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釣りオモリ号数潮流

釣りのオモリ号数計算

水深・潮流・オモリの号数・ラインの太さから、沈下速度と着底までの秒数、流される距離と推奨号数を算出します。

最終更新:2026-05-06/監修:計算ツールズ編集部

釣りのオモリ号数計算ツール

オモリ1号は3.75gなので、15号では56.3gです。沈下速度は重量の平方根に比例するとみて0.16×√56.25=1.20m/秒を基準とし、潮流0.5ノットの係数0.851、風4m/sの0.926、ライン3号の0.893を掛けて0.84m/秒。水深20mなら20÷0.84=23.7秒で着底します。流れと風による横方向の速さは0.17m/秒で、着底までに4.0m流されます。流され量を水深の2割に収める条件では15号が推奨値です。

オモリの号数と重量の対応

号数重量主な用途
3号11.25g投げ釣りの軽い仕掛け
8号30g船からの浅場のサビキ
15号56.25g水深20〜40mの胴突き
30号112.5g水深50m以上や潮の速い場所
80号300g深場の中深海の釣り

潮流の速さと影響の目安

潮流体感対応
0.2ノット以下ほぼ止まっている軽いオモリで通用する
0.5ノット糸が緩やかに斜めになる標準的な号数で対応できる
1.0ノット着底が分かりにくくなる号数を1.5倍前後に上げる
2.0ノット以上底が取れない号数を倍にするか場所を変える

※参考計算です。製品仕様・自治体の指針・現場の条件によって結果は変わるため、実物の表示と最新の公的情報を確認してください。

釣りのオモリ号数計算の詳しい解説

底が取れないという悩みの正体は、オモリが軽いことそのものではなく、沈む速さに対して横方向に押される速さが大きすぎることです。オモリの沈下速度は重量の平方根におおよそ比例するため、号数を2倍にしても沈下は1.4倍にしかなりません。一方で潮流はラインの全長に働くので、水深が深いほど不利になります。号数をわずかに上げても改善しない場面が多いのは、この非対称な関係によるものです。

判断が分かれるのは、オモリを重くするかラインを細くするかです。号数を上げれば確実に沈みますが、竿の負荷が増して感度が落ち、根掛かりしたときの回収も難しくなります。ラインを細くすれば水中で受ける面積が減り、同じ号数でも沈下が速くなります。実際、ライン3号を1.5号に落とすだけで、オモリを2割増やすのと近い効果が得られます。ただし細糸は根ズレに弱く、強度の余裕を削る選択でもあります。

見落とされやすいのは風の影響です。船やボートは風で押し流されるため、水中の潮とは別方向に仕掛けが引かれます。潮止まりでも風が強ければラインは斜めに払い出され、着底の感触が消えます。風速4m/s程度でも横方向に毎秒4cmの成分が加わり、20mを沈む間に1m近い差が出ます。風が強い日は号数だけでなく、船の立て方や投入位置の調整も必要になります。

釣り物と場所によって最適解は変わります。胴突きで底を叩く釣りでは着底を明確に取れることが最優先ですが、タイラバや落とし込みのように沈下中の誘いが有効な釣りでは、あえてゆっくり沈む号数を選びます。同船者と号数を揃えることでオマツリを避ける配慮も実務では重要で、船宿の指定がある場合はそれに従うのが基本になります。

仕掛けの形状も無視できません。同じ号数でも、六角や小田原のように水を切る形と、丸型のように抵抗の大きい形では沈下に差が出ます。枝針の本数やエサの大きさも抵抗となり、吹き流しのように長い仕掛けでは沈下が2割前後遅くなります。号数を上げる前に仕掛けを簡素にできないかを見直すと、感度を落とさずに底が取れる場合があります。オモリの形と仕掛けの構成は、号数と同じ重みを持つ選択です。

業界・現場での使い方

遊漁船の案内

当日の水深と潮に応じた号数を乗船者に指定し、オマツリと底取りの失敗を減らします。

釣具店の接客

釣行先の条件から必要な号数の範囲を示し、そろえるオモリを提案します。

釣り教室の指導

カウントと着底の関係を数値で説明し、底取りの感覚を早くつかませます。

仕掛けの設計

ライン号数と仕掛けの抵抗を変えたときの沈下速度の差を比べ、構成を決めます。

よくある間違い・注意点

  • 号数を倍にすれば倍速く沈むと考える — 沈下速度は重量の平方根に比例するため、倍にしても1.4倍程度にしかなりません。
  • ラインの太さを考えに入れない — 太いラインは水中で大きな抵抗を受け、同じ号数でも沈下が明確に遅くなります。
  • 風の影響を潮流と同一視する — 風は船を押し流すため潮とは別方向に働き、潮止まりでも底が取りにくくなります。
  • 着底を時間だけで判断する — 実際には糸ふけや潮の変化があるため、計算値は目安として使い、感触と併用します。
  • 同船者と号数を合わせない — 沈下速度が違うと仕掛けが絡み、全員の釣りが止まります。

関連する規格・公的資料

※本ツールは公的基準に基づく参考計算です。医療・法務・税務の判断は最新の告示・規格および専門家の判断に従ってください。

よくある質問(FAQ)

水深20mで15号だと何秒で着底しますか?

潮流0.5ノット、風4m/s、ライン3号の既定値で約23.7秒、沈下速度は0.84m/秒です。

号数を上げるとどれくらい速くなりますか?

15号を30号にすると重量は倍ですが沈下は約1.4倍です。潮が速いときは号数だけに頼らない工夫が要ります。

ラインを細くする効果はどの程度ですか?

ライン3号を1.5号に落とすと、オモリを2割増やすのと近い効果があります。ただし強度と根ズレへの耐性は下がります。

推奨号数はどう決めていますか?

着底までに流される距離を水深の2割以内に収める条件で逆算しています。狙う釣り物によって基準は変わります。

潮が速いときはどうすればよいですか?

号数を上げるほか、細いラインに替える、船の立て方を変える、ポイントを移動するといった対応があります。

オモリの号数と重さの関係は?

1号が3.75gです。15号なら56.25g、30号なら112.5gとなります。

沈下中にアタリを取る釣りでは?

タイラバや落とし込みでは沈下速度そのものが誘いになるため、あえて軽めを選ぶ判断もあります。

船宿が号数を指定するのはなぜですか?

同船者の仕掛けが同じ速さで沈むとオマツリが減るためです。指定がある場合はそれに従うのが基本になります。