離脱率
ページごとの閲覧数と離脱数から、離脱率と改善余地を算出します。
離脱率ツール
計算式と考え方
離脱率は「そのページで離脱した数 ÷ ページの閲覧数」で求めます。25,000回の閲覧のうち8,000回が離脱なら32%です。直帰率はこれとは異なる指標で、「そのページから始まったセッションのうち、1ページだけで終わったものの割合」を示します。入口となったセッション6,000のうち3,600が直帰なら60%です。離脱率を目標の25%まで下げられれば、1,750回が次のページへ進む計算になり、1回あたりの期待価値180円なら約31.5万円の機会が生まれます。
離脱率と直帰率の違い
| 離脱率 | そのページの閲覧のうち、そこでセッションが終わった割合 |
|---|---|
| 直帰率 | そのページから始まったセッションのうち、1ページで終わった割合 |
| 分母の違い | 離脱率は全閲覧、直帰率は入口となったセッションのみ |
| 解釈 | 高い離脱率が常に問題とは限らない。ページの役割による |
離脱率の詳しい解説
離脱率と直帰率は混同されやすい指標ですが、分母が異なります。離脱率は、そのページが閲覧された全回数のうち、そこでセッションが終わった割合です。直帰率は、そのページから訪問が始まったセッションのうち、他のページを見ずに終わった割合を示します。同じページでも両者の値は異なり、それぞれ別の観点を提供します。離脱率が高いことが、必ずしも問題を意味するわけではありません。ページの役割によって、適切な離脱率は変わります。購入完了ページ、問い合わせ完了ページ、資料のダウンロードページでは、目的を達成した利用者がそこで訪問を終えるのは自然であり、離脱率が高いのはむしろ正常な状態です。一方、商品一覧ページや記事の途中で離脱が集中しているなら、期待した情報が得られなかった可能性があり、改善の対象になります。分析の要点は、ページの役割と離脱率の組み合わせを見ることです。購入プロセスの途中にあるページで離脱率が高い場合、そこに障害があります。入力項目が多い、送料が想定外だった、決済手段が足りないといった要因が考えられます。この場合、離脱率の改善が直接的に成果につながります。記事ページでは、離脱率と滞在時間を併せて見る必要があります。滞在時間が長く離脱率も高いなら、記事を読み終えて満足した結果である可能性が高く、問題ではありません。逆に滞在時間が短く離脱率が高いなら、期待と内容が一致していない可能性があります。検索からの流入では、検索意図と記事の内容がずれている場合にこの状態が生じます。改善の手段としては、関連する情報への導線を明確にすること、次に取るべき行動を提示すること、ページ内の情報を探しやすくすることが挙げられます。ただし、無理に回遊を増やそうとして本来の情報提供を妨げると、利用者の体験を損ないます。指標の改善そのものより、利用者が求める情報にたどり着けるかという観点で設計することが、結果的に成果につながります。
業界・現場での使い方
サイト分析
ページごとの離脱率を比較し、改善対象を特定します。
導線の検証
購入プロセス上のページで離脱が集中していないか確認します。
改善効果の試算
離脱率の改善による追加遷移数と価値を見積もります。
よくある間違い・注意点
- 離脱率と直帰率を混同する — 分母が異なります。離脱率は全閲覧、直帰率は入口セッションのみが対象です。
- 離脱率が高いことを常に問題とみなす — 完了ページでの離脱は正常です。ページの役割と併せて解釈してください。
- 無理に回遊を増やそうとする — 本来の情報提供を妨げると体験を損ないます。利用者の目的達成を優先してください。
関連する規格・法規
- 業界標準
- Google Analytics等
※本ツールは公的基準に基づく参考計算です。実際の設計・施工・法令適用は最新の告示・規格および所轄官庁の判断に従ってください。
よくある質問(FAQ)
離脱率の目安は?
ページの役割によります。一般的なコンテンツで20〜35%、完了ページでは高くて当然です。
直帰率との違いは?
分母が違います。離脱率は全閲覧数、直帰率はそのページから始まったセッション数が分母です。
どのページを優先して改善しますか?
購入や問い合わせのプロセス上にあり、離脱率が高いページです。改善が成果に直結します。