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ダーツ501 カウントダウン計算ツール|残点からアウトチャート即表示

ダーツ501(ゼロワン)の残り点数から、推奨フィニッシュ(アウト)を瞬時に表示する無料電卓。170〜2点の全パターン、3ダーツ・2ダーツ・1ダーツアウトを網羅し、マスターアウト(ダブルフィニッシュ)とオープンアウトの違いも解説。PDC世界戦・BDO・ハードダーツ、PERFECT/JAPAN/フェニックスなどソフトダーツトーナメント、フリー投げすべてに対応した実戦ガイドです。

最終更新:2026-07-28/監修:計算ツールズ編集部

ダーツ501カウントダウンツール

501ルールの基本

501(ゼロワン)は、501点から始めてちょうど0点にした人が勝ちとなる、ダーツ最古典かつ最重要のゲーム形式です。1レッグ=1回の501勝負、3レッグ先取や5レッグ先取などをセットとし、ベスト・オブ・11レッグのようなフォーマットが世界戦(PDC)では標準です。

スタート=501点
1ターン=3ダーツ
0点にジャストで到達=勝利
マイナスや残り1点になる投げ=BUST(ターン無効)

投げる順番はコルクを取る(ブル近くに投げて中心に近い方が先攻)のが公式。1ターンで3本を投げ切り、点数を積み上げてカウントダウンしていきます。0にジャストで到達できないとBUSTで、そのターンの得点は無効化され、投げる前の点数に戻ります。

マスターアウトとオープンアウト

マスターアウト(ダブルアウト)

最後の1本がダブル(外周の細い赤緑リング)またはブル(センターの50点)でなければアガれないルール。PDC世界戦・BDO・全ハードダーツ大会・多くのソフトダーツ大会で採用。難易度が高く、残り点数の設計(セットアップ)が勝敗を分けます。

オープンアウト(シングルアウト)

最後の1本がシングル・ダブル・トリプル・ブルどれでもOKのシンプルルール。初心者・カジュアル対戦・一部のソフトダーツトーナメントで採用。20を投げるだけでアガれるため、心理的な壁が低く、テンポの良いゲーム展開に。

マスターアウト(マスターアウト・トリプルアウト)

ダーツ501とは別ゲームの701・1001や一部のカスタムルールでは、「最後の1本がトリプル・ダブル・ブルのいずれかでアガれる」マスターアウトも存在。混同注意。

ブル・アウト(ブル25/ブル50)

センターのブルはアウターブル25点・インナーブル50点の二重構造。マスターアウトではインナーブル(50)のみダブル扱いとするルール(PDC標準)と、両方ダブル扱いとするルール(ソフトダーツの一部)があります。

ハイフィニッシュ表(100〜170点)

プロ選手が実戦で頻用する100点以上のアウトルート。170は「ビッグフィッシュ」と呼ばれる最高アウト(T20-T20-Bull)です。

残り推奨アウト備考
170T20-T20-Bullビッグフィッシュ(最高アウト)
167T20-T19-Bull3ダーツ最難度クラス
164T20-T18-Bull
161T20-T17-Bull
160T20-T20-D20プロ頻出
158T20-T20-D19
155T20-T19-D19
151T20-T17-D20
141T20-T19-D12
132T20-T16-D12
121T17-T20-D5
110T20-Bull2ダーツアウト(プロ得意)
109T19-Bull または T20-D24.5
107T19-D25
104T18-Bull
101T17-Bull
100T20-D20 または S20-Bull

170点アウトはPDC世界戦でも1試合に数回出るかどうかの高難度。マイケル・ヴァン・ガーウェンやピーター・ライトのようなトッププロは170から一発フィニッシュ成功率10%前後と報告されています。

中間アウト表(61〜99点)

試合中に最頻出する中間残点。「セットアップ→ダブル狙い」の2手構成が基本形。

残り推奨アウト備考
99T19-D21? → 実質T19-S10-D163ダーツ推奨
96T20-D18
95T19-D19
90T20-D15 または T18-D18
85T15-D20
82T14-D20
81T19-D12
80T20-D10 または D20-D20
76T20-D8
72T16-D12
68T20-D4
65T19-D4 または S25-D20
61T15-D8 または S25-D18

クローズアウト表(2〜60点)

ダブル1本または「シングル→ダブル」の1〜2ダーツ圏。この帯でのダブル成功率が勝敗を決めます

残り推奨アウト備考
60S20-D20
50Bull(ダブルブル)1ダーツアウト
40D20プロ頻出、最重要ダブル
38D19
36D18
32D16「ダブル16ルート」の基準
30D15
24D12
20D10
16D8
12D6
8D4
4D2
2D1最低アウト

プロが好む「ダブル16ルート」は、32→16→8→4→2と失敗しても常にダブル狙いに戻れる連鎖ルート。ダブル20(40)は外すと1(BUST条件)や5に散るため、心理的にダブル16(32)を残す選手が多いです。

BUST(バースト)の判定

次のいずれかに該当するとBUSTとなり、そのターンの投擲はすべて無効、点数は投げる前の状態に戻ります。

  • マイナスになる:残り40でトリプル20を投げ(60点)→-20=BUST。
  • ピッタリ0にならず残り1点:残り2でシングル1を投げ→残り1でダブルが不可能=BUST(マスターアウト時)。
  • 0点到達でもラストがダブル/ブルでない:残り40でシングル20を2本=BUST(マスターアウト時)。
  • ソフトダーツで的外し(アウトボード):ボード外を刺した場合0点扱い、ハードダーツでは弾かれて0点。

大会フォーマットとルール差

PDC(世界プロダーツ協会)

ハードダーツ(スチールチップ)世界最高峰。マスターアウト、501スタート、レッグ制、初手ダブル・イン(一部大会)。世界選手権は「ベスト・オブ・○セット」形式で、1セット=5レッグ先取など。年間賞金総額は約20億円規模。

WDF/BDO

ハードダーツのアマチュア・セミプロ大会。マスターアウト、501/701/1001など多様な形式。日本国内では日本ダーツ協会が加盟団体。

PERFECT(日本)

日本のソフトダーツプロ団体。501/701、CRICKET COUNT UPなど複数種目。マスターアウトが標準で、賞金プロツアーを開催。

JAPAN(日本)

もう1つの日本のソフトダーツプロ団体。ジャパンプロダーツ協会運営。同じくマスターアウトを基本とするが、ローカル大会ではオープンアウトも採用。

フェニックス / DARTSLIVE

ダーツマシン大手2社(DARTSLIVE社・PHOENIXDARTS社)主催の全国大会。オンライン対戦・レーティング制。マスターアウト/オープンアウトはトーナメントごとに異なる。

カジュアル・バー投げ

ハウスルールが多様。オープンアウト・BUSTなし・トリプルアウトOKなどのローカルルールが混在。事前に投げるメンバーと確認を。

ダーツの他ゲーム

301

501の短縮版。初心者向け・練習ゲーム。301スタートで0点にすればアガリ。マスターアウト適用の場合、ダブルインルール(ダブルからスタート)が絡むと難易度が跳ね上がる。

701 / 1001

501の拡張版。ゲームが長く、アベレージが露骨に出るため実力差が明確に。1001はダブルスの標準的なプロ大会形式で、集中力とスタミナが要求される。

クリケット(Cricket)

15〜20の6枚とブルを3回ずつ刺してマークを完成させ、相手より高得点を狙うゲーム。501と並ぶ二大ソフトダーツ種目。PDCワールドカップでも採用。

カウントアップ(Count-Up)

8ラウンドで総得点を競うシンプルゲーム。ソフトダーツ初心者の練習に最適。プロ選手のアベレージは700点超(1ラウンド平均約90点)。

ハーフイット(Half-It)

指定ターゲットを刺さないと得点半減のペナルティルール。集中力と正確性を鍛える練習ゲーム。

ラウンド・ザ・クロック(Round the Clock)

1〜20を順に刺していくシンプルゲーム。初心者の基本練習・ウォームアップに。

フィニッシュの戦略とセットアップ

セットアップという概念

1本目でトリプル20(60)を狙い、2本目で最終ダブルに向けた「残り数字を作る」動作をセットアップと呼びます。例:残り136=T20(-60)→S16(-16)→D30?ではなく、実際は「T20-T20-D8(残り16)」など。プロは3本すべてを設計してから投げます。

ダブル外し後のリカバリー

D16(32)を外したら、大抵はシングル16(残り16→D8)シングル8(残り8→D4)へ。ダブル20(40)を外して1点残ったらBUSTなので、ダブル20ルートはリカバリー難度が高い。

1ダーツアウトの狙い方

50(Bull)、40(D20)、38(D19)、36(D18)…と2の倍数はダブル1本アウト。残り32〜50を作れる状況はラスト1本での勝負になるため、心を静めて集中。

2ダーツアウトの黄金パターン

110(T20-Bull)、104(T18-Bull)、100(T20-D20)、95(T19-D19)、82(T14-D20)、80(T20-D10)、76(T20-D8)、72(T16-D12)などが頻出。上級者はこの範囲を「2ダーツ圏」と呼び常に狙います。

先攻・後攻の駆け引き(コルクとメンタル)

ダーツ501は先攻が圧倒的に有利とされます。先に0にすれば後攻には投げる機会が来ないため、コルクで先攻を取るのは勝負の第一歩。

  • コルクの投げ方:ブル狙いで真っすぐ投げる。両者ほぼ同じ位置に刺さった場合は再投げ。ダブルブル(インナー)が最強。
  • ラグ(Lag)の概念:ダーツ501は「常に相手より先に上がる」ゲーム。同じ翻数の投擲でも、先攻がフィニッシュ狙いに入る局面を優位に運べます。
  • プレッシャーの管理:残り40〜50点圏に入ってからのダブル狙いは、心拍数が上がり手が震えやすい。呼吸を整え、投擲リズムを一定に保つのが基本。
  • 相手の残点を意識:相手が170や100点圏に入ってきたら、こちらも高難度のダブル狙いを避けて安全策のセットアップに切り替える判断も重要。

プロレベルの目安(アベレージ)

ダーツの実力はアベレージ(Average = 1ターン3本の平均得点)で表現されます。1ダーツ平均得点や、レッグを終わらせた時点の平均得点で比較。

アベレージ(3ダーツ)レベル目安
100超PDCワールドクラスマイケル・ヴァン・ガーウェン、ルーク・ハンフリーズ級
90-100PDCツアー中位世界ランキング50位以内
80-90プロ・トッププレイヤー日本プロトップクラス
60-80ハイアマチュア県大会入賞レベル
40-60中級バー常連・ソフトAAフライト
20-40初級始めて数か月〜半年
10-20入門投げ始め

9ダーツフィニッシュ(501を9本でアガる完全試合)はダーツ最高難度の記録で、PDC世界戦では年間十数回しか出ません。基本ルートはT20×3→T20×3→T20-T19-D12(またはT20-T20-Bull)です。

よくある間違い・注意点

  • 170を「D20-T20-Bull」で投げようとする — 順序は自由ですがT20を2本+Bullが最速の170ルート。多くの初心者はD20から入ってしまい、外すとBUSTになりやすい。
  • 残り2点でシングルを狙う — 残り2はマスターアウト時D1のみ有効。シングル1→残り1でBUSTになるため、必ずD1を狙います。
  • ブル50はダブル扱いだが25は違う — インナーブル50はダブル扱い、アウターブル25はシングル扱いが標準(PDC)。ソフトダーツの一部で例外あり。
  • ダブルアウトルールを忘れて0点で歓声 — マスターアウト戦でシングルフィニッシュしても認められません。ラストがダブル/ブルであることを確認。
  • BUST判定を忘れて次ターンでプレー続行 — BUST時は残点が投擲前に戻ります。「投げた点数」ではなく「投げる前の点数」を維持。
  • 1ダーツで50が投げられるBullを避ける — 残り50はBull(インナーブル)一発でアガれます。プロは狙いに行きます。
  • コルクを取る前に投げる — 公式ルールでは先攻をコルクで決定。ジャンケンやコイントスは大会不可。
  • ソフトとハードの点数を同じと考える — ハードダーツはブル25/50・シングル1-20・ダブル・トリプル。ソフトは基本同じですが、機種によって「ブル1点式」など変則ルールあり。

参考資料・公式団体(発リンク)

※本ページのアウトチャートはPDC標準(マスターアウト・インナーブル50点をダブル扱い)に準拠しています。ソフトダーツの一部機種や地域大会ではブル判定・ラウンド数などのルール差異があります。公式戦・オンライン対戦時は必ず主催者のルールブックを確認してください。ダーツバー等で金銭を賭ける行為は刑法185条により違法です。健康的な範囲でお楽しみください。

よくある質問(FAQ)

170点アウトはどれくらい難しい?

PDCワールドクラス選手でも成功率10%前後とされ、1試合に1回出るかどうかの高難度。T20-T20-Bullが基本ルートで、3本すべてを狭い範囲に集める必要があります。「ビッグフィッシュ」の愛称で親しまれ、テレビ中継では歓声が起きる瞬間です。

残り1点になったら?

BUSTです。ダブル1点は存在しない(D1は2点)ため、残り1では絶対にアガれません。ターン無効となり、投げる前の点数に戻ります。よって残り2以下ではD1のみが有効な狙いとなります。

マスターアウトとオープンアウトの違いは?

マスターアウトは最後の1本がダブル/ブルでなければアガれないルール。PDC・BDO・多くのソフトダーツプロ大会で採用の標準ルールです。オープンアウトはシングル・ダブル・トリプルどれでもOKの初心者向けルールで、20を投げるだけでアガれます。

ダブル16ルートとは?

32→16→8→4→2と、外しても常にダブル狙いに戻れる連鎖ルート。ダブル20(40)を外すと1点に散ってBUSTのリスクがありますが、ダブル16(32)ルートなら失敗しても半分ずつ減らして再挑戦できるため、プロはこのルートに残点をセットアップする傾向があります。

ブル25とブル50の違いは?

ダーツボード中央のブル(Bull)は外側の緑リング(アウターブル)25点・内側の赤(インナーブル/ブルズアイ)50点の二重構造。マスターアウト時、PDC標準ではインナーブル50のみダブル扱い、ソフトの一部ルールでは両方ダブル扱いとします。

9ダーツフィニッシュとは?

501をわずか9本のダーツでアガる完全試合。ダーツの最高難度記録で、PDC世界戦では選手ごとに数年に1回程度。基本ルートはT20×3→T20×3→T20-T19-D12。世界初達成はジョン・ロウ(1984年)。

ソフトダーツとハードダーツの違いは?

ハードダーツはスチールチップ・紙製ボード・投擲距離2.37m。PDC世界戦の主流。ソフトダーツはプラスチックチップ・電子ボード・投擲距離2.44m。日本ではソフトが主流で、DARTSLIVE・PHOENIXのマシン設置店が全国に約5,000店。

初心者はどう練習すべき?

まずは「20の1本狙い」を徹底。狙って外さないコントロールが土台。次にT20(トリプル20)、そしてD16(ダブル16)を安定させます。501マスターアウト戦で「120点前後を安定して出せる」ようになれば中級です。

アベレージはどう計算する?

アベレージ=獲得総得点÷投げた総ダーツ数×3。1レッグでフィニッシュした場合、501÷9本×3=約167(9ダーツフィニッシュのアベレージ)。実戦では15〜21ダーツでのフィニッシュが多く、80〜100前後が中級〜上級の目安です。

ダブルインルールとは?

大会によってはスタートも「ダブル」からしか始まらないルール(ダブルイン)を採用。501点持ちからダブルを投げないと点数が減らないため、序盤にダブル狙いを続けるゲーム展開に。PDC世界選手権の一部で採用実績あり。

トリプル外しの散り先はどこ?

T20(トリプル20)を外すと1・5・上下シングル20に散ります。1点は残り1になりやすくBUST要因。この「T20周辺の1と5」の存在が、ダブル20ルート回避(→ダブル16ルート)の理由の一つです。

ダーツボード規格は?

ハード(スチールチップ)はボード外径451mm、ブルまで170mm、投擲距離2.37m、ボード中心高さ1.73m。ソフト(電子)は外径約400mm、投擲距離2.44m、中心高さ1.73m。国際規格でこれ以外の距離・高さは非公式です。