pH/pOH関係 計算ツール
pH/pOH関係の詳しい解説
25℃の水溶液では、水素イオン濃度と水酸化物イオン濃度の積が常に一定(水のイオン積 Kw = 1.0×10^-14)に保たれます。この関係から pH + pOH = 14 が成り立ちます。pH 7なら pOH も 7 で、中性です。pH 3の酸性溶液では pOH は 11 となり、水素イオン濃度は 10^-3 mol/L、水酸化物イオン濃度は 10^-11 mol/L です。pHが対数目盛である点が重要で、pHが1違うと水素イオン濃度は10倍違います。pH 3の溶液は pH 5の溶液より100倍酸性が強いことになります。注意すべきは、pH+pOH=14 が成り立つのは25℃においてであるという点です。水のイオン積は温度によって変化し、温度が上がるとKwは大きくなります。60℃では中性のpHは約6.5になります。これは水が酸性になったのではなく、中性の基準点自体が移動しているためです。
このツールの使い方
pHの値を入力すると、対応するpOH、水素イオン濃度、水酸化物イオン濃度が表示されます。25℃を前提とした計算です。温度が異なる場合は水のイオン積が変わるため、中性の基準点も移動する点にご注意ください。
よくある間違い・注意点
- pHの差を線形に捉える — 対数目盛です。pHが1違うと水素イオン濃度は10倍違います。
- pH7が常に中性と考える — 25℃での話です。温度が上がると水のイオン積が変わり、中性のpHは7より小さくなります。
よくある質問(FAQ)
Kwとは何ですか?
水のイオン積で、[H+][OH-]の値です。25℃では1.0×10^-14になります。
pHが14を超えることはありますか?
あります。非常に濃い強塩基溶液では14を超え、強酸では0を下回ることもあります。
温度で中性のpHはどう変わりますか?
温度が上がるとKwが大きくなり、中性のpHは下がります。60℃では約6.5です。
※本ツールの計算結果は概算です。税務・医療・法律にかかわる判断は、税理士・医師・弁護士など専門家にご相談ください。