サファリツアー
サファリツアーをサファリツアー予算を計算する無料電卓。
サファリツアーツール
計算式と前提
1人あたり = 日数 × 1日あたりの現地費用 + 往復航空券 + ビザ・予防接種・保険など / 合計 = 1人あたり × 人数
サファリの費用は、日数に比例する現地費用と、日数に関係なくかかる往復航空券の二本立てで組み立てると見通しがよくなります。既定値の「7日・1日5万円・航空券25万円」であれば、現地費用は 50,000円 × 7日 = 350,000円、これに航空券を足して1人あたり 600,000円、1人1日あたりは 600,000円 ÷ 7日 = 85,714円 です。1日あたりの現地費用には、宿泊・食事・ゲームドライブ・国立公園の入園料・現地の移動・ガイドへの心付けまでを含めて入力してください。国内の空港までの交通費と、渡航後の医療費は含みません。
日数別の総額 早見表
本ツールが出力する値です。1日あたりの現地費用50,000円、往復航空券250,000円、その他0円、1人で計算した場合の日数別です。
| 日数 | 現地費用の小計 | 1人あたりの総額 | 1人1日あたり |
|---|---|---|---|
| 3日 | 150,000円 | 400,000円 | 133,333円 |
| 5日 | 250,000円 | 500,000円 | 100,000円 |
| 7日(既定) | 350,000円 | 600,000円 | 85,714円 |
| 10日 | 500,000円 | 750,000円 | 75,000円 |
| 14日 | 700,000円 | 950,000円 | 67,857円 |
総額は日数に応じて増えますが、1日あたりで見ると3日の133,333円から14日の67,857円へ半減します。航空券が日数に関わらず定額でかかるためで、短い日程ほど1日の単価が重くなります。渡航費の割合は3日で62.5%、14日で26.3%です。
黄熱予防接種証明書の要求状況(厚生労働省検疫所FORTH)
サファリの行き先として挙がりやすい国について、厚生労働省検疫所(FORTH)が公表している証明書の要求状況です。要求されるかどうかは「どこへ行くか」ではなく「どこから来たか」で決まる点に注意してください。
| 国 | 証明書が要求される場合 | その国自体が黄熱リスク国か |
|---|---|---|
| ケニア | 黄熱に感染する危険のある国から来る1歳以上の渡航者 | リスク国。一部の地域を除き、生後9か月以上のすべての渡航者に接種を推奨 |
| ウガンダ | 1歳以上のすべての渡航者 | リスク国。接種を推奨 |
| タンザニア | リスク国から来る1歳以上。リスク国の空港に12時間以上滞在した乗り継ぎも対象 | リスク国ではない。接種は推奨されていない |
| 南アフリカ | リスク国から来る1歳以上。リスク国の空港に12時間以上滞在した乗り継ぎも対象 | リスク国ではない。接種は推奨されていない |
| ボツワナ | リスク国から来る1歳以上。リスク国を経由した渡航者も対象 | リスク国ではない。接種は推奨されていない |
| ナミビア | リスク国から来る生後9か月以上。リスク国の空港に12時間以上滞在した乗り継ぎも対象 | リスク国ではない。接種は推奨されていない |
| ジンバブエ | リスク国から来る生後9か月以上。リスク国の空港に12時間以上滞在した乗り継ぎも対象 | リスク国ではない。接種は推奨されていない |
この情報は流行状況や各国の事情により予告なく変更されます。ビザ申請や入国審査の要件は、必ず事前に各国の大使館・領事館へお問い合わせください。
サファリの費用構造と、渡航前に決める順番
サファリの総額が高く見えるのは、日数に比例する現地費用と、日数に関係なく発生する往復航空券が同時にのしかかるためです。既定値では航空券25万円が総額60万円の41.7%を占めます。この比率は日程が短いほど高くなり、3日なら62.5%、14日なら26.3%まで下がります。したがって「短期で安く行く」という発想は、1日あたりの単価で見るとむしろ割高になります。逆に、日数を伸ばしても航空券は増えないので、現地費用の1日単価が抑えられるなら滞在を延ばすほど効率は上がります。予算を検討するときは、まず航空券を固定費として脇に置き、残りを日数で割って1日いくら使えるかを決めるのが実務的です。
判断が分かれるのは「1日あたりの現地費用」に何を含めるかです。宿泊と食事だけを数えるのか、ゲームドライブの回数、国立公園や保護区の入園料、拠点間の移動、ガイドやドライバーへの心付けまで入れるのかで、同じ「1日5万円」がまったく違う意味になります。一括手配の見積もりと個別手配の合計を並べるときは、含まれる範囲をそろえないと比較が成り立ちません。本ツールでは、現地で財布から出るものをすべて含めた額を入力する前提にしています。含まれない項目が見積書にある場合は、その分を「ビザ・予防接種・保険など」の欄に加えてください。
見落とされやすいのが、予防接種の要件が出発地と経由地で決まる点です。厚生労働省検疫所(FORTH)の情報では、タンザニア・南アフリカ・ボツワナ・ナミビア・ジンバブエは自国が黄熱リスク国ではないものの、リスク国から来る渡航者に証明書を求めています。しかも乗り継ぎでリスク国の空港に12時間以上滞在した場合も対象になるため、行き先だけを見て「不要」と判断すると空港で止まりかねません。ウガンダのようにすべての渡航者へ一律で求める国もあります。接種は指定された施設でのみ行われ、入国の10日前までに済ませる必要があるので、航空券を取る前に日程へ織り込むことになります。
条件による違いも大きく出ます。乾季と雨季では宿泊料金も動物の見つけやすさも変わり、同じ日数でも満足度が異なります。国立公園の入園料は日数に応じて積み上がるため、公園をまたぐ行程では現地費用の単価が上がります。少人数で車を借り切る形にすると1人あたりの負担は増え、人数が増えるほど下がります。単独参加で追加料金が設定される場合もあります。予防接種の可否や副反応、常用薬との関係、マラリアの予防内服については、渡航前に医師へご相談ください。
よくある間違い・注意点
- 黄熱の証明書を行き先の国だけで判断する — 要求されるかどうかは「どこから来たか」で決まります。乗り継ぎでリスク国の空港に12時間以上滞在した場合も対象になる国があります。
- 予防接種の日程を後回しにする — 接種は指定された施設でのみ実施され、入国の10日前までに済ませる必要があります。航空券の日程と同時に押さえてください。
- 短い日程のほうが割安だと考える — 航空券は日数に関わらず定額です。1日あたりで見ると3日が133,333円、14日が67,857円と倍近い差になります。
- 見積もりに含まれる範囲を確認せずに比べる — 入園料・ゲームドライブ・国内移動・心付けが含まれるかで同じ日額の意味が変わります。範囲をそろえてから比較してください。
- 海外旅行保険と医療搬送の費用を計算に入れない — 医療機関の少ない地域を移動するため、搬送費用まで含む補償が必要になる場合があります。保険料は「ビザ・予防接種・保険など」の欄に入力してください。
参考資料
予防接種の要件、渡航先の安全情報、入国手続きは以下の公的機関の資料で確認してください。
- 厚生労働省検疫所(FORTH) 黄熱 — 黄熱リスク国の一覧と、国・地域別の予防接種証明書の要求状況。本ページの表の出典です。
- 厚生労働省検疫所(FORTH) 海外渡航のためのワクチン — 渡航先別に必要なワクチンと接種のスケジュール。
- 厚生労働省検疫所(FORTH) 国・地域別情報 — 感染症の流行状況と注意事項。
- 外務省 海外安全ホームページ — 危険情報・感染症危険情報・安全対策基礎データ。
- 外務省 たびレジ — 渡航先の最新情報を受け取る在留届・旅行登録システム。
- 外務省 各国・地域情勢 — 査証(ビザ)や入国手続きの窓口となる大使館・領事館の情報。
- 厚生労働省 予防接種 — 予防接種制度の全体像。
- 日本貿易振興機構(JETRO) 国・地域別情報 — 各国の物価・通貨・生活事情。
- 観光庁 — 旅行業の制度と旅行者向けの案内。
- 日本旅行業協会(JATA) — 海外旅行の手配や契約に関する業界団体の情報。
よくある質問(FAQ)
ベストシーズンは?
東アフリカでは乾季が動物を見つけやすい時期とされます。ただし乾季は宿泊料金も上がりやすいため、本ツールの「1日あたりの現地費用」を時期に合わせて入れ替えて比べてください。
安全性は?
保護区内ではガイド付きの車両で行動するのが前提です。渡航先ごとの危険情報は外務省の海外安全ホームページで、感染症の状況は厚生労働省検疫所(FORTH)で確認してください。
予防接種は?
「黄熱は必須」と一括りにはできません。厚生労働省検疫所(FORTH)によれば、証明書を求められるかどうかは出発地と経由地で決まります。ケニアやウガンダは黄熱リスク国ですが、タンザニア・南アフリカ・ボツワナ・ナミビア・ジンバブエはリスク国ではなく、リスク国から来る渡航者に対してのみ証明書を求めています。
乗り継ぎだけでも証明書が要りますか
要る場合があります。タンザニア・南アフリカ・ナミビア・ジンバブエは、黄熱リスク国の空港に12時間以上滞在した乗り継ぎも証明書の対象としています。ボツワナはリスク国を経由した渡航者を対象としています。経由地を決める前に確認してください。
予防接種はいつまでに受ければよいですか
黄熱ワクチンは入国の10日前までに接種することとされ、接種は指定された施設でのみ実施されます。実施機関の予約枠は限られるので、航空券を確定する前に日程を押さえてください。
日数を延ばすと割高になりますか
1日あたりで見ると逆です。航空券は日数に関わらず定額なので、本ツールの既定値では3日で1日133,333円、14日で67,857円と半減します。総額は増えますが単価は下がります。
「1日あたりの現地費用」には何を入れますか
宿泊・食事・ゲームドライブ・国立公園の入園料・拠点間の移動・ガイドやドライバーへの心付けまで、現地で支払うものをすべて含めてください。見積書に別建てで載っている項目は「ビザ・予防接種・保険など」の欄に足します。
人数が増えると安くなりますか
車両を分け合える分は下がりますが、本ツールは1人あたりの費用を人数倍する単純な形にしています。車両を借り切る形で見積もる場合は、車両代を人数で割った額を1日あたりの現地費用に含めて入力してください。