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張替え費用

畳・襖・障子 張替え枚数と総額

畳・襖・障子の枚数と単価から張替えの総額を項目別に積み上げ、次回の張替えの目安年と年あたりの費用まで算出します。

最終更新:2026-05-06/監修:計算ツールズ編集部

畳・襖・障子 張替え枚数と総額ツール

畳は枚数×単価×仕様の係数で求めます。既定値の12枚×9,500円×表替え係数1.00=114,000円です。襖は8枚×4,500円で36,000円、障子は襖単価の85%として6枚×3,825円=22,950円。搬出入は基本8,000円に畳1枚800円と建具1枚600円を加えて26,000円となり、総額198,950円です。表替えの周期を6年、前回から4年経過とすると次回は2028年、年あたりの費用は33,158円になります。

畳の仕様と単価の係数・張替えの周期

仕様単価の係数周期の目安内容
裏返し0.454年畳表を裏返して再利用
表替え1.006年畳表と畳縁を新調
新調2.6015年畳床から入れ替え
床の傷みが大きい場合新調を検討現地で判断沈みや凹凸が出た段階

枚数別の総額の目安(表替え・搬出入あり)

畳の枚数畳の費用搬出入畳だけの総額
6枚57,000円12,800円69,800円
8枚76,000円14,400円90,400円
12枚114,000円17,600円131,600円
20枚190,000円24,000円214,000円

※参考計算です。費用は地域・建物の状態・依頼時期で変動します。制度や規格は改定されるため、最新の告示と現地調査にもとづく見積りで確認してください。

畳・襖・障子 張替え枚数と総額の詳しい解説

畳の費用が仕様で大きく変わるのは、交換する部位が違うためです。裏返しは畳表を外して裏面を使うので材料費がほとんどかからず、表替えは畳表と畳縁を新しくして畳床は再利用し、新調は畳床ごと入れ替えます。畳床は稲わらや建材ボードでできた土台で、これが沈んだり凹凸が出たりした段階では表替えをしても歩き心地は戻りません。裏返しは一度しかできないため、新品から数えて裏返し、表替え、新調という順で寿命を使い切る流れになります。

判断が分かれるのは、日焼けや擦れが出た時点でどの仕様を選ぶかです。表面の色あせだけなら裏返しで費用を半分以下に抑えられますが、すでに一度裏返している畳では選べません。表替えを選べば見た目は新品同様になる一方、畳床の劣化は残ります。来客のある部屋か寝室かといった使い方によって、どこまで費用をかけるかの結論は変わります。畳表の等級も価格差が大きく、い草の産地や織りの密度で単価が数倍になります。

見落とされやすいのは搬出入と工期です。畳を工場に持ち帰って加工するため、朝に引き取って夕方に納めるのが一般的ですが、枚数が多い場合や表替えの内容によっては数日を要します。その間は部屋の家具を移動させておく必要があり、襖や障子も外した状態になるので生活動線に影響します。単価の比較だけでは見えない部分ですが、日程の調整は総額と同じくらい重要な検討事項です。

条件による違いもあります。湿気の多い部屋では畳表の傷みが早く、周期が短くなります。ペットや小さな子どもがいる家庭では擦れや汚れが進みやすく、和紙や樹脂の畳表を選んで耐久性を優先する例もあります。襖は片面か両面か、下地の骨組みを組み直すかで単価が変わり、障子は桟の折れがあれば張替えだけでは済みません。年あたりの費用を出しておくと、他の内装の更新と合わせた予算配分がしやすくなります。賃貸では畳と襖の張替えが原状回復の対象になるかどうかが争点になりやすく、通常の使用による経年変化は貸主の負担とされるのが原則です。枚数と単価を自分で計算できるようにしておくと、精算の内容が妥当かを確かめる手がかりになります。和室を洋室に変える改修と比べる場面でも、張替えを何回繰り返せる金額かという見方が判断の助けになります。

業界・現場での使い方

住宅の内装更新

畳と建具をまとめて張り替える場合の総額と、年あたりの負担を把握します。

賃貸物件の原状回復

退去のたびに発生する畳と襖の費用を枚数から算出し、敷金精算の妥当性を確かめます。

二世帯や来客用の和室

使用頻度の低い部屋は裏返しで抑えるなど、部屋ごとに仕様を変えた費用配分を検討します。

中古住宅の購入検討

和室の畳の状態から入居前に必要な費用を見込み、購入予算に上乗せします。

よくある間違い・注意点

  • 裏返しを何度もできると思い込む — 裏返しは畳表の裏面を使うため一度限りです。既に裏返している畳は表替えか新調しか選べません。
  • 搬出入の費用を計算に入れない — 引き取りと納品は別料金の業者があります。既定では基本料に枚数分を加えて算出しています。
  • 畳床の劣化を見ずに表替えを選ぶ — 床が沈んでいる場合は表替えをしても歩き心地は戻りません。新調が必要かを確認してください。
  • 畳表の等級を確認せず単価で比べる — い草の産地や織りの密度で単価は数倍変わります。同じ等級同士で見積りを比べてください。

関連する規格・公的資料

※本ツールは公的基準に基づく参考計算です。医療・法務・税務の判断は最新の告示・規格および専門家の判断に従ってください。

よくある質問(FAQ)

既定値では総額はいくらですか。

畳12枚の表替え、襖8枚、障子6枚、搬出入ありで198,950円です。

裏返しと表替えはどう違いますか。

裏返しは畳表を裏返して再利用し、表替えは畳表と畳縁を新しくします。裏返しは新品から一度しかできません。

張替えの周期はどのくらいですか。

裏返しが4年、表替えが6年、新調が15年を目安としています。湿気や使用頻度で前後します。

障子が襖より安いのはなぜですか。

紙の面積と下地の構成が異なるためです。既定では襖単価の85%として計算しています。

次回の目安年はどう決まりますか。

仕様ごとの周期から前回の経過年数を引いた残り年数を、現在の年に足して表示します。

搬出入を自分で行うと安くなりますか。

既定条件では26,000円の差になります。ただし畳は1枚あたり20kg前後あり、運搬には人手と車両が必要です。

和紙や樹脂の畳表はどうですか。

日焼けや擦れに強く周期が伸びる一方、単価は上がります。ペットや子どものいる家庭で選ばれる傾向があります。

襖の張替えで下地から直すべき場合はありますか。

骨組みが反っていたり枠が外れていたりする場合は、紙を張り替えても数か月で波打ちます。建具ごとの交換を検討してください。