CBR値 計算ツール
【ご注意】このページの計算結果・情報は参考値です。正確性・最新性は保証できません。税務・法務・お金・設計・施工・安全などに関わる判断は、公式の資料と専門家の確認のうえ、ご自身の責任で行ってください。免責事項
区間のCBRと交通量区分から、アスファルト舗装の設計CBRと必要等値換算厚TAを算出します(舗装設計便覧のTA法・信頼度90%)。
CBR値 計算ツールツール
設計CBR = 区間のCBRを 2・3・4・6・8・12・20 のうち下回らない値に切り下げたもの
必要等値換算厚 TA(cm) = 3.84 × N0.16 ÷ CBR0.3(信頼度90%)
CBR(California Bearing Ratio)は、路床土にピストンを貫入させたときの荷重が、標準の砕石での荷重の何%かを表す支持力の指標です。アスファルト舗装の厚さは、設計CBRと、設計期間10年の疲労破壊輪数 N(交通量区分 N1〜N7 で決まる)から必要な等値換算厚 TA を求め、表層・基層・路盤の各層の厚さに等値換算係数を掛けた合計が TA 以上になるように決めます(日本道路協会「舗装設計便覧」)。既定値の区間のCBR 10%は設計CBR 8、交通量区分N4(150,000回)では TA=3.84×150,0000.16÷80.3=約13.9cm です。区間のCBRは、各地点のCBRの平均から(最大−最小)÷係数を引いて求めます。
設計CBRと交通量区分ごとの必要TA(cm・信頼度90%)
| 設計CBR | N3 | N4 | N5 | N6 |
|---|---|---|---|---|
| 3 | 14.4 | 18.6 | 25.2 | 34.4 |
| 4 | 13.2 | 17.1 | 23.1 | 31.5 |
| 6 | 11.7 | 15.1 | 20.5 | 27.9 |
| 8 | 10.7 | 13.9 | 18.8 | 25.6 |
| 12 | 9.5 | 12.3 | 16.6 | 22.7 |
| 20 | 8.1 | 10.5 | 14.3 | 19.5 |
※式から計算した値です。便覧の表は丸めのため小数点以下が異なることがあります。設計CBRが3未満の路床は改良を検討します。
※本ツールはJIS/土木学会/道路土工要綱等の公的基準に基づく参考計算です。実施設計・地盤判定は地盤技術者・土木施工管理技士による最終判断が必須です。
CBR値 計算ツールの詳しい解説
CBR値は路床の支持力を数値化した指標で、アスファルト舗装の構造設計(TA法)の起点になります。同じ交通量でも設計CBRが小さいほど必要なTAは大きくなり、交通量区分が1段上がるとTAは3割前後大きくなります。路床のCBRが極端に低い場合は、舗装を厚くするより路床を改良したほうが経済的なことが多く、置換えや安定処理で構築路床を設けて設計CBRを上げる方法がとられます。
業界・現場での使い方
道路設計
舗装厚算定
地盤調査
試験報告
土木施工
品質管理
よくある間違い・注意点
- 修正CBRと設計CBRの混同 — 修正CBRは路盤材料の品質を判定する値で、路床の設計CBRとは別物です。
- 交通量を考えずに厚さを決める — 必要TAは疲労破壊輪数で大きく変わります。交通量区分を必ず確認してください。
関連する規格・公的資料
- 国土交通省 土木工事共通仕様書 — 公共土木工事の標準仕様
- 国土交通省 道路土工要綱 — 道路土工の技術基準
- 日本産業標準調査会 JIS検索 — JIS A 1210(締固め試験)他
- 日本道路協会 — 道路構造・舗装の技術基準
- 土木学会 (JSCE) — 土木技術規準
- 地盤工学会 — 地盤調査・設計
- 国土地理院 — 標高・地形データ
- 国交省 土木工事積算基準書 — 土木積算標準
- 全国地質調査業協会連合会 — 地質調査基準
- 日本建築学会 建築基礎構造設計指針 — 基礎設計
※本ツールは公的基準に基づく参考計算です。医療・法務・税務の判断は最新の告示・規格および専門家の判断に従ってください。
よくある質問(FAQ)
CBRとは?
路床の支持力指標です。ピストンを貫入させたときの荷重が、標準の砕石での荷重の何%かで表します。
設計CBR12は?
厚さは交通量で決まります。信頼度90%の必要等値換算厚TAは、交通量区分N4なら約12.3cm、N5なら約16.6cmです。