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ドローン国家資格

資格の区分と講習の受講状況から、ドローン国家資格の取得費用を試算します。

最終更新:2026-05-06/監修:計算ツールズ編集部

ドローン国家資格ツール

計算式と考え方

取得費用の中心は登録講習機関の受講料です。二等の初学者コースで30万円前後、経験者コース(民間資格保有者向け)では45%程度に短縮されるため約16.5万円になります。一等は二等の約1.9倍が目安です。限定変更(夜間飛行、目視外飛行)を追加すると、それぞれ3万〜4万円程度が加わります。これに学科試験の受験料(二等8,800円、一等9,900円)、身体検査、登録免許税、交付手数料を加えたものが総額です。技能証明は3年ごとの更新が必要で、更新講習の費用も見込んでおく必要があります。

資格の区分と要件

二等立入管理措置を講じた上での特定飛行。多くの業務用途をカバー
一等立入管理措置を講じない特定飛行(レベル4)に必要
限定変更目視内・昼間・25kg未満の限定を解除する追加の講習と試験
更新3年ごと。更新講習の受講と身体検査が必要

ドローン国家資格の詳しい解説

無人航空機の操縦者に関する国家資格制度は、飛行の安全確保と産業利用の拡大を両立させるために設けられました。資格は一等と二等に分かれ、想定される飛行の類型によって必要な区分が異なります。二等は、立入管理措置を講じたうえでの特定飛行に対応し、点検、測量、農薬散布といった多くの業務用途をカバーします。一等は、立入管理措置を講じずに第三者の上空を飛行する類型に必要で、市街地での配送のような用途が想定されています。制度上の重要な点は、資格がなければ飛行できないわけではないということです。特定飛行を行う場合でも、資格を持たずに個別の許可・承認を受けて飛行する方法は残されています。資格を取得する利点は、飛行ごとの申請が簡略化または不要になることで、頻繁に飛行する事業者にとっては手続きの負担が大幅に減ります。逆に飛行の頻度が低い場合は、都度の申請のほうが費用対効果が高い場合もあり、業務の実態に応じた判断が必要です。取得の経路には、登録講習機関で講習を受けて実地試験の免除を受ける方法と、指定試験機関で直接試験を受ける方法があります。前者は費用がかかりますが、体系的な訓練を受けられ、実地試験が免除される利点があります。後者は費用を抑えられますが、独学での準備が必要となり、実地試験の合格には相応の技量が求められます。既に民間資格を保有している場合、経験者コースとして講習時間が短縮され、費用も抑えられます。機体側の要件も理解しておく必要があります。一等の資格で立入管理措置なしの飛行を行うには、操縦者の資格に加えて、機体が第一種機体認証を受けていることが必要です。資格だけを取得しても、対応する機体がなければその飛行はできません。資格取得を検討する際は、使用する機体の認証状況と合わせて計画することが重要になります。技能証明は3年ごとの更新が必要で、更新講習の受講と身体検査が求められます。この維持コストも含めた費用計画が必要です。

業界・現場での使い方

資格取得の計画

区分とコースごとの費用を比較し、取得方法を選びます。

事業計画

複数名の資格取得にかかる費用を見積もります。

取得の判断

飛行頻度と照らして、資格取得と都度申請のどちらが有利かを検討します。

よくある間違い・注意点

  • 資格がないと飛行できないと考える — 個別の許可・承認による飛行は残されています。飛行頻度に応じた判断が必要です。
  • 機体の認証を確認しない — 一等の資格があっても対応する機体認証がなければレベル4飛行はできません。
  • 更新費用を見込まない — 3年ごとの更新が必要です。維持コストを含めた計画を立ててください。

関連する規格・法規

  • 日本ロボット工業会
  • 国交省ドローン

※本ツールは公的基準に基づく参考計算です。実際の設計・施工・法令適用は最新の告示・規格および所轄官庁の判断に従ってください。

よくある質問(FAQ)

一等と二等の違いは?

一等は立入管理措置を講じない飛行(第三者上空)に必要です。二等は措置を講じた上での特定飛行に対応します。

資格がないと飛ばせませんか?

飛ばせます。個別の許可・承認を受ける方法が残されており、飛行頻度が低いならそちらが有利な場合もあります。

更新は必要ですか?

3年ごとに更新講習の受講と身体検査が必要です。維持費用として見込んでください。