計算ツールズ
gameダメージ計算

RPGダメージ計算ツール(一般式)

攻撃力・防御力・技倍率・属性相性・会心から、多くのRPGで使われている減算式の与ダメージを計算します。

最終更新:2026-08-19/監修:計算ツールズ編集部

ダメージ計算ツール

計算式と前提

ダメージ=(攻撃力 − 防御力÷2)× 技倍率 × 属性相性 × 会心倍率(最低1)

既定値の攻撃力100・防御力50・技倍率1.5・等倍・会心なしなら、まず100−50÷2=75、これに1.5を掛けて112.5、四捨五入して113になります。属性が弱点(×2)なら225、会心(×1.5)が乗れば169、両方そろえば338です。防御力が攻撃力の2倍に達すると括弧の中が0以下になりますが、下限を1としているため最低でも1は通ります。防御力をそのまま引かず半分にしているのは、防御が攻撃に追いついた瞬間にダメージが消えるのを避けるためです。

防御力別のダメージ早見表

防御力攻撃力−防御力÷2ダメージ防御0のときとの比
0100150100%
209013590%
408012080%
507511375%
80609060%
100507550%
150253825%
20001下限に張り付く

属性相性と会心の組み合わせ

属性相性会心なし会心あり(×1.5)
半減(×0.5)5684
等倍(×1)113169
弱点(×2)225338

※どちらもこのページの計算機の出力と同じ値です。上段は攻撃力100・技倍率1.5・等倍・会心なし、下段は攻撃力100・防御力50・技倍率1.5のときの結果で、端数は四捨五入しています。

減算式ダメージの仕組みと読み方

このツールが使っているのは、攻撃力から防御力の一定割合を引いてから倍率を掛ける減算式です。防御力をそのまま引かず半分にしているのは、攻撃力と防御力が同じ桁で設計されるゲームで、防御が攻撃に追いついた瞬間にダメージが0になってしまうのを避けるためです。既定値では防御50の半分である25を引いて75、そこに技倍率1.5を掛けて113という並びになります。下限を1としてあるのは、硬い相手に対してまったく手が出せなくなる状況を防ぐ保険で、多くのタイトルが同じ考え方の下限を持っています。

設計として判断が分かれるのが、減算式にするか除算式にするかです。除算式は攻撃力の二乗を攻撃力と防御力の和で割るような形を取り、数値がどれだけ大きくなっても軽減率が一定の範囲に収まります。減算式は計算が直感的で、装備を1つ替えたときの伸びが分かりやすい代わりに、レベル差がそのまま極端な結果になります。防御が攻撃の2倍を超えると下限に張り付き、逆に防御の低い相手には過剰なダメージが出ます。数値のインフレを許容するゲームは除算式、成長を実感させたいゲームは減算式に寄る傾向があります。

見落とされやすいのは、丸めと乱数の扱いです。各段階で切り捨てるか最後にまとめて丸めるかで結果は1点から数点ずれ、相手のHPが1残るかどうかという差になります。加えて多くのRPGはダメージに数%から1割程度の乱数幅を持たせているため、同じ条件でも表示は毎回動きます。会心が「倍率を掛ける」のか「防御を無視する」のかも作品ごとに違い、後者なら防御の高い相手ほど会心の価値が跳ね上がります。属性と会心を掛け算で重ねるか足し算で扱うかも、実測しないと分かりません。

条件による違いも押さえておくと、比較の精度が上がります。ターン制のRPGでは1発の期待値がそのまま指標になりますが、アクションやリアルタイム制では手数が絡むため、秒あたりの合計量で比べないと判断を誤ります。相手の防御が高いときは技倍率を上げるより、防御無視や固定ダメージ、防御を下げる手段に切り替えたほうが伸びます。逆に弱点を突ける相手なら、既定値の113が225まで倍増するため、倍率の高い技より属性の一致を優先する場面が出てきます。実際のタイトルの式は公開されていないことがほとんどなので、検証するときは攻撃力を固定して防御力だけを段階的に動かし、減り方が直線か曲線かを見ると、減算式か除算式かの見当が付きます。

よくある間違い・注意点

  • 表示された1回のダメージだけで技を比べる — 乱数幅と会心率を織り込んだ期待値で比べないと、実戦での順位が入れ替わります。
  • 防御力を上げれば割合で硬くなると考える — 減算式では防御1ポイントが減らすのは常に一定量です。攻撃力の高い相手ほど、相対的な効果は小さくなります。
  • 属性倍率と会心倍率を足して考える — 多くの実装は掛け算です。弱点2倍と会心1.5倍が同時に乗れば3倍になり、2.5倍にはなりません。
  • 攻撃力へのバフと最終ダメージへのバフを同一視する — 攻撃力に掛かるバフは防御を引く前に効くため、防御の高い相手に対しては効きが鈍ります。
  • 下限の1が出ている状態で技倍率を上げ続ける — 括弧の中が0以下になっているので、倍率をいくら上げても1のままです。防御を下げる手段に切り替えてください。

参考資料

※このツールは公開されている一般的なダメージ式に基づく参考計算です。実際のゲームで採用されている式は公表されていないことが多く、乱数幅や丸めの扱いも作品ごとに異なります。

よくある質問(FAQ)

既定値だとダメージはいくつになりますか?

攻撃力100・防御力50・技倍率1.5・等倍・会心なしで113です。100−50÷2=75に1.5を掛けた112.5を四捨五入した値になります。

防御力を半分にして引くのはなぜですか?

攻撃力と防御力が同じ桁で設計されるゲームでそのまま引くと、防御が攻撃に追いついた時点でダメージが0になってしまうためです。係数を掛けて引けば、差が縮んでも一定量が残ります。

ダメージが1から動かないのはなぜですか?

防御力が攻撃力の2倍以上になり、括弧の中が0以下になっているためです。この式は下限を1としているので、倍率をいくら上げても1のままです。防御を下げるか、防御無視の手段に切り替えてください。

弱点を突くのと技倍率を上げるのはどちらが有効ですか?

既定値では等倍113に対し弱点で225と倍になります。技倍率を1.5から3.0に上げても225なので、同じ伸びを得るには倍率を2倍にする必要があります。属性を合わせられる場面では属性が優先されます。

会心と属性は同時に乗りますか?

この式では掛け算で重なります。弱点2倍と会心1.5倍が同時なら3倍で、既定値の113が338になります。作品によっては足し算で扱うものもあるため、実測での確認が必要です。

実際のゲームの数値と合わないのはなぜですか?

多くのタイトルは式を公表しておらず、乱数幅や段階ごとの丸め、種族補正、状態異常の補正が別に入ります。このツールは一般的な減算式の骨格を再現したもので、絶対値ではなく比較の目安として使ってください。

減算式と除算式はどう見分けますか?

攻撃力を固定したまま防御力だけを段階的に動かし、ダメージの減り方を見ます。直線的に減るなら減算式、緩やかな曲線を描いて0に近づかないなら除算式の可能性が高くなります。

DPSで比べたいときはどうすればよいですか?

1発の期待値に、命中率と会心率を織り込んでから、単位時間あたりの手数を掛けます。ターン制なら1ターンあたり、アクションなら1秒あたりにそろえて比べてください。