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会葬礼状返礼品発注数葬儀

会葬礼状と返礼品の必要枚数

通夜と告別式の会葬者数から重複を差し引いて実人数を求め、礼状と返礼品の発注枚数と総額を算出します。

最終更新:2026-05-06/監修:計算ツールズ編集部

会葬礼状と返礼品の必要枚数ツール

延べ会葬者は通夜80名と告別式60名で140名です。両方に参列する割合35%を人数の少ない告別式60名に掛けた21名を重複として差し引くと、実人数は119名、1家族1.6名で割った世帯数の目安は75世帯になります。礼状は両日とも渡すため延べ140名に予備10%を加えて154枚、返礼品は重複を避けるため実人数119名に予備を加えて131個です。単価80円と700円で計算した総額は104,020円、返礼品の予備は12個になります。

会葬者数の規模別・発注数の目安 (両方参列35%・予備10%)

通夜告別式延べ実人数礼状返礼品
30名25名55名46.3名61枚51個
50名40名90名76.0名99枚84個
80名60名140名119.0名154枚131個
150名120名270名228.0名297枚251個
300名250名550名462.5名605枚509個

会葬御礼品の単価と品目の目安

単価品目の例選ばれる場面
300〜500円茶・のり・ハンカチ会葬者が多い葬儀
500〜800円菓子折り・タオル最も一般的な水準
800〜1,500円詰め合わせ・商品券親族中心の小規模葬
1,500円以上即日返しを兼ねる品香典返しと一体にする場合

※参考計算です。規約・条例・単価は地域や団体ごとに異なるため、最新の会則や見積書で確認してください。

会葬礼状と返礼品の必要枚数の詳しい解説

会葬礼状と返礼品で数え方が違うのは、両者の性格が異なるためです。礼状は参列という行為に対する挨拶なので、通夜と告別式の両方に来た方には両日とも渡すのが通例であり、延べの会葬者数が必要枚数の基準になります。一方の会葬御礼品は、同じ方に2日続けて同じ品を渡すことは避けるのが一般的で、重複を除いた実人数が基準になります。この違いを踏まえずに同じ数で発注すると、礼状が足りないか返礼品が余るかのどちらかが起こります。

実務で悩ましいのが重複の見積もりです。通夜と告別式の両方に参列する方の割合は、故人の交友関係や地域の慣習で大きく変わります。近親者や職場の関係者は両方に参列する傾向があり、遠方からの弔問客は告別式だけという場合が多くなります。平日の日程では通夜に参列者が集中する傾向もあり、この場合は通夜の人数が告別式を上回ります。重複の割合は3割から5割を目安に置き、葬儀社の担当者と過去の実績を照らして調整すると精度が上がります。

見落とされやすいのが、返礼品を1人単位で渡すか1家族単位で渡すかという方針です。夫婦や家族で参列した場合に1品としている地域もあり、その場合は実人数ではなく世帯数が発注の基準になります。ただし当日の受付で家族単位かどうかを判断するのは難しく、混乱を避けるため1人1品としている葬儀社が多いのが実情です。方針は事前に決め、受付を担当する方にも共有しておく必要があります。

発注数を決めるうえで最も重要なのは、余ることを前提にした計画です。会葬者数は予測が難しく、少なく発注して当日に不足すると取り返しがつきません。予備を1割程度確保し、余った分を返品または引き取りに応じてくれる業者を選ぶのが実務的です。日持ちのする茶や海苔といった品が選ばれるのも、余った場合に法要で使い回せるという理由があります。単価を下げて多めに用意するか、単価を上げて数を絞るかは、想定される会葬者の顔ぶれを見て判断してください。手配の順序としては、葬儀社に過去の同規模の実績を確認し、想定人数の幅を上下に見てから発注数を決めるのが現実的です。訃報の伝え方によっても参列者数は変わり、家族葬として案内した場合と一般葬として広く知らせた場合では倍以上の差が出ます。どこまで知らせるかを決めた時点で、おおよその規模はほぼ確定すると考えてよいでしょう。

業界・現場での使い方

喪主・遺族の手配

想定会葬者数から礼状と返礼品の発注数を決め、不足と過剰の双方を避ける

葬儀社の見積作成

重複を考慮した実人数を提示し、発注数の根拠を施主に説明する

印刷業者の受注

礼状の必要枚数と納期を確認し、追加印刷の可否を事前に伝える

返礼品業者の在庫調整

規模ごとの標準的な発注数を把握し、当日追加への備えを整える

よくある間違い・注意点

  • 礼状と返礼品を同じ数で発注する — 礼状は延べ人数、返礼品は実人数が基準であり、同数にすると必ずどちらかがずれます。
  • 重複を考えずに単純合計する — 通夜と告別式の両方に参列する方を二重に数えると、返礼品が大幅に余ります。
  • 予備を確保しない — 会葬者数は予測が難しく、不足すると当日に対応できません。
  • 返品の可否を確認しない — 余った分を引き取ってもらえるかで、多めに発注する判断のしやすさが変わります。
  • 数え方の方針を受付と共有しない — 1人1品か1家族1品かが現場で揺れると、渡し漏れや二重渡しが起こります。

関連する規格・公的資料

※本ツールは公的基準に基づく参考計算です。医療・法務・税務の判断は最新の告示・規格および専門家の判断に従ってください。

よくある質問(FAQ)

既定の条件では何枚必要ですか。

礼状は延べ140名に予備10%を加えて154枚、返礼品は実人数119名に予備を加えて131個です。

礼状と返礼品で基準が違うのはなぜですか。

礼状は参列ごとに渡すため延べ人数、返礼品は同じ方に重ねて渡さないため実人数が基準になります。

両方に参列する割合はどのくらいですか。

故人の交友関係によりますが3割から5割を目安に置く例が多く見られます。

会葬御礼品の単価はいくらが一般的ですか。

500円から800円が中心で、会葬者が多い場合は300円台の品が選ばれることもあります。

予備はどのくらい見ておくべきですか。

1割程度を目安にすると、当日の想定外の参列に対応しやすくなります。

余った返礼品はどうなりますか。

日持ちのする品であれば法要で使えます。業者によっては未開封分の引き取りに応じる場合があります。

1家族に1品としてもよいのですか。

地域によってはその慣習があります。ただし受付での判断が難しいため、1人1品とする葬儀社が多いのが実情です。

会葬礼状は当日印刷できますか。

当日の会葬者数に合わせて印刷する形式に対応する葬儀社もあります。追加の可否と締切を事前に確認してください。