間で継ぎ合わせて計算します(公表値を隠した検証では誤差の中央値0円・93.6%が±60円以内)。料金の式は「対キロ料金率×走行距離+ターミナルチャージ150円+消費税」で、普通車の単価は普通区間1kmあたり24.6円、大都市近郊区間29.52円、100kmを超える部分は75%、200kmを超える部分は70%に逓減します。車種区分5種とETC割引(深夜/休日/平日朝夕)、現金かETCかも指定できます。ICを選ばずに走行距離を直接入れて試算することもできます。

最終更新:2026-08-22/監修:計算ツールズ編集部

高速料金 計算機

出発ICと到着ICを選ぶと距離が入ります。IC名の一部(「東京」「名古屋」など)を入れると候補が出ます。距離を直接入れて使うこともできます。

IC間データを読み込んでいます…

高速料金の計算式と料率

基本式:距離×単価+ターミナルチャージ+消費税

通常料金 =(対キロ料金率 × 走行距離 + ターミナルチャージ150円)× 消費税10% → 10円単位に四捨五入

NEXCO東日本・中日本・西日本が管理する高速道路の料金は、走った距離に1kmあたりの単価を掛け、1回の利用につきターミナルチャージ150円を足し、最後に消費税を乗せて10円単位に丸める、という組み立てです。道路整備特別措置法第25条第1項に基づく「高速道路の料金の額及び徴収期間の公告」に、「利用1回に対して課する料金の額は、150円とする」「消費税率を乗じた額…を四捨五入により、10円単位の端数処理を行う」と条文で書かれています。首都高速道路も同じ構造で、公式サイトは料金を「(『料金距離』×『車種区分ごとの1kmあたりの料金』+『150円』)×消費税率」「端数は四捨五入し10円単位」と説明しています。この150円は税抜で、消費税はこれを含めた合計に乗ります。

単価は普通区間と大都市近郊区間で違う

区分普通車の1kmあたり単価(税抜)対象になる場所
普通区間(地方部)24.6円/km大都市近郊区間以外のNEXCO区間の大半
大都市近郊区間29.52円/km東京・大阪・名古屋の周辺にあるNEXCO区間
首都高速道路29.52円/km首都高速の全線(下限300円・上限1,950円)

大都市近郊区間の単価は普通区間のちょうど1.2倍です。首都高速道路が公表している普通車の1kmあたり料金29.52円と同じ水準で、都市部を走ると同じ距離でも2割高くなります。東名高速なら東京IC〜厚木IC、東北道なら川口JCT〜加須、中央道なら高井戸〜八王子、関越道なら練馬〜東松山などがこの区分です。このほか関越トンネルを含む区間には「関越特別区間」という別の料率(普通車39.36円/km)が設定されています。

100kmを超えると単価が下がる(長距離逓減)

公告は「100キロメートルを超え、200キロメートルまでの部分について25パーセント、200キロメートルを超える部分について30パーセントの割引を行う」と定めています。式にすると、対キロ料金の合計をU、利用距離をLとして次のとおりです。

L≦100km:U + 150円
100km<L≦200km:(0.75 + 25÷L)× U + 150円
200km<L:(0.70 + 35÷L)× U + 150円
この額に消費税率を乗じ、四捨五入して10円単位にします

距離が延びるほど1kmあたりの負担が軽くなります。普通車が普通区間を走った場合、100kmで28.7円/km、300kmで22.6円/km、1,000kmでは20.1円/kmです。この逓減は割引制度ではなく料金の額そのものの規定なので、ETC車でも現金でも同じように適用されます。上の計算機はこの式をそのまま実装しています。

公表されている料金表と突き合わせた結果

この式が実際の料金表を再現できるかを、NEXCO中日本が公表している東名高速道路の簡易料金表(東京IC発・普通車/軽自動車等)と1区間ずつ照合しました。大都市近郊区間は東京IC〜厚木IC(35.0km)として計算しています。

区間(東名・東京IC発)距離料金表の普通車この計算機料金表の軽この計算機
厚木IC35.0km1,300円1,300円1,070円1,070円
御殿場IC83.7km2,620円2,620円2,130円2,130円
沼津IC103.3km3,130円3,130円2,530円2,530円
静岡IC161.8km4,300円4,300円3,470円3,470円
三ヶ日IC250.4km6,010円6,010円4,840円4,840円

照合した22区間・普通車と軽自動車等で計44点のうち、東京IC〜東名川崎IC(7.6km)を除くすべてで料金表の額と一致しました。東名川崎ICだけは料金表が370円、この式では410円になります。ただし一致するのは「距離と区間区分が正しく分かっている場合」だけです。実際の区間がどこまで大都市近郊区間なのか、どのルートの料金距離が採用されるのかは、区間を指定しないと分かりません。経費精算・運賃見積りのように額そのものが問われる用途では、必ず出発ICと到着ICを指定できる公式の料金検索で確認してください。

車種区分と料金比率

5区分の料金比率

高速道路の料金は5つの車種区分で決まります。区分ごとの単価は、首都高速道路が公表している1kmあたり料金から比率を確認できます。

車種区分普通車を1としたときの比率首都高の1kmあたり料金普通区間の単価(税抜)
軽自動車等・二輪0.823.616円/km19.68円/km
普通車1.029.52円/km24.6円/km
中型車1.235.424円/km29.52円/km
大型車1.6548.708円/km40.59円/km
特大車2.7581.18円/km67.65円/km

ターミナルチャージ150円は車種にかかわらず同額です。そのため短距離ほど車種差は小さく、長距離ほど比率どおりに開きます。

どの区分になるかの判定

NEXCOが公表している車種区分表の定義は次のとおりです。見た目やナンバーではなく、車両総重量・最大積載量・車軸数・乗車定員で決まります。

区分該当する車両(車種区分表の定義)
軽自動車等軽自動車、二輪自動車(側車付きを含む)
普通車小型自動車(二輪自動車および側車付き二輪自動車を除く)、普通乗用自動車、けん引軽自動車等と被けん引自動車(1車軸)との連結車両
中型車普通貨物自動車(車両総重量8t未満かつ最大積載量5t未満で3車軸以下のもの、および被けん引自動車を連結していないセミトレーラ用トラクターで2車軸のもの)、マイクロバス(乗車定員11人以上29人以下で車両総重量8t未満)、けん引軽自動車等と被けん引自動車(2車軸以上)の連結車両、けん引普通車と被けん引自動車(1車軸)の連結車両
大型車普通貨物自動車(車両総重量8t以上または最大積載量5t以上で3車軸以下のもの、一定の重量制限内で4車軸のもの、被けん引自動車を連結していないセミトレーラ用トラクターで3車軸のもの)、バス(乗車定員30人以上または車両総重量8t以上の路線バス、車両総重量8t以上で乗車定員29人以下かつ車長9m未満のもの)、けん引普通車と被けん引自動車(2車軸以上)の連結車両ほか
特大車普通貨物自動車(4車軸以上で大型車に区分されるもの以外)、けん引中型車と被けん引自動車(2車軸以上)の連結車両、けん引大型車と被けん引自動車で車軸数の合計が4車軸以上のもの、大型特殊自動車、バス(乗車定員30人以上のもの、または車両総重量8t以上で車長9m以上のもの。いずれも路線バスを除く)

けん引すると区分が上がるのが要点です。普通車でトレーラを引く場合、被けん引車が1車軸なら中型車、2車軸以上なら大型車になります。キャンピングカーは自走式(キャブコン・バンコン)なら車両総重量と乗車定員でベース車両どおりの区分ですが、トレーラ型を引く場合は連結車両として1〜2区分上がります。

ETC割引の適用条件(2026年時点)

時間帯・曜日で効く割引は深夜割引・休日割引・平日朝夕割引の3つです。いずれも「ETCが整備されている入口インターチェンジをETC無線通信で走行すること」が適用条件で、ETCカードを持っていても料金所で手渡しで支払った場合は適用されません。

割引割引率対象車種対象事前登録
深夜割引30%すべての車種毎日0時〜4時。NEXCO3社の高速道路と宮城県道路公社の仙台松島道路。走行距離・回数の制限なし不要
休日割引30%軽自動車等(二輪を含む)・普通車のみ土曜・日曜・祝日の地方部。東京近郊・大阪近郊は対象外。交通混雑期は適用されない不要
平日朝夕割引月5〜9回で約30%分/10回以上で約50%分の還元すべての車種平日の朝6時〜9時・夕17時〜20時の地方部。還元は最大100km相当分までETCマイレージサービスへの登録が必須

深夜割引は京葉道路・第三京浜道路・横浜新道・横浜横須賀道路が対象外です。休日割引の「東京近郊」には東名の東京〜厚木、中央道の高井戸〜八王子、関越道の練馬〜東松山、東北道の川口JCT〜加須などが、「大阪近郊」には名神の大津〜西宮、近畿道の吹田〜松原などが含まれます。

深夜割引の見直しは2026年8月時点でまだ始まっていない

深夜割引については「22時〜翌5時に変わる」という情報が広く出回っていますが、2026年8月時点でこの見直しは実施されていません。現在も0時〜4時・30%・全車種の現行制度が有効です。NEXCO3社が2026年3月3日に公表したシステム整備状況の資料には「新たな深夜割引の運用開始時期については、今後の作業状況を踏まえて、改めてお知らせいたします」と書かれており、開始日は決まっていません。2025年4月に起きたETCシステム障害を受けて、データ破損の検出機能を追加で実装する作業が入ったことが遅れの理由として挙げられています。

公表されている見直し後の内容は次のとおりです。開始時期は未定なので、いま走る分の計算には使えません。

  • 対象時間帯を22時〜翌5時に拡大 — その時間帯を走った分だけが割引の対象になります
  • 割引率は通過時刻で変わる — 料金所の通過時間が22時台なら全走行分を20%、23時から翌5時なら30%
  • その場では安くならない — ETCマイレージサービスまたはETCコーポレートカードへの後日還元型に変わります
  • 割引の対象になる距離に上限がつく — 利用時間1時間あたり、大型車以上の貨物自動車等は90km、それ以外の車両は105kmで設定。無休憩運転を促さないよう最大30分の休憩が加味されます
  • 400km超の長距離逓減を拡充 — 見直しにあわせて実施し、5年程度の激変緩和措置が置かれます

上の計算機の「深夜割引」は、現行制度の0時〜4時・30%で計算しています。

休日割引が使えない日(2026年度)

休日割引は土日祝ならいつでも効くわけではありません。ゴールデンウィーク、お盆、シルバーウィーク、年末年始、そして3連休は、観光需要の平準化と交通分散のため適用除外です。NEXCO東日本が公表している2026年度の適用除外日は次のとおりです。

休日割引が適用されない日
2026年4月25日・26日・29日
2026年5月2日〜6日
2026年6月なし
2026年7月18日〜20日
2026年8月8日・9日・11日・15日・16日
2026年9月19日〜23日
2026年10月10日〜12日
2026年11月21日〜23日
2026年12月26日・27日
2027年1月1日〜3日・9日〜11日
2027年2月なし
2027年3月20日〜22日

連休の中日に出発すると30%の差が消えます。旅程を決める前に、走る日が除外日でないかを確認してください。最新のカレンダーはドラぷらの休日割引ページで公表されています。

平日朝夕割引は「回数」の数え方が独特

平日朝夕割引は、その場で安くなる割引ではありません。料金所では通常料金を支払い、翌月20日にETCマイレージサービスの還元額(無料通行分)として戻ってきます。回数の数え方には次の決まりがあります。

  • 朝・夕それぞれ最初の1回だけがカウント対象 — 朝の時間帯に2回走っても、2回目以降は回数に入らず還元の対象にもなりません
  • 月1〜4回は対象外 — 5〜9回で約30%分、10回以上で約50%分。1日から末日までで数えます
  • 還元は地方部の最大100km相当分まで — 200km走っても還元されるのは100km分に相当する料金です
  • ETCカードごとにカウント — 複数のカードで走った回数を合算することはできません

割引は重ならない

深夜割引・休日割引・障害者割引のうち複数の条件を同時に満たす走行には、割引率がいちばん高いものが1つだけ適用されます。休日割引と平日朝夕割引の両方に当てはまる場合は休日割引が、深夜割引と平日朝夕割引の両方に当てはまる場合は深夜割引が適用されます。一方、ETCマイレージサービスと大口・多頻度割引は深夜割引・休日割引と併用できます。

ETCマイレージサービスの還元

NEXCO3社・宮城県道路公社・本四高速では、通行料金10円につき1ポイントが付きます(他の割引が適用された後の料金が対象)。交換は1,000ポイントで500円分、3,000ポイントで2,500円分、5,000ポイントで5,000円分。まとめてから交換したほうが率がよくなります。ポイントの有効期間は、付与された年度(4月〜翌年3月)の翌年度末までです。ポイントは道路事業者ごとに貯まり、NEXCO3社と宮城県道路公社の分は合算されますが、本四高速の分とは合算できません。

そのほかの割引

  • ETC2.0割引 ― 圏央道(茅ヶ崎JCT〜海老名南JCT、海老名〜木更津JCT)・新湘南バイパス・東海環状自動車道で、普通区間の料金水準(普通車24.6円/km)まで引き下げられます。ETC2.0の車載器で入口・出口とも無線通信することが条件で、距離や回数の制限はありません。
  • 二輪車定率割引 ― 2026年4月4日から11月29日までの土日祝(北海道エリアは10月31日まで)に、1回の走行距離が80kmを超える走行を37.5%引き。ETC無線通信の二輪車が対象で、事前の申し込みが必要です。後からの申し出では適用されません。
  • 道の駅への一時退出 ― ETC2.0搭載車を対象に、高速道路から道の駅へ一時的に降りても、2時間以内に同じICから同じ方向へ再進入すれば降りなかった場合と同じ料金として扱う社会実験です。ターミナルチャージの再徴収がなく、長距離逓減も継続します。対象は休憩施設の間隔がおおむね25km以上あり、ICから2km以内にある道の駅29か所。SA/PAからの一時退出ではない点に注意してください。
  • 東京湾アクアライン ― 平日はETCアクアライン割引で軽640円・普通車800円・中型960円・大型1,320円・特大2,200円。土日祝は時間帯別料金で、普通車の上り線(木更津→川崎)が0〜4時400円、4〜13時800円、13〜19時1,600円、19〜20時800円、20〜24時400円。下り線(川崎→木更津)が0〜4時400円、4〜5時800円、5〜7時1,000円、7〜24時800円です。2027年3月31日までの土日祝が対象で、ETC車限定です。
  • 大口・多頻度割引 ― ETCコーポレートカードを使う事業用車両向け。ETC2.0を使う事業用車両にはさらに上乗せの割引率が設定されています。

正確な区間別の料金と割引の適用可否は、NEXCO ドラぷらの料金・ルート検索で出発ICと到着ICを指定して確認してください。

現金とETCで料金はどう違うか

基本の通行料金そのものは現金でもETCでも同じ式で決まります。差が出るのは次の3点です。

1. 時間帯・曜日の割引はETC専用

深夜割引・休日割引・平日朝夕割引はいずれも「ETCが整備されている入口インターチェンジをETC無線通信で走行すること」が適用条件です。ETCカードを持っていても料金所で手渡しで支払うと適用されません。上の計算機で支払方法を「現金・クレジットカード」にすると、割引が効かない状態の額が出ます。

2. 首都高・阪神高速は現金だと距離が測れない

首都高速道路は「現金車の基本料金は、一部区間を除いてETC車の上限料金となります(普通車の場合は1,950円)」と公表しています。3km走っても40km走っても1,950円です。阪神高速道路も「出口の多くに料金所がなく、ご利用距離を把握することができないため、各入口からご利用いただける最も遠い出口までの料金となります」としています。都市高速を短距離で使うほど、現金の不利は大きくなります。

3. 割引は重ならない

複数の割引の条件を同時に満たしても合算はされず、割引額の大きいものが1つだけ適用されます。また、割引後の料金は10円単位で端数処理されます。

ETC車載器の費用はどれくらいで回収できるか

本体と取付・セットアップを合わせた費用は、この計算機の前提では1〜3万円程度です(実勢価格であり公表値ではありません)。首都高を月に10回、平均10km程度で使う場合、ETCなら1回490円(29.52円×10km+150円に消費税)、現金なら上限の1,950円なので、差は1回1,460円。月10回で約1万4,600円の差になります。地方部だけを走る場合は深夜割引・休日割引の30%分が回収原資になります。

首都高・阪神高速の料金(上限と下限)

首都高速道路と阪神高速道路は距離別料金ですが、下限と上限が設けられています。首都高の計算式は「(『料金距離』×『車種区分ごとの1kmあたりの料金』+『150円』)×消費税率」で、端数は四捨五入して10円単位です。1kmあたりの料金は軽・二輪23.616円、普通車29.52円、中型車35.424円、大型車48.708円、特大車81.18円と公表されています。

都市高速普通車の下限普通車の上限ETCを使わない場合
首都高速道路300円1,950円一部区間を除きETC車の上限料金(普通車1,950円)
阪神高速道路300円1,950円各入口から利用できる最も遠い出口までの料金

首都高・阪神高速とも普通車の上限は1,950円、下限は300円です。0.1km刻みの利用距離に応じて10円単位の料金が決まります。名古屋高速・広島高速・福岡都市高速・北九州都市高速など他の都市高速はそれぞれ別の料金体系を持つため、各道路管理者の公表額を確認してください。

首都高速道路は2026年10月1日から料金が改定されます。上表は改定前の額です。改定後の料金は首都高速道路の「2026年10月1日以降の料金・ルート案内」で確認してください。

距離別の料金早見表(普通区間・割引なし)

すべて普通区間(24.6円/km基準)を走り、割引を使わなかった場合の通行料金です。上の計算機と同じ式で算出しているので、距離を入れ直せば同じ額が出ます。大都市近郊区間を含む区間では、その距離分だけ2割ほど高くなります。

距離軽自動車等普通車中型車大型車特大車
10km380円440円490円610円910円
20km600円710円810円1,060円1,650円
30km810円980円1,140円1,500円2,400円
50km1,250円1,520円1,790円2,400円3,890円
80km1,900円2,330円2,760円3,740円6,120円
100km2,330円2,870円3,410円4,630円7,610円
150km3,140円3,890円4,630円6,300円10,400円
200km3,950円4,900円5,850円7,980円13,190円
300km5,470円6,790円8,120円11,100円18,400円
400km6,980円8,690円10,390円14,230円23,610円
500km8,500円10,580円12,670円17,350円28,810円
700km11,530円14,370円17,210円23,610円39,230円
1000km16,080円20,050円24,030円32,980円54,860円

100kmを超えたあたりから1kmあたりの単価が下がっていくのが分かります。普通車で見ると100kmで28.7円/km、300kmで22.6円/km、1,000kmで20.1円/kmです。ターミナルチャージ150円が効くため、10km程度の短距離では逆に1kmあたり44円と割高になります。

シーン別活用例

営業車の交通費精算

訪問先ごとの実費精算で、事前に往復高速料金を見積もり。ETC搭載車の場合はマイレージ還元も加味して社内システムに登録。国税庁「法人税基本通達9-7-1」により実費精算が原則で、月次で領収書と一致させる運用が一般的です。

ドライブ・旅行の予算立て

普通車で片道300km(すべて普通区間・割引なし)なら高速料金6,790円。深夜割引が効けば4,750円まで下がります。ガソリン代は燃費15km/L・レギュラー180円という前提なら片道3,600円で、往復の総交通費はおよそ2万円台。宿泊予算・現地観光費とのバランスを判断する土台になります。

引越しの経路比較

2t車クラスは車両総重量8t未満かつ最大積載量5t未満なら中型車で、料金は普通車の1.2倍です。300kmなら普通車6,790円に対して中型車8,120円。経路A(高速)と経路B(下道併用)の時間・費用のトレードオフを比べる材料になります。

物流企業の運賃計算

トラック運送では大型車(普通車の1.65倍)と特大車(2.75倍)の料率が適用されます。500kmなら普通車10,580円に対して大型車17,350円、特大車28,810円。深夜割引は全車種が対象なので、夜間運行なら30%引きが効きます(休日割引は普通車・軽のみで、大型車は対象外です)。

キャンピングカー・トレーラー旅行

自走式のキャンピングカーはベース車両の総重量・乗車定員どおりの区分ですが、トレーラを引くと連結車両として区分が上がります。普通車がけん引する被けん引車が1車軸なら中型車、2車軸以上なら大型車です。500kmで普通車10,580円が大型車17,350円になるため、事前の見積もりが要ります。

タクシー・ハイヤーの料金見積

長距離タクシーの予約見積りでは、実車キロ運賃に高速料金の実費を加算します。高速料金側は普通車区分で、深夜0〜4時の走行ならETC深夜割引の30%引きが乗るため、運賃の深夜割増とは別に原価が下がります。

ETC車載器・ETC2.0の選び方

ETC1.0とETC2.0の違い

従来のETC(1.0)は料金の収受だけですが、ETC2.0には圏央道・東海環状自動車道の割引、道の駅への一時退出、渋滞回避情報などが付きます。圏央道の割引は、大都市近郊区間の料金水準を普通区間の水準(普通車24.6円/km)まで引き下げるもので、首都圏を通過するルートを選ぶときに効いてきます。

項目ETC1.0ETC2.0
本体価格8,000〜15,000円程度20,000〜35,000円程度
取付費用8,000〜15,000円程度10,000〜20,000円程度
圏央道・東海環状の割引非対応対応(普通区間の料金水準まで引き下げ)
渋滞・事故情報なし音声・画像で案内
災害時支援基本のみ緊急連絡・迂回案内

上表の金額はカー用品店・ディーラーの実勢価格であり、公表された定価ではありません。このページが目安として置いている前提値として読んでください。

取付・セットアップの流れ

1. カー用品店(オートバックス・イエローハット等)またはディーラーで購入 → 2. セットアップ(車検証情報を車載器に登録) → 3. カーナビ連動確認 → 4. ETCカード挿入テスト → 5. ETCマイレージサービス登録(WEB) → 6. 実走で動作確認。所要時間2-3時間、法定手数料含めて総額2-4万円が相場です。

ETCカードの選択

クレジットカード付帯のETCカードは年会費無料のものが多く、加えて年間利用額に応じたポイント還元(1-1.5%)が魅力。個人事業主・法人向けにETC専用カード(法人ETC)もあり、経理明細一元化が可能です。

ETC2.0限定の「道の駅」一時退出

ETC2.0搭載車を対象に、高速道路から道の駅へ一時的に降りられる社会実験が続いています。同じICから同じ方向へ2時間以内に再進入すれば、降りずに走り続けた場合と同じ料金として扱われ、ターミナルチャージ150円が再徴収されず長距離逓減も継続します。対象は、休憩施設の間隔がおおむね25km以上あり、ICから2km以内にある道の駅29か所。全行程で同じETCカードを使い、道の駅に設置されたETC2.0アンテナの下を通ることが条件です。SA/PAから一時退出できる制度ではありません。一時退出できる時間は2022年7月1日から3時間ではなく2時間に変更されています。

割引を使ったときの支払額(普通車・普通区間)

同じ距離を、割引なし・深夜割引・休日割引・平日朝夕割引(月10回以上の50%還元)で走った場合の支払額です。いずれも普通車が地方部だけを走る前提で、上の計算機と同じ式で出しています。

距離割引なし深夜割引休日割引平日朝夕割引(50%還元後)
50km1,520円1,060円1,060円760円
100km2,870円2,010円2,010円1,430円
200km4,900円3,430円3,430円3,670円
300km6,790円4,750円4,750円5,660円
500km10,580円7,410円7,410円9,520円
800km16,270円11,390円11,390円15,250円

短距離では平日朝夕割引がいちばん効きますが、還元されるのは地方部の最大100km相当分までなので、150kmあたりを境に深夜割引・休日割引のほうが有利になります。休日割引は大都市近郊区間が対象外なので、都市部を通過する区間では表よりも割引額が小さくなります。平日朝夕割引はその場で安くなるのではなく、翌月20日に無料通行分として還元される点にも注意してください。なお、これらの割引は重ならず、条件を同時に満たす場合は割引率がいちばん高いものが1つだけ適用されます。

よくある間違い・注意点

  • ETCを使わずに首都高を走る — 首都高の現金車の基本料金は、一部区間を除いてETC車の上限料金(普通車1,950円)です。10km程度ならETCで490円のところが1,950円になります。短距離で使うほど差が大きく、車載器の費用は数往復で埋まります。
  • 大都市近郊区間の割増を忘れる — 東京・大阪・名古屋の周辺にあるNEXCO区間は、普通車の対キロ料金率が29.52円/kmと普通区間24.6円/kmのちょうど1.2倍です。カーナビの表示と手計算がずれる原因はたいていここにあります。休日割引もこの区間は対象外です。
  • けん引したときの区分を間違える — 普通車でトレーラをけん引すると、被けん引自動車が1車軸なら中型車、2車軸以上なら大型車になります。けん引車が中型車なら被けん引2車軸以上で特大車です。「普通車で引けば普通車のまま」ではありません。事前に車検証と連結の条件を確認してください。
  • 深夜割引が「22時〜5時」だと思い込む — 22時〜翌5時に拡大する見直しは公表されていますが、2026年8月時点でまだ運用が始まっていません。いま走る分は0時〜4時の走行が条件です。開始日は未定です。
  • 休日割引が土日祝ならいつでも効くと思う — ゴールデンウィーク・お盆・シルバーウィーク・年末年始・3連休は適用除外です。連休の中日は割引が効きません。
  • ETCマイレージ未登録で還元漏れ — 平日朝夕割引はポイント還元方式なので、ETCマイレージサービスに登録していないと1円も戻りません。車載器とカードを持っていても自動では登録されません。
  • 朝の時間帯に2回走れば2回分になると思う — 平日朝夕割引の回数は、朝・夕それぞれ最初の1回しかカウントされません。1日で最大2回です。
  • 本四高速をNEXCOの単価で計算する — 瀬戸大橋・明石海峡大橋・しまなみ海道を通る本州四国連絡高速道路は、NEXCOとは別会社・別の料金体系です。橋の建設費を反映して1kmあたりの負担が大きいので、この計算機の単価では見積もれません。区間の額は本四高速の料金表で確認してください。
  • アクアラインを一律の額で見積もる — 東京湾アクアラインは平日が「ETCアクアライン割引」、土日祝が「ETC時間帯別料金」で、2025年4月1日から2027年3月31日まで実施されています。土日祝は通過する時間帯によって額が変わるため、一律いくらとは言えません。いずれもETC無線通信が条件です。

高速料金を下げる手順

1. 平日に通勤で使うならETCマイレージに登録する

車載器の本体・取付・セットアップの費用は市販の実勢価格で、公表されている額ではありません(このページでは1〜3万円を前提に置いています)。平日朝夕割引は地方部の最大100km相当分について、月5〜9回で約30%分、10回以上で約50%分がポイント還元されます。通勤や営業所訪問で対象時間帯を毎日通るなら、回収は早くなります。

2. 深夜割引(0時〜4時の走行)で30%引き

深夜割引は0時〜4時にNEXCO3社の高速道路を走行した場合に30%引きになります。全車種が対象で、走行距離や利用回数の制限はありません。300kmなら普通車6,790円が4,750円、大型車11,100円が7,770円です。22時〜翌5時に対象を広げる見直しが公表されていますが、2026年8月時点では実施されていません。

3. 圏央道はETC2.0で単価が下がる

圏央道(茅ヶ崎JCT〜海老名南JCT、海老名〜木更津JCT)・新湘南バイパス・東海環状自動車道は、ETC2.0搭載車なら普通区間の料金水準(普通車24.6円/km)まで引き下げられます。大都市近郊区間の29.52円/kmとの差なので、およそ2割の違いです。入口・出口とも無線通信することが条件で、距離や回数の制限はありません。

4. 休日割引は除外日を先に確認する

軽自動車等・普通車のみ、地方部で30%引きです。ただしゴールデンウィーク・お盆・シルバーウィーク・年末年始・3連休は適用されません。2026年なら5月2日〜6日、8月8日・9日・11日・15日・16日、9月19日〜23日などが除外日です。連休の中日に走ると30%の差が消えるため、日程を1日ずらせるなら先に確認する価値があります。

5. アクアラインは通過時間帯で額が変わる

川崎浮島〜木更津金田の海上ルートは、平日ならETCアクアライン割引で普通車800円(軽640円、中型960円、大型1,320円、特大2,200円)です。土日祝はETC時間帯別料金で、普通車の上り線が13時〜19時は1,600円、0時〜4時と20時〜24時は400円と4倍の開きがあります。混む時間を外すだけで1,200円変わるので、房総方面へ向かう日は出発時刻を先に決めてください。2027年3月31日までの土日祝が対象で、ETC車限定です。

6. 車種登録の確認

車載器のセットアップ情報が車検証と食い違っていると、実際の車種と違う料金で課金されます。車を買い替えたのに車載器を再セットアップしていない場合が典型です。ETC利用照会サービスで月ごとの明細を確認し、食い違いがあれば道路会社の窓口で精算し直せます。

料金の根拠になっている法令・公告

  • 道路整備特別措置法 第25条第1項 ― 高速道路会社が料金の額と徴収期間を公告することを定めた規定。実際の対キロ料金率・ターミナルチャージ・長距離逓減・各種割引の中身は、この規定に基づく「高速道路の料金の額及び徴収期間の公告」に条文として書かれています。このページの計算式・料率はすべてこの公告に基づいています。
  • 同法 第23条 ― 高速道路会社が料金を徴収できることの根拠規定。
  • 高速自動車国道法 ― 高速自動車国道の指定・管理に関する基本法。
  • 道路法 ― 一般道路・都市高速道路の道路管理者と料金徴収の基本法。首都高速道路・阪神高速道路の料金もこの体系に位置づけられます。
  • ETCマイレージサービス利用規約 ― 平日朝夕割引の還元条件、ポイントの付与率・交換率・有効期間を定めています。
  • 国土交通省「標準的な運賃」告示 ― トラック運送業の運賃計算で、高速料金を実費として加算することを定めています。
  • 法人税基本通達9-7-1 ― 従業員の通勤・出張交通費の実費精算の扱い。

高速道路料金の制度沿革

戦後復興期(1950-60年代)

1956年に日本道路公団が発足し、日本初の高速道路として1963年に名神高速道路(尼崎〜栗東間)が開通しました。1965年の名神全線開通とともに、走行距離に応じて課金する対距離制料金の原型が固まります。

民営化(2005年)

2005年10月、日本道路公団の民営化によりNEXCO東日本・中日本・西日本の3社と日本高速道路保有・債務返済機構が発足しました。高速道路会社が料金の額と徴収期間を公告し、機構が資産と債務を保有して債務を返済する、という現在の枠組みはこのときに始まっています。

ETC割引の拡充(2008-2014年)

2009年の景気対策で休日上限1,000円(現在は廃止)などの大幅な割引が導入され、その後、平日朝夕割引・休日割引・深夜割引という現在の3本柱に整理されました。割引がETC利用を条件にしたことで車載器の普及が進み、料金所の渋滞緩和にもつながっています。

圏央道・ETC2.0の時代

圏央道の整備が進み、首都圏を通過する交通を都心の外側へ回す料金体系が整えられました。ETC2.0搭載車には圏央道・新湘南バイパス・東海環状自動車道で普通区間の料金水準まで引き下げる割引が設定され、迂回しても割高にならないようになっています。2014年4月からは料金の端数処理が50円単位から10円単位に変わり、消費税をより正確に転嫁できるようになりました。

これから

直近で決まっているのは、深夜割引の見直し(22時〜翌5時への拡大と後日還元化、400km超の長距離逓減の拡充)と、首都高速道路の2026年10月1日の料金改定です。深夜割引の見直しは開始日が未定で、2026年8月時点では現行の0時〜4時・30%が続いています。老朽化した構造物の更新費用をどう料金に反映するかは、今後の制度改正の焦点になります。

参考文献・公的資料

このページの計算式・料率・割引条件は、以下の道路事業者および所管官庁の公表資料で確認しています。実際の区間料金は必ず各社の料金検索で確認してください。

※このページの計算機は、公告されている料金の式と料率をそのまま実装したものです。走行距離と区間区分(普通区間か大都市近郊区間か)を利用者が入力する前提であり、出発ICと到着ICを指定して経路を判定するルート検索ではありません。実際の区間では料金距離・区間区分・特別料金区間の有無によって額が変わります。経費精算・運賃計算・請求など金額そのものが問われる用途では、必ず各道路会社の公式検索およびETC利用明細で確認してください。

よくある質問(FAQ)

IC間の料金はどこまで正確?

NEXCO東日本・中日本・西日本が公表している「高速道路簡易料金表」の普通車版46本から、IC間の距離と通常料金を17,172区間ぶん取り込んでいます。この17,172区間については公表額をそのまま表示するので、料金表と一致します。料金表は主なIC間しか載っていないため、それ以外の組み合わせは経路を公表区間で継ぎ合わせて計算します。この方法の精度は、公表値をわざと隠して他の区間だけで出し直す方法で確かめました。誤差の中央値は0円、93.6%が±60円以内です。ただし料金の建て方が違う道路(圏央道・京葉道路・第三京浜・アクアラインなど)を含む区間や、首都高・阪神高速・本四高速をまたぐ区間は誤差が大きくなります。精算に使う額は各道路会社の料金検索で確認してください。

収録していないICはある?

全国1,329のICを収録しており、うち1,099地点が1つにつながっています。四国・沖縄・山陰の一部は本州側との接続データが無いため、それらをまたぐ組み合わせは「経路のデータがありません」と表示します。その場合は走行距離を直接入力すれば通常どおり計算できます。また、収録しているのはNEXCO3社の高速道路が中心で、首都高速・阪神高速・本四高速・都市高速は含みません。これらは対距離制の計算式そのものが違うためで、首都高・阪神高速の料金は同じページの「首都高・阪神高速の料金」の節にまとめています。

高速料金はどう計算される?

「(対キロ料金率×走行距離+ターミナルチャージ150円)×消費税率」が基本式で、四捨五入して10円単位にします。普通車の対キロ料金率は普通区間24.6円/km、大都市近郊区間29.52円/km(いずれも税抜)。100kmを超える部分は25%、200kmを超える部分は30%の長距離逓減がかかります。車種による違いは対キロ料金率そのものが軽自動車等19.68円・中型車29.52円・大型車40.59円・特大車67.65円と設定されているためで、ターミナルチャージ150円は車種にかかわらず同額です。

ETC割引はいくら安くなる?

深夜割引(0時〜4時の走行・全車種)が30%引き、休日割引(土日祝の地方部・軽自動車等と普通車のみ)が30%引き、平日朝夕割引(平日6〜9時・17〜20時の地方部)は月5〜9回で約30%分、10回以上で約50%分の後日還元です。普通車が普通区間を300km走った場合、通常6,790円が深夜割引で4,750円になります。これらは重ならず、条件を同時に満たすときは割引率がいちばん高いものが1つだけ適用されます。いずれもETC無線通信が条件です。

軽自動車の料金はいくら?

軽自動車等の対キロ料金率は普通区間19.68円/kmで、普通車24.6円/kmの0.8倍です。ターミナルチャージ150円は同額なので、料金全体はぴったり0.8倍にはならず、短距離ほど差が小さくなります。普通区間を300km走る場合、普通車6,790円に対して軽自動車等は5,470円です。二輪自動車(側車付きを含む)も同じ軽自動車等の区分になります。

キャンピングカーの車種は?

自走式のキャンピングカーは、車両総重量・最大積載量・乗車定員でベース車両どおりに判定されます。乗車定員11人以上29人以下で車両総重量8t未満なら中型車です。トレーラ型を引く場合は連結車両として扱われ、普通車がけん引して被けん引車が1車軸なら中型車、2車軸以上なら大型車になります。けん引すると区分が上がるという点が要点です。

首都高はなぜETC必須?

首都高は距離別料金ですが、現金車は走った距離を判定できないため「現金車の基本料金は、一部区間を除いてETC車の上限料金となります(普通車の場合は1,950円)」と公表されています。10km程度ならETCで490円のところ現金では1,950円です。阪神高速も出口に料金所がない箇所が多く、現金の場合は各入口から利用できる最も遠い出口までの料金になります。なお首都高は2026年10月1日から料金が改定されます。

本州四国連絡道路(本四高速)はなぜ別料金なの?

本州四国連絡高速道路株式会社はNEXCO3社とは別の会社で、長大橋の建設費を反映した独自の料金が認可されています。この計算機のNEXCO単価では見積もれないため、瀬戸大橋・明石海峡大橋・しまなみ海道を通る区間は本四高速の料金検索・通行料金表で確認してください。ETCマイレージサービスのポイントもNEXCO分とは別勘定です。

アクアラインの料金はいくら?

東京湾アクアラインは平日が「ETCアクアライン割引」、土日祝が「ETC時間帯別料金」で、2025年4月1日から2027年3月31日まで実施されています。土日祝は通過時間帯によって額が変わるため一律ではありません。いずれもETC無線通信が適用条件で、現金では割引後の額になりません。最新の料金表はNEXCO東日本(ドラぷら)の該当ページで確認してください。

深夜割引の時間帯は?

2026年8月時点では0時〜4時です。「22時〜翌5時に変わった」という情報が出回っていますが、この見直しはまだ運用が始まっていません。NEXCO3社が2026年3月3日に公表した資料でも「新たな深夜割引の運用開始時期については、今後の作業状況を踏まえて、改めてお知らせいたします」とされ、開始日は未定です。現行制度は全車種が対象で、走行距離や利用回数の制限はありません。京葉道路・第三京浜道路・横浜新道・横浜横須賀道路は対象外です。

ETCマイレージポイントの還元率は?

通行料金10円につき1ポイントが付きます(他の割引が適用された後の料金が対象)。交換は1,000ポイントで500円分、3,000ポイントで2,500円分、5,000ポイントで5,000円分なので、まとめてから交換したほうが率がよくなります。ポイントの有効期間は付与された年度(4月〜翌年3月)の翌年度末まで。NEXCO3社と宮城県道路公社の分は合算されますが、本四高速の分とは合算できません。平日朝夕割引はこのポイント還元の仕組みを使うため、事前登録がないと適用されません。

大型車の料金は普通車の何倍?

対キロ料金率で比べると、普通車24.6円/kmに対して中型車29.52円(1.2倍)、大型車40.59円(1.65倍)、特大車67.65円(2.75倍)です。大型車は車両総重量8t以上または最大積載量5t以上で3車軸以下の普通貨物自動車、乗車定員30人以上または車両総重量8t以上の路線バスなど。特大車は4車軸以上で大型車に区分されないもの、大型特殊自動車などです。けん引する場合は連結する被けん引自動車の車軸数によって区分が上がります。

NEXCO地方部と大都市近郊の違いは?

地方部は対キロ単価24.6円、大都市近郊(東京・大阪・名古屋近郊)は29.52円と約20%高い。首都圏・関西圏・中京圏のNEXCO区間はほぼ大都市近郊料率です。同じ距離でも1000円以上差が出るケースがあります。

高速代の領収書は?

ETC利用の場合は「ETC利用照会サービス」から利用明細をダウンロード可能。現金支払いは料金所で領収書を発行。法人経費精算・確定申告(事業所得の必要経費)では、この明細が税務上の証憑となります。

下道と高速はどちらを使うべき?

時間の価値で判断します。ここでは一般道と高速道路の平均速度差を50km/h、時間の価値を1,500円/時と置きます(どちらもこのページが置いている前提で、公表値ではありません)。この前提だと100km走るなら約1時間の短縮で、料金が1,500円以下なら高速のほうが得という目安になります。普通区間100kmの普通車料金は2,870円なので、この前提では下道が有利。深夜割引が効けば2,010円まで下がります。長距離・急ぎ・悪天候・荷物が多い場合は高速、近距離の買い物や観光は一般道が効率的です。

現金とETCで高速料金は違う?

基本の通行料金の式は同じですが、深夜割引・休日割引・平日朝夕割引はすべてETC無線通信が適用条件なので、現金では割引が一切効きません。首都高・阪神高速では距離が判定できないため、現金車は上限料金や最も遠い出口までの料金になります。端数処理はETC・現金とも10円単位の四捨五入で、50円単位だったのは2014年3月までです。

休日割引が使えない日はいつ?

ゴールデンウィーク、お盆、シルバーウィーク、年末年始、そして3連休は、観光需要の平準化と交通分散のため適用除外です。2026年度なら5月2日〜6日、7月18日〜20日、8月8日・9日・11日・15日・16日、9月19日〜23日、10月10日〜12日、11月21日〜23日、12月26日・27日、2027年1月1日〜3日と9日〜11日、3月20日〜22日などが除外日にあたります。最新のカレンダーはドラぷらの休日割引ページで公表されています。

ETCレーンは何km/hで通過する?

料金所の通過速度は時速20km以下が原則です。開閉バーが上がりきる前に高速で通過するとバーを破損させ、修理費として後日1〜2万円を請求されることがあります。カードの挿し忘れや通信エラーでバーが開かない場合もあるため、必ず減速し、バーの動作を確認してから通過してください。