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システムキッチンキッチン交換リフォーム費用

システムキッチン交換費用の積上げ

間口・レイアウト・グレード・追加機器からシステムキッチン交換の総額を本体・設備・内装・解体・工事に分けて積み上げます。工期の日数も同時に算出します。

最終更新:2026-05-06/監修:計算ツールズ編集部

システムキッチン交換費用の積上げツール

本体は間口の基準価格×レイアウト係数×グレード係数で求めます。既定値の間口2550mm・I型壁付け・標準グレードでは730,000円です。追加設備はレンジフードの交換130,000円、内装復旧は床面積10㎡のうち35%を単価22,000円で復旧して77,000円、解体と処分が90,000円、工事費は基準180,000円にレンジフードの取付25,000円を足して205,000円。合計で総額1,232,000円、工期は5日と算出されます。

間口とレイアウトによる本体価格(標準グレード)

間口I型壁付けI型対面アイランド
1800mm520,000円650,000円832,000円
2100mm600,000円750,000円960,000円
2400mm680,000円850,000円1,088,000円
2550mm730,000円912,500円1,168,000円
2700mm790,000円987,500円1,264,000円

追加設備と解体量の費用

項目条件費用
食洗機浅型/深型165,000円/215,000円
レンジフード本体+取付155,000円
解体と処分軽微/標準/間取り変更54,000円/90,000円/198,000円
内装復旧単価22,000円/㎡換算復旧範囲で変動

※参考計算です。費用は地域・建物の状態・依頼時期で変動します。制度や規格は改定されるため、最新の告示と現地調査にもとづく見積りで確認してください。

システムキッチン交換費用の積上げの詳しい解説

システムキッチンの見積りが読みにくいのは、同じ間口でもレイアウトによって本体の構成が変わるためです。壁付けのI型は背面と側面が壁で隠れるので化粧材が少なく済みますが、対面やアイランドでは背面と側面の仕上げが必要になり、同じ扉材でも本体価格が上がります。さらに対面化では給排水と換気の経路を移し、レンジフードのダクトを天井裏で引き直すため、本体だけでなく工事費も一段上がります。この構造を知っていると、レイアウト変更の提案に対して費用の増分の妥当性を判断できます。

判断が分かれるのは、内装をどこまで復旧するかです。既存のキッチンを撤去すると、背面の壁や床にサイズの合わない跡が残ります。キッチン周りだけを部分補修すると費用は抑えられますが、新旧の壁紙や床材の色差が目立ちます。部屋全体を張り替えれば仕上がりは揃うものの、面積に比例して費用が伸びます。年数の経った内装であれば全面、比較的新しければ部分という整理が実務では多く、経過年数と予算の兼ね合いで決めることになります。

見落とされやすいのは工期と生活への影響です。標準的な入替えでも数日は台所が使えず、水も止まる時間帯があります。間取りの変更を伴う場合は解体と造作が加わって工期が延び、内装の全面復旧を行えばさらに日数がかかります。加えて、食洗機や電気式のコンロを新設すると専用回路の増設が必要になり、分電盤の空き回路が足りなければ盤自体の交換が発生します。見積り段階で電気容量を確認しておかないと、着工後の追加工事になりやすい部分です。

条件による違いとしては、マンションと戸建ての制約差が大きく効きます。マンションでは排水の勾配を確保できる範囲でしかシンクを動かせず、対面化が構造的に難しい住戸があります。戸建てでも床下の梁の位置が排水経路を制約します。搬入経路の幅も本体の分割数を左右し、分割が増えれば現場での組立て手間が加わります。総額を比較するときは、本体のグレードよりこうした現場条件のほうが差を生む場合があると理解しておくと役立ちます。工事の期間中は仮設の流し台を置くか、外食と使い捨ての食器で乗り切るかの判断も必要で、家族の人数が多いほどこの負担は無視できません。

業界・現場での使い方

住宅の改修計画

本体・設備・内装・解体・工事に分けて総額を出し、削れる項目と削れない項目を切り分けます。

中古住宅の購入検討

既存キッチンの年数から入替えの費用を見込み、購入価格に上乗せして予算を判断します。

賃貸物件の設備更新

普及グレードで台数分の総額を試算し、家賃の設定と回収年数の検討材料にします。

二世帯化の検討

ミニキッチンの新設ではなくフルサイズを増設する場合の工事費と工期を把握します。

よくある間違い・注意点

  • 本体の価格だけで総額を見積もる — 解体と処分、内装の復旧、給排水と電気の工事を足すと本体と同程度の金額になります。
  • 内装の復旧範囲を決めずに契約する — 撤去後に壁や床の跡が残ります。復旧範囲が見積りに含まれているかを着工前に確認してください。
  • 電気容量の確認を後回しにする — 食洗機や電気式コンロの新設には専用回路が必要です。分電盤の空きがなければ盤の交換が追加になります。
  • 工期中の生活を計画に入れない — 数日は台所が使えず断水の時間帯もあります。仮設の流し台を用意するかどうかで負担が変わります。

関連する規格・公的資料

※本ツールは公的基準に基づく参考計算です。医療・法務・税務の判断は最新の告示・規格および専門家の判断に従ってください。

よくある質問(FAQ)

既定値では総額はいくらですか。

間口2550mm・I型壁付け・標準グレードで1,232,000円です。本体730,000円、設備130,000円、内装77,000円、解体90,000円、工事205,000円の合計です。

対面キッチンにすると費用はどのくらい上がりますか。

本体にレイアウト係数1.25が掛かり、工事費に80,000円が加わります。既定条件では約262,500円の増加になります。

工期は何日かかりますか。

同じ位置での入替えで部分復旧なら5日が目安です。間取りの変更や全面復旧を伴うと8日前後まで延びます。

食洗機は浅型と深型でどれくらい違いますか。

本体と取付を含めて浅型が165,000円、深型が215,000円を目安としています。深型は収納量が増える一方で下部の収納が減ります。

レンジフードだけを替えることはできますか。

可能です。既存を流用する設定にすると、本体130,000円と取付25,000円が総額から差し引かれます。

マンションでも対面化できますか。

排水の勾配を確保できる範囲でしかシンクを動かせません。住戸の構造によっては難しい場合があるため現地調査が必要です。

内装は全面と部分でどちらが良いですか。

内装の経過年数で判断します。年数が経っていれば全面のほうが仕上がりが揃い、比較的新しければ部分補修で足ります。

解体量が増えると何が変わりますか。

間取りの変更を伴う場合は解体と処分費が標準の2.2倍になり、工期も3日程度延びます。