段ボール 容積・3辺合計・宅配便サイズ判定|主要3社の送料を一発比較
縦・横・高さのcm数値から、3辺合計(宅配便のサイズ規格)・容積(L・cm³)・サイズ区分・地帯別送料を瞬時に判定します。宅配便は事業者が違ってもサイズ刻み(60/80/100/120/140/160/170/180/200)は業界共通で、差が出るのは「サイズごとの上限重量」と「料金水準」です。本ページでは宅配大手3社(60〜200サイズ)に加え、フリマアプリ連携の配送サービス(通常の2〜3割引)、A4・厚3cm以下のポスト投函便(185〜340円)、専用箱を使う小型宅配便まで幅広くカバー。関東発・北海道・沖縄への地帯別料金、1サイズダウンで200〜500円節約する梱包のコツ、EC・フリマ・引越しの発送コスト最適化まで、2026年時点の料金体系でガイドします。
段ボール容積・サイズ 計算ツール
サイズ判定式と容積計算
3辺合計(cm)= 縦 + 横 + 高さ
容積(cm³)= 縦 × 横 × 高さ
容積(L)= 容積(cm³)÷ 1,000
サイズ区分 = 3辺合計と重量、いずれか大きい方の区分
ポスト投函便の条件 = 縦31.2×横22.8×厚3cm以内 かつ 重量1kg以下
宅配便のサイズ区分は「3辺合計cm」と「重量kg」のどちらも規定内である必要があり、片方でも超過すると1サイズ上がります。例えば3辺合計95cm・重量12kgの荷物は「100サイズ(3辺)」だが重量が10kg超のため120サイズ扱いとなり、送料が数百円上がります。容積(cm³)はダンボール自体の大きさで、内容物と緩衝材の合計体積として引越し・海外発送で使われます。
関連する規格・数値
| 指標 | 数値 | 備考 |
|---|---|---|
| 宅配便の最小サイズ | 60(3辺60cm・2kg) | 宅配便の最小区分 |
| 宅配便の最大サイズ | 200(3辺200cm・30kg) | 2025年に大手が新設 |
| 1辺の最大値 | 170cm以内 | 超えると大型専用便扱い |
| 専用箱の小型宅配便(薄型) | 25×20×5cm | 専用箱、通常より割安 |
| 専用箱の小型宅配便(薄型・封筒型) | 厚みを折り曲げて調整するタイプ | 薄物向け |
| ポスト投函便(宅配系) | 31.2×22.8×3cm・1kg | A4・厚3cm規格 |
| ポスト投函便(郵便系・定額) | 34×25×3cm・1kg | 185円全国均一 |
| 小型便(郵便系・段階制) | 34×25×3cm・1kg | 厚みで250/310/360円 |
| 小型定額封筒 | 25×17×2cm・1kg | 180円全国均一 |
| 定額封筒(厚み制限なし・対面) | 34×24.8×制限なし・4kg | 600円全国均一 |
| 書籍・CD向けの郵便サービス | 34×25×3cm・1kg | 内容物の制限あり |
| 1辺の最小値 | 14cm以上(多くのサービス) | 短辺規定 |
宅配便規格と法制度
日本の宅配便は1976年に大手運送会社が個人向け小口輸送を始めたことで本格化しました。当初は「1個口・3辺合計160cm以内・30kg以内」の単一サイズでしたが、荷物の多様化に伴い1980年代に60/80/100/120/160サイズの5段階体系へ整理されます。2000年代には140・180サイズが追加、2025年にはEC市場の拡大に対応して200サイズ(3辺200cm・30kg)が新設され、大型家電・家具の宅配便対応が広がっています。
宅配便の全国輸送は「貨物自動車運送事業法」「特別積合せ運送事業」の枠組みで運営され、料金・約款は国土交通省への届出制です。各社の料金設定は独自ですが、サイズ規格自体は業界でほぼ統一(60/80/100/120/140/160/170/180/200cm刻み)されており、利用者が混乱しないよう設計されています。
フリマアプリ連携の配送は2015年に、大手運送会社とフリマアプリ事業者が組んだ配送サービスが登場したのが転機でした。個人間の取引に法人契約価格を適用する仕組みで、通常の宅配便より20〜30%安く、匿名配送・追跡付き・コンビニ発送可という利便性から急速に普及。翌2016年には郵便系との提携サービス、2017年にはオークションサイト向けの同種サービスが続き、フリマ・オークションの標準的な発送手段として定着しています。
主要3社のサイズ規格
宅配大手3社のサイズ規格比較です。3辺合計の刻みはほぼ統一ですが、サイズごとの上限重量に差があるため入念に確認を。以下は上の計算機と同じ上限値です。
| サイズ | 3辺合計 | 大手Aの上限重量 | 大手Bの上限重量 | 大手Cの上限重量 |
|---|---|---|---|---|
| 60 | 60cm以内 | 2kg | 2kg | 25kg |
| 80 | 80cm以内 | 5kg | 5kg | 25kg |
| 100 | 100cm以内 | 10kg | 10kg | 25kg |
| 120 | 120cm以内 | 15kg | 20kg | 25kg |
| 140 | 140cm以内 | 20kg | 25kg | 25kg |
| 160 | 160cm以内 | 25kg | 30kg | 25kg |
| 170 | 170cm以内 | — | 30kg | 25kg |
| 180 | 180cm以内 | 30kg | 50kg | — |
| 200 | 200cm以内 | 30kg | 50kg | — |
| 専用箱の小型宅配便 | 専用箱25×20×5cm | 制限なし | — | — |
| ポスト投函便 | A4・厚3cm | 1kg | — | — |
大手Cは全サイズ25kg統一、大手Bは大型(180/200)で50kgまで対応と、重量物は大手B・Cが有利です。大手Aは160サイズまで25kgと軽い荷物向けで、大型家具の搬送はグループ会社の家財専用サービスに分かれます。「3辺は小さいが重い」荷物ほど、上限重量の差で数百円変わります。
宅配大手Aの地帯別料金
宅配大手Aの関東発・行き先別の標準料金(2026年目安、税込)で、上の計算機が使っている金額です。関東→北海道・沖縄・九州は1〜2段階アップと覚えるのが目安になります。
| サイズ | 関東内 | 関東→関西 | 関東→九州 | 関東→北海道 | 関東→沖縄 |
|---|---|---|---|---|---|
| 60 | 940円 | 1,060円 | 1,180円 | 1,500円 | 2,390円 |
| 80 | 1,150円 | 1,270円 | 1,380円 | 1,700円 | 2,590円 |
| 100 | 1,390円 | 1,510円 | 1,620円 | 1,940円 | 2,830円 |
| 120 | 1,610円 | 1,730円 | 1,840円 | 2,160円 | 3,050円 |
| 140 | 1,830円 | 1,950円 | 2,060円 | 2,380円 | 3,270円 |
| 160 | 2,050円 | 2,170円 | 2,280円 | 2,600円 | 3,490円 |
| 180 | 2,280円 | 2,400円 | 2,510円 | 2,830円 | 3,720円 |
| 200 | 2,510円 | 2,630円 | 2,740円 | 3,060円 | 3,950円 |
| 専用箱の小型宅配便 | 620円 | 720円 | 820円 | 950円 | 1,470円 |
| ポスト投函便 | 340円 | 340円 | 340円 | 340円 | 340円 |
沖縄向けは関東内の2倍以上、北海道向けは1.5倍前後です。離島(種子島・屋久島・小笠原など)はさらに加算があり、正確な料金は各社サイトで郵便番号を入力した事前見積が確実です。
主要3社とフリマ便の料金比較
関東内発送での料金比較です。フリマアプリ連携の配送サービスが最安で、通常の宅配便の70〜80%に収まります。
| サイズ | 宅配大手A | 宅配大手B | 宅配大手C | フリマ連携便 | 差額目安 |
|---|---|---|---|---|---|
| 60 | 940円 | 770円 | 870円 | 750円 | -190円 |
| 80 | 1,150円 | 990円 | 1,100円 | 850円 | -300円 |
| 100 | 1,390円 | 1,210円 | 1,310円 | 1,050円 | -340円 |
| 120 | 1,610円 | 1,430円 | 1,510円 | 1,200円 | -410円 |
| 140 | 1,830円 | 1,650円 | 1,710円 | 1,500円 | -330円 |
| 160 | 2,050円 | 1,870円 | 1,910円 | 1,700円 | -350円 |
| 170 | — | 2,090円 | 2,110円 | — | — |
| 180 | 2,280円 | 2,310円 | — | 2,000円(フリマ便は200サイズが上限) | — |
| 200 | 2,510円 | 2,550円 | — | 2,000円 | -510円 |
フリマ連携便には宅配系の運送会社が運ぶタイプと、郵便系が運ぶタイプの2種類があり、サイズ規格が微妙に異なります。オークションサイト向けの同種サービスもほぼ同水準です。個人売買では通常の宅配便より確実に安く、匿名配送・追跡付きで安心して使えます。
ポスト投函便・小型サービス
A4・厚3cm以下の小物・書籍・薄物はポスト投函できる格安便が最適です。宅配系のポスト投函便、郵便系の定額ポスト投函便、郵便系の段階制小型便が3大選択肢になります。
| サービスの種類 | 系統 | サイズ | 重量 | 料金 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| ポスト投函便 | 宅配系 | 31.2×22.8×3cm | 1kg | 340円(一般) | フリマ連携なら210円 |
| 定額ポスト投函便 | 郵便系 | 34×25×3cm | 1kg | 185円 | ネット決済・追跡付 |
| 段階制の小型便 | 郵便系 | 34×25×3cm | 1kg | 250/310/360円 | 厚みで料金3段階 |
| ポスト差出可の小型便 | 郵便系 | 32.7×22.8×3cm | 2kg | 215円 | 発送もポスト投函でできる |
| 小型定額封筒 | 郵便系 | 25×17×2cm | 1kg | 180円 | 全国均一 |
| 定額封筒(薄型) | 郵便系 | 34×24.8×3cm | 4kg | 430円 | ポスト投函・追跡 |
| 定額封筒(厚み制限なし) | 郵便系 | 34×24.8×制限なし | 4kg | 600円 | 対面配達・追跡 |
| 定形郵便 | 郵便系 | 23.5×12×1cm | 50g | 110円 | 手紙の標準 |
| 定形外郵便(規格内) | 郵便系 | 34×25×3cm | 1kg | 140-580円 | 重量段階制 |
| 書籍・CD向けの郵便サービス | 郵便系 | 34×25×3cm | 1kg | 180-360円 | 内容物の制限あり |
定額ポスト投函便の185円は最安クラスで、送料を価格に織り込みにくいフリマの薄物発送では定番です。ポスト差出可の小型便(215円)は発送側もポスト投函でき、コンビニ持込が不要という利便性があります。厚み3cmの規定は専用の計測ゲージで窓口が実測するため、ギリギリの場合は事前確認を。
発送シーン別の最適解
フリマアプリ・オークション
個人売買はフリマアプリ連携の配送サービスが鉄板。通常の宅配便の70%価格+匿名配送+コンビニ発送+補償付きで安心です。薄物・書籍は連携便のポスト投函便210円・段階制小型便250円が最安。売価3,000円以下の商品は送料込み価格の設計が必須になります。
EC・ネットショップ発送
法人契約を結び、各社の法人向け送り状発行システムを使うと通常料金の40〜60%程度に抑えられます。月間100個以上が法人契約の目安で、BtoB取引の主力です。大手ECモールのフルフィルメント(発送代行)も選択肢で、モールの倉庫に預ければ発送作業を全委託できます。
引越し・家財発送
単品家具(テーブル・イス)は大手運送会社グループの家財専用サービスが便利です。3辺450cm以内・150kg以内に対応し、開梱・設置サービス付き。段ボール100個程度なら、引越会社各社の単身パックのほうが効率的です。
クール便・冷蔵冷凍
各社のクール便は通常料金+220〜660円の加算で冷蔵(0〜10℃)・冷凍(-15℃以下)の配送に対応します。産地直送品・ワイン・ケーキが主な用途。3社とも同等のサービスを持っていますが、フリマでの生モノ発送は基本NGのため要注意です。
海外発送(国際便)
個人向けの国際スピード郵便は500gで2,700円〜、7〜10日で世界200か国前後に配達されます。国際宅配大手(クーリエ)は法人向けで、BtoB取引・海外通販の主力。輸出入書類(インボイス・関税番号)が必要で、書籍・食品・化粧品は各国の輸入規制を事前に確認してください。
代引き・着払い
代金引換は+330円(1万円以下)〜+1,100円(30万円以下)の手数料。着払いは同一料金で「支払者を受取人にする」設定で、B2B取引で相手負担指定時に活用。代引き手数料は元払いより500-800円高くなるため、EC事業者はクレカ決済推奨。
送料節約のプロテクニック
3辺合計を数cm縮めるだけで1サイズダウン、200-500円の節約になります。以下は現場で使える節約テクです。
| テクニック | 効果 | 難易度 |
|---|---|---|
| ダンボールを潰して短辺を切る | 3辺合計-3-5cm | 低 |
| 衣類は圧縮袋で厚みを1/3に | 3辺合計-10cm可 | 低 |
| 本・書類は厚み3cm以内でポスト投函便に | 宅配便→340円 | 低 |
| 専用箱の小型宅配便を使う | 60サイズ→620円 | 低 |
| 宅配系ポスト投函便→郵便系の小型便→定額ポスト投函便185円 | 薄物は最安ルートへ | 中 |
| 細長い箱より正方形に近く | 体積効率20-30%改善 | 中 |
| 緩衝材は箱の内側に | 外寸を最小化 | 中 |
| 2個口に分けて別々発送 | 大型より合計安いことも | 中 |
| フリマアプリの出店機能を使う | フリマ料金で個人事業も可 | 中 |
| 法人契約割引を交渉 | -40-60%可能 | 高 |
よくある間違い・注意点
- 「3辺合計」の測り方の誤解 — 縦+横+高さの合計cmで、最大辺ではありません。40+30+30=100cmで「100サイズ」判定。ダンボールの外寸を測るのが原則で、内寸ではないため注意。ふくらみ・変形梱包は「巻き尺で最大部分」を測るのが業者判定です。
- 重量オーバーで1サイズ上がり — 3辺100cm・重量12kgの荷物は「100サイズ」でなく「120サイズ」扱い(重量10kg超のため)。書籍・重い金属品を80サイズ箱に詰めても、5kg超えると実質100サイズ料金で送料が上がります。重い物ほど「小箱にほぼ埋めない」設計が最適です。
- 厚み3cmギリギリで受付拒否 — 専用の計測ゲージ(縦横スリット)を通らないと不受理になります。ダンボールが1mm膨らんだだけでもアウトのため、厚み2.7〜2.8cmで余裕を持たせるのが実務。厚みオーバー時は郵便系の段階制小型便(350円)か専用箱の小型宅配便に切り替えが必要です。
- 沖縄・離島の送料を軽視 — 関東→沖縄は関東内送料の2-3倍(100サイズで関東1,390円→沖縄2,830円)、離島(種子島・与那国等)はさらに加算されます。フリマで「送料無料」と設定すると出品者が数千円の赤字になるリスクがあり、離島発送は個別対応か「離島は着払い」と明記するのが実務対応です。
- 専用箱の小型宅配便を汎用箱で代用 — 運送会社が販売する専用箱(1個70円前後)でのみ発送可です。汎用ダンボールを25×20×5cmに切っても受付されません。専用箱なら60サイズより320円安く済みますが、代用しようとすると「サイズオーバー」で通常の宅配便料金になります。
- フリマ連携便を法人利用 — フリマ連携の配送サービスは「そのアプリ・サイト経由の個人取引」限定です。法人・ネットショップの発送に流用すると規約違反で、アカウント停止の可能性があります。法人は各社と法人契約を結び、送り状発行システムを使うのが正規ルートです。
- クール便と常温配送の混同 — 「常温発送」で生モノを送ると腐敗事故が起きます。クール便(220〜660円加算)で冷蔵0〜10℃、冷凍-15℃以下の温度管理便を選択してください。フリマの手作り食品・生菓子・海産物は基本禁止ですが、加工食品でもクール便指定は購入前確認を。
- 時間指定・日付指定の無料化誤解 — 宅配便の時間帯指定は無料ですが、日付指定は発送日から翌日〜1週間先までと制約あり。土日発送の日曜配達は「配達依頼日は指定不可」のケースが多く、EC事業では発送遅延クレームの原因に。翌日午前指定は関東→関東でも「速達扱い」で加算のケースがあります。
- 代引き・着払いの手数料忘れ — 代金引換は+330-1,100円、着払いは受取人に送料負担が発生。フリマでは「着払い」は基本タブーで、購入前提の説明が不十分だとクレームに。元払い・クレカ決済が実務標準です。
- 燃油サーチャージの見落とし — 一部の宅配大手は燃油価格の変動でサーチャージを加算する時期があり、2022-2023年に+80-150円/個の実施例。BtoB契約では月次通知が来ますが、個人発送では公表料金の「±5%」の誤差を見込むのが実務。長期契約時は原油価格連動条項の確認を。
参考文献・公的資料(発リンク)
宅配便料金・サイズ規格・関連法制度は以下の一次資料でご確認ください。
- 国土交通省 貨物自動車運送事業 ― 宅配便の法的枠組み・約款制度。料金は届出制であることの一次資料。
- 国土交通省 物流総合効率化法 ― 物流2024年問題・宅配業界の労働時間規制と値上げの背景。
- 日本産業標準調査会(JISC) ― JIS Z 1516(段ボールケース)等、箱そのものの規格。
- 全国段ボール工業組合連合会 ― 段ボールの規格・強度基準の業界情報。
- 各運送会社の公式サイトで確認する項目①:地帯別料金表 ― 発地・着地の郵便番号を入れた事前見積が最も確実です。離島・遠隔地の加算はここでしか分かりません。
- 確認する項目②:サイズごとの上限重量 ― 3辺合計の刻みは各社共通でも、上限重量は会社ごとに違います。重い荷物ほどここで差がつきます。
- 確認する項目③:小型・ポスト投函サービスの規格 ― 縦横の上限、厚み3cmの実測方法、重量上限、追跡・補償の有無。
- 確認する項目④:フリマ・EC連携便の適用条件 ― 対象となる取引の範囲、法人利用の可否、補償上限(3万円など)。
よくある質問(FAQ)
3辺合計とは何を測る?
縦・横・高さの合計cmです。40cm×30cm×30cmの箱なら合計100cmで「100サイズ」扱い。3辺のうち最大辺だけを測るのではなく、3本すべての和である点に注意。ダンボールの外寸を測るのが原則で、変形梱包(円柱・不定形)は「巻き尺で最大部分」を業者が判定します。実測値と申告値がズレると、集荷時に業者計測でサイズ変更→料金追徴のケースがあります。
宅配大手3社の違いは?
関東内料金では大手B<大手C<大手Aの順で安く、地方向けは各社ほぼ同水準です。重量物(20kg超)は大手C(全サイズ25kg統一)・大手B(30〜50kg)が有利で、大手Aは160サイズまでの軽い荷物向け。追跡精度・時間指定の柔軟性は大手Aが強みです。フリマ連携便なら3社とも通常より20〜30%安く、匿名配送・補償付きで安心して使えます。
専用箱の小型宅配便はどんな時に使う?
専用箱(25×20×5cm、70円前後)に収まる小物の発送に最適です。関東内620円、沖縄向け1,470円で、通常の60サイズ(940円/2,390円)より320〜920円安く済みます。フリマの小物・アクセサリー・小型雑貨で定番。ただし専用箱でのみ発送可能で、汎用段ボールを同じサイズにカットしても不受理です。専用箱は運送会社の営業所・コンビニ・大型スーパーで購入できます。
ポスト投函便の厚さ3cmはどれくらい厳しい?
運送会社の専用計測ゲージ(スリット)を通過できないと不受理です。境界値ではダンボールの膨らみ1mmでもアウトのケースがあり、厚み2.7〜2.8cm程度で余裕を持たせるのが実務。オーバー時は郵便系の段階制小型便(350円)か専用箱の小型宅配便に切り替えます。フリマでは受付拒否からの再発送で数日ロスするため、境界値の厚み確認は入念に行いましょう。
定額ポスト投函便185円は本当に最安?
薄物(A4・厚3cm・1kg以内)では郵便系の定額ポスト投函便185円が最安級です。ネットのID決済で自宅印刷したラベルを貼り、ポストに投函するだけ。追跡番号付き・全国均一です。小型定額封筒180円(25×17×2cm)のみわずかに安いですが、サイズが小さめなので書籍等には定額ポスト投函便が実用的。段階制の小型便は重量と厚みで250〜360円です。
沖縄・離島への発送は本当に高い?
関東→沖縄は関東内送料の2〜3倍です。大手Aの100サイズで関東1,390円→沖縄2,830円、160サイズで2,050円→3,490円。離島(種子島・与那国・小笠原諸島等)はさらに加算があります。フリマで送料無料設定するとお店の赤字リスクが大きく、「離島は着払い」「送料実費」明記が実務対応。EC事業者は「送料込み価格」の地域別調整も一案です。
フリマアプリの送料はなぜ安い?
フリマ・オークションの事業者が運送会社と法人契約を結び、大量発送の価格を個人取引に開放しているためです。通常の宅配便で60サイズ940円のところ、フリマ連携便では750円(-190円)と20〜30%安くなります。匿名配送・追跡・補償3万円まで付帯と機能面でも充実。フリマ・オークション以外の用途(法人・BtoB)は規約違反のため、正規契約が必要です。
1サイズダウンするコツは?
①ダンボールの角を潰し、余分な短辺を切る(3辺-3〜5cm)、②衣類は圧縮袋で厚みを1/3に、③本は薄手ダンボールに入れず封筒で発送、④緩衝材は箱の内側に、⑤細長より正方形に近い箱で体積効率を上げる。60サイズからポスト投函便へ落とせば940円→340円で600円節約、100→80で240円節約になります。気泡緩衝材と新聞紙の使い分けで内側の余裕を1〜2cm確保できれば、境界値の箱でも1サイズダウンが可能です。
クール便・冷蔵便はどう選ぶ?
各社のクール便は通常料金+220〜660円の加算で冷蔵(0〜10℃)・冷凍(-15℃以下)に対応します。産直・ワイン・生ケーキが主な用途で、宅配大手3社とも同等のサービスがあります。フリマの手作り食品・生菓子は基本禁止で、加工食品でもクール指定は購入前の確認が必須。国際便はクール便に対応しないため、海外発送の生モノは不可です。
集荷とコンビニ持込どちらが便利?
集荷は宅配大手3社とも無料(一部で有料化の議論あり)で、各社アプリ・電話・Webから申し込めます。コンビニ持込はチェーンごとに取り扱う運送会社が決まっているため、事前に確認を。集荷は自宅待機が必要、コンビニは24時間可能で自由度が高い。複数個口なら集荷、単発発送ならコンビニが実務的な判断です。フリマ連携便や専用箱の小型宅配便はコンビニ持込に対応しており、アプリのQRコードを端末にかざして発券できます。
代引き・着払いはいつ使う?
代金引換(代引き)は受取人が受け取り時に現金支払いする仕組みで、+330-1,100円手数料。ECの初回取引で信用不安時、またはクレカを持たない顧客層向けに活用。着払いは送料を受取人負担にする設定で、B2B取引の「相手負担指定」時に活用。フリマでの着払いは基本タブーで、購入前に説明必須。個人向けECはクレカ・電子マネー決済が主流で、代引き比率は年々減少傾向です。
2024年問題で宅配便料金は上がる?
2024年4月施行の「物流総合効率化法」でトラック運転手の労働時間規制が強化され、物流業界の輸送能力は-14%減とされました。宅配大手各社は2023〜2024年に+7〜10%の値上げを実施済みです。翌日配達の範囲縮小、離島加算増、集荷時間短縮が進み、EC事業者は「余裕を持った発送スケジュール」「送料込み価格の見直し」が必須。国土交通省は「送料無料表示禁止」の議論もしており、業界全体の価格・体系変化を注視すべき時期です。