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ドメイン+SSL+レンタルサーバー 総額計算|.com/.jp/.co.jp × お名前.com/ムームー × Let's Encrypt〜EV SSL を1年・5年で完全比較【2026年版】

ドメイン種別(.com/.jp/.co.jp/.dev 等)、取得業者(お名前.com/ムームードメイン/バリュードメイン)、SSL 種別(無料 Let's Encrypt/DV/OV/EV)、レンタルサーバ(共用/VPS/クラウド)、契約年数を選ぶだけで、1年目・5年累計・業者別最安・無料SSL 選択時の削減額を一発シミュレーション。個人ブログから企業 EC まで、Web サイト立ち上げに必要な総コストがこれ1本で完結します。

最終更新:2026年8月14日/監修:計算ツールズ編集部

ドメイン+SSL+レンタルサーバ 総額計算ツール

.co.jp は登記済み法人のみ登録可、1組織1つ制限。.dev は Google 管理で常時 HTTPS 必須。
Cloudflare Registrar は取次原価のため業界最安、初年度キャンペーン不使用でも安定。
2026年時点、Chrome は EV/OV/DV の視覚区別を廃止済。UI 上の差別化は限定的。
共用(〜1500円/月)/VPS(2000〜5000円/月)/クラウド(3000〜10000円/月)が2026年相場帯。
複数年契約でレンタルサーバは 10〜30% 割引が一般的。
Whois代行(円/年)
サーバ初期費(円)
最近は Whois 代行・初期費用ともに 0 円のサービスが増加。

コスト内訳フロー(選択構成・5年累計)

年次コスト表

ドメインSSLサーバ年次合計累計

結果の見方

Web サイトの立ち上げコストは「ドメイン取得料」だけを見て決めがちですが、実は2年目以降の更新料サーバ月額×契約年数が総額の 80% 以上を占めます。1年目キャンペーン価格に釣られると、2年目以降の請求で驚くパターンが最多です。

  • ドメイン初年度料金:多くの業者で 1円〜数百円のキャンペーン価格を提示。ただし更新料は 1,500〜5,000円/年が本来価格。
  • SSL コスト:無料 Let's Encrypt が実質的な標準。有料 SSL は「認証局の実在保証」と「トラブル時のサポート」に価値があり、金融・EC・法人サイトで採用が続く。
  • サーバ月額:共用 220〜1,500円、VPS 1,500〜5,000円、クラウド 3,000〜15,000円。個人ブログなら共用で十分、EC は VPS 以上、開発案件はクラウドが定石。
  • 2年目以降/年:更新料 + サーバ通常料金の合算。5年 TCO を評価するにはこの数字が本命。
  • 無料 SSL 選択で削減:Let's Encrypt / Cloudflare Universal SSL に切り替えた場合の 5年削減額。多くのケースで数万円〜十万円の差。

計算の仕組み

基本式

1年目 = ドメイン初年度 + Whois代行 + SSL年額 + サーバ月額 × 12 + サーバ初期費
2年目以降/年 = ドメイン更新料 + Whois代行 + SSL年額 + サーバ月額(更新割引後) × 12
5年累計 = 1年目 + 2年目以降 × 4

複数年契約の割引

レンタルサーバは「12ヶ月一括で 15% オフ」「36ヶ月一括で 30% オフ」等が定石。本ツールでは契約年数入力に応じて自動割引を適用しています(1年 0%/2〜3年 15%/5年以上 30% と仮定)。ドメインは複数年前払いで少額割引がある業者もあるが、実務では 1年更新が多い。

2026年時点のドメイン相場(更新料 円/年)

  • .com:1,500〜1,700 円(Cloudflare 原価 $9.15 ≒ 1,370円)
  • .jp:3,000〜4,000 円(JPRS 卸価格ベース、日本レジストラ限定)
  • .co.jp:3,500〜5,000 円(法人限定・1組織1つ)
  • .net:1,600〜1,900 円
  • .org:1,800〜2,200 円
  • .dev:1,600〜2,000 円(Google 管理、HTTPS 強制)
  • .io:6,000〜8,000 円(人気による高止まり)
  • .shop:4,000〜5,000 円

業者×プラン 総合比較表

ドメインレジストラ比較(.com 更新料/円・税抜)

業者.com 初年度.com 更新料.jp 更新料Whois代行特徴
お名前.com1〜1,3001,6503,300無料最大手・国内シェア1位・キャンペーン多発
ムームードメイン750〜1,0001,7283,289無料ロリポップとセット割・個人特化UI
バリュードメイン7501,5903,120無料コアサーバ・XREA連携
エックスドメイン11,4283,102無料エックスサーバ利用者は永久無料キャンペーン多発
Cloudflare1,3701,370対応外無料取次原価・キャンペーンなしの安定最安
Squarespace(旧Google)1,8001,800対応外無料シンプルUI・海外決済

SSL 証明書 種別比較(円/年)

種別相場認証発行時間用途
Let's Encrypt0DV数分個人・スタートアップ・全般
Cloudflare Universal SSL0DV即時CDN 併用サイト全般
DV SSL(有料)1,000〜10,000ドメイン所有のみ数分〜数時間個人・小規模ビジネス
OV SSL30,000〜80,000組織実在確認3〜7日企業サイト・BtoB
EV SSL50,000〜200,000厳格審査(登記等)1〜3週金融・EC・大手企業
ワイルドカード SSL10,000〜60,000DV or OVDV は数分複数サブドメイン運用

レンタルサーバ主要プラン(円/月・税込目安)

サービス種別月額ディスク特徴
ロリポップ!ライト共用220〜200GB個人ブログ最安帯
ロリポップ!スタンダード共用550〜300GBWordPress 個人〜小規模
エックスサーバ スタンダード共用990〜300GBWordPress 高速・国内定番
さくらのレンタルサーバ スタンダード共用524〜300GB老舗安定・法人利用多
ConoHa WING ベーシック共用652〜300GBWordPress 高速・キャンペーン頻繁
mixhost スタンダード共用968〜300GBアダルト可・LiteSpeed
さくらのVPS 2GBVPS1,738〜100GB SSDroot権限・エンジニア向け
ConoHa VPS 4GBVPS3,969〜100GB SSD時間課金・スケール容易
AWS EC2 t3.smallクラウド3,000〜EBS 別途1時間 $0.0208〜・世界標準
GCP e2-smallクラウド2,800〜PD 別途Sustained Use 自動割引

ケーススタディ:5つの典型パターン

① 個人ブログ:.com + ロリポップライト + Let's Encrypt

アフィリエイト個人ブログ。ドメイン初年度キャンペーン + 共用最安 + 無料 SSL。5年累計 。年間平均 2,000〜3,500 円レンジで運用可能。

② 企業サイト:.co.jp + さくらVPS 2GB + Let's Encrypt

中小企業コーポレートサイト。.co.jp で信頼性、VPS で制御性、無料 SSL でコスト抑制。5年累計 。年間平均 3〜4万円。

③ EC サイト:.com + エックスサーバ + EV SSL

年商 1億円クラスの EC。EV SSL で信頼性最大化(ただし2026年時点でChrome の視覚区別は廃止済)、エックスサーバで高速表示。5年累計 。SSL だけで年 10〜20 万円を計上。

④ 開発・検証:.dev + AWS EC2 t3.small + Cloudflare SSL

個人開発者のポートフォリオ/SaaS PoC。.dev は Google 管理で常時 HTTPS、EC2 従量、Cloudflare 経由で SSL 無料 + DDoS 保護。5年累計 。時間課金なので実運用停止時は月額 0 円近くまで下がる。

⑤ 大規模サービス:.jp + GCP e2-small × 複数 + ワイルドカード SSL

複数サブドメイン展開(api./www./admin./blog.)の SaaS 本番系。ワイルドカード SSL 1枚で全サブドメイン対応、GCP で常時稼働。5年累計 。実運用ではロードバランサー・CDN・監視で別途年 30〜100 万円が上乗せ。

SSL 種別の選び方(2026年版)

結論:99% のサイトは無料 SSL で十分

2018年に Google Chrome、2019年に Firefox が「EV 表示(緑バー・組織名表示)」を廃止し、2026年時点で DV/OV/EV の視覚的区別はほぼゼロ。ブラウザは「鍵マーク or なし」の2択でしか SSL を区別しません。結果、SSL の「認証レベル」がユーザー体験に与える差は事実上ゼロとなり、Let's Encrypt / Cloudflare Universal SSL が事実上の標準になりました。

それでも有料 SSL を選ぶ理由

  • サポート&保証:認証局が数千万〜数億円の保証金を付ける。トラブル時の相談窓口を確保。
  • 組織実在の証明:OV/EV は認証局が登記や電話確認を実施。BtoB/金融で信頼性の裏付けになる。
  • コンプライアンス要件:業界規制で OV/EV 必須の分野(一部金融・医療・公共調達)
  • SLA:無料 SSL は「保証なし」、有料は数万円〜数億円の賠償保証あり

ワイルドカード SSL の考慮

*.example.com 形式で複数サブドメインをカバーする証明書。5サブドメイン以上あるなら 1枚の DV ワイルドカード(年間 1〜3万円)が最安。Let's Encrypt もワイルドカード対応(DNS-01 challenge)で無料化可能なため、技術力があるなら Let's Encrypt が最優先。

コスト最適化テクニック

1. Cloudflare をフロントに置く

Cloudflare Free プランで、CDN・SSL・DDoS保護・DNS・キャッシュがすべて無料。バックエンドサーバは最安プランで十分になり、SSL は Universal SSL で自動。個人〜中規模サイトの黄金構成。

2. ドメインは Cloudflare Registrar に移管

Cloudflare Registrar は「取次原価」で提供。.com が 1,370円/年(キャンペーンなしの通常価格)、Whois 代行無料、更新料も同額。長期運用ではキャンペーン依存の他社より確実に安い。

3. サーバは複数年一括払い

ConoHa WING・エックスサーバともに 36ヶ月一括で 30% オフ。長期運用が確定しているなら月額換算で 3〜4割節約。

4. 独自ドメイン無料特典を活用

エックスサーバの「.com 永久無料キャンペーン」、ConoHa WING の「独自ドメイン2つ永久無料」など、サーバ契約者向けドメイン無料特典を活用すれば実質的にドメイン料金ゼロ。

5. Static Site + Cloudflare Pages / Netlify で全部無料化

Astro/Next.js/Hugo で静的サイトを生成し、Cloudflare Pages または Netlify(無料枠)にデプロイ、ドメインだけ有料。年間 1,500 円で本番稼働可能。個人ブログ/ポートフォリオ/LP は 2026年時点でこれが最安。

⚠ 当ツールは概算用です。実際の料金は各社の料金改定・キャンペーン・移管特典・独自ドメイン無料特典・ボリューム割引で大きく変動します。契約前に必ず各社公式ページで最終確認してください。

よくある質問(FAQ)

ドメイン初年度 1円のお名前.com は本当にお得ですか?

1年目だけならお得ですが、更新料 1,650円/年(.com の場合)で 2年目以降が請求されるため、5年 TCO で見ると Cloudflare Registrar(1,370円/年)や、エックスサーバ契約者の独自ドメイン永久無料特典より高くつきます。長期運用なら「更新料」で選ぶのが正解。

Let's Encrypt と有料 SSL、実際どちらを選ぶべきですか?

個人・スタートアップ・中小企業の 99% は Let's Encrypt(または Cloudflare Universal SSL)で十分です。2026年時点、Chrome を含む主要ブラウザは EV SSL の緑バー表示を廃止済のため、視覚的な信頼性向上効果はゼロ。有料 SSL を選ぶ意味があるのは「業界規制で必須」「認証局の賠償保証が必要」「BtoB で組織実在の第三者証明が有効」といったケースに限定されます。

共用サーバと VPS、どちらを選ぶべきですか?

個人ブログ/WordPress 単発なら共用(ロリポップ/エックスサーバ/ConoHa WING)で十分。月商 100万円以上の EC、独自プログラム稼働、複数サイト運用、root 権限が必要ならVPS 以上。目安は「WordPress 単独→共用」「Node.js/Python の独自アプリ→VPS」「マイクロサービス/スケール前提→クラウド」の3分岐です。

.jp と .com どちらを取るべき?

ターゲットが日本国内なら .jp(信頼感・日本市場向け)、グローバル・SaaS・スタートアップなら .com(世界標準・記憶しやすい)。両方取ってしまうのが最も安全(両方持って .jp を .com にリダイレクトする企業サイト構成が多い)。.co.jp は登記済み法人のみ登録可、1組織1つ制限があるため取得済みかは要確認。

Whois 代行は必要ですか?

個人でドメイン取得する場合は ほぼ必須。Whois 代行なしだと、あなたの氏名・住所・電話・メールが世界中に公開されます。多くの業者で無料化されているので、無料でない業者は避けるのが賢明。法人の場合は事業所情報開示が信頼性向上になるので、逆に代行しないケースもあります。

.co.jp を取るのに条件はありますか?

日本で登記済みの株式会社/有限会社/合同会社/合資会社/合名会社のみ登録可。個人事業主、任意団体、NPO、外国法人は取得不可(別途 or.jp/ne.jp/go.jp/ac.jp などの属性型JPドメインを検討)。1組織あたり1ドメインの制限もあります。

ドメインの更新忘れでサイトが消えたらどうなりますか?

更新期限を過ぎると、停止期間(30〜40日)→ 復旧期間(30日程度・高額料金必要)→ 完全削除の順で処理され、完全削除後は他人が取得可能になります。実際、大手企業でも更新忘れで数百万円かけて買い戻すケースがあります。自動更新設定 + クレジット期限管理 + 複数管理者への通知設定を必ず行ってください。

レンタルサーバの「無制限ディスク」って本当ですか?

物理的な無制限ではなく、「常識的な範囲での実質無制限」というマーケティング表現。実際には「1ファイル最大サイズ」「同時接続数」「CPU 使用率」「MySQL 接続数」「1日転送量」等の各種制限が別途あり、それに触れるとアカウント停止/プランアップグレード要請が来ます。厳密な運用需要があるなら VPS 以上のスペック明記型プランが安全です。

Cloudflare を挟むメリットは?

無料プランでも CDN・DDoS保護・SSL自動発行・DNS高速化・キャッシュ・WAF基礎機能 が全部使えます。オリジンサーバの負荷が 60〜90% 削減され、共用サーバでも十分な速度/耐障害性が確保できます。SSL は Universal SSL で自動、Argo Smart Routing(月$5)でさらに高速化。個人〜中規模サイトの標準構成として推奨。

ホスティングを AWS/GCP に載せるべきタイミングは?

月間 PV 数十万以上、スパイク性負荷(メディア・キャンペーン系)、マイクロサービス構成、独自プログラム/ML 推論を含む、DevOps 人材がいる、といった条件が揃ってから。要件が「WordPress で情報発信」レベルなら共用/VPS が圧倒的にコスパ良く、AWS/GCP は逆に月額請求で数倍損します。「作るもの・運用体制」で判断してください。

出典・参考資料

  • 株式会社日本レジストリサービス(JPRS)「.jp ドメイン価格・登録要件」 https://jprs.jp/
  • ICANN「gTLD Registry Fees」(.com/.net/.org 卸価格) https://www.icann.org/
  • Let's Encrypt 公式「Getting Started」(無料 SSL・90日更新仕様) https://letsencrypt.org/getting-started/
  • Cloudflare「Universal SSL / Registrar」(Cloudflare 経由の無料SSL/原価取次ドメイン) https://www.cloudflare.com/
  • お名前.com/ムームードメイン/エックスサーバ/ロリポップ!/ConoHa WING 各公式料金ページ(2026年8月時点)

※本記事の計算結果はあくまで概算です。実際の料金は各社の料金改定・キャンペーン・移管特典・独自ドメイン無料特典・ボリューム割引・消費税で変動します。契約前に必ず各社公式ページで最終確認してください。