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インターホン交換費用電源方式

インターホン交換費用と方式の差

電源の方式・親機と子機の台数・録画機能からインターホン交換の総額を算出し、電池式との10年間の総コストを比較します。

最終更新:2026-05-06/監修:計算ツールズ編集部

インターホン交換費用と方式の差ツール

本体は親機単価×台数×録画係数+子機18,000円×台数×録画係数で求めます。既定値では32,000円×1×1.35=43,200円と18,000円×1×1.15=20,700円で合計63,900円です。工事費は直結式の基本18,000円に配線工事22,000円を加えて40,000円、総額103,900円。待機電力は7Wとして年1,901円かかり、10年の総コストは122,909円です。電池式に置き換えた場合の10年は105,673円なので、差額は17,236円になります。

電源方式ごとの費用構造

項目電源直結式電池式・ワイヤレス
本体の係数1.000.85
取付の基本工事18,000円6,000円
配線工事22,000円12,000円
電池の年間費用0円1台あたり1,600円
待機電力5〜7W0.5W前後

録画機能と台数による本体価格

構成録画なし録画あり
親機1・子機150,000円63,900円
親機2・子機182,000円107,100円
親機1・子機268,000円84,600円
親機2・子機2100,000円127,800円

※参考計算です。費用は地域・建物の状態・依頼時期で変動します。制度や規格は改定されるため、最新の告示と現地調査にもとづく見積りで確認してください。

インターホン交換費用と方式の差の詳しい解説

インターホンの交換費用が方式で分かれるのは、電源の取り方が工事の内容を決めるためです。電源直結式は壁の中の配線に接続するので、既存の配線が使えれば取付だけで済みますが、チャイムしかない住宅では新たに電源と通話線を通す必要があり、壁や天井の開口を伴います。電池式のワイヤレスは配線が不要で工事が軽い代わりに、電池の交換が続き、通信が無線なので建物の構造によっては届きにくい位置が出ます。初期費用と維持費のどちらを重く見るかで結論が変わります。

判断が分かれるのは、録画機能を付けるかどうかです。録画があると不在時の来訪者を確認でき、防犯上の記録も残りますが、本体価格が上がり待機電力も増えます。10年で見ると待機電力の差は数千円にとどまるため、費用より使い方の問題として考えるほうが実態に合います。留守が多い世帯や宅配の受け取りが多い家庭では、録画と通話の転送機能の有無が満足度を大きく左右します。

見落とされやすいのは、既存配線の状態と親機の取付位置です。古い住宅では2芯の配線しかなく、映像を送る機種には対応できない場合があります。また親機は電源が必要なため、コンセントの位置によっては配線を延長するか、専用の電源を分岐する工事が加わります。玄関子機の位置も重要で、逆光になる場所に付けると映像が見えにくくなり、機種の性能とは別の問題として不満が残ります。

条件による違いとしては、集合住宅と戸建ての制約差が最も大きく効きます。マンションのインターホンは共用のエントランス設備と連動しているため、住戸内だけを交換しても連動が取れず、管理組合の計画に従うのが原則です。戸建てでは自由に選べますが、門扉と玄関の二か所に子機を置く場合や、二世帯で親機を複数置く場合は台数分の費用が加わります。10年の総コストで比べると初期費用の差が縮むことがあるので、方式の選択は年単位の数字で確認するのが実務的です。もうひとつ考慮したいのは製品の供給年数です。インターホンは通信の規格が世代ごとに変わり、十数年経つと同じ系統の後継機が入手できなくなることがあります。親機だけを交換したくても子機との互換がなく、結局は一式の更新になる例が少なくありません。長く使う前提なら、増設や機能追加の余地が残る構成を選んでおくと後の選択肢が広がります。

業界・現場での使い方

戸建ての防犯対策

録画機能の有無と台数を変えて、初期費用と10年の総コストを比べます。

賃貸物件の設備更新

複数戸をまとめて交換する場合の本体と工事の内訳を把握します。

二世帯住宅の計画

親機を複数置く場合の追加費用と、配線工事の要否を確認します。

店舗や事務所の受付

来客対応の記録を残す構成にした場合の費用と維持費を試算します。

よくある間違い・注意点

  • 既存配線の芯数を確認しない — 2芯の配線では映像を送る機種に対応できない場合があります。事前の確認が必要です。
  • 本体価格だけで方式を比べる — 電池式は初期費用が低い一方で電池代が続きます。10年の総コストで比較しないと判断を誤ります。
  • 玄関子機の設置位置を検討しない — 逆光になる位置では映像が見えにくくなります。機種の性能とは別の問題として満足度を下げます。
  • マンションで住戸内だけを交換する — 共用のエントランス設備と連動しているため、単独交換では機能しない場合があります。管理組合に確認してください。

関連する規格・公的資料

※本ツールは公的基準に基づく参考計算です。医療・法務・税務の判断は最新の告示・規格および専門家の判断に従ってください。

よくある質問(FAQ)

既定値では総額はいくらですか。

電源直結式・録画あり・親機1台と子機1台・配線工事ありで103,900円です。本体63,900円と工事40,000円の合計になります。

10年間の総コストはいくらですか。

直結式で122,909円、電池式に置き換えると105,673円です。差額は17,236円になります。

待機電力はどのくらいですか。

録画ありの直結式で7W、年間では約1,901円です。電池式は0.5W程度で年136円ほどになります。

電池式の電池代はどのくらいですか。

親機と子機を合わせた台数×1,600円を年間の目安としています。既定では2台で3,200円です。

録画機能を付けると費用はどれだけ上がりますか。

親機の本体に1.35倍、子機に1.15倍の係数が掛かります。既定の構成では13,900円の増加です。

チャイムしかない住宅でも交換できますか。

電源と通話線の敷設が必要になるため工事費が15,000円ほど加算されます。壁の構造によってはさらに開口が生じます。

配線を流用できるとどれだけ安くなりますか。

直結式では22,000円、電池式では12,000円が総額から差し引かれます。

マンションでも同じように考えられますか。

エントランス設備と連動している場合は住戸内だけの交換ができません。管理組合の更新計画に合わせる必要があります。