計算ツール
dailyペット留守番相場

ペットシッター費用 計算ツール|猫・小型犬・大型犬の1回料金と日数合計を実勢相場で即算出

ペットシッター費用を、種別(猫・小型犬・大型犬)×滞在時間×日数から即算出。基本料金・延長料・交通費・鍵預かり保管料・年末年始GW割増・多頭飼い加算・損害賠償保険付帯まで、都心と地方の実勢相場を踏まえて解説します。動物取扱業第一種登録・環境省「家庭動物等の飼養及び保管に関する基準」に照らし、旅行・出張・入院時に安心して利用できるシッター選びを支援します。

最終更新:2026-08-05/監修:計算ツールズ編集部

ペットシッター費用ツール

計算式と料金構造

基本式

1回料金 = 基本料金(種別)+ 延長料金 ×(滞在時間 − 標準時間)

合計 =(1回料金 × 訪問回数 + 交通費)× 日数 × 期間割増率 × 頭数係数 + 鍵預かり料

ペットシッターの料金は「訪問1回あたり」で設定されるのが業界標準です。基本料金には概ね60分の滞在・餌やり・水替え・簡易清掃・遊び相手・状況報告までが含まれ、これを超える滞在は30分単位で500〜1,000円の延長料金が上乗せされます。訪問1回の標準的な滞在は60〜90分で、犬の散歩を含む場合は+30〜60分が一般的です。

種別ごとの料金差

猫は環境変化を嫌い自宅ケアを選ぶ飼い主が多く、需要が高いため猫60分3,000〜3,500円が中心相場。小型犬(散歩30分込み)は3,500〜4,000円、大型犬は4,500〜5,500円と、体格と散歩負荷に比例して上がります。多頭飼いは「2頭目+30〜50%、3頭目+60〜80%」が一般的で、種別が異なる(犬+猫)場合は個別に計上する会社もあります。

1日の訪問回数の考え方

猫の食事管理は1日1〜2回で成立する個体が多いですが、水分摂取量が少ないシニア猫や慢性腎臓病の猫は1日2〜3回の訪問で水替えと様子確認を行うのが安心です。犬(特に子犬・シニア)はトイレ回数が多いため1日2〜3回が推奨。訪問回数×日数で合計費用が大きく変わるため、事前にかかりつけ動物病院に必要頻度を確認してください。

ペットホテル・預かり所との比較

短期不在時の選択肢は主にペットシッターペットホテル知人預けの3つです。それぞれ得意分野が異なります。

項目ペットシッターペットホテル知人預け
費用(1日)6,000〜10,000円3,000〜8,000円お礼+実費
環境自宅(変化なし)ケージ・共有スペース知人宅(別環境)
ストレス低(猫向き)中〜高(犬でも個体差)中(環境変化あり)
感染症リスクほぼゼロあり(他個体接触)ほぼゼロ
持病対応可(投薬指示可)要相談(別途料金)難しい場合あり
台風・災害時訪問中止リスク安定的にケア継続状況次第
長期(2週間以上)費用が大きくなる相対的に割安関係性次第

「環境変化を極端に嫌う猫」「投薬・食事療法が必要な老齢犬」「多頭飼いで搬送が難しい家庭」ではシッターが第一選択、「1週間以上の不在で飼い主同士のコミュニティがある小型犬」「災害時にも安定的な収容が必要」というケースではホテルが向きます。

料金相場早見表(2026年 実勢)

複数大手ペットシッター協会(NPO法人日本ペットシッター協会・全国ペットシッター協会)加盟事業者と個人シッター(クラウドサービス経由)の公開料金を集計した実勢相場です。

種別60分基本料金90分料金延長30分散歩オプション
猫(1頭)3,000〜3,500円3,800〜4,500円800〜1,000円
小型犬(〜10kg)3,500〜4,000円4,300〜5,000円800〜1,000円+1,000〜1,500円
中型犬(〜25kg)4,000〜4,500円4,800〜5,500円900〜1,200円+1,500〜2,000円
大型犬(25kg超)4,500〜5,500円5,500〜6,500円1,000〜1,500円+2,000〜3,000円
ウサギ・小動物2,500〜3,000円3,300〜4,000円700〜900円
鳥(インコ・オウム)2,800〜3,500円3,600〜4,300円800〜1,000円
爬虫類・魚3,000〜4,000円要相談800〜1,000円

※上記は税別。都心(東京23区・大阪市中心)は上限側、地方都市は下限側で推移する傾向です。年末年始・GW・お盆は+20〜50%の期間割増が発生します。

追加費用の内訳

交通費

事業所から自宅までの往復実費。都心では1日500〜1,000円、郊外では1,000〜2,000円が一般的。片道5km超は距離加算、駐車場代実費は別途というルールが多いです。訪問回数×交通費で加算されるため、1日2〜3回訪問だと想定以上に嵩みます。

鍵預かり保管料

初回打ち合わせ後に鍵を預ける場合の保管料。500〜1,500円/期間が相場。厳重管理(金庫・GPSタグ付き専用ケース)を採用する事業者が増えており、事業者賠償責任保険と連動します。契約時に「保管期間・管理場所・複製禁止・返却方法」を必ず文書化してください。

年末年始・GW・お盆割増

12/29〜1/3・4/29〜5/5・8/13〜8/16は+20〜50%の期間割増が業界標準。長期休暇はシッター需要が集中し、繁忙期は1〜2ヶ月前予約が必須。直前予約は追加割増(+30%)が発生することも。

多頭飼い加算

2頭目+30〜50%、3頭目+60〜80%が相場。同種でケア手順が重複できるため2頭目は割安。犬と猫の混合飼育は「別種類扱い」で+70%相当を計上する会社もあります。全頭のワクチン接種証明書提出が条件です。

投薬・特別ケア

経口投薬・皮下注射(インスリン等)・点眼・耳掃除・爪切り等は1回500〜1,500円の追加。獣医師の指示書(処方箋または問診票)提出が必須で、注射系は「認定動物看護師資格」保有シッターのみ対応可能な事業者もあります。

損害賠償・傷害保険

大手加盟事業者はペットシッター賠償責任保険(対人・対物・愛玩動物)に自動加入しており、料金に含まれます。個人シッターの場合は加入有無を必ず確認。逸走・誤食・器物破損の際の補償上限(通常1事故500〜1,000万円)を契約時に確認してください。

動物取扱業登録の確認方法

ペットシッター業は動物愛護管理法に基づく第一種動物取扱業(保管)の登録が必須です。都道府県または政令市に登録し、事業所ごとに動物取扱責任者を配置する義務があります。

確認すべき登録情報

依頼前に以下を必ず確認してください。

  • 登録番号(保管):例「東京都動物取扱業登録 第 000000 号」
  • 登録年月日・有効期間:5年ごとの更新が必要
  • 動物取扱責任者名:氏名・登録日
  • 取扱業種:「保管」が含まれること(訓練・販売は別業種)
  • 事業所所在地:登録された所在地と実態の一致

これらは環境省「動物取扱業の登録情報」および各自治体の公表ページで検索可能です。無登録営業は動物愛護管理法違反(100万円以下の罰金)となり、事故時の補償にも影響します。

利用シーン別の頼み方

1〜2日の出張・小旅行

1日1〜2回訪問、餌やり・トイレ・水替え・遊び相手。猫なら1日1回でも可、犬なら2回訪問が安心。合計6,000〜15,000円目安。前日の初回打ち合わせで、鍵受渡・餌の場所・掃除場所を共有します。

3〜7日の旅行

1日2回訪問が標準。中日に室内清掃・郵便物確認をオプションで追加すると安心。合計25,000〜80,000円目安。長期になるほど1日1回訪問プランへの切り替えで費用を最適化できます。

入院・介護

投薬・給餌ケアが必要な場合はケア内容を獣医師と共有し、指示書をシッターに提示。1日2〜3回訪問、期間により10万円超もあり得ます。認定動物看護師資格保有シッターへ依頼するのが安心。

災害・緊急時

台風・大雪等でシッター訪問が中止になる場合の代替手段(近隣飼い主・親族)を事前に決めておく。契約時に「訪問不能時の対応」条項を確認。ペットの防災リュックも合わせて用意しておくと安心。

単身赴任・単発試し

初めての利用は1日単発から。相性・報告品質・時間管理を確認してから、長期・複数回契約に切り替えるのが失敗しにくい進め方です。多くの業者で初回お試し料金(10%引程度)を用意しています。

ペットロス直後・多頭のうち一頭のみ

残された頭が精神的ケアを必要とする場合、遊び時間を長めに設定(延長料金追加)。多頭のうち一頭のみのケアは可能ですが、他頭が邪魔しないよう部屋分離の準備を依頼者側で。

よくある間違い・注意点

  • 無登録シッターに依頼 — 「動物取扱業(保管)」の登録がない業者・個人は法律違反です。事故時に保険が効かず、飼い主の責任問題にも波及します。契約前に登録番号を必ず確認してください。
  • ワクチン証明書の準備不足 — 混合ワクチン・狂犬病予防注射(犬)の証明書は依頼時に提示が必須。有効期限切れは受託拒否事由となり、直前キャンセルで料金全額請求のケースあり。
  • 初回打ち合わせを省略 — 良質なシッターは初回無料または有料の事前打ち合わせを実施します。これを飛ばして当日いきなり訪問する業者は、動物のストレス・逸走リスクが高くなります。
  • 鍵の管理を文書化していない — 「保管期間」「保管場所」「複製禁止」「返却方法」を契約書に明記していないと、鍵紛失・不正使用時のトラブルの元。金庫管理を義務化している事業者を選びましょう。
  • 年末年始の予約が遅すぎる — 12月・8月・GWは需要ピーク。2〜3ヶ月前の予約が理想で、1ヶ月前でも満枠になる大手が多いです。
  • 投薬指示を口頭のみで伝える — 経口薬・注射・点眼は必ず獣医師の指示書と写真付きマニュアルで共有。誤投薬事故を防ぎます。
  • 報告レポートを軽視 — 訪問ごとの写真付き報告(LINE等)を提供する業者を選ぶこと。透明性の低い業者は事故発生時の原因特定が困難です。

関連法令・業界基準

  • 動物愛護管理法(動物の愛護及び管理に関する法律) ― 第一種動物取扱業の登録義務。ペットシッターは「保管」区分。5年ごとの登録更新が必要。
  • 動物愛護管理法施行規則 ― 動物取扱責任者の資格要件(実務経験6ヶ月以上+研修修了、または関連資格保有等)を規定。
  • 環境省告示「家庭動物等の飼養及び保管に関する基準」 ― 飼養環境(温湿度・スペース)・給餌給水・健康管理・記録保存の実務基準。
  • 狂犬病予防法 ― 犬の生涯1回の登録と毎年の狂犬病予防注射を義務化。証明書提示がシッター利用の前提。
  • 個人情報保護法 ― 鍵預かり・住所・不在情報等の取扱いに関する取決め。シッター事業者は個人情報保護方針の掲示が推奨。
  • ペットシッター賠償責任保険(各損保) ― 東京海上日動・損保ジャパン・三井住友海上等が引受。対人・対物・愛玩動物の3補償が標準。

参考文献・公的資料

ペットシッター利用の詳細ルールや事業者情報は、以下の公的機関資料を参照してください。

※本ページの料金は複数事業者の公開料金を集計した参考相場です。実際の契約金額は事業者・エリア・時期・特別ケア内容により変動します。契約前に必ず動物取扱業登録番号賠償責任保険加入を確認し、初回打ち合わせで料金明細を書面で受け取ってください。投薬・注射など医療行為に該当する処置は、獣医師の指示書に基づき、資格保有シッターへ依頼してください。

よくある質問(FAQ)

ペットホテルとシッター、どちらが良い?

環境変化に敏感な猫やシニア動物、多頭飼い・投薬中の犬は自宅ケアのシッターが向きます。1週間超の長期・災害時の安定収容が必要ならホテル。感染症リスクはシッターがほぼゼロ、ホテルは他個体接触があるためワクチン必須です。

鍵を預けるのは不安。どう管理される?

大手事業者は金庫・GPSタグ付き専用ケースで管理し、複製禁止・返却期限を契約書に明記します。ペットシッター賠償責任保険で鍵紛失時の損害も補償対象。契約書に「保管期間・場所・返却方法」が書かれているか確認してください。

リピート割引はある?

継続利用で10〜20%の割引を提供する事業者が一般的。年間契約や月契約に切り替えると更に割安になる場合も。ただし年末年始等の期間割増は割引対象外というルールが多いです。

年末年始やGWは何割増?

12/29〜1/3・4/29〜5/5・8/13〜8/16は+20〜50%が業界標準。人気事業者ほど割増率が高い傾向で、繁忙期は2〜3ヶ月前予約が必要。直前予約は+30%程度の追加割増が発生する場合があります。

初回打ち合わせは無料?

大手事業者は初回30〜60分無料が一般的。個人シッターは1,000〜3,000円有料の場合も。目的は動物との対面・ケア手順の共有・鍵受渡・保険条件の確認。省略できない工程です。

投薬や注射はしてもらえる?

経口投薬・点眼は獣医師の指示書提示で対応可能。皮下注射(インスリン等)は「認定動物看護師」保有シッターのみ対応というケースが多いです。契約前に対応可否と追加料金(1回500〜1,500円)を確認。

多頭飼いの料金はどう決まる?

1頭目フル料金、2頭目+30〜50%、3頭目+60〜80%が相場。犬+猫のように種別が異なる場合は「別個体扱い」で+70%相当を上乗せする会社もあります。全頭のワクチン証明書提示が必要です。

台風・大雪でシッターが来られない時は?

気象警報時は訪問中止となる契約が一般的。事前に「訪問不能時の代替手段(近隣飼い主・親族)」を決めておき、契約書の「訪問中止条項」を確認しましょう。3日間以上不在の場合はホテル併用が安心です。

ペットシッターは資格が必要?

国家資格ではないですが、事業者は第一種動物取扱業(保管)の登録が必須。動物取扱責任者は「実務経験6ヶ月+研修修了」または「愛玩動物飼養管理士・愛玩動物看護師(国家資格)」等の資格が要件。無登録営業は違法です。

賠償責任保険に入っているか確認するには?

契約書または見積書に保険会社名・補償内容・上限額が明記されているか確認。大手加盟事業者は自動加入。個人シッターは保険証券の写しを見せてもらうと安心です。対人・対物・愛玩動物の3補償が標準。

SNSに預けたペットの写真を上げてほしくない

契約時に「SNS掲載NG」と明示すれば掲載されません。逆に許可した場合でも「顔・住所特定情報の非掲載」を条件にできます。個人情報保護と広告利用のバランスを事前に相談してください。

ペット共済・保険とシッター料金は別?

ペット保険はペット自身の医療費が対象で、シッター費用は補償対象外です。ただし「入院・手術中の付き添いシッター」に対する特約を提供する保険会社(一部)もあります。