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自動車保険料

年齢条件と等級、車種や補償内容から、自動車の任意保険料の水準を試算します。

最終更新:2026-05-06/監修:計算ツールズ編集部

自動車保険料ツール

計算式と考え方

保険料は基本部分と車両保険部分に分けて計算し、最後に等級と加入経路の係数を掛けます。40代・普通乗用車・日常レジャー・年7,000km・本人限定なら、基本部分は75,000円×0.92で69,000円です。車両保険は一般型の料率4.5%を車両保険金額150万円に掛けて67,500円となり、小計は136,500円になります。14等級の割引率52%を適用すると年65,520円、月あたり5,460円です。等級による割引額は70,980円、事故で11等級に下がると翌年は約103,740円になります。

保険料を左右する主な要素

ノンフリート等級1等級から20等級まであり、20等級では約63%の割引になります。事故を起こすと3等級下がります
年齢条件21〜25歳は40代の2倍前後になります。30代以降は比較的なだらかで、60歳を超えると再び上がります
車両保険保険料の半分近くを占めることがあります。一般型と、当て逃げなどを対象外とするエコノミー型があります
加入の経路代理店型に対し、ダイレクト型は3割前後安い水準です。事故時の対応体制の違いを確認して選びます

自動車保険料の詳しい解説

自動車保険料は、事故の起こりやすさと1件あたりの損害額の見積りを、契約条件ごとに細かく反映して決まります。中心にあるのがノンフリート等級制度です。新規契約は6等級から始まり、1年間無事故なら1等級上がり、事故で保険を使うと3等級下がります。20等級では約63%の割引となる一方、1等級では2倍前後の割増になるため、同じ車、同じ運転者でも等級だけで保険料は5倍以上の開きが生じます。この差が、小さな事故で保険を使うべきかという判断を難しくしています。修理費が10万円程度の場合、保険を使うと3等級下がり、さらに事故有係数が3年間適用されるため、その間の増額分の合計が修理費を上回ることがあります。等級が下がった翌年からの保険料を試算し、修理費と比べてから使用を決めるのが実務的な手順です。年齢による差も大きく、21歳から25歳の区分は40代の2倍前後になります。これは統計上の事故率を反映したもので、若年層の運転者を家族の契約に含めると全体の保険料が跳ね上がる理由でもあります。運転者の範囲を本人限定や本人配偶者限定に絞ると割引が適用されますが、たまに運転する家族がいる場合、限定を外していないと補償の対象外になります。1日単位で加入できる保険を併用するなど、頻度に応じた使い分けが現実的です。車両保険をどうするかは、最も判断が分かれる論点です。保険料に占める割合が半分近くに達することもあり、外せば負担は大きく下がります。一方、車両保険がなければ自損事故や当て逃げの修理費は全額自己負担になります。判断の基準となるのは、車両保険金額と保険料の関係です。車両保険金額は時価に基づいて決まるため、年数が経つほど下がります。保険金額が数十万円まで下がった車に年数万円の車両保険料を払い続けるのは、期待値の面で合理的とは言いにくくなります。加えて、修理費が車両保険金額を上回ると全損扱いとなり、それ以上は支払われません。年式が古い車では、車両保険を外して同額を貯蓄に回すという選択にも一定の合理性があります。見落とされやすいのが、申告内容と実態の一致です。年間走行距離や使用目的は保険料に直接影響しますが、申告と実態が大きく異なると事故の際に問題となる可能性があります。近年は運転の挙動を記録して保険料に反映する商品も広がっています。補償内容の比較では、対人と対物を無制限にしたうえで、人身傷害保険の設定額と弁護士費用特約の有無を見るのが要点です。特に対物は、店舗や線路設備に損害を与えた場合の賠償額が数千万円に達することがあります。ここで示す金額は代表的な水準に基づく目安です。

業界・現場での使い方

保険料の見当をつける

年齢や等級、車種の条件を変えて、保険料がどの水準になるかを把握します。

保険を使うかの判断

事故で3等級下がった場合の翌年の保険料を確認し、修理費と比べます。

補償の見直し

車両保険の有無や運転者の範囲を変えたときの負担の変化を確かめます。

よくある間違い・注意点

  • 小さな事故でもすぐ保険を使う — 3等級下がり事故有係数が3年適用されます。増額分の合計が修理費を上回ることがあるため、比べてから決めてください。
  • 車両保険を惰性で続ける — 車両保険金額は時価に応じて下がります。保険金額が小さくなった車では、保険料に見合わなくなることがあります。
  • 運転者の範囲を確認しない — 本人限定のまま家族が運転して事故を起こすと補償の対象外です。範囲の設定は実態に合わせてください。

関連する規格・法規

  • 日本アクチュアリー会
  • 金融庁保険局

※本ツールは公的基準に基づく参考計算です。実際の設計・施工・法令適用は最新の告示・規格および所轄官庁の判断に従ってください。

よくある質問(FAQ)

等級はどのくらい影響しますか?

20等級で約63%の割引、1等級では2倍前後の割増です。同条件でも等級だけで5倍以上の開きが生じます。

ダイレクト型はどのくらい安いですか?

3割前後安い水準が一般的です。事故時の対応体制や特約の内容を同条件で比べたうえで判断してください。

車両保険は外してもよいですか?

車両保険金額が小さくなった車では検討の余地があります。外す場合は修理費を自己負担する前提での資金の備えが必要です。