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キャンセル料宿泊約款返金予約管理

宿泊予約のキャンセル料計算

宿泊料金・人数・泊数と宿泊日までの日数から、適用される料率とキャンセル料、返金額を算出します。

最終更新:2026-05-06/監修:計算ツールズ編集部

宿泊予約のキャンセル料計算ツール

宿泊代金の総額は1泊1人あたりの料金×人数×泊数です。既定値では15,000×2人×2泊=60,000円。標準の規定では宿泊日の2日前から9日前までが10%なので、7日前のキャンセルは料率10.00%となり、キャンセル料は60,000×10%=6,000円、1人あたり3,000円です。前受金30,000円から6,000円と振込手数料440円を差し引いた23,560円が返金額になります。無料で取り消せるのは宿泊日の10日前までです。

標準的な料率の区分(一般の宿泊)

取り消しの時期料率備考
連絡のない不泊100%全額の請求が一般的です
当日20%施設により50%以上の場合があります
前日20%同上
2〜9日前10%約款に定めがある場合
10日前以前無料特約がある場合を除きます

規定が厳しくなりやすい条件

条件よくある扱い
年末年始・大型連休30日前から料率が発生します
15名以上の団体人数の一部取り消しにも料率が適用されます
早期割引・前払い型取り消し不可または全額負担の場合があります
1棟貸し・特別室60日前から段階的に発生することがあります

※参考計算です。法令・約款・仕入条件は改定されるため、実際の判断は最新の告示や自社の規程で確認してください。

宿泊予約のキャンセル料計算の詳しい解説

キャンセル料の水準が施設ごとに違うのは、料率が法律で一律に決まっているわけではなく、各施設の宿泊約款で定められているためです。多くの施設が業界のモデル約款を土台にしていますが、繁忙期や団体、特別な客室については独自の特約を置くのが通例です。予約サイト経由の場合はサイト側の規定が優先されることもあり、同じ施設でも予約の経路によって取り消せる期限が変わります。金額を確認する前に、どの規定が適用されるかを先に特定する必要があります。

判断が分かれるのは、早期割引や前払い型のプランです。通常より安い代わりに取り消し不可とする条件は、対価との釣り合いが取れていれば有効と考えられている一方、消費者契約法は平均的な損害を超える違約金の定めを無効としています。全額を負担させる条項がどこまで認められるかは事案によって異なり、争いになれば個別の判断になります。施設側は再販できる可能性や告知の明確さを、利用者側は説明を受けた時点と内容を確認しておくことが実務上の備えになります。

見落とされやすいのは、料率の対象に何が含まれるかです。宿泊代金だけでなく食事や送迎、貸切風呂などの付帯サービスにも別の規定が置かれていることがあり、料理の仕入れが済んだ後の取り消しでは食事分に高い料率が適用されます。人数の一部だけを減らす変更も、団体では取り消しとして扱われます。返金の際に振込手数料が差し引かれる運用も一般的で、少額の返金では手数料で相殺されることがあります。

やむを得ない事情の扱いも条件によって変わります。台風や地震などで交通機関が止まった場合、キャンセル料を免除する運用を取る施設は多いものの、免除が義務づけられているわけではありません。旅行保険や一部のクレジットカードの付帯サービスで取り消し費用が補償される場合もあるため、加入状況を先に確認すると負担が変わります。施設側の都合で予約を受けられなくなった場合の代替手配や差額の負担についても約款に定めがあり、取り消しの規定と合わせて読むと双方の責任の範囲が見えます。金額に納得できないときは、まず約款の該当条項の提示を求め、それでも解決しないなら消費生活センターや専門家に相談してください。

業界・現場での使い方

宿泊施設のフロント業務

取り消しの連絡を受けた時点で料率と請求額を確定し、その場で案内します。

旅行会社の手配業務

複数施設の規定を比べ、日程変更と取り消しのどちらが負担が小さいかを判断します。

団体・研修の幹事

人数の増減が生じた場合の追加負担を試算し、参加者からの徴収額を決めます。

利用者の予約前の確認

無料で取り消せる期限を把握し、予定が固まらない場合の予約時期を決めます。

よくある間違い・注意点

  • どの施設も同じ料率だと思い込む — 料率は各施設の約款で定められており、繁忙期や団体では別の区分が適用されます。
  • 予約サイトの規定を確認しない — サイト経由の予約ではサイト側の規定が優先されることがあり、期限が施設の案内と異なります。
  • 宿泊代金だけで計算する — 食事や送迎などの付帯サービスに別の料率が定められている場合があります。
  • 連絡せずに行かない — 不泊は全額の請求となるのが一般的で、当日の連絡より不利になります。
  • 返金額から振込手数料が引かれることを見落とす — 少額の返金では手数料で相殺され、返金が発生しないことがあります。

関連する規格・公的資料

※本ツールは公的基準に基づく参考計算です。医療・法務・税務の判断は最新の告示・規格および専門家の判断に従ってください。

よくある質問(FAQ)

7日前に2名2泊を取り消すといくらですか?

1泊15,000円なら総額60,000円で、標準の規定では料率10%の6,000円です。

無料で取り消せるのはいつまでですか?

標準の規定では宿泊日の10日前までです。繁忙期や団体では31日前から発生することがあります。

当日の取り消しはいくらになりますか?

標準では20%ですが、施設によっては50%から100%を定めている場合があります。

連絡せずに行かなかった場合はどうなりますか?

不泊として全額を請求されるのが一般的です。遅れる見込みでも必ず連絡してください。

台風で行けない場合も請求されますか?

免除する運用の施設が多い一方、義務ではありません。早めに施設へ相談するのが確実です。

取り消し不可のプランは払い戻されませんか?

約款どおりの扱いが原則ですが、平均的な損害を超える定めは争いになる場合があります。個別の判断は専門家に相談してください。

人数だけ減らす場合も料率がかかりますか?

団体では減員も取り消しとして扱われることが一般的です。個人の予約では施設の判断によります。

返金はいつごろ行われますか?

振込では2週間前後、カード決済では締め日の関係で1〜2か月後になることがあります。