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旅行服装予算

旅行に持っていく服の予算を見積もる無料電卓。日数・気候から、気候別の基本装備・着替えセット・現地洗濯代を合算して試算します。

最終更新:2026-05-06/監修:計算ツールズ編集部

旅行服装予算ツール

計算式

服予算=気候別の基本装備+1日分の着替え単価×着替えセット数+洗濯代

着替えは最大7セットまでとし、8日目以降は現地で洗濯して着回す前提(コインランドリー代 300円/日)で計算します。

前提として置いている単価

気候別の基本装備:熱帯5,000円/温帯6,000円/寒冷19,000円
着替え1セットの単価:熱帯1,500円/温帯1,300円/寒冷1,600円
着替えは最大7セット、8日目以降は洗濯代300円/日

既定値は「7日・熱帯」です。基本装備5,000円に、1,500円×7セット=10,500円を足して15,500円になります。8日目以降は着替えを増やさず洗濯に切り替えるため、日数が伸びても1日あたり300円しか増えません。手持ちの服を使う場合は、その分を差し引いて読んでください。

早見表

日数と気候別の服予算

日数熱帯温帯寒冷
1日6,500円7,300円20,600円
3日9,500円9,900円23,800円
5日12,500円12,500円27,000円
7日15,500円15,100円30,200円
10日16,400円16,000円31,100円
14日17,600円17,200円32,300円
21日19,700円19,300円34,400円
30日22,400円22,000円37,100円

内訳の前提(1回そろえる費用と1日あたりの費用)

気候基本装備(1回)着替え1セット8日目以降の洗濯代
熱帯5,000円1,500円300円/日
温帯6,000円1,300円300円/日
寒冷19,000円1,600円300円/日

1〜4日は温帯のほうが高く、5日でちょうど並び、6日以降は熱帯のほうが高くなります。温帯は基本装備が1,000円高い代わりに着替え単価が200円安いため、5セット(5日)で差が消える計算です。寒冷地はコートや冬靴といった一度きりの出費が19,000円と大きく、日数が短いほど1日あたりの負担が重くなります。

詳しい解説

この予算がどう積み上がるかを決めているのは、「一度そろえれば済むもの」と「日数に比例して増えるもの」の比率です。寒冷地向けの基本装備は19,000円と熱帯の約4倍ですが、これはコート・防寒インナー・手袋やマフラー・滑りにくい靴といった、旅行が3日でも30日でも1式あれば足りるものだからです。逆に着替えのセットは日数に比例します。この構造があるため、寒冷地は1日でも20,600円かかる一方で、30日でも37,100円にしかなりません。

判断が分かれるのは、寒冷地の装備を買うかどうかです。年に一度の旅行のためにダウンや冬靴を新調すると、その旅行の予算には19,000円が丸ごと乗ります。防寒具のレンタルを使う、現地で調達する、手持ちの重ね着で代替するといった選択肢があり、どれを選ぶかで総額は大きく動きます。判断の目安は「今後も同じ気候の場所に行くか」です。数年おきに雪国へ行くなら購入が有利ですが、一度きりなら借りたほうが安く済みます。

見落とされやすいのが、服そのもの以外の制約です。ひとつは重量とサイズで、着替えを増やすほど受託手荷物の重量制限に近づき、超過料金が発生すると服代より高くつくことがあります。もうひとつは現地の慣習です。宗教施設では肩や膝を覆う服装を求められることがあり、サンダルや短パンだけでは入れない場所もあります。蚊が媒介する感染症のある地域では、肌の露出を減らす服装が対策のひとつに挙げられます。渡航先の感染症情報は厚生労働省検疫所の案内で、治安や服装に関わる慣習は外務省の海外安全ホームページで確認できます。

条件による違いも押さえておく必要があります。同じ「温帯」でも、朝晩の寒暖差が10度以上ある土地では薄手の上着が1枚必須になりますし、雨季にあたる時期なら速乾性のある素材とレインウェアの優先度が上がります。日本国内でも、真夏の屋外は暑さ指数が高くなり通気性のよい服装が推奨される一方、施設内の冷房対策で羽織るものが要る、という二重の備えが必要になります。渡航先の気温は、気象庁の統計や現地の気象機関の平年値で事前に確認しておくと、持ち物の判断がぶれません。

最後に、この試算をどう読むかです。本ツールはすべて新規に買いそろえる前提で計算しているため、手持ちの服で足りる分はそのまま差し引いてください。実際には「基本装備は手持ち、着替えだけ買い足す」という人が多く、その場合の実支出は表の半分以下になります。金額そのものより、固定費と日数比例費の比率を把握して、どこを削れば効くのかを見極めるために使ってください。

よくある間違い・注意点

  • 日数に比例して服代が増えると考える。着替えは7セットで頭打ちになり、8日目以降は洗濯代300円/日しか増えません。7日で15,500円、30日でも22,400円(熱帯)です。長期旅行ほど服代の心配は小さくなります。
  • 寒冷地の予算を日数で割って考える。19,000円の基本装備は日数と無関係な固定費です。3日の旅行で23,800円かかっても、その大半は次の旅行でも使えます。1回の旅行だけで元を取ろうとすると判断を誤ります。
  • 荷物の重量制限を計算に入れない。着替えを増やすほど受託手荷物の重量に近づきます。超過料金は片道数千円から発生するため、服を1セット買い足すより現地で洗濯するほうが安くなる場面があります。
  • 現地の慣習を考えずに服を選ぶ。宗教施設では肩や膝を覆う服装を求められることがあります。観光の予定に寺院や教会が入っているなら、羽織るものと長ズボンを1式は入れておいてください。
  • すべて新品でそろえる前提で読む。本ツールは新規購入を前提にした上限に近い数字です。手持ちで足りる分は差し引き、家族旅行なら人数を掛けて読み替えてください。

参考資料

よくある質問(FAQ)

現地調達でもいいですか?

熱帯地域の衣類は現地のほうが安く手に入ることが多く、最低限だけ持って行って買い足す進め方は有効です。ただしサイズ展開が日本と違う地域もあるため、下着や靴は日本で用意しておくと確実です。寒冷地は到着直後から防寒具が要るので、現地調達だけを当てにするのは避けてください。

防寒着はレンタルと購入のどちらが得ですか?

今後も同じ気候の場所へ行くかどうかで決まります。本ツールの寒冷地の基本装備は19,000円です。数年おきに雪国へ行くなら購入が有利になりますが、一度きりならレンタルのほうが安く、帰国後の保管場所にも困りません。手持ちの重ね着で代替できる部分がないかも先に確認してください。

長期旅行だと服代はどこまで増えますか?

7日を超えると増え方が急に緩やかになります。着替えは7セットで頭打ちになり、8日目以降は洗濯代300円/日しか増えません。熱帯なら7日で15,500円、14日で17,600円、30日でも22,400円です。長期になるほど、服より洗濯環境の確保が課題になります。

スーツケースの重量はどれくらい変わりますか?

気候による差が大きく、寒冷地向けは同じ日数でも重量が数キロ単位で増えます。コートや冬靴はかさばるうえ重いため、着て移動する前提で荷造りすると受託手荷物に余裕が出ます。重量制限を超えると片道数千円の超過料金がかかることがあるので、服を買い足すより現地で洗濯するほうが安く済む場面もあります。

温帯より熱帯のほうが高くなるのはなぜですか?

5日を境に高低が入れ替わる作りになっているためです。温帯は基本装備が1,000円高い代わりに着替え1セットが200円安く設定されています。1〜4日は温帯が高く、5日で並び、6日以降は熱帯が高くなります。短期か長期かで効く要素が変わる、という構造を示すための設計です。

宗教施設に行く予定があります。何を入れればよいですか?

肩と膝を覆えるものを1式は入れておいてください。寺院や教会では露出の多い服装での入場を断られることがあります。薄手の羽織りものと長ズボン、脱ぎ履きしやすい靴があれば、たいていの場面で対応できます。国や地域ごとの慣習は外務省の海外安全ホームページで確認できます。

虫よけの観点で選ぶべき服はありますか?

蚊が媒介する感染症のある地域では、肌の露出を減らす服装が対策のひとつに挙げられます。薄手でも長袖・長ズボンにすると露出が減ります。渡航先でどの感染症に注意すべきかは、厚生労働省検疫所の案内で出発前に確認してください。予防接種や薬の要否は医療機関にご相談ください。

この金額は誰にでも当てはまりますか?

すべて新規に買いそろえる前提の、上限に近い数字です。手持ちの服で足りる分は差し引いて読んでください。実際には基本装備は手持ちで、着替えだけ買い足す人が多く、その場合の実支出は表の半分以下になります。家族旅行では人数を掛けて考える必要があります。