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海外ファストフード

海外旅行中のファストフードの食費を計算します。地域を選ぶと1食単価の目安が入り、実際の店頭価格に入れ替えれば、合計・1日あたり・スーパー等を混ぜた場合まで比べられます。

最終更新:2026-08-19/監修:計算ツールズ編集部

海外ファストフードツール

計算式と前提

合計=1食単価×食事数×人数
1日あたり=1食単価×3×人数
半分をスーパー等に置換=合計×0.75(置き換えたぶんの単価を半額とみなす)

既定値は「米国/1食1,500円/7食/1人」です。合計は1,500×7で10,500円、1日3食を同じ単価で取ると4,500円、半分をスーパーの惣菜などに置き換えると7,875円になります。地域を選ぶと単価欄に目安が入りますが、この数値は編集部が置いた概算です。現地のセットメニュー価格を為替で円に直した水準を必ず入れ替えて使ってください。

早見表

1人・単価を地域の目安のままにしたときの合計です。1日3食なら、日数の3倍が食事数になります。

食事数米国(1,500円)欧州(1,200円)東南アジア(600円)
3食(1日)4,500円3,600円1,800円
7食10,500円8,400円4,200円
10食15,000円12,000円6,000円
14食21,000円16,800円8,400円
21食(1週間)31,500円25,200円12,600円

目安の単価はあくまで出発点です。西欧の主要都市では1食1,500円から2,000円になることが多く、東南アジアでも外資系チェーンは現地の食堂の2倍から3倍します。次は7食・1人で単価だけを動かした場合です。

1食単価7食の合計1日3食半分をスーパー等に置換
600円4,200円1,800円3,150円
900円6,300円2,700円4,725円
1,200円8,400円3,600円6,300円
1,500円10,500円4,500円7,875円
1,800円12,600円5,400円9,450円
2,200円15,400円6,600円11,550円

単価が600円違えば7食で4,200円、4人家族の1週間なら5万円近い差になります。単価の精度が総額を決めるので、出発前に現地の価格を調べておく価値があります。

詳しい解説

同じ看板の店でも国によって価格が違うのは、原材料費より人件費と賃料、そして税の構造が効いているためです。外食の価格は現地の賃金水準に強く連動するので、賃金の高い国では同じ商品が高くなります。加えて、欧州の多くの国では価格に付加価値税が含まれて表示され、米国では州や市の売上税が会計時に上乗せされます。表示価格だけを比べると、実際に払う金額の差を読み違えます。為替も直接効きます。円安が進めば現地価格が変わらなくても円建ての支出は増えるため、旅行の直前にレートを確認して単価を入れ直す必要があります。

実務で判断が分かれるのは、外食で回すか、スーパーや市場を混ぜるかです。外食で通す立場は移動時間を削れることを理由にし、混ぜる立場は同じ内容でも半額前後に収まることを挙げます。現実的には、朝食と昼食をスーパーで調達し、夕食だけ外で取る形が費用と手間の折り合いが付きやすい形です。このツールの「半分をスーパー等に置換」は、置き換えたぶんの単価を半分とみなした概算で、その中間の姿を示しています。

見落とされやすいのが、食事代以外の上乗せです。米国やその影響が強い地域では、カウンターで受け取る形式でもチップの欄が端末に表示されることがあり、席まで運ばれる形式ならさらに一定割合が上乗せされます。飲み物を別で頼めば数百円が加算され、水が有料の国では毎食かかります。持ち帰りと店内で税率が違う国もあります。空港や駅、観光地の中心部では同じチェーンでも価格が上がり、少し歩くだけで単価が下がることも珍しくありません。

支払い方法によっても実質の負担が変わります。海外での決済に事務手数料が上乗せされるカードでは、表示額に一定割合が加わります。現地通貨ではなく日本円での決済を勧められた場合、その場のレートが不利なことが多く、現地通貨のまま決済したほうが安く済むのが一般的です。少額の食事を毎回カードで払うか、まとめて両替した現金で払うかは、手数料の体系によって答えが変わります。滞在日数と回数を掛けて、事前にどちらが安いか見ておくとよいでしょう。

体調と衛生の観点も費用と同じくらい大切です。屋台や市場は安く食べられますが、地域によっては生水や氷、生野菜を避けたほうがよい場合があります。渡航先ごとの注意点は検疫所の情報で確認でき、必要な予防接種がある地域もあります。持病があって食事制限がある場合や、アレルギーがある場合は、現地の表示を読めるようにしておくか、医師に相談してから出発してください。安さだけで選んで体調を崩せば、旅程が崩れて費用はかえって跳ね上がります。

よくある間違い・注意点

  • 目安の単価をそのまま使う。このツールの初期値は概算です。同じ地域でも都市と地方、観光地と住宅街で価格は大きく違います。出発前に現地の価格を調べて入れ替えてください。
  • 表示価格だけで比べる。税が価格に含まれる国と、会計時に上乗せされる国があります。上乗せ方式の国では、表示より1割前後高くなると考えてください。
  • チップと飲み物を数えない。受け取り形式でもチップの欄が出ることがあり、飲み物や水が別料金の国では毎食加算されます。1食あたり数百円の上振れ要因です。
  • 日本円での決済を選んでしまう。その場で提示されるレートは不利なことが多く、現地通貨のまま決済したほうが安く済むのが一般的です。
  • 安さだけで屋台を選ぶ。地域によっては生水や氷、生野菜を避けたほうがよい場合があります。渡航先の衛生情報を確認し、持病やアレルギーがあるなら出発前に医師に相談してください。

参考資料

よくある質問(FAQ)

初期値の単価はどこから来ていますか?

編集部が置いた概算です。現地のセットメニュー価格を為替で円に直したときのおおよその水準として示しています。実際の価格は都市や店の立地で大きく変わるので、必ず入れ替えて使ってください。

スーパーや市場を使うとどのくらい安くなりますか?

同じ内容でも半額前後に収まることが多く、このツールでは置き換えたぶんの単価を半分とみなして計算しています。朝食と昼食をスーパーで調達し、夕食だけ外食にする形が費用と手間の折り合いが付きやすい形です。

表示価格に税は含まれていますか?

国によって違います。欧州の多くの国では価格に付加価値税が含まれて表示され、米国では会計時に売上税が上乗せされます。上乗せ方式の国では表示より1割前後高くなると考えてください。

チップは必要ですか?

地域と提供形式によります。カウンターで受け取る形式でも端末にチップの欄が出ることがあり、席まで運ばれる形式ではさらに一定割合が上乗せされるのが一般的です。

日本食レストランはどのくらい高いですか?

同じ都市のファストフードと比べて数倍になることが珍しくありません。単価欄をその水準に入れ替えて計算すると、滞在中の食費への影響を確かめられます。

屋台は安全ですか?

地域によっては生水や氷、生野菜を避けたほうがよい場合があります。渡航先ごとの注意点は検疫所の情報で確認でき、必要な予防接種がある地域もあります。持病がある場合は出発前に医師に相談してください。

カードと現金はどちらが安く済みますか?

海外での決済に事務手数料が上乗せされるカードと、両替の手数料を比べて決めます。滞在日数と決済回数を掛けて総額で比較してください。日本円での決済を勧められた場合は、現地通貨のまま払うほうが有利なことが多くなります。

為替はどう反映すればよいですか?

このツールは円建ての単価を入力する形式です。現地価格を出発直前のレートで円に直し、その値を単価欄に入れてください。円安が進むと現地価格が同じでも支出は増えます。