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配偶者控除178万の壁130万の壁扶養パート

配偶者控除

2026年分(令和8年分)の178万の壁+130万の壁+174万の壁を理解して働き方調整。パート主婦の給与計画の必須知識。

最終更新:2026-05-06/監修:計算ツールズ編集部

配偶者控除ツール

配偶者控除=38万(配偶者年収136万以下)

配偶者特別控除=段階的(136-207万)

本人年収1195万超で控除ゼロ

金額はすべて2026年分(令和8年分)の所得に適用されるものです。改正前は配偶者控除が年収103万円以下、配偶者特別控除が103万〜201万円でした。

配偶者年収の壁

年収意味
106万大企業パートの社会保険加入(社会保険の基準。税制改正では変わりません)
119万前後住民税がかかり始める目安。住民税の基礎控除43万円は改正されていないため、給与所得控除74万円との合計で決まりますが、非課税限度額は自治体により異なります
130万社会保険の扶養から外れる(社会保険の基準。税制改正では変わりません)
136万配偶者控除から配偶者特別控除に切り替わる(控除額38万円は同じ)
174万配偶者特別控除が満額38万円で受けられる上限
178万配偶者本人に所得税がかかり始める(給与所得控除74万+基礎控除104万)
207万配偶者特別控除が終了

2026年分(令和8年分)の所得から適用される金額です。

配偶者控除の詳しい解説

「〇〇万円の壁」は「所得税+社会保険+配偶者控除」の3種。106万or130万で社保加入すると手取りが一時的に激減します。税の側は2026年分(令和8年分)から大きく緩み、配偶者特別控除は174万円まで満額38万円、本人の所得税は178万円までゼロなので、174万まで働くのが年収的にはコスパ良です。

業界・現場での使い方

パート主婦

年収調整

学生アルバイト

扶養内

家計改善

扶養外し検討

判定は「年収」ではなく「合計所得金額」

「178万円の壁」のように年収で語られることが多いのですが、税法が実際に見ているのは合計所得金額です。パート・アルバイトのように給与だけで生活している人なら、次の式で所得に直してから判定します。

給与所得 = 給与収入 − 給与所得控除

給与だけなら年収の目安をそのまま使えますが、次のようなケースでは年収の壁だけを見ていると判定を誤ります。

  • 副業やフリマ販売の収入がある — 事業所得・雑所得は給与と合算して判定します。給与136万円ちょうど(合計所得62万円)でも、副業の所得が乗ると要件を外れることがあります。
  • 不動産の家賃収入がある — 不動産所得も合計所得金額に含まれます。
  • 公的年金を受け取っている — 公的年金等控除を差し引いた雑所得が合算対象です。
  • 株式・投資信託の譲渡益や配当がある — 特定口座(源泉徴収あり)で申告不要を選べば合計所得金額に入りませんが、確定申告をすると合算されて扶養を外れることがあります。

控除を受ける本人の所得でも控除額が変わる

配偶者控除・配偶者特別控除は、配偶者側だけでなく控除を受ける本人の所得によっても3段階で減額されます。本人の合計所得金額が1,000万円を超えると、配偶者の収入がいくらであっても適用されません。

本人の合計所得金額給与収入だけの場合の目安配偶者控除額老人控除対象配偶者(70歳以上)
900万円以下1,095万円以下38万円48万円
900万円超 950万円以下1,095万〜1,145万円26万円32万円
950万円超 1,000万円以下1,145万〜1,195万円13万円16万円
1,000万円超1,195万円超適用なし適用なし

住民税の配偶者控除は所得税と金額が異なり、本人の合計所得金額900万円以下で33万円です。上の表は所得税の控除額である点に注意してください。

上の表は本人(控除を受ける側)の所得区分で、この部分は2026年分でも改正されていません。変わったのは配偶者側の所得要件で、配偶者控除は合計所得62万円以下(給与収入136万円以下)、配偶者特別控除は合計所得133万円以下(給与収入207万円以下)になりました。なお「年収の壁」の金額や所得要件は税制改正で見直されることがあります。実際に申告する年分の金額は、国税庁タックスアンサーで最新の内容を確認してください。

よくある間違い・注意点

  • 136万で頑固に抑制 — 配偶者特別控除は174万まで満額38万円なので、174万まで働いた方が世帯手取り増
  • 130万超で社保加入 — 手取り一時的減

関連する規格・公的資料

※本ツールは公的基準に基づく参考計算です。医療・法務・税務の判断は最新の告示・規格および専門家の判断に従ってください。

よくある質問(FAQ)

160万稼ぐと世帯手取りは?

2026年分(令和8年分)からは配偶者特別控除が174万円まで満額38万円なので、税では損しません。手取りが凹むのは社会保険の130万円(大企業パートは106万円)を超えるときです。

扶養外れるメリットは?

厚生年金加入+老後保障UP

配偶者控除の節税額はいくらになる?

控除額そのものが戻るわけではなく、控除額 × 税率が税負担の減少額です。所得税率10%の世帯で配偶者控除38万円が適用されると 38万円 × 10% = 3.8万円、住民税は控除額33万円 × 税率10% = 3.3万円で、合わせて年間約7.1万円の負担減となります。所得税率は課税所得で決まるため、高所得世帯ほど同じ控除額でも節税額は大きくなります。

本人の年収が高いと控除は減る?

減ります。本人の合計所得金額が900万円(給与収入だけなら約1,095万円)を超えると38万円→26万円→13万円と段階的に縮小し、1,000万円(給与収入約1,195万円)超で適用なしになります。配偶者の年収を抑えていても、本人の所得次第で控除がゼロになる点に注意してください。