計算ツール
DPI解像度印刷寸法DTPピクセル

画像DPI×印刷寸法 計算ツール

寸法+DPIから必要ピクセル数を即算出。Web/家庭プリンタ/商業印刷/大判すべて対応。DTP・写真加工に必須。

最終更新:2026-05-06/監修:計算ツールズ編集部

画像DPI×印刷寸法 計算ツールツール

DPI・寸法・ピクセルの関係

必要ピクセル = 寸法(inch) × DPI

寸法(mm) → inch: ÷25.4

印刷可能寸法(cm) = ピクセル数 ÷ DPI × 2.54

商業印刷は350dpiが標準、家庭プリンタは150dpi、Web画面は72dpiが基本。大判プリントは視認距離に応じて100-200dpiまで下げてOK。

用途別 必要DPI

用途DPI
Web画像72
家庭プリンタ150
チラシ(標準)200-300
印刷標準(オフセット)300
商業印刷(雑誌)350
写真集400
ポスター大判(視認距離2m)100-150
看板大判(視認距離10m)50-80

※本ツールはJIS/ISO/印刷業界標準に基づく参考計算です。実印刷時は印刷会社の指示書・用紙メーカー実測値に基づき最終確認してください。

画像DPI×印刷寸法 計算ツールの詳しい解説

DPI(dots per inch)は印刷解像度の基準。過大DPI=ファイルサイズ肥大化+作業効率低下、過小=印刷でジャギー・ぼやけの原因になります。

業界・現場での使い方

DTP

入稿画像仕様確認

写真編集

納品解像度チェック

印刷営業

入稿要件説明

フォトブック制作

スマホ写真の印刷可能サイズ判定

ピクセル数から印刷可能サイズを逆算する

手元の画像が何センチまで印刷できるかは、ピクセル数 ÷ DPI × 2.54 で求められます。印刷サイズを拡大・縮小してもピクセルの総量は変わらないため、実質的にはピクセル数が印刷可能サイズの上限を決めます。

画像サイズ350dpi300dpi150dpi
1200×1600px(約2MP)8.7×11.6cm10.2×13.5cm20.3×27.1cm
3000×2000px(6MP)21.8×14.5cm25.4×16.9cm50.8×33.9cm
4032×3024px(12MP・スマホ)29.3×21.9cm34.1×25.6cm68.3×51.2cm
6000×4000px(24MP・一眼)43.5×29.0cm50.8×33.9cm101.6×67.7cm

視認距離で必要DPIが下がる理由

人間の視力には分解能の限界があり、離れて見るほど細かい網点は識別できなくなります。このためB0判(JIS 1030×1456mm)クラスのポスターでも、視認距離2〜3mを前提にすれば100〜150dpiで実用上問題ありません。逆に手に取って50cm以内で見るパンフレットやカタログは、300dpi以上を確保してください。

拡大リサイズでは解像度は増えない

解像度が足りない画像を画像編集ソフトで拡大しても、増えるのは補間で作られた画素だけで、情報量は元画像を超えません。見かけのピクセル数が増えても輪郭は甘いままなので、必要DPIに届かない場合は撮り直すか、より大きな元データを入手してください。

よくある間違い・注意点

  • 72dpi画像を印刷入稿 — ジャギー激発
  • 過大DPIでファイル肥大 — 300dpi超は多くの用途で無意味
  • 視認距離無視 — 大判で350dpiは過剰
  • 拡大リサイズで解像度が上がると誤解 — 補間で画素を増やしても情報量は元画像以下。実効解像度は改善しません

関連する規格・公的資料

※本ツールは公的基準に基づく参考計算です。医療・法務・税務の判断は最新の告示・規格および専門家の判断に従ってください。

よくある質問(FAQ)

A4印刷に必要な画素数は?

350dpiで2894×4093px(約12MP)

スマホ写真は印刷できる?

iPhone12MP→A4なら350dpi印刷可。大判は要注意。

DPI vs PPIの違いは?

DPI=印刷点密度、PPI=画面点密度。実用ではほぼ同義。

大判ポスターは何dpi?

視認距離2mで100-150dpiで十分。

3000×2000pxは何センチまで印刷できる?

300dpiで25.4×16.9cm、150dpiで50.8×33.9cm(A3より一回り大きいサイズ)まで印刷できます。

72dpiと300dpiで見た目は違う?

近距離で見ると72dpiは輪郭がぼやけます。50cm以内で見る印刷物は300dpi以上を推奨します。

ポスターで低DPIが許容される理由は?

視認距離が長いと網点が識別できなくなるためです。人間の視力の分解能限界によるもので、離れて見る前提なら100dpi前後でも粗さは目立ちません。

入稿時の解像度警告とは?

Adobe InDesign・Illustratorのプリフライトで、配置画像の実効解像度を自動チェックできます。72dpiなど低解像度の画像は警告が出るので、入稿前に確認してください。