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AI 3Dモデル生成

AIで3Dモデルを生成するときの月額を試算する無料電卓。サービスと月に作るモデル数を入れると、プランの基本料と超過ぶんを足した月額を表示します。既定は月20体で$30です。

最終更新:2026-05-06/監修:計算ツールズ編集部

AI 3Dモデル生成ツール

計算式と前提

月額 = プラン基本料 + 切り上げた超過体数 × 超過単価

超過体数 = 月のモデル数 − プランに含まれる体数(マイナスなら0)

既定はLuma AI・月20体で、プランに含まれる30体の範囲に収まるため基本料の$30だけが表示されます。同じ20体でもMeshyなら$20、Kaedimなら$60です。Kaedimはプランに含まれる体数が10体と少なく、超過単価も1体$3と高いので、体数を増やすとほぼ比例して伸びます。

本ツールが持っている前提は次のとおりです。Luma AIは基本料$30・込み30体・超過1体$0.5、Meshyは基本料$20・込み100体・超過1体$0.2、Kaedimは基本料$30・込み10体・超過1体$3。表示は整数ドルに丸めます。

月のモデル数別 月額の早見表

すべて本ツールに実際に入力して表示された値です(単位はドル)。

月のモデル数Luma AIMeshyKaedim
5体$30$20$30
10体$30$20$30
20体$30$20$60
30体$30$20$90
50体$40$20$150
100体$65$20$300
200体$115$40$600
500体$265$100$1,500

前提のうち、公式ページで裏が取れたものと取れなかったものを分けて示します。

前提本ツールの値公式ページで確認できたこと
Luma AI の基本料$30/月個人向けの最下位プランが月$30(年払いなら年$300)であることは公式の料金ページで確認できました。ただし含まれるのは体数ではなくクレジット(10,000クレジット)で、体数換算は本ツールの前提値です。
Meshy の無料枠本ツールでは扱っていない無料ユーザーには毎月100クレジットが付与され、毎月1日0時(UTC)にリセットされると公式FAQに記載があります。
Meshy の有料プラン$20/月・込み100体料金ページの金額はスクリプトで描画されており、確認できませんでした。本ツールの前提値です。
Kaedim のプラン$30/月・込み10体・超過$3料金ページに接続できず、確認できませんでした。本ツールの前提値です。
生成物の商用利用本ツールでは扱っていない無料プランで作った資産にはCC BY 4.0ライセンスが付き、有料プランでは作成した資産を自分が所有して配布・販売できるとする運用が公式FAQに記載されています(サービスにより異なります)。

体数で比べても答えが出ない理由

3社で料金の形がこれほど違うのは、売っているものが同じ「3Dモデル1体」ではないからです。文章や画像から自動でメッシュを起こすタイプは、処理がほぼ計算資源だけで完結するので、1体あたりの単価を下げられます。本ツールでMeshyの込み体数を100体、超過を1体$0.2と置いているのはこの型です。一方、生成したメッシュを人手で整えてから納品する型では、1体ごとに人の作業時間が乗るため、込み体数が10体・超過1体$3といった水準になります。早見表で月100体を見ると$20と$300で15倍の開きがありますが、これは同じ品質のものが15倍の値段で売られているという意味ではありません。

実務でいちばん判断が分かれるのは、生成されたモデルを「そのまま使えるか」です。AIが起こしたメッシュは、見た目は近くてもポリゴン数が過剰だったり、面の流れ(トポロジー)が整っていなかったり、UV展開が実用に耐えなかったりします。ゲームやリアルタイム描画で使うなら軽量化とリトポロジーが要り、この工数は生成の本数を増やしても減りません。逆に3Dプリントで一体成型するだけなら、トポロジーの美しさは問われず、造形できる厚みと閉じたメッシュであることのほうが効きます。用途を先に決めないと、単価の比較そのものが成立しません。

見落とされやすいのがライセンスです。ある主要サービスの公式FAQには、無料プランで作成した資産にはCC BY 4.0ライセンスが付与され、有料プランに加入している場合は作成したすべての資産をユーザーが所有し、配布・販売する権利を持つと書かれています。CC BY 4.0は出所の表示が条件になるライセンスなので、無料枠のまま商用の制作物に組み込むと、クレジット表記の義務が付いて回ります。試作を無料で回して本番だけ有料に切り替える運用では、無料枠で作った資産が本番に混ざらないよう管理が必要です。あわせて、対応するファイル形式(fbx・obj・stl・gltf・glb・usdz・blendなど)とアップロードの容量上限、生成データが保管される国も、公式の記載を確認しておくと後戻りが減ります。

権利面では、生成物そのものの扱いも押さえておく必要があります。文化審議会著作権分科会法制度小委員会が令和6年3月15日に取りまとめた「AIと著作権に関する考え方について」は、AIは法的な人格を有しないため著作権法上の「創作する者」には該当せず、AI生成物が著作物に当たると判断される場合の著作者は、そのAIを利用して創作した人になると整理しています。侵害の判断は類似性と依拠性で行われ、開発・学習段階で当該著作物を学習していた場合には依拠性が認められると考える、とも書かれています。既存のキャラクターや製品を参照して3D化する使い方は、著作権だけでなく意匠権や商標権にも触れ得ます。この文書自体に法的拘束力はないと明記されているので、商用の案件では弁護士や弁理士に確認してください。

用途によって最適な選び方も変わります。個人が3Dプリント用の小物を作るだけなら、無料枠と最下位プランで足りることがほとんどで、早見表の上半分の行しか使いません。ゲーム開発で背景の小物を大量に埋める場合は体数が効いてくるので、込み体数の多いプランと後処理の自動化をセットで考えることになります。製品デザインの検討用に高い精度を求める場合は、体数より1体あたりの仕上がりが優先されるため、単価の高いサービスのほうが結果的に安く付くこともあります。いずれの場合も、価格は改定が頻繁なので、契約前に各社の料金ページで最新の内容を確認してください。

よくある間違い・注意点

  • 1体あたりの単価だけで比べる — 自動生成のみのサービスと、人手の後処理まで含むサービスでは納品物が違います。早見表の月100体で$20と$300の差は、品質と工程の差でもあります。
  • クレジット制を「何体作れるか」で固定して考える — 生成の方式や解像度によって1体あたりの消費クレジットが変わります。含まれる体数は、あくまで代表的な使い方での目安です。
  • 無料枠で作った資産をそのまま商用に使う — 無料プランの生成物にCC BY 4.0ライセンスを付けているサービスがあります。この場合、出所の表示が条件になります。
  • 生成したメッシュがそのまま使えると考える — ポリゴン数の削減、トポロジーの整理、UV展開、リグ付けが別途必要になることがあります。この工数は体数を増やしても減りません。
  • 既存のキャラクターや製品を参照して生成する — 著作権のほか、意匠権・商標権にも触れ得ます。AI生成物の侵害は類似性と依拠性で判断されます。
  • 本ツールの前提値を公表価格として引用する — 確認できたのはLuma AIの最下位プランの月額と、Meshyの無料クレジットの付与量だけです。他は本ツールの前提値です。

参考資料・出典

※ 海外サービスの料金はドル建てで、プラン構成の変更も頻繁です。本ツールの金額は前提値であり、契約前に各社の料金ページで最新の内容を確認してください。権利関係の具体的な判断は、弁護士・弁理士にご相談ください。

よくある質問(FAQ)

品質は?

用途によります。3Dプリントやアバターの小物のように、閉じたメッシュであれば足りる使い方では実用に耐えます。ゲームのリアルタイム描画に載せる場合は、ポリゴン数の削減や面の流れの整理が別途必要になることが多く、生成しただけでは終わりません。

テクスチャは?

生成と同時に付くサービスのほか、手持ちのモデルをアップロードしてテクスチャだけを生成する機能を持つものもあります。アップロードできる形式やファイルサイズには上限があるため、公式の記載を確認してください。

ファイル形式は?

主要サービスの公式FAQでは、テキストや画像からの生成で fbx・obj・usdz・glb・stl・blend 形式のダウンロードに対応し、テクスチャ生成向けのアップロードは fbx・obj・stl・gltf・glb に対応すると案内されています。用途に必要な形式が含まれているか、先に確認してください。

既定で$30と表示されるのはなぜですか?

既定がLuma AI・月20体で、本ツールが置いたプラン込みの30体に収まるため、基本料の$30だけが出ます。サービスをMeshyに変えると$20、Kaedimに変えると$60になります。

体数を増やしても金額が変わらないのはなぜですか?

プランに含まれる体数の範囲内だからです。Meshyの前提は込み100体なので、5体でも100体でも$20のままで、200体で$40に上がります。

無料で使える枠はありますか?

あります。主要サービスの公式FAQでは、無料ユーザーに毎月100クレジットが付与され、毎月1日0時(UTC)にリセットされると案内されています。ただし無料プランの生成物にはCC BY 4.0ライセンスが付く運用があり、商用利用では出所の表示が条件になります。

生成した3Dモデルの権利はどうなりますか?

サービスの利用規約と、著作権法の両方を見る必要があります。有料プランでは作成した資産をユーザーが所有し販売できるとするサービスがある一方、著作権法の側では、AIは「創作する者」に該当せず、AI生成物が著作物に当たる場合の著作者はそのAIを使って創作した人だと整理されています。既存の作品に類似し依拠している場合は侵害となり得るため、商用の案件は弁護士・弁理士にご相談ください。