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培養土配合赤玉土鉢の号数

培養土の自作配合計算

鉢の号数・個数・配合の割合から、培養土に必要な各材料のL数と重量、材料費を算出します。

最終更新:2026-05-06/監修:計算ツールズ編集部

培養土の自作配合計算ツール

鉢の容量は号数の3乗におよそ0.0099を掛けて求めます。8号なら0.0099×512=5.07Lで、充填率80%なら1鉢4.06L、5鉢で20.3Lです。配合60対30対10で割り振ると赤玉土12.2L、腐葉土6.1L、バーミキュライト2.0L。1Lあたりの重さを0.65kg・0.3kg・0.13kgとすると乾燥時で10.0kgになります。元肥は用土10Lに10gとして20.3g、材料費は単価90円・70円・110円と元肥3円/gで1,804円です。

鉢の号数と容量・必要な用土量(充填率80%)

号数口径鉢の容量用土量
4号12cm0.63L0.51L
6号18cm2.14L1.71L
8号24cm5.07L4.06L
10号30cm9.90L7.92L

主な用土の性質と1Lあたりの重さ

材料1Lの重さ (乾燥)主な役割
赤玉土0.65kg骨格をつくり排水と保水を担う
腐葉土0.30kg有機物を補い通気を保つ
バーミキュライト0.13kg軽量化と保水・保肥
パーライト0.10kg排水と通気の改善

※参考計算です。製品の仕様・材料の比重・気象条件によって実際の値は変わるため、使用する材料の表示と現場での実測で確認してください。

培養土の自作配合計算の詳しい解説

用土を自作すると量の見積もりが難しくなるのは、鉢の容量が号数の3乗で増えるためです。8号から10号へ二段階上げただけで容量はおよそ倍になり、同じ感覚で材料を買うと足りません。号数は口径を3cmで割った数字であり、深さもおおむね口径に比例するため、体積は号数の3乗に近い形で増えます。数字の上では小さな差でも、実際の袋の数では大きく違ってきます。

判断が分かれるのは配合の比率です。赤玉土を多くすると排水は良くなりますが乾きやすく、夏場の水やりの回数が増えます。腐葉土を増やせば保水と肥料の持ちは良くなるものの、通気が落ちて根腐れの危険が高まります。植物の性質と置き場所の日当たり、水やりに割ける時間の三つで最適な比率は動くため、既定の6対3対1は多くの草花に無難という位置づけにとどまります。

見落とされやすいのが充填率です。鉢の縁いっぱいまで土を入れると水やりのたびに溢れるため、上端から2cmほどのウォータースペースを空けます。鉢底石を敷けばさらに容量が減り、実際に必要な用土は鉢の容量の七割から八割です。この差を見込まずに買うと、毎回のように余らせることになります。逆に鉢底石を使わない場合は必要量が増えます。

重さも計画に関わります。赤玉土は1Lあたり0.65kgあり、水を含めばさらに増えます。ベランダや屋上では積載の制限があるため、大きな鉢を並べる場合はバーミキュライトやパーライトの割合を上げて軽くする工夫が要ります。既定値の20Lでも乾燥した状態で10kgあり、潅水後は15kg近くになる計算です。

材料の質による違いも無視できません。赤玉土は硬質のものほど粒が崩れにくく、二年三年と使ううちの目詰まりが遅くなります。安価な軟質のものは一年ほどで粒がつぶれて排水が悪化し、植え替えの頻度が上がります。腐葉土も、葉の形が残る程度に発酵の浅いものは分解の途中で窒素を奪うことがあり、完熟したものを選ぶほうが安全です。市販の培養土は配合と肥料があらかじめ調整されている分だけ割高ですが、少量しか使わないなら自作より安く済む場合もあります。使う量が年間で何十リットルにもなるかどうかが、自作に切り替える目安になります。

業界・現場での使い方

家庭園芸の植え替え準備

鉢の号数と個数から必要な用土量を出し、買い足しの手間を減らします。

培養土の配合設計

割合を変えたときの各材料の量と重量の変化を確かめます。

ベランダや屋上の荷重確認

用土の総重量を把握し、積載の制限に収まるかを判断します。

園芸講座や体験教室の準備

参加者数と鉢の大きさから、必要な材料の総量を用意します。

よくある間違い・注意点

  • 号数の差を小さく見積もる — 容量は号数の3乗で増えるため、8号から10号で用土量はおよそ2倍になります。
  • 鉢の容量をそのまま用土量とする — ウォータースペースと鉢底石の分で、実際に必要なのは容量の7〜8割です。
  • 配合の合計を100%にしないまま使う — 合計で割り振る計算のため比率は保たれますが、意図した配合とずれる場合があります。
  • 重量を計算に入れない — 乾燥時でも1Lあたり0.5kg前後あり、大きな鉢を並べると積載の制限に触れることがあります。
  • 未熟な腐葉土を使う — 分解の途中で窒素を奪うことがあり、生育の初期に葉が黄色くなる原因になります。

関連する規格・公的資料

※本ツールは公的基準に基づく参考計算です。医療・法務・税務の判断は最新の告示・規格および専門家の判断に従ってください。

よくある質問(FAQ)

8号鉢を5つ植えるのに用土は何L必要ですか?

充填率80%なら20.3Lです。赤玉土12.2L、腐葉土6.1L、バーミキュライト2.0Lの配分になります。

鉢の号数と容量の関係は?

号数は口径を3cmで割った値です。容量はおおむね号数の3乗に0.0099を掛けた値になります。

配合の比率はどう決めますか?

既定の赤玉土6・腐葉土3・バーミキュライト1は多くの草花に向く配分です。乾燥に強い植物では赤玉土を増やします。

元肥はどのくらい入れますか?

緩効性の肥料で用土10Lに10g前後が目安です。製品ごとに施用量が異なるため表示を確認してください。

用土の重さはどのくらいですか?

既定値の20.3Lで乾燥時10.0kgです。潅水後は5kg前後増えるため、ベランダでは置き方に注意が必要です。

市販の培養土と自作はどちらが安いですか?

年間で数十リットル以上使うなら自作が安くなります。少量なら配合済みの製品のほうが手間も含めて有利です。

古い用土は再利用できますか?

ふるいで根とごみを除き、堆肥と石灰で調整すれば使えます。病害が出た土は避けてください。

赤玉土の硬質と軟質の違いは?

硬質は粒が崩れにくく排水が長持ちします。軟質は安価ですが1年ほどでつぶれ、植え替えの頻度が上がります。